ご理解を。似てるってかまんまな回がいくつかあります。ご理解を。(二回目)
神裂姉妹編は、番外編的な物です、ちょくちょく入れていきますんで。
シリアス回に出来たらいいな(震え声)
露木...いや、白露姉妹の家に住み始めて、2日が経った。
最近陽炎姉妹達と会って無いなぁ~と思い、外出を決断。妹達からの追跡から逃げ切って、フラフラしていたら。
「あ!こんにちは!」
本人曰くだが、陽炎姉妹の元気が良い子、舞風に会った。公園で。
「お、よう、何してたんだ?散歩か?」
「まあ、そんな感じです、お兄さんは?」
「いや、僕も散歩だ。暇だったんでぶらぶら歩いてた」
「あ、そうだったんですか!成程!」
声が大きく、テンションが高い子だ。
「あ、お兄さんこのあと予定とかってあります?」
「家の妹並に唐突だなお前は。...いや、特には無かったぞ」
「じゃあ!舞風とお散歩しましょう!さあ!さあ!」グイグイ
「わかったわかった!わかったから離せ!」
この体格にどんな筋力秘めてんだお前!
______________________________
「ハア、ハア、待って、...おい!待って!待ちやがれ下さい!」フラフラ
「お兄さん、遅い、ですよ!こんなん、じゃ、島風ちゃんに、鼻で、笑われ、ますよ!」タッタッ
「誰だ!」
知らねえよ!
「ダッシュダァーッシュダッシュ!」タッタッ
「キャプテンは止めろお!」フラフラ
「ホラホラ!速く速くーっ「ドンッ」イタッ!...すみませッ!?ヒッ!」
「おいおい、大丈夫か?後ろ向きながら走るからこうなるんだ、すみません、怪我は...ッ!?」
舞風がぶつかったのは女性だった。大和撫子を思わせるその黒髪、顔立ち。
どう見ても美人さんだった。
惚れてたなぁ...
....腕がぶっ飛んでなければだが。
「ッ!ギャアアアアアアアアッ!!!??」
「あ...あ...」ガタガタ
情けなく、叫んだ。でも仕方ないだろう、
そんな、体中から血を流す、腕がない女性に会ったら、絶対こうなる自信がある。
舞風も僕の近くでガタガタ震えて、絶望しきった顔で女性を見ている。
「た...すけ....て...」
「ヒイッ!」
「助けて...?おい、舞風!先に家に戻ってろ!この人は僕が連れて行く!」
「あ、アテはあるんですか!?」
「多分ある!良いからお前はお前の姉さん達にこの事を伝えろ!」
「で、でも」
「良いから行け!早く!」
「ッ!はいっ!」ダッ
「...ッ、クソ、動け、動け僕の足!」タッ!
一瞬、足が動かなくなる。目の前の光景に恐怖を覚えてしまっていたのだ。だが、今は関係無い!
「おい!アンタ大丈夫か!?ちょっと待ってろ、助けるから!えーっと......!...ちょっと動けるか!?僕の背中貸すから、乗れ!」
この時の僕は、どうしても恐怖で足が動かず、近寄れなかった為、結果的に女性を無理に動かしてしまう。
「....ッ.....」
女性は躊躇う様にし、こちらを怯えた目で見てくる。
「ッ、速くしろおっ!!助かりたいのかよ!?頼むから速くしてくれぇっ!」
叫ぶ。こんな、こんな惨たらしい姿はとてもではないが見てはいられない。
「...ッ!.....」ズリ...ズリ...
女性が体を引き摺りながら来る。
「ッ!よし!」
女性が背中に乗ったのを確認し、走る。幸い昔やってたバイトとかで肉体労働はしていた為、このくらいなら慣れている。
「大丈夫だからな...諦めんなよ...!」タッタッ
「....!.......!.............!」ポロポロ
女性が後ろで何かを訴えている。涙を流しながら。
「女の子の涙は...あんまし見たく無いんだがなあっ!」タッタッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~神裂家~
ドンドン!ドンドン!
「兄さん?一体何をやって...って、どうしたんだい!?その人は!?」
「時雨!この人を入渠...?だっけか、それに入れてやってくれ!」
「!わかった、夕立!入渠ドックの用意!」
「了解っぽい!」
近くに居た夕立に、時雨が大声で呼び掛ける。
「兄さんは運ぶの手伝って!あ!春雨!担架を!」
「は、はい!」
春雨にも呼び掛け、春雨が持ってきた担架に乗せて、運ぶ。
「時雨!準備出来たっぽい!」
「わかった!」
「間に合えぇぇぇ!」ダダッ
「この傷...駄目だ!高速修復剤!在庫は!?」
「まだあるっぽい!」
「よし、高速修復剤を入れて!」
(頼む...間に合っててくれ...!)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「あの子は?」
「今は眠ってる。兄さんは大丈夫かい?」
「ああ、僕は運んで来ただけだからな。特には」
「わかった、兄さん、一体何があったんだい?」
「えっとだな...」
その時の状況、それまで何をしていたか、等を聞かれた。途中、妹達の目のハイライトが無くなった時があったが、何事も無く終わった。
「ふむ、成程...兄さん、舞風って子は?」
「家に帰らせてる。何か問題か?」
「いや、別にそれなら良いんだ」
「?」
「時雨!起きたっぽい!」
「わかった、今行く」
「その必要は無いです」
「!」
「...来てたのかい」
「はい、助けて下さりありがとうございます。えっと...?」
「蓮です、神裂蓮。神に裂くの裂、下がハスの蓮です」
「神裂さん...ですか、申し遅れました、川内型軽巡洋艦2番艦、神通です。改めて、助けて頂きありがとうございました」
...軽巡洋艦...妹達と同じ艦娘と言うやつだろう。それにしてもなぜあんなボロボロに...?
はい、鬼の軽巡編、序と言う事で、今回はプロローグみたいなモンですね。
短くてごめんなさい!
次回、鬼の軽巡 中
お楽しみに!
神裂が妹達が艦娘と気付くのは、妹達は、ヤンデレ。の後編で分かります。そっちもお楽しみに!
「私達は...敵を殲滅するための道具です」