パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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今日、明日にでも登場人物表を出しますね。
ネタバレが段々と多くなるのでご注意を!それでは、どうぞ!


第五話 プロ野球選手の資格

 

士『ふわあああ〜』

俺は今日も教室で授業中に寝ていた。

そのため、休み時間でもあくびが出ていた。

 

妙子『ちょっといい加減に起きなさいよ。』

俺の隣で注意する茶髪の女の子。

三橋妙子って名前の成績優秀で、面倒見の良い子だ。

 

士『いやいや、妙子ちゃん。俺たち、野球部は部活に向けてエネルギー貯めてるんだよ…それに見ろよ。ほかのやつらを、荷田に越後に五代に奈桜…って奈桜?』

 

おい!野球部の越後や湯田君や五代はともかく奈桜はだめだろ…あのひとがいるのに…

 

妙子『いい訳は結構!ほら、やりなさいよ!』

 

士『いやだぁー!俺全然内容わかんないだよ!わからないところがわからないんだよ!』

 

妙子『…だからやらないっての?』

 

士『うん、俺は将来プロ野球選手になるから勉強なんて必要ない!それに人間は誰か必ずしも一つは良い取り柄を持っているんだ。俺はそれが野球選手の才能なんだ!

それに絵が下手だったり、おバカキャラだとTVに出してもらいやすいだろ。実際に天道選手はよく出てたし。』

 

天道七司選手は俺たち高校球児たちの憧れの選手であり、もの凄く強い選手であるのだ。

そして、TVでも嫁から教わった缶蹴り技術は一時期小、中学校で大分流行った。

最もその嫁たちに尻に敷かれているのは内緒だが…

天道選手の父母と嫁たちはとても仲が良く、ドッキリを常に仕掛けてたり、インタビューでかなり目立ったりしている。

 

妙子『言い訳を考える才能だけはあるのね…でも、もし!もし!プロ野球選手になれなかったらどうするの?』

 

士『やる前から出来ないなんてことを考える奴は何も成し遂げられやしない!

俺は絶対なるというイメージを捨てたことがないだけだ!それにもし、プロ野球選手がだめだったら東映でスタントマンとして特撮番組で大活躍してやる!』

 

妙子『格好良くいっても格好悪いわよ、それに東映のスタントマンになるといってもある程度の学力は必要になるわよ。』

 

士『な、なんだって!くそっ!どうすれば〜そうだ!なあ!妙子、そんなに言うなら俺にワンツーマンで勉強を教えてくれないか?みんなを見返せる学力をつけたいんだ!』

 

妙子『えっ…いいけど。なら、いつやるの?』

 

士『ああ、互いに都合の合う時間…部活前にお願い出来るか?』

 

妙子『わかったわ、ただしビシバシ頑張るからね。まずは実力を知りたいからこのテキストをやってね。明日までに必ず自分一人の力でやってね。』

 

士『20ページテキスト一冊か…ま、やってやるか。』

 

俺はその後授業を終え、時間が空いた昼休みに森の中でそのテキストをやることにした。

 

士『さてと、寮はみんなの目があるし…静かに集中できるところはここくらいしかないからな…』

 

俺はディケイドライバーを取り出した。

 

士『変身!』

 

〈カメンライド!ディケイド!〉

 

〈アタックライド インビジブル!〉

 

俺は姿を透明にして勉強した。

これで番犬にも見つからず静かに勉強できる。

俺は持ってきていたダンボールにテキストを置いてやり始めた。

 

士『はあっ…疲れた…』

 

俺は20ページのうち10ページをなんとか終わらせることが出来た。

昼休みも終わりごろだ…そろそろ帰るか。

俺は変身を解除した。

すると、森の入り口に一人の女の子がいた。

 

士『あれは?おおーい、神条!』

 

神条『おお、確かクラスメイトの門矢士だったな…TV番組の主役と同じだから覚えやすかったぞ。』

 

士『えっ?もしかして神条も見てたのか?仮面ライダー。』

 

神条『まぁ…少しだけだがな。父が数年前にDVDボックスを全ライダー分買った影響でな、見たのは龍騎とフォーゼくらいだがな。』

 

士『は…ははっ…そ、そんなお父さんがいるんだね…ま、うちも同じなんだけどね。この名前も俺の親父が東映のプロデューサーと知り合いで俺の名前を主役の名前として使ってくれたんだよ。』

 

神条『へぇ〜そうなのか、しかしそんな名前をしているということはディケイドが一番好きなのか?』

 

士『そうだね。たしかに俺が一番好きなのはディケイドだけど、他もみんな好きだよ。神条はどれが好きなんだ?』

 

神条『私か?私は龍騎だな。あの世界観…人間の欲望を剥き出しにした争い…まさにこの世界そのものだ。』

 

士『いや、そうはいっても仮面ライダー革命で大分変わっただろこの世界も。』

 

神条『まあな、あの時は本当に驚いた。カズの仮面ライダーカブト参上の時も驚いたがあれはただのコスプレだと思ってた。しかし、あの仮面ライダー革命は世界を大きく変えた。それにあの仮面ライダーコーカサスの演説も凄かった。』

 

士(あれ俺なんて言ったっけ?)

