パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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自転車の鍵が見つからずにパニックになり、遅れました。
誠に申し訳ありません。
それでは、どうぞ!


第四十七話 現実は悲惨すぎるから…

ー病院ー

ーパワポケ 14世界ー

 

カツンカツン

 

鈍い音が病室に響く

一人の女性が男性に手を引かれながら歩いていた。

彼女は大江和那。

いや、茨木和那という本名を隠して今まで暮らしてきていた。

彼は10主の実家に帰ろうとしていた。

今日、退院する。

退院と同時に彼の家に向かおうとしていた。

彼女の体はボロボロだった。

そこら中に傷をつけて、左腕をなくしていてもはや女性とは思えない姿になっていた。

 

和那『恥ずかしいなぁ〜こんな姿見られるなんて……ほんまに…ごめん。』

 

10主『恥ずかしくないさ。俺の自慢の女だ。父さんや母さんも喜ぶさ。』

 

和那『…あんたは…チームの主砲、球界のスーパースター…色んな賞を独占した。

でも…色んな他チームから妨害にあって…

うちのために大怪我させて意識不明にまでさせた…

それに…あんたも拷問で…』

 

10主『大丈…』

 

和那『大丈夫やない!!あんたの視力は今、0.0001…自分の指さえろくに見えへん!

矯正用眼鏡をつけてやっとや!

それに…体の80パーセントが機械になって…もうあと2年生きられるかわからん体なんやろ!

せっかく…せっかく…』

 

彼はスカウトされた1年目ジャジメントの手により拷問をされてしまった。

和那のことを聞くためだろう。

その時に眼をやられ、体をボロボロにされてしまった。

元CCRの二人組の手により、救助されたがその時にはほぼ全ての体を機械に埋め込まなくてはならなかった。

黒野博士という科学者によって人間とは違った体を手に入れた。

ものスゴイ力を手に入れたがサイボーグというものになった以上…彼の寿命は僅かになってしまった。

 

10主『…仕方ないよ…俺…和那のこと…愛してるから…これくらいどうってことないよ。』

 

和那『…うええええん。ありがとう…ほんまにありがと…う…』

 

10主『浜野が言っただろう?

カズあなたは幸せになりなさい。って。

親友の遺言ぐらい叶えてやれよ。』

 

和那『うん…でも、朱理…は…』

 

10主『……どうすればよかったんだろうな。俺、何も…何も…してやれなかった!

悔しい…悔しい…』

 

和那『そんなことない!あんたは…あんたは…』

 

俺はもう我慢の限界だった。

その場から出て二人に姿を見せた。

 

士『たく、見てられないな!』

 

和那『!!!10主!!』

 

10主『俺…なんで…』

 

士『…あー、またその反応ね。OKオーケー、ちゃんと説明するから、俺の名前は門矢士。名前は違うが別世界のお前だ。

親切高校の一年生。』

 

10主『別世界?なんだそれ?』

 

士『もし…〇〇だったら…とか考えたことないか?

そのもしの世界から来たのが俺…門矢士。

俺はエボルトの遺産を消すために来た。』

 

和那『まあ、よくわからんがクローンとかやないやない味方なんやろ。で、エボルト?なんや、それ。』

 

士『エボルトはこの地球を滅ぼすために遣わされた存在だ。

地球外生命体ってやつだ。

エボルトはパンドラボックスと呼ばれる未知のエネルギーが詰まった箱を使い、人間の欲望を増大させた。

そして、エボルトは人間にカタスロトフという滅びの力を鞭として、パンドラボックスの強大なエネルギーを飴として人類に与えた。エボルトは人類を滅ぼさず…力を与えることによって人類自身が勝手に滅ぶようにした。

つまり、遊びに使ったんだ。』

 

10主『…世界を支配する地球外生命体。』

 

士『そして、パンドラボックスの光を浴びた人類は力を求めた…ジャジメント、アジム、九百龍、カエサリオン、大神…これら全ての組織のリーダーが特に強く浴びた。

戦って勝ったものにパンドラボックスを渡すといった…だから戦争が起こった。

エボルトはそれを嘲笑ったよ。

"はーっはっはっ!人間ってのは面白いなぁ"

"愛するものを守る力…それが戦争を引き起こす!"

