パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡 作:カーナビレッスン
ちなみにpixivはこの作品の更新は辞めましたのであしからず。
あれは一応宣伝用だったので別小説の…
ー門矢家ー
ーリビングー
父『ただいま〜おーい、帰って来たぞ〜』
起きた二人と談笑していると父さんと母さんが大量の荷物を抱えて帰ってきた。
士『あっ、おかえり。父さん、母さん。』
母『あんたの言った通り買ってきたわよ〜この高級地鶏。』
士『ありがとう、やっぱりこれがないと駄目だよね〜あ、こちらが奈桜と桜空。二人とも俺の友達で奈桜とは同じクラス、桜空とはクラスは違うけど、二人は姉妹なんだよ。』
奈桜『こんばんは。』
桜空『お、お邪魔しています。』
父『ああ、奈桜ちゃんと桜空ちゃんだろ話しは聞いてるよ。別に気にしなくていいよ。ところでそろそろ作り始めるんだろ?士。』
士『ああ、今日は腕によりをかけてあの鍋を作るからさ。二人はそこで待っててよ。さっきのディケイドで見た料理、俺作れるんだよ。』
そういって彼はエプロンをつけて材料を取り出して切り始める。
母『本当にうちの息子がいつもお世話になってます。』
桜空『い、いえ!私たち姉妹のほうがつ…いや、士君にお世話になってばかりです!』
流石に親の前ではつーたんは恥ずかしいよな、そりゃ。
奈桜『そうなんですよ、でも〜勉強面では私のほうが若干上ですけどね。』
士『おいおい、嘘つくなよ。俺と同じ点数だったろ。』
母『どうせ0点なんでしょ。あんたは昔からライダーバカで聞いてよ。前、小学校のテストで名前の所に世界の破壊者って書いてたのよ〜』
奈桜『やりますね〜ふふっ。』
桜空『ユニークですね。』
そんなこんなで作り終えた俺はみんなで鍋を囲んで色々な話しをして楽しんでいた。
父『はっはっはっは〜にしても、お前の料理はやっぱり美味いなぁ〜』
桜空『とても美味しいです、この鍋。』
母『本当に仮面ライダーが大好きで番組に出てくる料理を再現してたのよ。その度に試食させられたわよ。最初はもう適当、適当。酷いなんてものじゃなかったわ〜』
奈桜『馬鹿だから分量考えなかったんでしょうね〜』
桜空『お姉ちゃんもそうだったじゃないですか、塩と砂糖の分量を間違えて、キャンプで出たカレーの甘くどかったといったら…』
士『なんだよ、同じじゃないか、ま俺のほうがこんな美味い料理作れてるから自信があるがな。』
父『わしらの犠牲があったからだがな。』
士『全く〜それは言うなよ、父さん。』
ハハハハハ!!
みんなで楽しみながら鍋を食べ終わった後、俺たちは我が家を後にしてバスに乗って親切高校へと帰る道へと歩いていた。
桜空『今日はとても楽しかったです!こんなに楽しくみんなでごはんを食べたのは久しぶりです!』
士『良かったよ、そんなに喜んでもらって作った方も嬉しいよ。にしても変な両親だろ。全く、恥ずかしいのに両親と一緒に映画に行くことになるなんてな…しかも奈桜や桜空と一緒に。』
俺は両親に夏の仮面ライダー、スーパー戦隊の映画チケットを8枚買ってきてもらうように頼んだ。
お袋、親父、俺。
俺、荷田君。
俺、奈桜、桜空の三回に分けて行くことになっていたんだが…
母『どうせならみんなでいきましょ、残りのメンバーはそちらで集めてきて。』
といった提案に最初は戸惑ったがまあ…1ヶ月に一度必ず、部活が土、日休みの日がある。
理事長が子どもと共に外へ遊びに行くために設けられている。
今月7月はその内の一日を使ってきた。
来月の一日を使って行く予定であった。
さて、俺が行かなかった分2枚はどうするべきか?
