パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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今回からウルトラマンも話に関わって来ます。
まあ、でもネタバレはほとんどないので安心してください。
それでは、どうぞ!


第九話 ビートオンドリームオン

 

 

練習後

 

野上選手が俺の所に来てある紙を懐に入れた。

それはこの親切高校に関する情報が書いてあった。

 

俺はそれを読む前に屋上に向かった。

さらはいないだろうと思い、屋上による遅くだが入った。

そこにはなんとさらがいた!

待っていてくれたのか…

 

さら『……』

 

俺は未来でさらが死んでいたことを知った。

自殺したようだ。

ほとんどの歴史はそうらしい。

俺はその場にいながら何をしていたんだ!!

紫杏が泣きながら死んでいた。

五十鈴は物言わぬ実験材料になっていた。

和那は化け物になった自分を嘆いていた。

人を信じられなくて死んださら

彼女たちを…俺は救いたい。

そのためにも俺はさらから信頼を得られる存在にならなければならない。

同情なんかで助けたいんじゃない!

これは俺の意志だ!

仮面ライダーとしてではなく、門矢士として何かしてやりたいんだ!

 

士『さら、ここにまだいたのか。屋上が好きなのはわかるがずっといると大変だぞ?風邪でも引いたらどうするんだ?』

 

さら『お気遣いありがとうございます。でも、私は別にいいんです。病気になって心配する人なんて本当に私のことが心配なんじゃない…ただ、病気で倒れてる人を助ける自分に自惚れているだけです。』

 

士『おいおいおい、人間誰しもそんな奴ばかりじゃないぞ。そりゃあ確かにさらの言うことにも一理あるが人間みんな醜いわけじゃない。そうだろ?』

 

さら『いいえ、あなたにはわからないだけで本当はみんなそうなんですよ、確かにあなたの周りにはそんなことをしない人がいるかもしれません。ですが、私の周りにはいたんです…そういう人が…』

 

士『さら…そんなんじゃ生きててつまんないだろ。俺はこの人生凄く楽しんでいる。それに俺だって裏切られたことくらいあるぞ。』

 

さら『それでもあなたは信じるんですね…最も大切な人に裏切られた私とあなたでは世界が違います…ずっと…ずっと信じてきたのに…』

 

士『…ある男の話しをしよう…その人は幸せの絶頂だった。大学生として勉学を積み、婚約者ともうすぐ結婚するはずだった。

だが、その男は婚約者に裏切られ、父を殺されてしまった。

婚約者は裏社会のスパイでその男の父の技術を欲しがったからだった。

そして、男の父はスパイからの攻撃で死にかけになった主人公をサイボーグとして蘇らせ、自らその男の目の前で死ぬことによって裏社会と戦うことを誓ったんだ。』

 

さら『私とおなじですね…私も…そんな感じでしたから…婚約者に裏切られたショックは相当なものだったんでしょうね…』

 

士『…実はその婚約者はインターポールの秘密捜査官。

二重スパイだったんだよ…その婚約者はずっと苦しんできたんだよ。その男を騙し続けることや悪いことだと知りながらもそれをし続ける自分に…

そして、その男が姿を変えてもなお戦い続ける姿を見て彼女は裏社会を裏切り子どもを助けたんだ。

嘘をつき続け…他人から恨まれる思いを彼女はずっと胸に抱いて生活していたんだ。

最後にその男にスパイのことを教えて殺されてしまった。』

 

さら『私に対する裏切りもそんなことがあるとでも…』

 

士『あるとも言えないし、ないとも言えない…だけど、それまで信じてた人間なんだろ…だったら何かあるかもしれないと考えてみろよ。それに嘘をつき続け…さらにそんな風に言われてる奴のほうが一番辛いんだ。

多分、大丈夫だなんだといっても一番辛いのはその裏切った奴だと思う。

もし…もし…少しでも俺の話しを信じてくれたらこの歌を聴いてほしい…不快だと思ったら屋上からいなくなってもいいから…』

 

俺はCDプレイヤーに荷田君から貰っていたウルトラマンのCDを入れて、ウルトラマンガイアのBeat on Dream onをかけた。

 

士『聞いてくれ…Beat on Dream on 。』

 

〜♪〜♪

 

士『間違いじゃない君が〜信じてたこと〜』

 

さら『…』

 

士『僕らはず〜っと、同じものを探してた〜のさ〜なのに別な軌道の惑星みたいだね〜二人引き裂かれて〜』

 

さら『……!』

 

士『この空と命が溢れる大地〜分け合いた〜いよ〜』

 

さら『……ぐすっ…』

 

俺はその後も歌を歌い続けた。

そして、歌を終えた後にさらに近寄った。

 

士『ちゃんと聞いてくれたんだな…さら。ありがとう…』

 

涙を拭きながらこちらをみるさらに笑顔で俺は見つめる。

 

さら『ぐすっ…あなたの歌声はなんだか落ち着きます…上手いだけじゃなくて…なんか…いいですね…』

 

士『ありがとう、俺は結構歌には自信があるしね。それにこの歌の歌詞、俺は結構好きなんだよね。さら、間違いじゃない君が信じていたことは。』

 

さら『……』

 

士『その人がいたから強くなれた…孤独な今日を走り抜けてその人に会いに行こう。俺もついていってもいいかな?何か出来ることくらいあるはずだ。だから…な…さら…』

 

さら『………わかりました…会いに行きましょう…でも、勇気が足りません…士さん…私に勇気をください!』

 

ムギュッ!!

士『さ、さら!?』

 

さら『私に勇気を…お願いします…もう一度あの人とお姉ちゃんと話す勇気を…ください!!私はあなたが好きです!私にあなたを…人を信じる勇気をください!士さん!!士さん!士さん!士さん!!』

 

士『俺でいいのか?まだそんなに会ってな…いや…俺も男だ…覚悟を決めるよ!俺を信じろ!人を信じろ!俺もお前を愛する…そのための勇気を与える…だから、さら…士と呼んでくれ…』

 

さら『はい…士…』

 

弾道が1上がった。

体力が100減った

パワーヒッターを手に入れた

チャンス○を手に入れた

満塁男を手に入れた

さらが彼女になった!

 

ー男子寮ー

 

荷田『士君、よくも先輩の雑用をおいらに任せたでやんすね!おのれディケイド!!やはりお前は世界の破壊者だ!!』

 

飯占『うるせえ!黙ってろ!』

 

仲間評価が10下がった。

荷田君の鳴滝度が8上がった。

 

 

 

 

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