"人間はちょっと知り合いを傷付けただけで感情的になる!それがまた滑稽だよなぁ〜"』

 

和那『ふざけんなああ!!!』

 

和那は荒れた。

側の壁に穴が空くほど右腕でパンチをした。

自分たちがやってきたこと全てがエボルトの遊びのため。

そのためにこんな体にさせられた。

愛する人を苦しめた。

親友を失った。

もはや彼女には怒りしかなかった。

 

10主『俺たちはそいつのために…』

 

士『ああ、事実だ。エボルトの力は凄まじかった。そして、あいつは玩具のように人間を使った。

ただの楽しみのために…

面白かったそうだぞ…人間が自らの手で滅びていくのを見るのは…』

 

和那『なんでや!!なんで!こんな酷い目に遭わされなあかんのや!!』

 

10主『ちきしょう…どうすれば…どうしたら…どうやれば…』

 

士『この事態をなんとかするために俺は来た。しあわせ草を作り出した科学者葛城忍の意思を継いで…』

 

和那『しあわせ草を作っ…た…あれは人工的に生えてたものやないんか!』

 

士『あれは他の星の植物だ。それをエボルトが持ってきた奴を葛城忍が改良したんだ。』

 

10主『そいつの…その葛城忍のせいで!!』

 

士『あの人のことを馬鹿にするな!!!あの人は確かに罪を犯した…だけど、あの人は最後にこのドライバーを残してくれた。』

 

和那『その機械がどうしたんや?』

 

士『こいつは仮面ライダーになれる優れものだ。』

 

10主『仮面ライダー?なんだそいつは?』

 

士『人間の自由のために戦う戦士だ。このドライバーは全ての超能力を使える。

このドライバーで時間を戻して全てをただす!

ジャジメントを遥か昔に叩いてやるんだ。』

 

和那『!!あかん!!そんなことしたら…』

 

士『浜野のことだろ…そいつは大丈夫だ。俺の力によって生を妨げることは出来ない。

死を防ぐことは可能だがな…』

 

ま、このドライバーの機能の裏システムを使えば生を妨げることはいけるみたいだけど…

 

10主『元に戻るのか…全て…今までの事…全て……嘘だ!!』

 

士『嘘じゃない!』

 

10主『そんな都合のいいことが起こるわけがない!現実は悲惨だ!!』

 

士『現実が悲惨すぎたから俺がここにいる!そう思わないか…あまりに辛すぎるじゃないか…こんな現実…神条も浜野もカズもあまりに苦しみすぎた。

 

他の人もそうだ…だから俺が時を戻す。

問題は記憶をどうするかだ。』

 

和那『記憶?』

 

士『そう、俺は数十年前に戻り、全ての支配グループを倒して俺の仲間がトップに立つ。

全ての戦力を完全に叩きつぶす。

そこで…お前たち二人の記憶をどうするか聞きにきた。

1 全てを忘れて幸せを謳歌する

2 今の記憶のまま高校時代に戻る

 

このどちらかだ。

お前たちはいまのこんな世界おかしいと思うだろ。

だから俺が正す、紫杏も浜野も生き返る。

高校時代を平和に暮らせる。

悪くない話だとは思うが。』

 

10主『和那のこれまでの苦労が…無駄になるじゃないか…』

 

士『無駄なんかじゃない!こんなあっさり平和になるなんて考えるな!

これまで…どれほどの苦労をしてきたかわかるまい!それが出来ずに大変な世界もある!

その上での平和だ!!』

 

和那『…ほんまにそうなら…うちは覚えていたい…例え…どんなに苦しいことでもしっかり覚えて向き合いたい…』

 

士『そうか、そう言うと思っていたけどうれしいよ。

浜野も幸せを掴み損なった…あいつと会っていないな。』

 

10主『あいつ?浜野にそんな奴は…』

 

士『色んな世界を回ってきた…そして、その中には浜野が幸せになった世界もある。

この写真が証明だ。』

 

俺は11主と浜野が子どもを連れて笑う姿の写真を見せた。クリスマスの時のだ。

 

和那『!!!この男が……グスッ…なんや、朱理こんな顔出来るやないかい。』

 

士『ま、遅くはない。これからは…これからは俺のステージだ!』

 

タイムベント!!

