大学生と艦娘   作:野獣の刃

5 / 7
ヤンデレに定評がある時雨さん。

前回のあらすじぃ!

鳶に餡まん盗られたのでチーズ焼き食べました。


追加~タイトルに番外編的な物を追加しました。


「番外編的な物」妹達はヤンデレ。前編

12月の4日。昨日、陽炎達の家に泊まって、今は帰り道を歩いている。

 

現在時刻、8時5分。

 

「...今日も晴天で何よりだよ」

 

最近はずっと晴れが多い。まあ、本土から離れていると言うこともあるのだが。

 

「...妹みたいな奴らだよなあ...あいつら」

 

陽炎達が時々、自分のあの妹達みたいに思えてくる。

 

「.....露木」

 

自分の妹達の長女の名前を溢す。そう、僕にも妹達が居たのだ。そう、居た。皆、あの事故で消息不明になっている。

 

義理の妹達だったが、それでも可愛いい妹だった。最初は、家の前に捨てられていた露木を拾ったのが始まりだった。あ、もちろん僕の親がだぞ?

 

家を物置とでも思ったのか、時音を置いて行った。その数ヶ月後に村絵、夕、春...と、置いて行った。確か最後に拾ったのは凉科だっけか。涼科はそんとき確か5歳位だったから、とても大変だったよ、構うのが。...で、その数ヶ月後に起きたのがあの大空襲ってわけだ。

 

「...会いたいな...あいつら向こうでも元気にやってんのかなあ...」

 

今でも時々、妹達に会いたいと思う事がある。あいつらが生きて居たら、どんなに良かっただろうか。そう思う事が時々ある。

 

「...ごめんな」

 

今僕に出来るのは、妹達を供養する事だけだ。それしか僕は出来ない。

 

「くうっ...うっ...はあっ...」

 

良い歳こいて泣いて仕舞う。だけど、辛い。ただただ、辛い。

 

「助けてあげられ無くて、ごめんなぁ...っ」

 

ああ、また泣くのか。僕はなんて...弱いんだ...

 

 

 

 

 

「かーってに殺すな馬鹿兄ちゃん!」ドロップキーック

 

 

 

 

 

 

「ぐぼあっ!?」

 

突然、僕の横腹を凄まじい衝撃が襲った。誰だ、妹達を心の中で供養しているのを邪魔した奴は。

 

「なーに私達を勝手に殺してんの!?嫌だよ!まだ私生きて居たいもん!」

 

「だ...誰だ?」

 

「可愛い妹の顔を忘れたの!?信じらんない!あーもう!白露...じゃ無かった、露木だよ露!木!つーゆーきー!」

 

「...露木?」

 

「そうっ!神裂姉妹長女、そして白露型いっちばーん!艦の露木だよ!」

 

露木。最初の僕の妹であり、長女の...

 

「露...木...なのか」

 

「だーかーらー!さっきからそう言ってるじゃん!」

 

「う...」

 

「う?」

 

「うわあああん露木ー!」ガバッ

 

「ひゃあっ!?」

 

「お前ー!何で連絡寄越さなかったんだよー!ついでに身体触らせろー!」ワキワキ

 

「キャアッ!?やめろ触んな馬鹿兄ちゃん!ちょっ!?どこ触ってんのよ!もー!」

 

「あ、こら、暴れんな!服を脱がせられないだろうが!」

 

義妹に会って6秒でセクハラをするお兄ちゃんが居た。ここだ。

 

「脱がせんな!」ゲシッ

 

「アイタッ!」

 

ふざけすぎて露木に反撃を喰らう。イタッ!

 

「はあ...兄さんは昔と変わらないね...」

 

またひとつ、懐かしい声が聞こえる。どこか冷えている様なその声...

 

「!...時音!時音なのか!?」

 

「うん、兄さんの時音だよ、久し振り」

 

「随分大人っぽくなったなあ!」

 

背が僕の肩胸辺りまで伸びている。

 

「うん、まあ...改装出来るとこまでは改装したからね...」ボソッ

 

「?」

 

「いや、何でも無い」

 

「?...そういや、何でお前らこの街に居るんだ?僕、場所なんて言って無いぞ?」

 

             疑問。

 

「あーその事?いやあ、大変だったよ?全国を探し回ったんだから」

 

露木がとんでもない事を言い出す。

 

「そっかー全国かー大変だったなー..........は?」

 

フリーズ。固まった。思考停止。全国?全国つったか?

