パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡 作:カーナビレッスン
なんであんなことを言ったんや……
うちは…
うちの名前は茨木和那。
親切高校の女子寮で暮らしている女子高生や。
友達と仲良くやってきたんやけど…些細な事で喧嘩してもうてん。
あいつが持っとるあの銃のおもちゃ…確かディケイドの銃やったかな…あれがなんか興味惹かれて見ようとしただけやのに押し飛ばされて…
なんか大事なもんなんか…
だとしても…押し飛ばされたことについむかっときて…
二度と口聞かないっていうてもうた…
折角…今日はウルトラマンダイナ最終回を観るはずやったのに…
天月に相談してみるか…
ー崖ー
そこには少し寒かったので上着を着た天月がまっとった。
うちの感じの変化に気付いたのか自分から話しかけてきた。
五十鈴『…どうしたんだ…ノッポ……いや…今は和那と読んだ方がいいか?』
和那『その方が助かるわ………実はな、士の事なんやけどな…あいつと少し…な…』
五十鈴『喧嘩か……珍しいなお前達が喧嘩なんて…まあ、友人同士そんなこともあるに決まっている。』
和那『ま、そやけどな…せやけどうちは…一番言ってはいけないことを言ってしまったんかもしれへん…』
五十鈴『…まあ、同級生同士喧嘩することは普通と考えるべきなのかもしれないが…重症だな、今回の場合は。』
和那『……うち…仲良い友達とかあんまりおらんから…こんな時どうすればいいかわからんのや…』
五十鈴『…原因はなんなんだ?』
和那『…なんかあいつがな、何かを後ろに隠したんや、それで見せてもらおうとしたらあいつがうちを突き飛ばしたんや。
それでうちはそれにキレた。
そして言ってはいけない事を言ったんや…』
五十鈴『言ってはいけない事?』
和那『…頼む、絶対に言わんと約束出来るなら教えたる…そんなレベルの話なんや…』
五十鈴『わかった、約束しよう。
で、どんな話なんだ…』
和那『…うちが盗み聞きした話なんやけど…桜空がな…士の子を妊娠したんや。』
五十鈴『!!!!…冗談じゃないんだな…その顔からして…』
真剣な眼差しの和那に五十鈴は冗談だろうなどとは思わなかった。
確かにカップルだし、そういうこともあると聞いてはいたが…身近に起こると不思議な感じがする。
自分の親友にもそんな彼氏がいるが、そういうことはしっかりしているらしい。
ま、本人いわくすぐに産みたいとも言っていたようだが…
和那『あいつ怒っとった…あいつは自分の事を何言われても怒らへんのに…あんなに恐ろしい顔を始めてみてもうた…』
五十鈴『……確かに士のやった事は酷い。
いくら友達とはいえ突き飛ばすのはやりすぎだ。
しかし、お前もお前だ。
二人にとってとんでもなく大切な問題を蔑ろにしたんだ。
明日私も手伝うから謝るんだぞ。』
落ち込む和那を私は声をかける。
私もこういうことに慣れているかと言われるとそうではないがまだましな方かもしれない。
私としても仲が悪くなるのは望ましくないからな…
和那『………でも、元を返せばあいつが悪いんとちゃうんか?』
五十鈴『え?』
和那『うちが見して言うたから悔しがって見せなかっただけであいつが突き飛ばすなんて酷すぎや!
暴力行為をしたこと自体があかんのや!
あいつは男でうちは女!いくらなんでも酷すぎや!』
五十鈴『元々はお前の行為が原因なんだぞ!いくら突き飛ばしたことは酷いとはいえ何か事情があったはずだ!
その事情を知れば…』
和那『じゃかあしい!!!うちは被害者や!あいつが謝るまで絶対に口きかへん!!』
五十鈴『和那!話す論点はそこじゃないはずだ!
お前は士の逆鱗に触れた!
桜空の事を悪く言った!
それについて謝るんじゃなかったのか!』
和那『関係あらへん!うちはしばらくあいつを無視する!五十鈴!あんたはどうする!うちの敵か!味方か!』
荒れすぎている…?
おかしい…どういうことだ?
