パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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遅くなりすみません。
今後は二週間おきの更新になるかもしれませんがよろしくお願いします。


第八十二話 アナザーVSアナザー

 

ー屋上ー

 

ここ、親切高校の屋上から見える景色は普段とは一変していた。

巨大なアナザーライダーが森を蹴散らしていたのだった。

 

ゴン太『親切高校のみんなはなんとか大丈夫みたいだから心配しないで!』

 

屋上にいる数名が焦りつつも状況は変わっていなかった。

 

士『心配しないでって言われても…そんな根拠は….』

 

春川『もう既にこの校舎にバリアは貼ってあるから他の生徒にはバレていない。

だけど森で決着をつけないとあいつはとんでもないことをやるよ…』

 

士『とんでもないこと…なんだ!』

 

春川『桧垣の事を超災害と呼んだのはやろうとしていることがレスキューフォースが対処すべき規模のことをしようとしているからよ。』

 

ゴン太『使っているアナザーカブトの力を使って異次元の扉を開いて可能性を集約させてるんだ。』

 

士『可能性の集約…それに何の意味が…』

 

ゴン太『ごめん、ゴン太達にも可能性が集約してしまうと大変な事になることくらいしかわかっていないんだ。』

 

春川『ともかく、アナザーライダーの力は知っている。

カブトの力は超速移動…それに加えてあのもう一人のアナザーライダーは…』

 

ゴン太『!!逃げて!』

 

ガアン!!!

 

巨大なアナザーライダーの後ろにいた普通のサイズのアナザーライダーが地面を強く踏みつけると岩が浮いて空中を漂い、その岩を飛ばしてきた。

 

春川『想定していた中で一番最悪なのが当たりってわけね…』

 

ヒュン!!!

 

春川さんが話している最中、夏海が俺たちの側に飛んできた。

 

夏海『…覚悟はしてたけど…まさか、酷い…あいつだけは…こいつを使って!!』

 

懐から赤いライドウオッチを夏海は取り出してボタンを押す。

 

カブト!!

 

春川『……覚悟は出来てるの…あいつを攻撃出来てないじゃない。』

 

夏海『厳しいなぁ、そりゃあねぇ…ずっと一緒だったから…攻撃したくない。

それに…あのアナザーライダー…ダークカブトの力は私にはない…だったら…』

 

夏海は懐から更にもう一つのライドウオッチ を取り出してボタンを押した。

 

ディディディケイド!!

 

ゴン太『それを使うんだね…アナザーライドウオッチとディケイドライドウオッチ を組み合わせて…アナザーディケイドカブトになるんだね。』

 

和那『アナザーディケイドカブトやて!そんなもん…』

 

春川『なれるわ、ただしアナザーライダーに変身するだけでも体には負担が大きいのにそれを二つとなると…体はボロボロになって最悪の場合…植物状態になる。』

 

和那・士・嫁桜空『!!!』

 

士『な、なんで!アナザーライダーになってもそんなデメリットはないはずだ!

なんで…』

 

春川『…本来ならね…でも、あのディケイドライドウオッチはジクウドライバーにつけて使用するもの、アナザーウオッチだけならともかくそんな使い方は想定されていない。

体が確実に拒絶反応を出す。

それにまだTVで放映されてないからわからないかもしれないけどあのディケイドライドウオッチ は他のウオッチをつけられる。

そして突き刺した仮面ライダーの中間フォームを使える。』

 

ゴン太『ファイズだったらアクセル、電王だったらライナーといったように中間フォームになるんだ。

でも、カブトや龍騎にはそういったものが存在してないよね。』

 

士『ええ。』

 

春川『私達が知る限りジオウも使っていない。だからこの二人のライダーの力だとどうなるか最原が二つの推理を出した。

一つは龍騎とカブト共にそのままディケイドの変身状態になり、ライドブッカーといった武器が使えるようになる。』

 

士『それだけなら…』

 

優巧郎『パパ、それだけだったら僕も姉ちゃんも躊躇しないよ。でも、もしかしたらって考えたことがある。

それが恐ろしいんだよ。』

 

夏海『それでもあたいはやるよ。

父ちゃんは仮面ライダーである事を辞めた以上娘が頑張らんとな!』

 

カチャツ!!!!

 

カカカカカカカブト!!

 

夏海『ふんっ!!』

 

夏海はディケイドウオッチにアナザーカブトウオッチを差し込みそれを体内に埋め込んだ。

 

夏海『これであたいは…あいつを…殺す事が出来るんだああああっっ!!!

今日からあたいが仮面ライダーカブトだ!

うがあああああああああああああっ!!』

 

ディケイド!カブト!!

 

夏海がアナザーライダーになったその瞬間を誰も見れなかった。

 

 

いや、目にも止まらぬ速さだった。

 

春川『あれはあんたらは目にも止まらぬ速さとか思うわよね。

でも、違う…あれは目にも"映らない速さ"というものよ!』

 

目にも映らない速さ…

確かにそうかもしれない。

何故なら…

 

桧垣『な、何だ!うっ!がっ!はっ!』

 

桧垣つまりアナザーカブトが夏海のアナザーディケイドカブトに押されているからだ。

攻撃を避けようとするもその巨体故に同じライドウオッチの能力でも対応出来ずにあっという間に爆発した。

 

桧垣『うわああああああ!』

 

爆発した桧垣は声を出しつつその場に落ちた。

アナザーカブトのウオッチは弾き飛び、破壊されたのははっきりと見えた。

しかし、まだ戦闘は続いていた。

 

キン!キン!キン!

 

金属がぶつかり合う音が合間合間に聞こえている。

 

アナザーディケイドカブトとアナザーダークカブトが戦っているようだ。

 

嫁桜空『全く見えない…これがアナザーディケイドカブトの力…』

 

和那『デメリットなんてないやん。』

 

春川『違う!!あのアナザーディケイドカブトはディケイドに出てきた仮面ライダーカブトの力を引き継いでいる。

良いところも悪いところも!!!』

 

嫁桜空『良いところも悪いところも…?』

 

春川『士、他はバカのあなたでも仮面ライダーのことなら知ってるでしょ。

あのアナザーディケイドカブトはディケイドのカブトの力を引き継いだ。

つまり…』

 

士『あのアナザーディケイドカブトのクロックアップシステムは暴走している…ってことなのか!』

 

和那『クロックアップシステムの暴走!どういう事や!士!』

 

士『クロックアップは本来超速移動を短時間行う技…しかし、ディケイドで出たカブトはクロックアップを解除出来ない。

全く違う時間を過ごすことになっているんだ!』

 

和那『ということは…クロックアップが解除されない…時に置いてけぼりになるんか!』

 

春川『これこそ最原が恐れていたもう一つの推理…ディケイドライドウオッチの効果…ディケイドでの仮面ライダーへと変身。』

 

金属の音はその場で唯一鳴り響いていた。





烏丸ちとせ『どうも皆さま、こんばんは烏丸ちとせです。
久しぶりですね、作者は忙しくて書けなかった〜なんて言ってますけど忙しさの内容は一番くじの買い漁りですよ。
ま、スランプってのもあるみたいですが。
今回どうでしたか?現れたアナザーダークカブトとアナザーディケイドカブト!では、また次回!お楽しみに〜
あ、あと短編もこの章後やるので!よろしく!』
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