パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡 作:カーナビレッスン
なんとこの度私はSwitchを買い!今はスマブラSP三昧です。
あ〜眼が痛い。
まあ、そんなことはともかく今回は結構多めです!それでは、どおおぞ!!
ー親切高校ー
ー屋上ー
士『止まれええええええ!!!』
仮面ライダーディケイドとして再誕した門矢士はアナザーディケイドカブトになった娘の夏海とアナザーダークカブトになった息子の総と超スピードの中で戦っていた。
クロックアップ!!!!!!
ガァン!ズキャン!!!
ドン!ドン!!
士『はぁ…よし!』
やはり経験値が違った。
士は仮面ライダーディケイドに変身してすぐにアナザーディケイドカブトとアナザーダークカブトを地面に叩きつけた。
地面にめり込んだ二人を押さえつけていた。
士『落ちつけといっても無理か…にしてもこのネオディケイドライバーは激情態のように出来るのか。
にしてもやはりこれじゃ押さえつけるが限界だな。』
仮面ライダーディケイド激情態
仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド
MOVIE大戦2010 に登場
仮面ライダーディケイドが世界の破壊者となる事を受け入れた姿であり、仮面ライダーの力をカメンライドする事無く全てのライダーの武器や能力が使え、組み合わせることも可能となった。
普通のディケイドと顔が若干違うが荷田や士クラスのライダーマニアにしか違いはわからない。
その様子を屋上で見ていた数名は話しをしていた。
春川『やっぱりあれは激情態のようになれるドライバーに…あんたはあのドライバーを破壊するつもりじゃなかったの。』
ランファ『最初はそれがいいと思ってたけど私の心境が変わったのも大きいわ。』
ゴン太『確かになんだかランファさん、前より優しくなってるようにゴン太は見えるんだけど。』
ランファ『うーーん、やっぱり?
ま、まあその優しくなったというか…優しくされて…ちょっとね。
成長したというか…ま、まあ色々とあったってことだから…』
春川『タクトか…はぁ…』
ランファ『な、何でわかったのよー〜!』
春川『バレバレというか簡単というかチョロすぎるのよ。で、タクトと仲良くなってやはりディケイドライバーを壊さないようにして新機能を追加した。
…さしずめてこんなとこでしょ。』
ランファ『やだーなんでわかったのー!ダーリンと私のラブラブが絶好調だってこ・と♡』
春川『隠す気が全くないからね。で、どんなカラクリを使ってあれをパワーアップしたの?』
ランファ『普通に整備の連中と仲間の力を入れてそれに私とダーリンのはあと♡を入れただけだって〜愛は世界を救うってね♡』
嫁桜空『ふふっ…なんだかいいですねそういうの。私も…恥ずかしいけど言ってみたいですね。
愛は世界を救うって。でも…』
ランファ『でも?』
嫁桜空『士も別世界では……他の女性を愛していて…私も…死んでいた世界もあるんですよね。
…そんな士を信じろっていうのは…』
落ち込む嫁桜空の肩に和那が手を置いて目を向けた。
その目は怒りに溢れていた。
和那『そないなこと言うな!例えそうやとしてもこの世界の士の一番はあんたや!
それにな後ろを見てみいや。』
嫁桜空が後ろを振り返ると満面の笑みを浮かべる優巧郎がいた。
優巧郎『ママ…そうだよ。それにもう一人の僕を…この世界の僕もちゃんとママのお腹で育っている。』
嫁桜空『えっ!!そんな…想像妊娠だったんじゃ…』
優巧郎『違う。ママが検査したお医者さんはおじいちゃんが子どもの頃から医師だったんだよ、でも最新機器の使い方もわからないし大体あの人産婦人科医じゃないよ…』
嫁桜空『えっ?えええええええ!じゃあ私が悩んでいたのって…』
春川『…はあっ。まっ確かに歳の事をちゃんと計算すればわかったことだったわ。
にしてもあんたも中々頭が良くないのね。』
優巧郎『ま、そういうことだよ。僕が産まれるにはまだ時間がかかるよ。
色々と大変だと思うけど頑張って欲しい。
あと、もう一つ言わないといけない事がある。
