どうも、初投稿の臥煙狂四郎です。この話
は主に時雨と皐月しか出てきません。
ではどうぞ。
第1話 回想
俺は飯野壮汰、現役の高校生だ、この年で海軍学校を首席で卒業(実務以外はダメだったが)そして今は佐世保第一鎮守府に務めている。
・・・・・
「提督、お茶が入ったよ」
そういって俺にお茶を持ってきたのは時雨
俺の秘書艦である。
「おっ、サンキュー」
「いや、どういたしまして。」
そして、二人揃ってお茶を飲む。俺はこの時間が一番好きだ。
「ふぅ生き返る~」
「そういえば、提督はなんで海軍に入ろうと思ったの?」
「ん、俺がなんで提督になったのかって?」
「それは、『今、戻ったよーーーー』おっとごめん、ちょっと待ってて。」
そういってやって来たのは皐月だ、こいつ
も俺と同時期に配属された艦娘の一人だ。
もともとは違う鎮守府の出身らしいがその
鎮守府で捨て艦として使われ、大破して、
うちの海岸に流れついていたのを時雨が発
見した。最初はおとなしかったのだか、今ではこんな風になってしまった。
「時雨となに話てたの?」
「提督の昔の話をちょっとね」
「ボクも聞きたい!」
「あんまり面白い話じゃねーよ?」
「じゃ、時雨、こいつにもお茶淹れたって。」
「了解、ちょっと待っててね。」
~10分後~
「よし、じゃあ、話すぞ?」
~回想~
「俺さ、実は親がいないんだ。」
「「えっ」」
「まあ、驚くのも無理ねーよ、だって、高校生で親がいないなんて、誰だってびっくりする」
「正確な時期は覚えてないからあれだけど、小1の頃には一人だったね。」
「そして、気が付いたら10年が過ぎて、今、提督になってしまった。」
「とまぁ、こんなところかな。」
「・・・・・・」
・・・あれ、なんで泣いてんの?。俺、なんか変な事言った?
しかも、いつの間にかギャラリーが増えてるし!!!
金剛「提督、ドンマイデース」
摩耶「お前も苦労してきたんだな」
摩耶、お前、上から目線過ぎだろ!
皐月「司令官っ!」ダキッ
「あぁ!皐月!抱きつくな、仕事ができん!」
大淀「ううっ、」(/´△`\)
あぁ!大淀まで!
「あぁ!もうこの話は終わり!!仕事に戻るぞ!!」
この時の俺は知らなかった、このあと、皐月に告白されるということを
どうも、臥煙です。次回は、「皐月、司令官に告白する」です。
壮汰「展開が早くないか?」
「仕方ないだろ、だって、早く皐月のデレるところをみたいんだからさ!」
壮汰「憲兵さーん、こっちでーす」
「あっ、こら、俺を売りやがったな!」
壮汰「さて、また次回もよろしく!」
余談ですが、主人公の飯野壮汰の名前は、皐月の艦長だった飯野艦長から拝借してます。