パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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第七十三話 なぜ門矢士は茨木和那を救ったのか?

 

ー親切高校ー

ー屋上ー

 

いっぱい食わされた……

 

 

 

俺はランファと呼ばれるエンジェル隊の人と戦っていた。

そこで俺は普通の格闘戦を挑まれた。

普通の戦闘をしているのだが、ディケイドに変身し、その後ファイズアクセルに変わり、スピード対決を挑まれた。

だが、10秒間で蹴りをつけることはできなかった。

俺は勝負を焦って決めようとしてファイズからカブトに変身した。

しかし、そこに和那がいた!

俺はこのカブトの姿であってしまった!

出会ってはいけなかったのに……

 

和那『なぁ?ちゃんと説明してくれへんか?士。』

 

先ほどまで俺に抱きつき泣いていた和那が泣き終わり、俺から離れて袖で涙を拭いて俺を見て話した。

俺はベルトからカードを抜いてベルトを外した。

 

士『ししし…知らなくてもいいいっいい!!こともああああああ…』

 

和那『良かったわぁ、変身解除してくれて。

カブトさんの姿でその格好はあかんで…』

 

なんだか仲違いしているのを忘れて照れあっていた。

でも、そんな空気はパンパンと手を叩く音でかき消された。

 

ランファ『はいはい、そこまでそこまで士、和那。…士話したいことがあるはずよ…隠し事はもうやめなさい…』

 

士『……』

 

和那が俺の方をじっと見つめる。

俺の顔は青ざめているのだろう…

どうしてもいいたくない…

だが…もう…

 

ガシッ

 

和那『士!頼むわ!』

 

和那が俺の体を両腕でしっかりと掴んだ。

そして和那の目は本気で俺の目を見ている。

どうしたものか…

 

ランファ『…ああもう!!じれったいわね!私が言うわ!ザー…』

 

士『わかった!わかった!わかったから俺が言うから!』

 

ランファ『それでいいのよ、それで。』

 

士『…全ては…ザール戦争という戦争が起こる何十…いや…何回かもわからないほど…世界が繰り返されていた…』

 

俺はとりあえずザール戦争について語った。

宇宙における戦争と地球人達の攻防、そしてウルトラマンや仮面ライダーなどが現実に起こったことだということを話した。

 

和那『ランファさんも大変やったやな。』

 

ランファ『まあね、タクトがいなかったら私達は負けてたし、色々とあるのよ。

返すわね、ディエンドライバー。

でもね…ここからが本題よ。』

 

先程取られていたディエンドライバーを渡したランファさんの顔は険しくなっていた。

 

和那『な、なんや?もっとエグくなるんいうんか?』

 

士『冗談半分ならここまでの事で充分だ。

だが、ここからは…目を背けた区なる事ばかりだぞ…俺は話す覚悟は決めた。』

 

ランファ『…よく言った!で、私から呼び出してなんだけど…確かにここからは士の言う通り。

覚悟が必要よ、こんな風にね!』

 

バン!!

 

ランファさんは服に隠し持っていた写真を取り出した。

そこには目を背けたくなるような写真ばかりだった…

 

ランファ『…これは私達の死体。

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も死んだ!!

こんな風に体をバラバラにされたり、拷問されたりしながら死んだこともあった!

でも…その度に死んでしばらくしてから蘇った!

記憶をなくして…』

 

円環の理は同じ時間を何百回も繰り返していた。

いわゆるタイムループだ。

しかし、その度に記憶が無くなるとはいえ何度も殺されてしまうという恐ろしいものだった。

記憶も完全には消えておらず、前回の死亡の原因になったものや、自分に関係するものがあったら死んでしまった時の事を頭が痛み思い出すのだ。

この痛みがないものが始まりの男であった。

しかし、その事を教える者がいた。

 

ランファ『これを見せられた時に教えてくれたのよ、死の状況や写真も撮ってくれてね。

そいつの名前はスタースクリーム!

円環の理でも記憶が消えない機械生命体トランスフォーマー の1人よ!』

 

士『なんだそいつは?』

 

ランファ『こいつは円環の理のシステムを上手く使ってのし上がった奴!

でも、こいつは知らなかった…この世界の事を…だから…私達は仮面ライダーのベルトを作りあんたに渡した!

最大の力…始まりの男の力の一部をね!』

 

士『なるほど…スタースクリームがこのディケイドライバーとディエンドライバーの誕生に一枚買ってるわけか。

これが、そうだよ。』

 

俺はその二つを和那に渡した。

和那はディエンドライバーの方をよく見ていた。

 

和那『これが…その隠した士の銃やな…普通に見たらただの銃なんやけどなぁ…』

 

ランファ『それはまあね。でも、見た目とは違うほど恐ろしいわよ。

スタースクリームが円環の理の度に知識を取り入れていった戦闘データのおかげでここまでしっかりとした召喚機能がついているのよ。

ライダー、怪人両方のね。』

 

士『血の眼が使っていた能力が使えたのはそのためか。』

 

ランファ『さてと、そろそろ本題よ。

茨木和那、あなたはこの円環の中で何度も苦しんだ人間の1人で仮面ライダーの次元の仮面ライダービルドの世界のエボルトによって酷い目に遭わされた。』

 

和那『エボルト……仮面ライダービルドのエボルト…』

 

ランファ『そう、そのエボルトよ。

あなたは仮面ライダーがいない世界で生まれ、ジャジメントに対抗するヒーローとなった。

高校時代にジャジメントで訓練を積み、超能力を手に入れていわば意思を持ったスマッシュ、あなたが好きなカブトでいったらザビーのように使われていた。

しかし、脱走してジャジメントの反抗勢力ヒーローとなり戦った。』

 