それは、僕の家族は複数婚でパパは一人だけどママは何人もいる。その内の一人が和那ママなんだよ。』
和那『はっ!うっうちが!!な、なんでなんや!うちがそんな…』
和那と嫁桜空がわかりやすく顔を赤らめて慌てるも優巧郎は話し続けた。
優巧郎『だから誰がどうとか関係ないと思うんだ。
人を好きになる事は大事だしその人の居場所になるのもその人に居場所を作ることも結局はお互いを知って理解したかなんだ。
僕は幸せだ、ママも幸せだ…そう断言する事は出来る。』
優巧郎のその言葉に心を打たれたのか和那はそっとポケットに手を入れてそこからブランクライドウオッチを取り出した。
和那『居場所…か…さっきこいつが入っとんたの気付いたんやけど…これがもしかしたら何かの鍵なんか。』
和那の言葉を聞いたランファはこくりと頷いてもう三つブランクライドウォッチを取り出して二つを嫁桜空に残りの一つを和那に渡した。
ランファ『あとちょっとだと思うんだけどなぁ…ま、ともかく和那ちゃん。よく聞いてあなたが持っていたブランクライドウォッチを押して士に投げてほしいの。』
和那『え、こうか。』
カブト
和那がブランクライドウォッチを押すとそれはカブトライドウォッチとなった。
和那『あ、なんか変わった。にしてもなんでこいつがこんなものに?カブトか…』
ランファ『そのブランクライドウォッチは人にもよるけど押した人の強い気持ちを持っているライダーに対する思いが力を呼ぶの、あなたにとってそれがカブトなだけよ。』
和那『そうなんか…でもこんなもんあったってうちは…』
ランファ『それを士に投げて欲しいの。
彼は今カードなしの状態で戦っているの。
でもそのカブトライドウォッチならば士の手にカブトの力が戻ってあの二人を…あなたの子どもを助けられる。
だからお願い…カブトライドウォッチを士に投げて!』
一瞬和那は戸惑いはしたがとりあえず投げた。
とくに拒む理由がないからかもしれないだけで投げたと考えられなくもないが確実に和那は投げて士はそれを受け取った。
士『サンキュ!こいつを押して、二人ともちょっとくすぐったいぞ!』
カブト!ファイナルアタックライド!カカカカカブト!
士はライドウォッチを押してカブトの力を全身に纏うと両手で夏海、総それぞれの腕でライドウォッチを取り出して破壊した。
シュン
二人の変身は解かれて元の姿に戻ってその場で動けなくなっていた。
夏海『ううっ…あたいは…』
動かない体ながら意識を取り戻した夏海は自分の状況を理解して涙を流し始めた。
士『夏海…大丈夫ではないよな…ごめん。
俺のせいで…』
夏海『お父ちゃんは悪くないで、そりゃあこの体に傷つけたのは父ちゃんやけど…あたいがあいつを…弟の総を救いたかったからなんや。』
士『わかっているよ、そりゃあそうだよな別世界とはいえ俺の子どもだもんな…困っている人はそして何より家族は見捨てられないよな。』
夏海『うん。あたいは父ちゃんと母ちゃんに愛されて産まれてきた。一番最初の子どもだからとても愛してもらったよ…だから弟や妹達のことを愛してあげることが出来た。
そりゃあ喧嘩はしたり嫉妬もしたりしたけど仲は良かった。
そして何より…家族として愛する人間を救う為に…父ちゃんが母ちゃんを救ったみたいに…』
話しをしていた俺たちの側にランファさんの機体に連れられて降りてきた和那が俺の側に来て夏海の顔を覗いた。
和那『…なぁ、夏海。うちは…あんたの母ちゃんは士を…父ちゃんをほんまに愛しとったんか?同情とかじゃないんか?』
その言葉を聞いた夏海はふっと笑い満面の笑みで応えた。
夏海『やっぱりー!どうせそんな事だと思ってたよ!母ちゃん考え過ぎる所あるからなーそんなのありえんわ!
いい!父ちゃんがそんな同情やらなんやら難しいことわかるわけないやろ!
ただ好きなだけ!そう!毎日毎日キスを家中でしまくるほどの溺愛っぷりや!』
和那『は?ど、どういうことや!』
夏海『用するに一目惚れなのよ!最初の仮面ライダーカブトになった救ったのも一目惚れしたから救った!
それだけ!考えすぎ!ただそれだけ!
母ちゃんは考え過ぎなだけ!そして父ちゃんも色々と考えんな!二人とも馬鹿なんだからそんな事気にしたって意味ないわ!