『ど、どんなだったっけ?』

 

神条『我らは悪を倒すものなり!

しかし、我らは命を奪わない…それが善か悪かは後の世が決めるだろう!

我々がやることは偽善だ!しかし、それでも善だと思って戦った!

これからこの世界は混沌に包まれるだろう。我々もやれることはやる!

だからこそ、誰もが手を取ろう!綺麗事かもしれないが私は信じている…辛い時はある!けど、本当に勇気をだすことが重要なのだ!本当の勇気とは腕力が強いとか弱いとかそういうことじゃない!

心の底から許せないものに、嫌だと叫ぶことなんだ!その勇気を皆が勝ち取れると世界にしてみせよう!とな。』

 

士(俺、この時に仮面ライダーBLACKも見てたな…)

『すごいな神条は…演説をみんな覚えているなんて…』

 

神条『なあに。私は記憶力は良いのでな、基本的に色んなことは知っている…まあ、仮面ライダーの知識だけでいったら君の方が上だがな。』

 

士『まあ、産まれる前からライダー好きなのかもしれないな…親父やお袋から貰ったこの体があったのも親父とお袋が会ってくれたおかげだし、親父とお袋は仮面ライダー好きという共通の趣味が合って付き合い始めたからな…本当に救われたんだ。

そして、野球…俺はいまいちだったが今でもやっている。この二つがあったから俺がいるんだ。』

 

神条『…ふふっ、私にもそういうものがあったらもっと人生を楽しめそうだな…それに仮面ライダー龍騎も最後は救われたしな…』

 

士『ああ、彼らは確かに何度もぶつかった。拳でしか分かり合えなかった。だが、それでも精一杯生きた…そして蘇れた。彼らは本当に生きて生き抜いたんだ…』

 

神条『ふぅ…かつてはただの子ども向け番組だと思っていたが意外と哲学があるな…仮面ライダーフォーゼで言っていた言葉…

誰かの正義は誰かの悪って事もある。

お前たちの正義と俺の正義が同じとは限らない。

その通りだ。私は仮面ライダーを正義の味方とも悪の手先とも思っていない、お前は…門矢はどうなんだ。』

 

士『俺は仮面ライダーは正義の味方だと思ってる。そりゃあ間違いをするけど誰かのためにやってることを正義と言わずなんという。俺は勝ったものが正義と思わない…負けないからこそ…守るからこそ正義なんだ。

それに俺は自分の信じてやったことを正義だと思っている。それでいいんじゃないか?』

 

神条『あはははははははっ!お前はまるで仮面ライダー本人みたいなことを言うな。さすがだ…ファンというよりマニアだな。だが、野球の練習も頑張らないといけないぞ。好きなことならな、私も少しは仮面ライダーのことを正義の味方と思ってみるよ。士。』

 

士『ああ。ってあれ…俺のこと名前で呼んだのか?』

 

神条『中々良い話しを聞かせてくれて面白かったよ。これで私たちは友達なんだろ、仮面ライダーフォーゼ的には…』

 

士『まあ、そうかもな。それじゃ、先にクラスに戻るぞ、じゃあな神条!』

 

紫杏『友達なんだろ、紫杏と呼んでくれないか?』

 

士『わかったよ、じゃあな紫杏!』

 

俺はそのままクラスに戻った。

 

紫杏『ふっ…中々良い話しをしたな…それに何だか心が温かくなったな…』

 

ー放課後ー

 

俺は屋上へさらに会いに向かった。

 

士『おーい、さら。』

 

さら『あ、こ、こんにちは…士君。』

 

士『ああ、にしても疲れたぁ…これから部活だけど久しぶりに授業受けると疲れるな…』

 

さら『そうですか、でも…部活は大変ですよね…』

 

士『ヘルガ姉貴の指導もよっぽどだと思うけどね。』

 

さら『でも、子どもが来たりするとちょっと優しい母親の顔になりますよ。普段とは違った表情が見えますし…』

 

士『子どもかぁ…いいよなぁ…俺はプロ野球選手で重婚している人たちが子どもと一緒にTVにでる姿を見ると微笑ましくて…』

 

さら『つ、士君は…パ、パパに憧れているのですか?』

 

