パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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第六十五話 受け継がれてしまったために

 

春川『まずはザール戦争について色々と教えるわ。』

 

俺は今、春川さんに並行世界の俺の家でザール戦争というものを詳しく教えてもらうことにした。

 

ザール戦争

 

全宇宙のほとんどを支配していたザール星間帝国とそれに対抗するべく作られたLPMとの戦いのことを指す。

LPMのメンバーは全宇宙から集められ、光の国、ソレスタルビーイング、エンジェル隊、UAOHなどの様々な組織が集まって作られた。

目的はザール及び地球侵略を企む組織を倒すことであった。

怪獣、魔女、サイボーグなどとの戦闘を行うことがあったが徐々に仲間を増やしてついにザール星間帝国を退治した。

 

春川『ここまでは大変だったけどなんとかなった。

だけど問題はここからだった…さっき言った通りタクト・マイヤーズが恋人のエンジェル隊員、ランファ・フランボワーズの実家に挨拶に行った時にザールによって薬物症候群になっていた父親によって刺し殺された。』

 

ー過去ー

 

エボルトの罠により、タクト・マイヤーズはランファ・フランボワーズの父親により刺され血を流しながら地面に倒れていた。

 

タクト『ははは…残すは…エボル…トと…バラノイアくらいなのに………』

 

倒れていたタクトの頭をランファは膝の上に置いて泣きながら彼の顔を見ていた。

 

ランファ『そうよ!あとちょっとよ!あとちょっとで平和になるのよ!

そうしたら一緒にデートでいろんなところに行ったりご飯食べに行ったりショッピングしたり遊んで服をいっぱい買ったり…したい…の…タクトと…大好きなあなたと一緒に!』

 

タクト『あはははは…悪いけど…それが出来そうにな…い……や…俺も…そうしたいのに…も…う…だ…め…らし…い…』

 

タクトの目から生気が消えてそのまま目を閉じた。

 

ランファ『タクト!タクト!いやああああああああ!!!!』

 

ランファの膝には血を流し、笑顔で冷たくなり始めた男がいたのだった…

 

ー現在ー

 

春川『…てなことがあって実際にタクト・マイヤーズは死にその後に邪神ガタノゾーア、エボルト怪人態などなど現れた。

そして、半年間地球はバラノイアに支配されてしまった。

でも…別世界の地球…つまり…動物型の二足歩行をする生命体がいる星にいるいたずらの天才かいけつゾロリが地獄に落ちた。

彼と弟子のイシシとノシシは地獄にて試練を乗り越えて復活した。

その時にタクトや私達ダンガンロンパ のメンバーも協力して試練を突破して、残った敵を倒してザール戦争は終結した。

今やっているのはザール戦争の後始末と電子コンピュータークリシスが残したメッセージに記されていた最悪の敵ヴァル・ファスクとの戦いをしている。

ま、現状はヴァル・ファスクよりもザール星間帝国が恐れた宇宙海賊バルバンとの死闘が最優先事項だけどね。

だからあまりこっちにこれないし…そこまでサポートはしてやれない。

だけど、私と最原、百田にゴン太とあともう一人…エンジェル隊のメンバーがそっちの世界に行ってるよ。』

 

士『エンジェル隊のメンバー…誰がこっちの世界に…』

 

春川『ランファ・フランボワーズ…タクト・マイヤーズの恋人よ。』

 

士『!!タクト・マイヤーズの恋人…その人がなんで?』

 

春川『一応ね…気分転換も兼ねているけど、主に調査することが多くてね。

最原ばかりに任せておけないし、それにいざという時にはランファさんの方が最原より遥かに強い。』

 

士『そうなんですか…で、俺の世界のどこに?』

 

春川『あ、あんたとはまだ会わないわよ。』

 

士『え?』

 

春川『今回の件…そんなに単純なことじゃないのよ。

それで、それぞれに分かれて話を聞いてみることにしたのよ…あなたはゴン太、そして彼女の方にはランファさんを送ったのよ。』

 

士『なんでそんなことを!和那は関係ないじゃないか!

それに…俺はもうあいつと距離を置くつもりだ!それがあいつにとって一番なはずだ!』

 

和那『あかん!!』

 

俺が声を上げるとそれを遥かに超える声量で隣の部屋にいたこの世界の和那が出てきた。

顔を真っ赤にしてこちら側を悲しそうな目で見てきた。

 

士『な、和那!どういうことだ!俺は別世界のあなたにはもうそんなことをしてほしくないと思って…』

 

和那『ちゃうんや!カブトの力がないと…あの子は…あの子達は……』

 

涙を流し始め、床に崩れる和那に戸惑う。

すると春川さんが俺にパッドで説明をし始めた。

流石に和那に説明を要求するのは

 

春川『…これが見せた助からない世界のこと…』

 

その二つの世界には共通点があった。

 

俺が死んでいること…そして、俺と和那の第一子が無事誕生していたことだ。

士『子どもが産まれたことだけなら結構喜ばしんだけど…何がどうなってるんだ?』

 

