パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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第ニ十六話 ダイナ!新キャプテン就任

 

 

ー部活前ー

 

妙子『はい、これ。私なりにまとめた仮面ライダーオーズのプリント。これならできるんでしょ。』

 

士『ありがとう〜妙子〜あ、今日はねえ…抹茶プリン!』

 

妙子『あら〜じゃあ、わかんないところがあったら教えてね。私は食べてるから〜いただきまーす。うーん美味しー!』

 

士『おりゃああああ!わかる!わかるぞ!僕にもわかるよ!妙子!』

 

そんな調子で頑張っていけた。

問題

1 人間の欲望

2 誕生日

などなど…

 

妙子はプリンを俺が終わると同時に食べ終わった。

あれ…8個あったのに…もうないの?

 

妙子『あら、大分できてるじゃない。これなら問題ないわね。これからも頑張るからあなたも頑張ってね?』

 

士『あれ?プリン大好物なの?』

 

妙子『違うわよ、私は甘いものが大好きなのよだからあなたの本格的なスイーツがもうたまらなく好きなのよ。』

 

士『そりゃあめちゃくちゃ努力したんだぞ。』

 

俺はカメンライドによって召喚された

アギト、カブト、ブラーボ、ディケイド、ザビー、サソード、デネブに料理を教えてもらった。

 

全員からとんでもなく厳しい指導を受けた。

特にブラーボさんは凄かった。

あのスイーツ作りの地獄の特訓は本当に大変だったよ。

ま、それが身を結んでこんなに喜んでもらってるからいいけどね。

 

妙子『本当にこれ美味いわね…意外としか言えないわ…なんで料理の専門学校に行こうとか料亭の主人になろうとか思わなかったの?』

 

士『これは人から教えてもらって努力して出来たもので誇れるものだけど、やっぱり俺は野球がやりたいんだよ。プロ野球選手になるっていう夢を成し遂げたいんだ。』

 

妙子『夢ねぇ…私はあまりそんなの考えたことないな。昔は魔法使いになりたいとかそういうのはあったのにね。』

 

士『…そういうのがあったからこそ人を生きていけると思うんだ。人間みんな目標がなきゃ…空っぽだろ。その空っぽを埋めるのは大変になってしまう人間だっている。』

 

妙子『まさかあなたなら埋めれるっていうの?』

 

士『はははまさか。俺も出来ることなら全部助けたい、みんな助けたい。選ぶなんていうのは失礼に値するからな、でも…それが出来なかったとしてもやれるだけのことはやってやるよ…』

 

妙子『…噂で良く聞くわよ…あなたは仮面ライダーなんじゃないかって。』

 

士『俺は昔からの夢は仮面ライダーになることだった。

仮面ライダーになるってことはあの姿になることじゃない…人間の自由のために何かするってことだからね。

俺はまだまだ仮面ライダーであって、仮面ライダーじゃないんだよ。』

 

妙子『野球馬鹿兼仮面ライダー馬鹿ってわけね。』

 

士『そういうことになるよね。妙子はもし結婚したら自分の旦那さんを尻にひきそうだな…』

 

妙子『なっ!そ、そんなことないわよ!私は…旦那さんとはラブラブするんだからね。』

 

士『さてどーだかね。』

 

妙子『それ以上意地悪言うと教えてあげないわよ?』

 

士『ごめんごめん、それじゃ部活行ってくるね。』

 

妙子『あ、そう。行ってらっしゃーい。』

 

俺は教室から出て行った。

そして、今日から始まる新体制…

基宗先輩…いや、基宗キャプテンによる新しい野球部が始まる!!

 

基宗『よーし、これからテストをしてやる!まずは!門矢!お前からだ。』

 

士『はい!』

俺はいつも通り全ての球を打ち返した。

やはりコツがあるのでそれを掴んだ俺はうまくやっていけた。

さて…これでどうだ。

 

基宗『やるな、北乃の同室だったな。あまりいじめるなよ、お前だって試合に勝ちたいだろ?』

 

北乃(チキショウ…士の奴!!あの黒髪の女が原因か…)

 

士(評価は良さそうだな…にしても、来週は待ちに待ったみんなとの映画かぁ…

内容も気になるがそれ以上に誰かと出かけることを楽しみにしているところがあるからなぁ…桜空…)

 

荷田『何ニヤニヤしてるでやんすか!』

 

士『あ、に、荷田君。つい、来週の映画が気になっちゃって。』

 

荷田『まぁ確かにそうでやんすね…おいらもかなり楽しみでやんす!まさか女の子と一緒に仮面ライダーを見る日が来ようとは…くっくっくっくっ…』

 

士『まあ、想像はしてなかったよね。でも、さーたんには手を出すなよ。出すならいつきちゃんって子を狙うのがいいと思うよ?』

 

荷田『まあ、高科さんよりかは可愛いとは思うでやんす。努力でやんす〜あ、そういえば士君は等々あの技が完成したんでやんすね。』

 

士『ああ!しかし、型に入ったとはいえキレが足りない!なんとか完成させたい!頑張るぞ!!』

 

荷田『手伝うでやんす!そういえば今夜は暇でやんすから…あれお願いでやんす。』

 

士『わかったよ。』

 

俺はその後、特訓を頑張った。

あの技も等々ものにした!