 

「そう、ほんっと大変だったわよ?兄さん」

 

またもう一つ、何か、歳上のお姉さんみたいな声。そう、妹達のお色気担当、

 

「村絵...」

 

村絵だった。

 

「ふふ、久し振り、兄さん?」

 

「.....」

 

取り敢えず全国の事は突っ込むのは止めておこう。

 

「と、言う訳で兄ちゃん、ちょっと着いてきて」

 

「何がと言う訳でだ。唐突すぎるよ、何処に行くんだよ、僕は今お前達に会えた喜びを噛み締めて居るんだが」

 

「あはは、そんなの決まってんじゃん!」

 

「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マイホーム、私達の家に、だよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リビングにて。

 

「お久し振りです、兄さん」

 

「おお、春ちゃん久し振り、元気だった?」

 

ピンク髪の女の子、神裂姉妹五女の春ちゃんが、僕を出迎える。彼女の声は、安心感が感じられる。

 

「ええ、元気でした。もう、兄さんは直ぐに居なくなっちゃうんですから!...ずっと、ずーっと探したんですよ?寂しかったんですから」

 

「ははは、そんなに心配してくれてたのか。ありがたいなぁ」

 

...一瞬だけ、ほんの一瞬だけだが、春ちゃんの後ろから黒い何かが見えた。妹怖い。

 

「おー兄貴!久し振り!」

 

今度は何かスポーツ少女!みたいな声がした。

 

「....!江恵か!元気してたかー?お兄ちゃんが居なくて寂しかったかー?」ニヤニヤ

 

少し、意地悪をする。反応が可愛いんだよなあ。ふふふ。

 

「......かった」

 

「買った?」

 

「寂しかったよ兄ちゃん~!」ダキツキッ

 

「うえっ!?」

 

馬鹿な!普通はこいつの場合、『さ、寂しくなんか無かった!』とか言う筈なのに!何だこれ!....いや、まあ可愛いから良いが。

 

「あ、そうだ、兄ちゃん、荷物纏めといてね、兄ちゃんの部屋は一階空き部屋だから」

 

どかっとソファーに座りながら露木が言う。

 

「お前ほんっと唐突だな!ってか、何か僕がここに住むみたいな事を言ってないか!?」

 

すると、その部屋に居た、露木、時音、村絵、春、江恵がこちらを見てキョトンとし、そしてこう言った。

 

「「「「「住むみたいなじゃなくて、住むんだよ?(ですよ?)(のよ?)」」」」」

 

「.......」

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び、思考停止。

 

「え、ここに住む?ん?話が見えないぞ?」

 

「これだから兄ちゃんは...私達、兄妹だよね?」

 

「あ、ああ」

 

「つまり家族だよね?」

 

「おう」

 

「...家族は同じ屋根の下で暮らしちゃ駄目なの?」

 

「ゴフウッ!」

 

呆れた様な口調で露木がこちらに言う。

 

「や、駄目だろ?家族とはいえ義理だぞ?ほら、若さ故の過ちとかさあ?」

 

「兄さんにならナニされても良いよ?」

 

時音、頼む、止めてくれ。僕の理性が持たない。って言うかおい、しれっと何をナニにするの止めなさい。

 

「ほら!つべこべ言わずに荷物を纏めて家に来る!」

 

「えぇ...」

 

「あ、そうだ」

 

「何だよ、まだなんかあんのか?」

 

 

 

「逃げたら...許さないからね?」

 

 

 

「ヒエッ」

 

怖いから荷物纏めて早く戻ろう。

 

 

 

_____________________

 

と言う訳でアパート。

 

「準備出来たか?」

 

「はい!」

 

妖精と荷物を持って露木達の家に行く。

 

大家さんにはもう話は通してある。行ってきなさいと背中を押された。敵わないなあ、昔からあの人には。

 

「急げ!僕が殺される前に!」

 

あの目は洒落にならない!マジの目だ!

 

 ~神裂家(仮)~

 

「ゼヒュー...!ゼヒュー...!はあ...はあ...」

 

「20分30秒35。予定より10分20秒25遅い」

 

「ざけんな!あ、あの距離を...はあ...往復で10分10秒10までに戻って来いなんて...無理だっての...」ハアハア

 

「だ、大丈夫?お兄ちゃん」

 

「や、山枝か、ハーッ、ハーッ、だ、大丈夫だ。問題ない。」

 

「そ、そう?なら良いけど...?」

 

僕を一番最初に迎えたのは、神裂姉妹の癒し担当、山枝だった。あ^~やっぱり山枝は最高だ!可愛い!

