パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡 作:カーナビレッスン
ー河川敷ー
いつき『ちきしょーー、なんでこんなことに…でも…中々…』
奈桜『似合ってるよ、いつき。』
いつき『くっ…悔しいけど…褒めたげるわ。』
俺の名前は門矢士。
今日はみんなで映画を観に行く予定で、待ち合わせをしていたら急にいつきちゃんって子に襲われて未完成ながらもドレイクの技を使ってメイクしたのだ。
でも、結構上手くできたな。
和那『あれは大分本物そっくりやったでー、あれで未完成か…まあ、でもちょっと足りないってのはわかるで。』
カズはカブトは見ていたからよく知っているな。
いや、荷田君もか…
荷田『そうでやんすね、まつ毛とか目のラインとか少し甘いでやんす!まだまだでやんすね…』
士『だって練習しようにも練習相手がいないんじゃどうしようもないだろ?それともメガネが練習相手になってくれるのかい?』
荷田『なっ!あ、でも…士君の料理をその度に作ってくれるのなら考えてもいいでやんすよ。』
奈桜『なんですって!!なら私のほうがいいですよ!!メガネが化粧して意味あるんですか?』
荷田『な、ノッポやカバよりは綺麗になるでやんす!』
和那『おい、メガネ!!なんでうちを引き合いに出しとるんや!ベルやクラも出さんかい!』
荷田『ベ…ベルは男子の中で人気高いでやんすし…クラはそんなこと言ったらメシにしばかれるんでやんすから…』
和那『……で、うちを出したと…メガネ…しばいたろうか?』
荷田『ゆ、許してくれでやんす!』
父『はっはっはっ、中々仲良くやってるようじゃないか。』
お父さん『桜空も…そんなに笑えるなんて…父さん…嬉しいよ…奈桜が頑張ってくれたんだろ?』
奈桜『…ははっ、そんなわけないよ…私一人じゃ多分何も出来なかったよ…』
奈桜が寂しそうな表情を浮かべる。
これは確かにそうかもしれないな。
奈桜は隠れて泣いていたと五十鈴から聞いていた。
五十鈴『あいつが明るいのは辛いのを無理しているからだ。馬鹿なりに考えた結果だと思ってやっているのだ。』
そんな風に考えていたみたいだ。
実際、そうなのらしいが…
彼女の並行世界での姿はまさにその通りだったのだ。
奈桜の会話を盗み聞きしてみた。
奈桜『…お姉ちゃん…いや、こんなゴミがあなたを…救おうなんて…ごめんね…でも…私生きていくよ…あなたのことを…ずっと後悔しながら…さよなら…さら…』
実際、最初桜空と付き合ってみたのは偶然だったが彼女達の笑顔を救う手助けを出来たのは確かに俺だし、自惚れている訳ではないが俺がいなかったら二人は駄目になっていた。
いや、まあ…俺じゃなくても良いとは思うけどね…
五十鈴『そうかもな、メシがいなかったら多分駄目だったと思うぞ。』
士『別にたまたま俺だっただけで、他の誰かが助けてあげればカバとクラはなんとかなっていたと思うぞ。』
桜空『そ、そんなことないです!!け、謙虚にならなくてもいいですよ…それにつ…メシのおかげで私はこんな風になれたんです!
と、ととても感謝しています!』
和那『そうやな〜最近は隣のクラスでかなり仲良くやってるってルームメイトの水沢がいっとったで〜隣のクラスの男子からモテモテやけど〜』
桜空『そうなんですよ、でも、私はつーたんの物だと言ったらみんな泣いてました。』
荷田『最近妙な視線が野球部に来てると思ったら…メシのせいでやんしたか!!くっそー羨ましいでやんす!』
和那『そういや昨日窓から入るときに何人かメシの部屋の窓をジロジロ見ていた男女交わったのが数名おったな。女子にも人気あるしな。』
奈桜『そらみろ〜メシは裏では名前から女性の破壊者とかいわれてますよ!』
士『そ、そんなぁ!!おい、カバ!親の前でそんなこと言うなよ!』
母『まあいいじゃない、世界の破壊者から女性の破壊者になれたんだから。』
士『は、破壊者の意味が違ーう!!』
ハハハハハ!