これで…これで…あの天道が打てるからわからない。

しかし、やらなくちゃいけない!

甲子園に行くためにも…

 

そして、夜の8時頃の森の中

 

士『変身!』

〈カメンライド!ディケイド!ファイナルフォームライド!!リュリュリュ龍騎!〉

 

荷田『お願いでやんす!』

 

士『ちょっとくすずったいぞ。』

 

フオオォン

 

荷田君の体が巨大な龍ドラグレッダーへとなった。

これが俺の力…いや、俺と荷田君の力だ!

といってもやることは夜間飛行くらいしかないんだけどね…

 

荷田『おおお!凄いでやんす!凄いでやんす!技の練習に付き合った甲斐があったってもんでやんす!』

 

荷田君が面白そうに空を飛んでいると人影が見えたようだ。

 

荷田『あ、士君!そっちに神条さんが近づいているでやんす!逃げるでやんすよ!』

 

士『わ、わかった!』

 

俺は変身を解除して、その場から逃げた。

よし、紫杏には見つからなかった。

荷田君も校舎裏で変身を解いた。

さて、今日は…

 

五十鈴『今日も時間通りだな、士。』

 

士『いやはや待たせたかな?』

 

和那『ま、うちらが早めに来ただけやから安心しいや。』

 

士『今日は待望のダイナだからな、よし!見るぞ!』

 

ダイナを再生して見ようとしていた俺たちは側に誰かいるのかわかっていなかった。

 

??『…』

 

ウルトラマンダイナ視聴

 

士『ふーっ、やっぱり面白かったあ。』

 

和那『にしてもダイナはティガとやっぱ似てるとこあるけど違うって感じるなぁ〜』

 

五十鈴『だが全体的に違ったすがたなおかげで混乱せずにすみそうだ。まあティガの15年後だということには驚いたがな…』

 

士『そうだね、それにこれからの展開に期待できるし…さて、そろそろ帰るかな。』

 

和那『あら今日はあっさり帰るんやな。』

 

士『いやあ、昨日色々とうるさかっただろ。あれ俺が練習していた器具をバラしちゃったりとかしたんだ。それの後片付けのために早く行かないと。』

 

五十鈴『そうか、ではまた明日おやすみ。』

 

士『おやすみ。』

 

タッタッタッ

 

和那『なんか最近士うちらのことを気にしなさすぎとちゃうん?』

 

五十鈴『最近色々と考え込んでいることがあるらしい。気にかけてはいるがなんか一歩引いていると感じるな。』

 

和那『やっぱり噂のさーたんちゃうん?彼女から指示受けてうちらと距離置こうとしとるんちゃうん?』

 

五十鈴『まあ、十分その理由だと思われるが…ちょっと心配なんだ。まるで私たちに対して悲しそうな視線を向けているんだ。』

 

和那『…そう思うんか…五十鈴も…うちもそんな目とかで見られる時あるんや…何を隠しとるんやろ…』

 

五十鈴『まさか…いや、そんなことは…』

 

和那『ん?どうしたん。思い当たる節があんのか?』

 

五十鈴『私たちのことを異性として意識しているんじゃないか?』

 

和那『な、なななななんやて!!そ、そんなわけないやろ!あいつにはさーたんっていう彼女がおるやろ!まさかあいつが浮気をする薄情者やと思うとるんか!』

 

五十鈴『そうじゃない…だが、あいつは誰にでも優しいからなそれに料理をうまくて歌もうまい…一緒にいて楽しいんだ。だからあいつは色んな人を助けようとする。

その時々にあいつは人を助けた…だから士というより私たちの方が士を気にしているじゃないか。』

 

和那『なっ、なっ、なんやてーー!そ、そないなわけないやん。だって士と恋人になりたいなんて思っとらんて!』

 

五十鈴『…私は一緒にいたいと感じた時はあるぞ…』

 

和那『えっ!』

 

五十鈴『……あいつは…前にも言ったが何か落ちつくのだ。これが愛などとは思わないが少なくとも友達としてはいてほしい。』

 

和那『…そ、そーやろなー!あ、あいつには彼女もおるし、弁当を作ってもらう仲なだけで友達や、ははははっ!』

 

(…友達や…友達友達。うちにはカブトさんがおる…)

 

??『…そうか…』

 




第七回

五十鈴・桜空『第七回!後書き座談会コーナー!』

五十鈴『もうこのコーナーも第7回だな…大分長いことやっているな。』

桜空『さてと、今回のテーマはこれからの活動予定です。』

五十鈴『まあ、変わらずに2日に一度投稿は続けていくつもりだ。
投稿時間はかなりバラバラになっているのは本当にすまない。』

桜空『私の章が終わったからとはいえ私の出番はそこそこあります。
残りの彼女候補はどうかわかりませんが、これは喜ばしいことです。』

五十鈴『本当に随分と明るくなったな。
にしても、ハーレムルートとはな…私はそういうのは良くないと思うぞ。』

桜空『正史確定彼女ならではの意見ですね。』

五十鈴『…それは…その…』カーッ

桜空『羨ましい…』

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