和那『ひ、ヒーローって何や?仮面ライダーのことか?カブト劇場版のNEOZECTみたいな組織のことか。』

 

ランファ『それに近いわね。

でも、活動は結構地味な上にあまり意味はない。

効果的なダメージを与えられず、ただ自己満足のために戦っているような組織。

戦略的勝利もなければ逃げようにも逃げ出す手はない。

日常でも襲ってくるし、関係者を見せしめに殺すなんてよくやることよ。

まさにジャジメントは仮面ライダーの悪役、ZECTよりもたちが悪く、穏健派がいない。

つまり、ジャジメントは全人類ネイティブ化計画後よりも酷い世界を作る破滅をもたらしたのよ。』

 

和那『な、なんでうちが…』

 

ランファ『しあわせ草ドリンク…そう呼ばれる薬品を使いあなたや数人の生徒を薬品中毒にして、最悪の場合死に至る。』

 

和那『その数人がうちなんか…』

 

ランファ『ええ、大半が中毒症状で死に証拠隠滅のためにその親族や関係者は殺される。

生き残って超能力を発現したら、ジャジメントの為に戦う戦闘マシーンにされる。

もしくは…その超能力のためのモルモット…つまり実験動物として苦しむ…かな。』

 

和那『そ、そんな…うちが!!うちが!!』

 

和那は体を震わせて怯え泣いている。

とても怖い思いをしているとすぐにわかる。

 

ランファ『それが今までの世界。

でも、士。あなたが仮面ライダーになって仮面ライダー革命を起こしてくれたおかげでそんな歴史はなかったことになった。

和那ちゃん、あなたが苦しむことは門矢士、仮面ライダーがいる限り絶対にない。』

 

士『そうだ。普通に考えておかしいだろ?

普通の生活をした人が死んだりするのもこの超能力のためだ。

でも、ジャジメントを潰したし、全ての悪の組織も壊滅した。

そして駄目押しにリプログラミングで超能力を消し去った。

もう、何も怖い事はない…』

 

ランファ『でもね、和那ちゃん、あなた今泣いてるでしょう。

それが見たくなかったのよ。

なんでかって?なぜなら彼はバカ。』

 

どっ!

 

泣いている和那の横で俺がこける。

いやあ〜褒められたと思ったら何言ってんの!

 

ランファ『バカだから…単純なことしか考えない。

バカだから…みんなが幸せになればいいと思ってる。

全部は無理でも…みんなが幸せに生きれる世界にしたい。

そんな思いが彼を仮面ライダーにした。

"門矢士は仮面ライダーになった。"』

 

和那『門矢士は仮面ライダーになった。

なら、なんでうちを助けたん!あの時!

高校生に囲まれた時助けてくれたのはなんでや!』

 

士『えっ!それは…』

 

ランファ『決まってるじゃない、ジャジメントによる実験を食い止める為にやったに決まってるじゃない。』

 

士・和那『えっ……』

 

ランファ『そうなんでしょ、士!

和那ちゃんの力はその高校生の事件の教訓で強くなった。

ジャジメントに狙われたのもその戦闘力が買われたからだし、リプログラミングをする必要もあった。

だから助けたんでしょ!それともほかに理由があるのかしら?』

 

その言葉を聞いた和那は涙を拭いて俺の胸ぐらを掴んだ。

 

和那『…なんやて…じゃあ…士は…士はうちが敵になるから救ったんか!

仮面ライダーだからうちを救ったんか!!』

 

士『そうじゃない!!俺は…そうじゃない!俺は…』

 

和那『目立ちたかっただけか!

仮面ライダーごっこのためにしたか!

自己満足のためにしたんか!!!』

 

俺を強く締め付け怒りの表情を見せる和那に反論する。

 

士『そんなんじゃない…俺は…俺は…おま…』

 

 

 

 

その次の言葉を言おうとした瞬間!

頭に桜空の顔が見えた。

俺は黙ったまま胸ぐらを掴まれていたが、和那は俺を離した。

 

和那『士!!今度こそ本当に絶交や!!

二度と会うか!この仮面ライダー!!』

 

そう言って和那は屋上から出て行った。

俺はパンパンと埃を払った後に少し時間を置いて部活に行こうとする。

和那とはもう会えないと思った。

 

ランファ『…士…さっきなんで言わなかったのよ…和那ちゃんを助けた理由。』

 

士『俺に…"その言葉"を言う資格はないから…俺が…"その言葉"を言う人は1人だけだから。』

 

俺はそう言ってランファさんとすれ違い部活に向かった。

 

ランファ『あ〜あ、こうなっちゃったか。

結局、男と女はこんなものなのかしらね。

タクト…あなたもそうなんでしょ…』

 

そう言うとランファも姿を消した。

 

しかし、この時に俺が知らないことが密かに進んでいたのを後で知る。

大事なことを忘れていたのだ…

ここにいたのは…俺たち3人だけではないことを…

 

 

 

 

 

 

 

 

 





烏丸ちとせ『どうも、みなさんこんにちは、烏丸ちとせです。今回どうでしたか?
物語がやっと進みましたね。作者もfateのくじでAを当てたのでとても気分良く執筆出来ています。
ところでみなさん、スタースクリームという人を知っていますか?
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーの悪の組織デストロンのNO2のスタースクリームです。
このスタースクリームのオールスパーク、いわゆる人間における心臓は不死身なのです。
だから何度も人が滅びる円環の理の中でもほとんどの事を知っていたのです。
どうでしたか?この後書きでは出来る限りわからない単語を教えていきますので、教えて欲しいことがあったら感想ください。
それでは、また次回!お楽しみにしていてください。バイバーイ!』
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