大日本帝国召喚   作:ゼロ総統

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さて、今日は何話投稿できるだろうか。


閑話集②
閑話─居酒屋にて─


 大日本帝国 東京都 某居酒屋

 

 

「「かんぱーい!!」」

 

 東京都内にあるとある居酒屋で、岬明乃と知名もえかの二人が、久しぶりに再開していた。

 

「本当に久しぶりだね、ミケちゃん」

 

「うん!モカちゃんも元気そうでよかったよ!」

 

 横須賀女子海洋士官学校を卒業した2人は配属先が別れ、明乃は横須賀基地に残り、もえかは舞鶴基地に配属された。

 あれから約3年、2人はお互いの思い出話等で盛り上がっていた。

 

「それにしてもモカちゃんは凄いよね!まだ卒業してから3年も経ってないのにもう戦艦の、それも戦艦武蔵の艦長なんだもん」 

 

「ミケちゃんだって、晴風の艦長じゃない」

 

「そうだけど、晴風は数ある駆逐艦の1隻、なろうと思えば誰でもなれちゃいそうだよ」

 

「いや、その歳で艦長になれる奴は物凄く限られてくると思うぞ」

 

 隣の席から話しかけられそちらを向くと、そこには2人の男性が、明乃達と同じように飲んでいた。

 警戒しながらもえかが尋ねる。

 

「貴方達は?」

 

「これは失礼。自分は、横須賀基地第1艦隊戦艦大和戦術長の古代進と申します」

 

「同じく、横須賀基地第1艦隊戦艦大和航海長、島大介です」

 

「お、お疲れさまです!第1艦隊所属、駆逐艦晴風艦長の岬明乃です!」

 

「舞鶴基地第2艦隊戦艦武蔵艦長の知名もえかです。大和…貴方達も、若いのに随分重要な役職に就いてるんですね」

 

「まぁ、土方さんに鍛えられたお陰ですかね」

 

 大介が苦笑して答えた。

 もえかもその名前は知っていた。鬼竜の愛称がつけられた、教育の鬼だ。そして…。

 

「すっごーい!土方さんに教わったんだ!土方さん元気だった?」

 

「あの人はこの先10年はまだまだ元気だと思うよ。君は土方さんの知り合いなのか?」

 

「うん!私のお爺ちゃんと同級生なんだって」

 

「へぇ、不思議な縁があったもんだ」

 

 その後はお互い交えて飲むこととなった。

 

「しかし、日本がこの世界に来てから、すでに2回も戦争を行っているんだな」

 

「うん、私も武蔵で出撃して、日本海で敵艦隊と戦闘を行いました」

 

「私はロウリア王国戦もパーパルディア皇国戦もどっちも参加したよ」

 

「この先、この国はどうなっていくんだろうな」

 

「なんだ、お前達もそんなことを考えるんだな」

 

 突然かけられた声、だがその声を聞いた古代と島はビクッとし、明乃も「あっ!」と驚いた。

 そこには、先程の話題にも上がってきた、土方竜本人と、戦艦大和艦長の沖田十三の姿があった。

 

「沖田艦長、それに土方さんも。どうしてここに?」

 

「あぁ、たまにはこういう場所もいいだろうとこいつを誘ったんだ。明乃君も、大きくなったな」

 

「お久しぶりです!土方さん!」

 

 新たに2人を加え、この周囲に異様な空気が広がった。

 

「確かにお前達の言う通り、この世界に来てからは戦争続きだ。だがそれは野心あっての戦争でないのは理解してるな?」

 

「はい、ロウリアもパーパルディアも、相手が覇権国家であり、かつ日本や同盟国が危機に瀕していたから…と解釈しています」

 

「それでいい。それ以上、この国の闇をお前達が知る必要はない」

 

 その後、戦争問題に関する話題は終わり、親睦を深めていくのだった。

 

 

 

 

 

 大日本帝国 東京都 首相官邸

 

 

「新しい予言が出た」

 

 ザワッ…ザワッ…。

 今村のその言葉に、集められた者達はざわめいた。

 

「予言…今回は、一体どのようなものですか?」

 

 防衛大臣の高野が尋ねる。

 すると今村はテーブルに1枚の地図を広げ、横に日付の書かれて紙を置いた。

 

「この赤丸の数字がついた場所が予言の場所だ」

 

 

 中央暦1642年4月22日

 

 赤丸:①とある群島、②ムー国港湾都市マイカル、③神聖ミリシアル帝国港町カルトアルパス

 

 

 これをみた戸部外務大臣はあることに気が付く。

 

「①と②はわかりませんが、この日付と③の場所ですと、確か先日接触した神聖ミリシアル帝国が我が国に参加要請してきた、先進11ヵ国会議の開催日です」

 

 それを聞いて、今村は考える。

 

「何が起きるかはわからないが、この会議の場で何かが起こる…それはわかったが、本題は何が起こるかだな」

 

「また、新しい戦争でも始まるんでしょうか」

 

「縁起でもないこと言わんといてください」

 

 結局、その日は答えが見つかることがなく、解散するのだった。

 それが、苦難の始まりだと気付くことなく…。

 

 

 

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