 

俺は時間を戻した。

仮面ライダー鎧武となって、戦い

勿論敵を軽々と倒した。

 

その結果

 

ー親切高校入学式後ー

ー校庭ー

 

和那『!!!あ…直っとる…戻っとる…うちの体どうもなっとらん。』

 

士『おーい、上手くいっただろ。』

 

10主『あ、ああっ…まさか…な…ははっ、なんともない!俺の体…全然苦しくない!』

 

士『あったり前だ!なんせほら。』

 

俺はパッドを取り出して世界の様子を見せた

NEOZECTによる支援、世界の支配者の滅亡全ての苦しみは消え去った。

 

和那『終わり…なんやな…』

 

士『正確にはこれから始まる。

苦しかった高校生活が戻る。

大変だが…頑張れよ。』

 

10主『ははっ…そうだな、練習はキツそうだな…でも、こんな幸せを感じられるなんてな…それだけでいいさ。』

 

士『あ、俺はともかくほとんどの世界の大江和那は親切高校を退学するぞ。』

 

和那『!!はははっ…そうやな…そこまで都合良くはならんか…』

 

10主『な、なんだ!原因はなんだ!』

 

士『…お前だよ!』

 

10主『!!!お、俺が…退学の原因?』

 

和那『そないなことない!10主は…優しい奴や!ウチを妨害することは…』

 

士『そうじゃない!これだよ!』

 

俺はPAを10本、和那に渡した。

 

和那『このドリンクは?』

 

士『そいつが退学の原因、PA!このドリンクを飲むと妊娠確率100パーセント!流産の危険なし、母胎のダメージリスク0のドリンクだ。

そいつは1つ子、双子、3つ子タイプから選べる優れものだ。

俺が努力の証に渡すと我慢出来ずに飲んじまう。

賞味期限切れの危険はないのに…いきなり飲んで襲われ…』

 

キュピーーーーン!!!

 

パシッ!!

 

ゴクッゴクッゴクッ!

 

和那が説明途中でドリンクを飲んだ。

やっぱり…また三つ子タイプ…

 

10主『そういうことか…当たり前だ。俺もだ…もう我慢出来ん!!!』

 

和那『うちの夢を叶えたるわあああ!』

 

弾道がMAXになった

威圧感を手に入れた

体力が100下がった

満塁男を手に入れた

 

エピローグ

 

10年後

 

カツンカツン

 

鉄の音が響く

だが、それは俺が出す音じゃない

子どもが玩具をいくつか落とした音だ。

 

正人『パパ、今度は弟かな?妹かな?』

 

10主『正人はどっちがいい?パパはどっちでもいいなぁ〜いっぱい家族に囲まれてパパは頑張れるよ。

目指せ40歳現役!』

 

公人『凄い人気だよ!パパのサイン欲しいクラスの友達のパパ多いんだよ〜』

 

10主『これもお前たちのおかげだよ。ママとお前たちがいなかったら…嬉しいよ。』

 

子どもたちと一緒に病院に来ていた。

和那の出産が終わったからだ。

もう産婦人科の常連さんでいつものように冷やかされながらここに来た。

今日はあの日だ。

10年目のあの日だ。

等々10年たったのだ。

苦しかった今は亡き歴史を超えて…

今、ここに子どもたちと共に和那を迎える。

新たな家族と共に…

 

和那『女の子やで!あなた!』

 

この幸せは揺るがない。

浜野も今では…

 

 

ー左家ー

 

明子『ママー!!今日はどこ行くのー!』

 

朱理『これからカズの所に行くのよ。』

 

律子『カズおばさんのところかー!また遊ぶ子が増えるねー!』

 

朱理『あなた達もお姉ちゃんになるのよ…また…ね。』

 

龍五『ママー笑ってるー!』

 

朱理『本当にママは幸せだから…つい笑っちゃうの。』

 