春川『それが一番駄目なのよ…どちらの世界ともその子に親族はいないの…あなた達の親族は皆殺し、その子は孤児院に入った。

それだけならまだ私と同じようだけど…』

 

またパッドを触り、写真を出した。

そこにはなんと俺と和那に似た子どもがいじめられている様子の写真だった。

 

春川『その孤児院はジャジメント経営の孤児院。

いじめや嫌がらせなんて日常茶飯事、虫を食べさせられたり、針で刺されたり、犬かごの中に閉じ込められたりなどなど…』

 

それらの写真を何枚も見ていくうちに自分の中でとんでもないほどの怒りが溢れてきた。

泣きながら何度も何度も殴られる映像

自殺の練習を何度もさせられる映像

虫や泥を食べさせられる映像

 

まともな世界じゃない。

明らかに異常だ。

 

春川『…ムザン星人がやった殺人ゲームに匹敵する内容よ。』

 

ムザン星人

ウルトラマンティガ

第14話 放たれた標的 登場。

ザラ、ルシアと呼ばれる二人の宇宙人を地球に放ち、ゲームとして殺した。

だが、その後ムザン星人は防衛チームとティガにより倒された。

しかし…

 

春川『タクトとエンジェル隊のミントとタカキのコンビネーションでザラ、ルシアは死んでない。

それどころか今ではこの二人は結婚して故郷を再建しているのよ。

本来の歴史では死ぬはずだった彼らを。』

 

士『俺も二人のように…本来死ぬはず人間を救える…だけど…そのためには…』

 

春川『カブト力が絶対に必要……ならあなたは選ばないといけない。

あんたは自分の世界の茨木和那と仲良くなり力を手に入れる。

又は仲良くはならず、ネイティブとなるリスクを背負って戦うか。

最悪このままでもいい……って訳にはいかないしね。』

 

士『…………』

 

俺は何も言えなかった。

何を言うべきかなんてわからなかった。

だってそうだろ?

いくら平和のためとはいえそんな目的の為に和那と仲良くなるなんて人として最低だ!

それに…もし、そんな気持ちを考えなかったとしても頭の中にはその感情がこびりついてしまっている…

なんでだよ!!

なんでこんなことになってんだよ!

俺は…俺は…和那に何も知らないままでいて欲しいだけなんだ!!

 

春川『そしてその二つの世界の子どもの結末は悲惨よ…

一つはジャジメントが増長し、救いを求めて自らジャジメントの構成員となり、モルモットとしても生き続けることになる。

そしてもう一つは……ジャジメントは壊滅したけど…いじめに耐えられずに子どもは自殺、茨木和那は怒りのあまりに学校に乗り込んで全教員、いじめっ子の親族、その場にいた人、止めに入った警察関係者も皆殺しにして、その後泣きながら自ら命を絶った。』

 

和那『せや…しかもその子達は…孤児院に入れられてな………いじめられとった…

誰からも愛されへんかった……

その理由は…うちや…うちの能力を引き継いでおってな…

誰も…誰も助けてくれへんかった…

化け物扱いされて……

苦しんで苦しんで苦しんで!!

それでもその世界のうちは助けられへんかった!

ジャジメントの一員になった方は死んじまったから仕方あれへん!

でもな!!

もう一つの世界だと…うちが来ることによって…迷惑が…』

 

その世界の写真を再度よくみる。

和那の言う通りその子の周りでおかしなことばかり起きた。

少し目を合わせただけで事件が起きていた。

目を真っ赤にして泣き噦る彼女の姿から俺は目を逸らす。

とても見ていられなかった。

 

春川『それがもう一つの世界での惨殺に繋がった。

わかる?あなたのリプログラミングがあればその悲劇は防げた。

それくらいあなたは必要とされているの。

だから、あなたはリプログラミングの力を使う為にカブトの力を手に入れなさい。

わかった?』

 

俺は何も言えなかった。

しかし、あの時間が来た。

 

春川『そろそろでしょ…カブトの力はともかくあんたはホンフーと会いなさい。

話しはその後よ。』

 

俺はそのまま複雑の気持ちのまま春川さんに言われるまま前にホンフーと会ったビルに向かった。

しかし、その時は知らなかった…

もう一人の超高校級の才能を持った人間がホンフーと会っていたことに…





ー第四十六回ー

典子・ぽっぷ『第四十六回!後書き座談会コーナー!』

典子『今回は…私…パワポケ12の田村典子と。』

ぽっぷ『おジャ魔女どれみの春風ぽっぷがやるよーー!』

典子『最近、何をどうやろうか悩んでいるんですけど?』

ぽっぷ『それは作者?それともあなた?』

典子『まあ、両方ですかね。』

ぽっぷ『あ、そう。でも、そんなの関係ないし、それにこの章も終盤でしょ、気にしないでね〜それじゃあ、次回。』

典子『ちょっと、ぽっぷちゃん。あれ?なんでクロミエさんのところに?
あ、皆さんまた次回もよろしくお願いします。』
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