パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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第六十七話 カブトとうち

 

ー親切高校ー

ー森ー

 

全寮制の親切高校の敷地内の森にて一人叫びながら歩く長身の女性は茨木和那だった。

彼女は怒りながら森をうろうろとしていた。

 

なんや天月の奴!

少しくらいうちの味方してくれたってええやんか!

あいつがうちを突き飛ばした!

それだけでも擁護してくれりゃあよかったやないか!!

やのにあいつの味方ばかり!!

どういうことやねん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…でも、これからどないしよ?

天月は士の側やし…奈桜も桜空側やしな…

 

…また一人か……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌なことが頭に入ってくる…

 

 

 

 

いじめ……

 

 

うちはこの長身のせいで…学校でいじめにあっとった…

電柱、化け物色々あったわ…

でも……数人の友達もいたし…

辛いだけやなかった…

それに…うちには憧れの人がおる…

 

 

 

 

 

おばあちゃんが言っていた…

 

 

世界は自分を中心に回っている…

 

 

そう思った方が楽しいってな…

 

 

 

 

 

カブトさんや。

うちが小学校6年生の時に高校生の武装した男達に襲われそうになった時に助けてくれはったんや…

カブトさんはいじめられて心をふさぎ込んでいたうちを助けてくれはったんや…

あの人はうちにとっての王子様や…

女の子には憧れる王子様と呼ばれる人間がおるんや…

アイドルやったり…芸能人やったり…かっこいい先輩や架空の存在を指す…

でも、うちはそういうのはなかった。

救いなんてない。

頼れるのは自分だけ…

そんなことは馬鹿馬鹿しい…

そう思っとったのに……

 

和那『カブトさんのお嫁さんになりたい!…なんてらしくないこと考えたのもその頃やったなあ…』

 

それからのうちは仮面ライダーカブトのDVDを買って何度も何度も映像を見た。

擦り切れるほど見たかもしれへん。

ほんまに格好良かった。

敵を倒すことだけやない。

その立ち振る舞いや葛藤、ストーリーにも引き込まれていった。

全てのキャラクターの名前や設定に台詞も全部覚えて、本や雑誌、おもちゃも全部もっとった。

馬鹿にされることも多くて揉めたりもしとったけどそんな中で"仮面ライダー革命"が起こった。

日本に来ていたコーカサス、ケタロス、ヘラクスの活躍の姿にドキドキしていたのもはっきり覚えとる。

倒されたジャジメントやらの名前を聞いた時になんやわからんけどもの凄く怖かったけど仮面ライダーコーカサスの宣言を聞いて安心したわ。

でも、カブトさんはアメリカで活躍しとったので残念やったけど。

それ以降は仮面ライダーカブトのことを知りたい言うクラスメイトに色々と教えて仮面ライダーカブトごっこなんてのもしたわ。

中々楽しくはなっていた。

あーあ、カブトさん…あんたに会いたいわ…

 

 

俺、カブトさんの知り合いなんだよ。

 

 

あいつのこと思い出してもうた。

あーあ、せっかく楽しいこと考えとったのに。

にしても、また一人か…

寂しくないと言ったら嘘になるわ。

でも、しゃあない…これがうちやもん。

だからこそ、こんなことになっとるんや…

士…あんたが隠した物はなんやったんや…

あんた…うちになんで隠しごとするん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士……

 

 

 

士………

 

 

 

士…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつのまにかうちは女子寮の前についていた。

何気なくあいつのことを考えながら歩いていたら女子寮までついてしまった。

まあ、そこそこ歩くのも遅くなっていたわけではないのでついて当たり前か。

そんな短絡的なことを考えて女子寮へ入って部屋へと戻ると同室のみんなはすでにベットで眠っていた。

 

和那『ただいま〜(小声)』

 

軽く挨拶をして、そのままシャワーも浴びずに布団の中に入り込んだ。

夜の森は涼しく快適であったが、興奮していたので汗は若干出ていた。

しかし、シャワーを浴びるほどではないと思い、タオルで音を立てないように体をふくだけで終わらせた。

 

和那( もうねよ…はぁ〜明日から嫌やなぁ〜どないすればええんやろ〜)

 

 

明日から自分を偽らないといけない。

怒りたくないのに怒って

話したいのに話さなくて

笑いたいのに笑えなくて

なんでなんやろな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいつに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士に謝りたい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

士は…士は許してくれるかな?

 

 

うちのこと…

 

 

 

もし…許してもらえなかったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だれか…

 

 

だれか…助けてくれへんか…

 

 

 

うち一人じゃ…一人じゃ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えながらうちは眠りについた

そして、その時に夢を見た。

うちの願いを叶えてくれる素敵な人と出会った夢を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランファ『よろしくね、和那ちゃん。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ー第四十八回ー

典子・ぽっぷ『第四十八回!後書き座談会コーナー!』

典子『今回はとりあえず何か話をしてくれって言われて…台本を渡されてないんですよ。』

ぽっぷ『で、好きな事話せって…はぁ〜まったくもお〜幼稚園児と中学生残して何やれってのよ〜』

典子『とりあえず今後の予定でも話しときます?』

ぽっぷ『そんなの他の奴らに任せとけばいいよ!それより話す事はこれでしょ!
この作品は作者のマスター●●●●●状態になっているんじゃないか!』

典子『きゃっ!ちょ、ぽ、ぽっぷちゃん!なんでそんな言葉知ってるの!』

ぽっぷ『えっ、マスターアジア最強状態になっているって言いたかったんだけど。
要するになんでもあり、ガンダム無双みたいになってるって…
何が言いたかったの?』

典子『いや…それは…そのえって…と、ともかもくこれでおしまい!それじゃ!』

ぽっぷ『ちょ、典子姉さ〜ん!どこ行くの〜ま、いっか。私は出る予定ないけど、今後ともよろしくね〜』
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