士『うーん、そうかもね。でも、俺は結構結婚にも憧れが強いよ。奥さんを守る一家の大黒柱。愛する妻と子どもと共にキャンプに行ったりしたりする。

そんな何気ないものに憧れてるんだ。

ちょっと女々しいけどね。』

 

さら『わ、私も…そういうのに憧れてますよ!親として子どもの成長を旦那様と見守る…素晴らしいことですね。』

 

士『そうだね、俺たちは結構似てるのかもな。なぁ、さら…もし人を信じることが出来たらさらは結婚して子どもをどんな風に育ててあげたい?』

 

さら『…もし、もし本当にそれが可能ならば…1%でもそれがあったら…私は…大切な人のことをどう教えればいいかわかりません。でも、旦那様がいるのなら…その人とともに考えていきたいです。だから…士君は私にその大切さを教えてほしいんです。』

 

士『いいよ、俺はさらの言う事を信じてあげる。さらの行動も認めてあげる。そうすることこそがちっぽけな俺に出来る心遣いだからな。』

さら(なんでしょう…こんなに…こんなに…お腹が痛むなんて…腹痛じゃない…これが…これが…愛の痛み…なら…)

 

その後もさらと会話した後、授業に戻った。

その時にさらはなぜかお腹を抑えていた。

?まあ、下痢かなんかだろうと思いそのまま教室にいった。

 

ー部活後ー

監督『これにて今日の練習は終わり!解散!』

 

越後『はぁーやっと終わった、やれやれだぜ。』

 

田島『俺はもう少し残って練習するよ。』

 

官取『そうか、俺も少しやってくか。』

 

五代『そうだな…俺も素振りしてくか…』

 

湯田『おいらはもう行くでやんす!岩田君!飯がまってるでやんすよー!』

 

岩田『腹減った…沢山食べる…』

 

士『さてと、俺は戻って…ああーっ!』

 

湯田『どうしたでやんすか?』

 

士『な、なんでもない!先に寮に行ってて!』

(やべっ…妙子からの宿題、森に忘れちゃったよ…急いで取りに行かないと!)

 

俺はダッシュで森に行った。

そして途中で森の茂みに入った。

 

士(よし、変身だ!)

『変身!』

 

〈カメンライド!ディケイド!〉

 

俺はすぐさまディケイドに変身した。

しかし、その茂みにはなんと…

 

天月『な、かかかかか、仮面ライダー!』

 

クラスメイトの天月五十鈴さんがいた。

 

士『いや…これはそのコスプレ!コスプレをしているだけであって…』

 

天月『あっ、そ、そうか…仮面ライダーのことはよくわからないからな…すまない騒いでしまって…』

 

士『ごめんごめん、たまに変身したくなるんだよ…最新式の仮面ライダーベルトはすごいからね。変身を解除するよ。』

 

俺は変身を解除し、天月さんに頭を下げた。

 

士『本当にびっくりさせてごめん…こんな趣味があるなんて恥ずかしくて言えないからさ…みんなには黙っていてくれるかな。』

 

天月『あっ…ああ…まぁ、人の趣味は人それぞれだからな…何も言わないが…見つかるなよ…』

 

士(うわっ!引かれてる…しょうがないか…)

 

士『俺なりの自主練なんだよね、やっぱり雑用ばかりじゃ体が鈍ってて…それで天月さんはどうしてこんなとこに?』

 

天月『私はただ夜風に当たりに来ただけだ…なんというか眠れなくてな…何か嫌な感じが体からするような…』

 

士『そうなんだ…まあ、もう遅いし、寮に戻ったら?俺も戻るから、それじゃ。』

 

天月『あっ…ああ。』

 

俺はテキストを見つけた後に三回こけてボロボロになった後に寮に戻ったら先輩たちにご飯が食われていて、食事なしのままテキストを終わらせた。

丁度腹が空いて寝られなかったので、集中出来た。

嬉しくないけど…

 

翌日

 

俺は一応寝れた。

まあ、召喚した仮面ライダーに殴らせて気絶させたといったほうが正解だ。

ああ、お腹がいたい…よし!

俺はすぐさまトイレに行ってサソードに変身してクロックアップでNEOZECTに向かった。

とりあえず腹を膨らませた後に学校に戻ると皆が体育館に集められていた。

 

荷田『遅いでやんす!士君!今日ここにあのホッパーズの選手が来たでやんす!』

 

士『な、なんだって!!!凄いなぁ!』

 

荷田『ほら、もうすぐ現れるでやんすよ!』

 

そういうと数名の人が体育館のステージに登った。

 

野上『ええーっと、こんにちは親切高校の皆さん…私が…』

 

ダダダッ!!

 

芽館『アーーイム!!芽館!!』

 

一人の選手が野上さんのマイクを奪ってポーズを決めて立つ。

 

士『……なんだあれ?』

 

 

 

 

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