浜野朱理は全てを覚えていた

本当に辛かった戦いのことも

自分の親友を陥れた罪も…

だが、それでも彼女は笑顔を手に入れた

愛すべき男、可愛い子供達、暖かい家で食事を作って家族に振る舞い、たまの休みにみんなで遊園地に行ってアトラクションに乗る。

そんな日常を彼女達は手に入れた

 

1ヶ月後

ーナマーズパークー

一応、ナマーズという球団は出来た

ネオゼクトナマーズという球団だけど。

そして、今日は家族合同でナマーズパークに遊びに来ていた。

 

龍五『パパーあれ乗ろうよー!』

 

来都『うん、じゃあそこのベンチで座って待っててママ達。』

 

朱理『わかったわ。』

 

和那『任させてもらうわ。』

 

真央『…お願い。』

 

側のベンチに腰を下ろした三人はジェットコースターに乗らず、子供達を見送った。

なぜならお腹を膨らませた真央と朱理、そして出産してまだ1ヶ月経っていない和那は危険なため乗れなかった。

ベビーカーにてすやすや眠る娘を見ながら彼女たちに笑顔が見られた。

ここに来たのはしがない雑談をするためだ。

普通の中の普通なことだが、それが出来ることに日々感謝していた。

 

真央『…毎日とても楽しい…お弁当も中々上手く出来るようになった…』

 

和那『うちの子どもはみんなヤンチャでな!よく、学校に呼び出されてもうてほんま大変やわ〜』

 

朱理『らしいというかなんというか…こっちはシズヤさんと上手くやってるわ…』

 

和那『ま、うちもそんなもんや。にしても…こんな日が来るなんて夢にも思わんかったわ…こんな風に普通な幸せを感じられるなんてな。』

 

真央『……仮面ライダーのおかげ…』

 

朱理『和那?あんた最後にあいつに会った時に聞いたんじゃないの?

戦う理由とかなんか…』

 

和那『あー、それな。あいつこう言ってたわ。』

 

士『愛と平和の為に戦っただけだよ。それに…俺、もうすぐ向こうの世界で父親になるんだ。

父親になる時に…子どもが笑顔になる世界を作る!

そして、こう教えてやるんだ!

最も大事なこと!それは愛と平和…ラブアンドピース!!!』

 

朱理『馬鹿ね…向こうのあんたの亭主も同じように。』

 

真央『…ラブアンドピース…とってもいい言葉。』

 

和那『せやな!確かに今の世界はそうやな!胸張って言えるな!ラブアンドピース!』

 

この世界も平和になった

彼女たちの幸せは揺るがない

だが、彼の戦いは終わらない

まだ始まったばかりの戦いなのだから

 

ー並行世界ー

 

ベルデ『…うーん、しかし…商店街がここまで手強いとは…やり甲斐がありますね。

私もそろそろ本気を出しますか。』

 

ひとりの男が動こうとしていた。

この争いは後に伝説となるブギウギ商店街復活への第一歩であった。

 




ー第二十八回ー

ルッカ・花形『第二十八回!後書き座談会コーナー!』

花形『今回はお邪魔特集!…ってなんだこの台本は!!ふざけんな!そこの奴等…何笑ってんだ!』

ルッカ『な…なんて屈辱を…おい!こらそこのおジャ魔女の5人!笑うな!』

花形『そこのビルド組も笑うな…ん?誰だ今劣化版デスマスとか言ったのは!どいつだ!』

ルッカ『もう続けますよ!いいですか!最近、文章が雑とか作者が感じているようです。』

花形『それはしょうがないよ〜何せ元々とんでもない下手くそがなんとかやったくらいだからね。』

ルッカ『そんなこと言ってるとまた怒られますよ。』

花形『いや、久しぶりに自分の小説見たら下手くそ過ぎて死にたくなったらしいよ。』

ルッカ『まあ、今回はこんなところでしょう…えっ…杖?なんでこんなもの渡すんですか?ああ…これを折るんですか?フン!』

花形『あれ?変身は?変身待ちだったんだけど…』

ルッカ『ビルドのキャストオフムービーなんてやらせないでください…』

花形『まあまあ、そんなこと言わないでくださいよ。あなたのお家芸でしょ。では、今回はこの美男子!花形美剣と金髪内海がお送りました〜』

ルッカ『ルッカだよ!!』
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