 

「あ、お帰りなさい、兄さん」

 

「ああ、海代、帰ってたのか」

 

「はい、兄さんが帰って来てると連絡があったので、急いで」

 

「いきなり走り出したから私疲れた」

 

山枝が愚痴を溢す。

 

海代。神裂姉妹の頭脳的存在だったりする。可愛い。

 

海代と山枝はさっきまで買い出しに行っていたようだった。

 

「では...」ギュッ

 

「私も私も~!」ギュッ

 

海代と夕に抱き付かれる。

 

「...あー、海代、夕?いきなり抱き付かれるとお兄ちゃん(下の方が)困るんだけど...?」

 

「良いではないかっぽい~!」

 

今僕に抱き付いている海代じゃない方、夕が、悪代官みたいな事を言い出す。どこで覚えた。

 

夕は、言わば犬的な妹だ。人懐っこく、良く甘えてくる。可愛い。(三回目)

しかし、全体的に見ると、夕が一番変わっている。容姿的な意味で。

 

目は紅く、まるで血のようで、髪の毛は頭の両サイドがぴょこっと跳ねており、さらに犬っぽくなっている。

 

ガチャン!(野獣邸の玄関の扉を開ける音)

 

「ただいま~」

 

「ただいまぁ~」

 

五木の声と、凉科の声が玄関からした。

 

五木と凉科は散歩だそうだ。

 

五木。青い髪の妹で、姉妹一髪が長い。本人は全く気にしていない様だが。

 

凉科。末っ子で江恵と同じくスポーティー少女である。

 

さて、ひとまず全員帰って来たので、始めようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       第21回、家族会議を!

 

 

    

 

 

 




神裂姉妹の設定をば。

露木(白露)

長女であり、蓮の最初の妹。蓮の事を兄ちゃんと呼ぶ。かなりのお兄ちゃんっ子であり、蓮を異性として見ている。
実はかなりの不幸体質で、姉妹の中で一番に風邪を引いたり、おみくじで一番に大凶を引いたり。不幸な活発少女である。かなしいね。

時音(時雨)

次女。蓮に対して、かなりの歪んだ愛情を持っている。でも可愛い。
ネットでは時雨=ヤンデレ、みたいな定義をつけられている。可愛い。

村羅(村雨)

三女。全体的に色っぽく、時々蓮を誘惑してからかっている。が、8割方本気だったりするのは内緒。
ちょっと良いとこ見せると蓮に言うが、今の今まで見せられていない。健気。

夕(夕立)

四女。犬っぽく、よく蓮に甘えている。が、それが姉妹達からの嫉妬の対象になっていたりもする。三番目にヤバい子。
撫でたい。

春(春雨)

五女。ふわっとした雰囲気があり、よく蓮に甘えられる。が、それが姉妹達からの(ry 蓮の事を時雨並に愛している。
料理が上手で、一流のシェフを唸らせるほどの腕前。
最初はそんなに上手くなかった。

五木(五月雨)

六女。天然でドジっ子である。そこが良いと蓮は言うが。白露同様、蓮を異性として見ている。
ドジっ子可愛い女の子。髪が長いので、時々蓮に髪を弄られる。嫌がっている様に見えるが、実は嬉しい。

海菜(海風)

七女。真面目でおっとりとしている。蓮は自分の生きがいであり、時雨同様、蓮に対して、歪んだ愛情を持っている。
清楚な少女。綺麗。すごく可愛かった(小並感)
名前の読み方は、かな。

山枝(山風)

八女。マイペース感があり、若干引き籠り気質。蓮を恋愛対象として見ている。
蓮の事をお兄ちゃんと呼ぶ。
歩くパパ提督製造器。お前がパパになるんだよ!
名前は”さえ”と読む。

江美(江風)

九女。スポーティーであり、かなり肉付きが良い...が、それを蓮に見られて引かれないか心配になっている。
男気があって可愛い…可愛くない?
名前は”えみ”と読む。

凉科(涼風)

末っ子。蓮とは少しの間しか一緒に居なかったが、惚れるには十分な期間だった。
魚好きな一面もあり、一度で良いから魚と話して見たいと思っている。
名前は”りか”と読む。





はい、こんな感じですね。
やっぱり白露型はヤンデレが良いね!あ、因みに年齢表。


蓮:24歳

露木、時音、村羅、夕:23歳

春:22歳

五木、海菜、山枝、江美:21歳

凉科:20歳

です。

次回予告!

「露木です!」

「時音だよ」

「さあーて、今回の回はタイトル詐欺回だったね」

「そうだね」

「これは作者殺さなきゃだね」

「僕達の年齢も公開したしね」

「い、いや、でも艦娘は歳をいくらとっても容姿は変わらないっt」グシャア!

「あーあ、ちょっと時音、何殺しちゃってんのよ、拷問の一つか二つしようと思ってたのに」

「ああ、ごめん」

「まあいいや、次回、妹達はヤンデレ。後編」

「お楽しみに」





「僕の、僕の意見は無いんですか!」


糞みたいに中途半端に終わった今回。あ、後今回から次の回の台詞の一つを入れます。ご理解を。







  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。