それと…
ダラス君さぁ‼‼何やってんのマジで⁉
1643年8月12日
ムー大陸の空を同盟軍航空機が覆いつくす。
目標はアルー、そしてバルクルス基地である。
払い下げのHe111を使用するムーと爆撃機型ゲルニカがアルーの町に爆撃を開始した。
「おい!バルクルスからのアンタレスはまだか!」
「そ、それが、バルクルス基地も敵機の応戦に手一杯で援軍は無理だと!」
その時彼らの上空にロケット弾を積んだマリンが現れ、一斉発射されたロケット弾が陣地を破壊し炎が嘗め回す。
ムー軍を主体とした第二文明圏軍が進撃を開始する。
既に形骸化したグラ・バルカス帝国軍は降伏する部隊も現れるが、既に同盟軍は白旗降伏のみと決めていたので不幸な事態も相次いだ。
◇◆◇◆
バルクルス基地
「…!レーダーに反応あり‼敵機50機前後!」
「アンタレス発進!」
アンタレスは次々離陸し、ドイツ軍のDo215爆撃機を捉えるが…
「クソッ長ッ鼻だ!」
護衛のFw190が攻撃を仕掛けてきたのだ。
これでは爆撃機に近づくことすらままならない。
しかし基地上空になると対空砲も加わり苛烈さが増す。
『コースよし!投下!』
爆撃機の腹から丸々太った爆弾がバルクルス基地に落とされていく。
◇◆◇◆
作戦指令室
「敵爆撃機、対空砲攻撃ラインを突破しました!」
「対空砲陣地攻撃用意始め」
「戦闘機隊は砲弾に巻き込まれないよう距離を置け」
「指令、念の為防空壕に退避しましょう」
「いや、あのGAに煮え湯を飲ませたドイツの事だ、どの様な戦いか目に焼け付けねば。」
「分かりました」
◆◇◆◇◆
程なくして爆弾が基地に炸裂し、衝撃波が指令室のガラスを振るわせる。
「ッ、対空砲はどうなっている」
「報告では撃墜多数とあります、一部では小型ロケットと見られる物によって撃破されているようですが」
「やはりここは防空壕へ…」
ドカン!
滑走路に1t爆弾が投下され、衝撃波で指令室の面々は吹き飛ばされた。
◇◆◇◆
数10分後ドイツ軍機が飛び去って行き、危機は去った。
「パース大佐!無事か!?」
爆撃から逃れたガオグゲルは作戦指令室にすっ飛んできた。
そこに広がっていた光景は悲惨なものであった。
ガラスが全て割れ、床には遺体袋が数体分並び、うめき声の中軍医が忙しく動き回っていた。
「中将殿!ご無事でしたか!」
「ああ、防空壕に引きずり込まれてな。そんな事よりパース大佐はどうした!」
「大佐はいま外の救急テントで治療を受けていますが相当ひどいですよ、お会いするのはしばらく待った方が…」
「生きてはいるのだな?」
「ええ…」
それを聞くと同時に安堵感からかその場に座り込む。
「中将殿⁉おおいだれか手を貸してくれ!」
「いや、大丈夫だ…それより先程から兵がざわついているが何なんだ?」
「それは…これを」
軍医はガオグゲルに1枚の煤けた紙を渡す。
「如何やら最後の方に一緒に撒いたようです」
『アルーは我々の手に下った、今やバルクルス基地は風前の灯火である。
総攻撃を行えばたちまち諸君らは骸になり果てる。
諸君らは戦後帝国を支える人材である、その人材がここで亡くすにはあまりに惜しい。もし命が大事であれば我々同盟軍に沿った降伏方法を取ってほしい。その方法は…』
…と、降伏勧告ビラであった。
「ふざけおって‼」
ガオグゲルはビラを破り捨てると叫ぶ。
「栄光あるグラ・バルカス帝国軍がこれしきで負ける物か!滑走路の修理を急げ!移動式の対空機銃を用意!急げ‼」
帝国軍は迫りくる同盟軍を前に勝機を見出す為に奔走する。
◇◆◇
ドイツ
クロルオーパー
「諸君!本日はとても良き日である!先日ムー大陸から精強な我がドイツ軍がグラ・バルカスを叩き出した!」
「「「「「ジーク・ハイル‼ジークハイル‼ジークハイル‼」」」」
ヒトラーの言葉に党員は敬礼を送る。
「国際会議の場で宣戦布告し、騙し討ちを行った第八帝国を名乗る卑劣な国家は今こうして劣勢に立たされている!しかし世界の支配を目論む愚かな皇帝はこの事実に目を背け己の野望の為に若人を死地に送り込む!我々はドイツのみならず、この世界を狂った老人の魔の手から救うべく前進せねばならぬのだ‼」
「「「「「ジーク・ハイル‼ジークハイル‼ジークハイル‼ハイルヒトラー‼‼」」」」
「第二文明圏のムーはかつては地球の国家であった、いわば我々と彼らは同胞である!しかし別世界から転移したグラ・バルカスはどうだ!?見境なく侵略し他人の土地を蹂躙している!ユダヤに劣らずとも野蛮で明らかに劣等的であるではないか!」
「「「「「ジーク・ハイル‼ジークハイル‼ジークハイル‼ハイルヒトラー‼‼」」」」
「我々の使命はこの様な野蛮人の手から我がドイツ国民を!同胞達を!国家を守る事だ!後に訪れんとするラヴァーナル等という厄災も跳ね除けねばならぬ!強く太い木は幾多の嵐を得て強くなる、多くのを試練を耐える強さを得て初めて千年帝国の道は開かれるのだ‼」
「「「「「ジーク・ハイル‼ジークハイル‼ジークハイル‼ハイルヒトラー‼‼」」」」
テレビジョン、ラジオの電波に乗ってヒトラーのムーにおける勝利演説はドイツの全土に広がり、フィルムはプロパガンダとしてグラ・バルカスに向け電波を発信した。
新しい局面を迎えた世界大戦、最後に勝利の女神がどちらに微笑むのか。それはまだ誰も分からない。
彡(゚)(゚)〈日本が手ごわいやで、でも消極的やからまだ手はあるで。
(´・ω・`)〈グ帝の兄ちゃんごはん頂戴、国民が餓死してるよ。
i⌒i
| | (゚)(゚)
| | 彡 と
| | _ノ ー、
(ミ)、 !フ /
¢\二二二__ノ
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/ ソ⌒ 、ヽ
( < ヽ )
⊂_) (_つ〈はぁ?うるさいガキやな、これでも喰らえ。
(´;ω;`)〈ひどい…
◇◆◇◆
彡(^)(^)〈まだ腹立つなぁ、せや!王様王妃幽閉して他全部殺したろ!ワイ外交官やけど特殊部隊に命じて暗殺させるやで。
(´・ω・`) (・ω・`) (´・ω・)
ソンナー (姉妹たち)
(;ω;`)⌒ヽ 〈逃げて日本軍に亡命しないと!
と。と,ノ、(,__つ
◇◆◇◆
/⌒ヽ.
/´・ω・ )
_, ‐'´ \ / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/ 〈幽閉&暗殺で非常時国家保護法により、
現時点をもってヒノマワリ王国の
実質的権限は、すべてこのフレイアに
移行いたしましたヒノマワリ王国として、対グラ・バルカス第二文明圏連合国家及び日本国へ、正式に要請いたします。
王国内において、国民を苦しめ続けているグラ・バルカス帝国を国外へ排除したい。
協力を……要請致します!!
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┃ / \┃ 〈ファーーーーwwwwwww
┃ (゚) (゚)ミ┃
┃ 丿 ミ ┃
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