奈桜『なら、いつきちゃんとお父さんを誘っていきましょう!どうせならみんなで行った方が楽しいですよ!親同伴も私達と一緒ならそこまで恥ずかしくなくなりますよ!』
士『え、お父さんはいいの?それにいつきちゃんって?』
桜空『お父さんもお姉ちゃんのことで大変でしたから丁度良いと思います!それに…お父さんにつーたんを…紹介したいですし…いつきちゃんにも…』
奈桜『いつきちゃんは私と桜空の大親友の人なんです、とても良い子ですよ。』
士『そうか、まあ俺も荷田君を誘うし、同じようなもんか。』
桜空『お、お姉ちゃん…昔みたいにあれやろう…今度は士君も加えた…あの歌を…』
奈桜『桜空…そうだね、士君!私と桜空は昔一緒にカラオケに行った時にいつも歌ったこの曲を…一緒に歌いましょう!仮面ライダー電王のOPを…』
士『わかった、それじゃあ一曲、二人のために少し歌うか…バス停に着くまで聞いてくれ…climaxjump』
士『時間の波をつ〜か〜まえ〜て〜』
奈桜『今、すぐに行こう〜』
桜空『約束の〜場所〜』
士『限界!』
奈桜『無限!』
桜空『いざ、飛び込め!』
士・奈桜・桜空『Climax jump!』
俺たちはこれからも歩いて行く。
この笑顔が本物になるように…
他の世界をしあわせにしなくちゃな。
そして、この二人の仲が他の世界でもよくなってくれ!
って強く思いながら歌い続けた。
バス停につくまでの短い道ではあったが、その歌は空に響いた。
シュイーン!パシッ!
バインダーからカードが出てきた。
俺はバスに乗った時に仮面ライダー電王の最強の姿、超クライマックスフォームのカードの色が白から綺麗な色に変化した。
士『これは…どういうことだ。』
桜空『どうしました?つーたん。』
士『いや、別に…明日の練習のことを考えるとちょっとね…』
(このカードはなんで色が…使える…いや、なんか使えない気がする…世界は俺に何をしてもらいたいんだ?)
俺はバスに乗った後にカードを見ながら少し考え事をしていた。
俺は前に行った世界で恐ろしいものを見た。
人の死体とかそんなものじゃない。
一撃計画
紫杏が立てた悪魔の計画。
人類を救うために立てた人類の大部分を殺す計画だった。
世界の支配者を統合したツナミグループ
そのツナミグループが世界を相手に戦争をするものだった。
そして、互いに大損害を出した後にあえてツナミグループが負ける。そうすることによって世界が一つになる。
それによって、人類はかなり死ぬがその代わりに人口が減ったおかげで自由で平等な世界が出来る。
そう考えたらしい。
しかし、担当者がジオットとなったその計画は徐々に歪み、死者が増えていき…つまり詰まって最終的に残った資源を奪い合う悪魔の未来となっていた。
……パラレルワールドから来たものによってそのことがわかったらしい。
いくつもの未来があった。
一つ エネルギー不足で人類が衰退
二つ エネルギーの過剰供給により、人類爆増人類が極度に管理される世界となる。
三つ 世界が一撃計画で大量に死ぬが、人類は生き残ったものの資源が尽き果て、互いが憎み合う世界となる。
四つ ピースメーカーにより破滅した世界
こんなことを聞いた俺はどうしようもなかった。
最初は驚いたさ、しかし現実にあってもおかしくはない。
どの世界も腐っていたことだけはわかる。
そして、紫杏がいった言葉
『どんな魔王も最強の勇者には負ける。
だが、勇者でも津波は止められない。が、津波の被害は弱い人が互いに助け合うことでなんとかなる』
と言ったようだ。俺からしてみれば
『魔王だろうが津波だろうが全てを止めるのが勇者だ!!俺は実際に大きくなれる!超能力も打ち消せる!人間を全て助ける!!それが仮面ライダーってもんだろ!!』
というだろう。
俺は人を殺した時点で全て負けだと思っている。人が死ぬ理由にしては馬鹿馬鹿しすぎる。支配から抜け出すためには仕方ないだと…はっ!笑わせるな!
人が生きるために人を殺すなんて馬鹿げてる!支配は仮面ライダーが破る!
俺は仮面ライダーディケイドから色んな言葉を学んだ。
そして、それを使って皆を説く。
これが良いことだと信じてる。
あの三つの世界も俺がいなかったからああなったと思う。
自惚れかもしれないが俺は勇者だ。
いや、仮面ライダーだ。
世界の破壊者だ。
ま、一応…最後の手段も存在するが…とてもじゃないが自信がない。
悪いがこいつを使うときは俺が死にたいと思ったときだけだ。
俺は一枚のカードをしまった。