金色のガッシュベルIF   作:ハンマーポイズン

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再開します。

遅くなり、申し訳ないです


第6 ハイド対ブラゴ! 廃校の闘い!

 町から少し離れた廃校、その校庭では泳太とハイド、そしてシェリーとブラゴが向かい合っており、互いに本を開いている。

 

「んじゃあ、早速やるか!行くぜハイド!」

 

「あぁ!」

 

「元気ね、あの子。」

 

「後悔しても知らんぞ。」

 

 ハイドとブラゴがにらみ合う中、泳太とシェリーの本が輝く。

 

「ジキル!」

 

ハイドの両手から放たれた風の塊が、ブラゴに襲い掛かる。しかし、ブラゴはそれを避けようとはせず、右手を前に出した。

 

その瞬間、パートナーであるシェリーの持つ本が光を放つ。

 

「レイス!」

 

 ブラゴの手から真っ黒な光弾が放たれ、ジキルとぶつかり相殺した。

 

その場には砂埃が立ち、2人の視線を遮っていたがブラゴは即座に何かを感じ取った。

 

「シェリー、来るぞ。」

 

「そうみたいね。」

 

「ジキル!」

 

 砂埃の先からジキルが向かってきていたが、ブラゴはそれを弾き飛ばそうとしたが、ブラゴは上空から気配を感じ空を見上げた。

 

そこには宙に浮いている泳太とハイドがおり、本を構えている。

 

「遅せぇよ!ジキル!!」

 

上空から放たれたジキルにブラゴとシェリーは、反応して左右に別れて飛び退く。

 

それを見た泳太達は空中を飛行したまま、廃校の中へと入っていった。

 

「あの子、やるわね。まさか空に移動していたなんて。ブラゴ、後を追いましょ。」

 

「……あぁ、少しは楽しめそうだな。」

 

2人はそう言って、廃校の中へと入っていった……。

 

 

 一方、廃校の中に入っていた泳太とハイドは、理科室と書かれたプレートの部屋に隠れていた。

 

「何とか建物内に入れたぜ。奴ら、多分追ってくるだろうな。」

 

「あぁ。泳太、これからどうする?」

 

「……あのブラゴって奴の術の系統が分からない以上、迂闊に近付くのは危険だが、あいつとの戦闘は俺達にプラスになる。ハイド、奴の攻撃の瞬間や動作、一つ一つに気を配れ。俺もサポートする!」

 

パートナーである泳太の言葉にハイドは、一瞬ポカンとした顔つきになるが、すぐに頷いた。

 

「泳太……!あぁ、奴に勝つ!必ず勝つぞ!」

 

「よし!なら、俺の考えを聞いてくれ。」

 

 2人は理科室の中で作戦会議をし始めた。

 

そんな中、シェリーとブラゴは廊下を歩いていた。

 

「奴ら、どこに隠れた?」

 

「これだけ部屋が有ったら、隠れるには持ってこいね。」

 

 2人がそう言って、理科室の前を通りすぎた瞬間、泳太は、その背後に現れた。

 

しかし、それを分かっていたのか、ブラゴのパートナーであるシェリーはブラゴにアイコンタクトをし、ブラゴは右腕を泳太に向ける。

 

「そらよ!」

 

「なっ!?」

 

そんな中、泳太はブラゴの腕を蹴り、まさか彼も人間から攻撃されるとは思わず怯んでしまった。

 

「……へぇ、やるじゃない?1人なんて度胸あるわね。でも、パートナーはどうしたのかしら?」

 

シェリーがそう言って本を構えた、しかし、その一瞬の隙が出来たのを泳太は待っていた。

 

「ジキルガ!!」

 

「「っ!?」」

 

 ブラゴとシェリーは自身の背後からの迫ってくるジキルの強化呪文ジキルガに2人はその場から吹き飛ばされてしまう。

 

「泳太!上手くいったな。」

 

「あぁ、次行くぞ!」

 

それを見た泳太と理科室に隣接している準備室から出てきたハイドは、即座に階段を登り上に上がっていった。

 

一方、シェリーとブラゴはその場からゆっくりと起き上がる。

 

2人は咄嗟に自分達に迫っていたジキルガを受ける直前、その場から軽く飛んで避けた事で、直撃を避けたのでダメージが無かったのだ。

 

「くっ!?あのハイドとか言う魔物のパートナー、小賢しい事を!」

 

「えぇ、やってくれたわね。あの高嶺って子より滅茶苦茶で当てずっぽ。でも、遊びはここで終わりよ。」

 

シェリーはスカートに着いた埃を叩きながら、そう言うと天井を見上げながら呪文を唱える。

 

「ギガノ・レイス!」

 

 ブラゴの手から放たれた物、それは先ほど放ったレイスの倍は有ろうかと思われる黒いエネルギーの塊だった。

 

それはまっすぐ、彼らの視線の先へと放つと大爆発が起こり、当たった場所は粉々に砕けて上の階が見え、さらに走り去る泳太とハイドを見つけ、2人も階段を登る。

 

終わりの時は近い……。

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