ここまで変わるのか…
五十鈴『もう知らん!勝手にしろ!』
和那『じゃあな!天月さん!!』
そのまま二人は帰って行った。
二人とも不機嫌な表情で別々のルートで女子寮に向かった。
その頃…士は…
士『よっと!』
森の中で寝転がり休んでいた。
春川と会う前に体を休めないといけないと思ったからだ。
士『にしても和那…なんてことを……しかし…俺もやり過ぎてしまったかもな…』
俺はあの時、和那を突き飛ばしていたことを酷く後悔していた。
謝ることもそこまで難しいことでは無いのだが問題は別だ。
もし、誰かにこの事を知られてしまったらどうするべきか?
俺の地位が危うくなる?
そんなのは別にいい!!
やる事は探せばいい!なんでも出来ないことはない!
だが問題は桜空なんだ!最近は上手くいってないが桜空は変わった!
人を信じられるようになってくれた!
でも…子どもの事は俺と桜空との間でしか話されていない…
これは約束だ!信頼だ!
それを盗み聞きされたなんて…
もし、和那がそのことを言ったら…桜空は俺が言いふらしたと思いこむんじゃないのか?
そうなったら桜空は……
……あり得ない話しじゃないんだ。
別世界だと人に裏切られて死んだんだ。
だったら俺は彼女が信じられる存在でい続けないといけないだろ!
今は奈桜もいる!だけど…
??『やあ、こんばんは。』
俺が考え事をしながら寝ている時にこえをかけられた。
聞いたことのない声だ。
先輩か?先生か?
俺はすぐに振り向いた。
そこにはなんと…
獄原『僕の名前は獄原ゴン太!はじめまして。』
身長190cmの巨大な大男が立っていた。
少し驚いたが春川さんから聞いていた事を思い出して、この人がゴン太という人だと認識した。
士『ああ、よろしくお願いします。』
俺も立ち上がって手を差し出すと手を握り返してくれた。
がっしりとした両手を感じると少し痛みはあるが安心感を感じる。
凄い人だな…
ゴン太『ゴン太と呼んでほしいな!』
士『じゃあ…ゴン太さん。実は頼みがあるんですが…俺にあなたの…カブトの力を渡してくれませんか!』
俺は頭を下げた。
いくら喧嘩したとはいえ俺は和那が心配なんだ。
救ってやりたい…だから…それにはなんとしてもこの人の持つカブトを力を使わないと…』
ゴン太『……ゴン太はね…君に世界を救ってほしい。でも…駄目なんだ。ゴン太はこの力を君に渡さない。
君にはその資格はないんだ。』
拳を握り感情を表すゴン太を俺は睨みつける様に眼を見た。
その眼にはしっかりとした情熱を感じた。
俺はこの時のゴン太さんの気持ちをわかっていなかった。
酷い人だと思った、少なくともあの時までは…
ー第四十三回ー
BARU・キーボ『第四十三回!後書き座談会コーナー!』
キーボ『今回から三回は超高校級のロボットことキーボと。』
BARU『パワポケ 12のBARUだ。』
キーボ『今回は更新時間のことでバラバラになりがちですみません!』
BARU『んなこと言ってもマジで忙しいし、左の太ももは痛むし…ストックももうないしなあ…』
キーボ『愚痴は勘弁してください!それでは、また次回!』
ー第四十四回ー
BARU・キーボ『第四十四回!後書き座談会コーナー!』
BARU『いやさあ、もうそろそろ俺フィギュア作りに戻らないと。』
キーボ『いやいや2回目の途中ですよ、何言ってるんですか!今回はこれから前作品のキャラクターが出ることをお伝えしないと…』
BARU『お前らダンガンロンパのキャラクターだろ、お前が紹介すればいいだろ。』
キーボ『僕からいうのは何か新鮮味がないというか…』
BARU『わかったよ、超高校級の才能を持った奴が出る、それは仮面ライダーカブトと関係している。それじゃ!収録終わり!』
キーボ『え、ええ?ちょっ…うわっ!台本投げないでくださいよ〜あ〜あ〜そ、それじゃあ次回!!ちょ、待ってくださーい!』