ただ好きでたまらないだけ!我慢すんな!考えんな!それだけ伝えるわ!二人とも…幸せにな!いや、そこのもう一人の母ちゃんもよろしくな!うちはそろそろ疲れたから寝るわ
優巧郎!送迎とこの後の後処理は任せたでおやすみ〜』
そう言って夏海は目を閉じて眠りについた。
俺はそっと夏海の髪を撫でてあげた。
なんか…娘にはこういうこと父親ってするのかなって…思ってやった。
まあ、特に意味はないかも。
で、問題は…
和那『そっちは問題ないな…疲れただけらしいから…むしろうちにはこっちが…』
夏海のすぐ近くにいた総…俺の息子。
最悪な死に方をしてしまった総が無理矢理アナザーダークカブトとして蘇った。
でも、俺はそのライドウォッチを壊した。
これが良かったのか悪かったのかはわからないが総は全く動いていない。
後悔はしていない…というのは勿論嘘だが今はそう自分に言い聞かせるしかなかった。
何もしてあげられずに何も出来ない自分が唯一この子にした事がもう一度殺す事…
それが正しいと信じてやったがやはり駄目だ
後ろにいた総を見て俺は号泣した。
ランファ『ちっ!やっぱりね…どうせこんな事だろうと思っていたけど。ジャジメントがまさかこんな…こんな子に人体改造をしていたなんて…』
半分どころか顔半分以外と所々に残っている肌以外が全て機械と生物の融合したもので体が構成されており、変な音だけでなく異臭や身体中から流れる血とオイルがまじった液体がグラウンドを染める。
そして微かに目を動かし口から出てくる虫達など…俺は総を救えない自分自身の虚しさに絶望していた。
春川『彼がこんな姿になったのは彼が自殺をした後にジャジメントに改造されたから。
でも、彼が自殺した時にはジャジメントが崩壊寸前でほとんど研究員はいなくてマッドサイエンティストになっていたのでその憂さ晴らしに彼の死体が使われた。
実験で失敗した廃棄物を処理するゴミ処理サイボーグとしてね…そして、その体を再利用したのが…』
桧垣『私ですよ。』
!!!
咄嗟に声が聞こえて来た方向を振り向くとそこには笑いながらこちらを見ていた。
春川『あんた…いつの間に…』
急いで階段を降りて来た残っていたメンバーも校庭で対峙し、桧垣の後ろをとり羽交い締めにしていた春川さんが桧垣の首筋にナイフを当てていた。
桧垣『今来たばかりですよ、にしてもここまで予想通りに行くとなんだか面白いですね。』
ランファ『予想…予想ってどういうことよ!』
桧垣『…あなたと対峙した時にいくつかの条件を満たすことが出来ました。
まず、ライドブッカーを奪ってカードを手に入れることが一つ、次に門矢士の子どもたちがこの世界に来たこと…そしてあなたがアナザーライダーを倒した。
これらの条件を満たすことででトリプルライドウォッチが最強の力が手に入る!!』
ディケイド!カブト!ダークカブト!
側にいた春川さんを吹き飛ばすほどのエネルギーが桧垣に集まる。
周りにいた俺たちもその場では踏み止まるしかできないほどのエネルギーが渦巻いていた。
ランファ『これがあのトリプルライドウォッチの力?
でもライドウォッチの力がこんな風に集まるなんて…しかも三つの力を一つに?まさか…仮面ライダージオウのあれを応用したの!』
士『あれ?ジオウの何だ!』
ゴン太『鏡の世界の自分と一緒になると二つの力が手に入ったジオウの追加フォーム(仮面ライダージオウⅡ)になれた。
だから鏡の世界に行ってそこの世界と…』
ランファ『違う!それだけじゃなくて奴は…他の世界の自分と他の世界のミラーワールドの自分も全て吸収して…あの場に(桧垣の野望)現れた奴等はそういうことだったの!』
他の世界の桧垣が続々と校舎のガラスから出てきて合体していった。
キュイーーーン!!!!!!!!
スチュッ!!ガチャ!キャーン!!
合体した桧垣は先程のアナザーカブトの巨体を遥かに超えた姿で禍々しく赤と黒が混じり合った存在となった。
トリプルアナザーライダーDKD『これこそ私の最強の力!トリプルアナザーライダーDKDだあああっ!!私の研究の全てがここにいいいいい!私の研究!受け取れ!!』
大きな右手が振り下ろされて士達は逃げようとしたが大きさ故に避けれなかった。
ランファ『カンフーファイター!!はあっ!グリッター!』
ランファさんが叫ぶと側に置いてあった戦闘機が光り輝いてその右手へと自動的に体当たりしていった。
そしてすぐさま戦闘機に飛んでランファさんが乗り込むと右手をブーストで突き破り実弾をトリプルアナザーライダーに食らわせ続ける。
春川『完全復活したわね…で、あんた達はどうする?茨木和那、門矢士そして芳槻桜空。』
!!!!!!
俺たちの空気がその瞬間止まった。
ー後書き座談会ー
烏丸ちとせ『皆さんこんにちは、烏丸ちとせです。
今回は前書きにある通り作者がSwitchを買ったので盛り上がって沢山書けました。
それでやっとこの章のトリプルアナザーライダーDKDとは勿論ディケイドのDにカブトのK、ダークカブトのDです。
まあ、大体わかりますよね…ともかく!今度からは定期的に番外編のメイキングをやっちゃう予定です!お楽しみに!また次回〜閲覧ありがとうございました。』