士『と、ともかくそろそろ食べるよ、ほら。みんなで食べるぞ。』
俺たちはつけ麺を用意して食べ始めた。
麺の量がますます減って言った。
特によく食べていたのが意外なことにベルとノッポといつきちゃんだった。
和那『ちょっ!その香味スープ渡さんかい!』
いつき『ならそっちにごまくださーい!こんな美味いの始めてー!』
五十鈴『こっちの醤油もいけるぞ…』
奈桜『ちょっ、まだ少ししか食べれてませんよ〜』
桜空『お、美味しすぎて…止まらない』
荷田『くっ!おいらが持って来たでやんすよ!もうちょっと敬って…』
士『ま、まあまあ…まだあるわけだし…』
父『今日のは特に気合いが入ってるな。ま、その分あんなに争ってることになるが。』
士『まだデザートもあるんだぞ…食べ過ぎても知らないぞ…』
お父さん『ほお、やりますなあ…』
士『まあ、習うのに大分時間と体力と精神を鍛えましたから…これでももう料理屋を開ける腕ならあります!』
父『料理の専門学校を勧めはしましたが本人が野球をやりたいと言ってたので。』
お父さん『へぇ〜主体性があっていいですねぇ〜』
父『魔性の野球兼仮面ライダー馬鹿なだけですよ。』
そんなこんなで麺は補充してもすぐになくなってしまった。
奈桜『美味しかったです!さて〜デザートは?』
士『えっ、みんなまだいけるの?』
荷田『当然でやんす!さあ、例のシャーベットとアイスを出すでやんす!』
士『はい、それぞれフルーツミックスシャーベットにバニラアイスクリームとミントアイスクリームミックスを一つずつ。』
和那『お!待ってましたあー!いただきまーす!』
士『も、もう少し味わったら…』
五十鈴『…美味い…癖になるな….どうしてこんなに美味いのだ。私も料理にはとても自信があったのだが…自信をなくすレベルだよ。』
とまあ、色んな会話を交えながらもデザートも食べ終わって俺たちはベルデスーパーへと向かった。
ベルデスーパー
ー映画館ー
士『さてと、そろそろだな…』
いつき『すぅ…すぅ…』
士『映画館の広告の時点で寝てるって…』
お父さん『ぐおーぐおー!』
士『こっちもか…まあ、ほとんど興味ないから仕方ないか…でも、映画が始まったら起きるだろう。』
映画は楽しかった!いやあ、最高だった!
今年の夏映画も良かったなぁ〜
ヒゲ最高!一致団結!!
でも、なんだろう…途中から寝てるの何人かいたような…まあいいや、ともかく帰るか…
士『さてと、映画を観おわったし…か…』
桜空『つ、次はみんなでいっそのことカラオケでも行きません…か…』
いつき『お、いいねいいね!行こうよ!姉御!』
奈桜『うん!私はいいけどみんなはどうする?』
和那『よっしゃ!楽しむためにもやるか!』
荷田『おいらはもちろんいくでやんす!』
父『ああ、そうか。わしらは疲れたから学生同士で楽しんでくれ…』
というこで、父さんたちが帰り学生達のみでカラオケに行くことになった。
ちなみにその頃…
ー森の中ー
野上『うっ…ううん。』
俺が目を覚ますとそこには辺り一面木々が生い茂った森にいた。
確かに俺たちは死んだ…死んだはずなのに…
タイムベントを使ったのか?
いや、タイムベントはその使用者または使用者が選択した側にいる者にしか記憶の引継ぎは適用されないはずだが…
冷静に回りを見るとそこには殺された選手たちがいた。
野上『五代さん!!津上さん!!大丈夫ですか!起きてください!』
体を揺する。
どうやら気絶しているようだ。
しかし、他の選手も寝ている。
外傷はないみたいだ…いったいどうなっているんだ。
彼らの遺体は確認したし、しっかり火葬も行なって骨も埋められた。
それなのに…
まずは連絡だ!
くっ!俺の携帯は壊れたままか…
なら、他の人の携帯を使わせてもらうか。
野上『すみません、津上さん携帯を借りさせていただきます。』
プルル!!プルルルルル!
ガチャッ!
弓子『こちら津上です…どちら様でしょうか?』
野上『はじめまして、私は野上八太郎であります。そちら様の旦那様と一緒に今、山中にいますのでそちらに向かいます。』
弓子『!!!そ、そんなふざけた嘘はやめてください!!夫の遺体はここにあります!!それにあなたは…』
野上『警察を呼んでここに来てください。ともかく、確認を。』
ガチャッ
野上『……タクト・マイヤーズの仕業か…まあいい。これでこの事件は無事に解決かな。』
俺はその場に尻餅をついて溜息をもらした。
ー第十ニ回ー
ゾロリ・ランファ『第十ニ回!後書き座談会コーナー!!』
ゾロリ『今回の話題はこれから登場するキャラクターについて!!』
ランファ『まず、私たち以外の作品だと今のところ登場するのはサクラ大戦とセイバーマリオネットJとおジャ魔女どれみくらいかな。』
ゾロリ『あとはダンガンロンパだな。でもクロスオーバーではあるが、メインはパワポケ なので安心してくれ!』
ランファ『でもなんであんたと私なのかわからない人もいるけど、その説明もちゃんと終盤でやるの?』
ゾロリ『勿論!俺はビルドとの設定上どうしても大事だからな!』
ランファ『セイバーマリオネットJはパワポケ の設定とベストマッチだし、ダンガンロンパは話の展開には必要だしね。』
ゾロリ『ギャラクシーエンジェルとサクラ大戦は?』
ランファ『作者の趣味よ、最も攻略ルートは私とかすみれとか性癖全開のものよ!』
ゾロリ『結局ランファも地雷踏んでるよ…』