パワプロクンポケット10〜世界の破壊者の奇跡   作:カーナビレッスン

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第八十六話 最強男女

 

ある日…突然それはやってきた…

 

あなたは普通の人間とは違った力を持っている。

 

そんなことを言われたらみんなはどないする?

 

うちは……それに憧れてしもうた。

 

なりたい自分…見つからない。

 

自分の存在価値…わからない。

 

今、自分は何をしたい…そんなものはない。

 

だから…欲しかったんや…

 

自分が今、生きている意味を

 

 

 

 

パワプロクンポケット10

〜世界の破壊者の奇跡〜

第ニ章 茨木和那(大江和那)の章

 

最終回

 

 

 

 

 

 

ー数年前ー

ー戦場ー

 

体中に痛みが走っている。もう駄目かな…

戦場で再会した10主と和那、しかし彼女は戦いに取り憑かれていた。

10主は彼女に声をかけるが届く事は無くボコボコにされていた。

 

 

たとえ、もう手遅れでも助けたい・・・

大好きな君だけは・・・

そう思った10主は大声で叫ぶ。

『和那!!!!!!!』

いきなり本当の名で呼ばれ目を見開く和那。

しかし、彼女の持つ槍は10主を貫いていた。

 

 

 

はずだった…

 

 

 

 

change hyperbeetle

 

和那の持つ槍を右腕で士がハイパーカブトが受け止めていた。

 

士『間に合った……』

 

そういって士は槍を和那から奪って蹴りおってその場に落とした。

 

和那『な、あんたは…』

 

士『俺の名前は門矢士…別世界の10主だ。

ま、パラレルワールドの人間だ。よかった…これであの人を救える…待ってろ!ブラックさんを…和那さんを救ってくる!』

 

そういうと俺はハイパーカブトの力を使いブラックさんが戦う未来に向かった。

俺が死ななくなった事でこの世界に介入出来るようになった!!

さあ!行くぞ!

 

 

ー廃墟ー

 

ブラック『はあっ…はあっ…ぐっ…』

 

私はブラック…又の名前を芹沢真央…

 

ズキュン!ズキュン!

キュイーン!!!パアンッ!!

シュウン!シュウン!!

グシャッ!!グシャッ!!

 

ブラック『うえっ!!!げほっ!げほっ!げほげほげほっ!!!ぶっ!』

 

体に着ていた服の強化スーツはもうボロボロになり、そこら中から血をダラダラ流して口からも吐き出している。

 

ジャジメント兵『もう貴様の後ろにいるシェルターの中の300人余りしか生きた普通の人間はいない!諦めるんだな…』

 

この世界はまだ…終わりじゃない…

 

世界はジャジメントと呼ばれる会社によって牛耳られていて、裏で誘拐や殺人、人体改造などが普通に行われていた。

でも、そんなジャジメントを許せない奴等が集まっていき、反抗グループが出来た。

私はジャジメントに反抗するグループのリーダーだった。

私達は僅かな人数でも頑張って戦って反抗していた。

 

しかし、数年前味方だったカズが死んだのをきっかけに仲間がどんどんと死んでいった。

 

ジャジメントは力を増やし、表立って悪事を働くようになり、戦いは激しさを増してジャジメントに反抗するグループのメンバーは等々私一人になった。

 

そして、今ではほとんどの国がジャジメントの物となり、世界の人間の99%が1%のジャジメント上層部に操られる人形かモルモットになった。

 

そして、ついに…今…

 

私の後ろにあるシェルターにいる300人がジャジメントに属していない自由意思をもった最後の人間となるほど追い詰められていた。

ジャジメントの集団にシェルターを囲まれて防戦一方の状態となっている。

私はジャジメントの集団と戦い体中を傷つけながらも立って…ここにいる!!

 

ここを…守ってみせる…

 

私の想いはそれだけだ。

それ以外は何もない……

 

ジャジメント兵士『ほう、まだ戦うか…ならこいつを使うしかないか。』

 

ガシッ!!ドン!!シューー

 

緑色の液体が満載していた容器が現れて中から何かが出てきた。

!!

あれは…

 

??『ガッ…アッ…ヴェアガアガガガ。』

 

!!!!!!

間違いない…

 

機械と肉が混じり、体中から紫の液体をダラダラと垂れ流し、2mほどの体をゆっくりと動かして一歩一歩こちらに向かってくる何か

 

それは……

 

ジャジメント兵士『これがお前の想い人だった7主とかいう奴だろ。

我々ジャジメントに逆らう貴様に対して用意させたものだ。』

 

私の彼氏…7主…

 

7主とは高校時代に出会ってそれから付き合うことになって彼が高校卒業と同時にプロ野球の球団に入団した後は連絡はとっていなかった。

でも!私がヒーローとしてジャジメントに反抗したために…彼は…

 

 

最悪!選手全員死亡!

関係者も全滅!

 

彼の所属していた球団のバス3台がキャンプを行った時に崖から落ちてその球団にいた人間のほとんどがそのバスに乗っていたため球団を崩壊した。

 

私はジャジメントの裏工作だと気付いたがその時にはもう時すでに遅く、彼の関係者は全て殺されていた。

家族、友達、球団の先輩後輩のほとんどがジャジメントによって処分されていた。

唯一私の彼…7主だけは生き延びさせられていたが、四股を切断され、毒を定期的に与え苦しめられ続ける状態となった。

 

そして、等々1年前彼の体は毒に耐えられなくなり苦しみながら死んだ…はずだったのに…

 

ジャジメント兵士『なあに驚く事はない、我々の技術は日々進歩している。

機械と人間の複合種…これくらいは簡単に作れる。

最も…こいつには大した防御力や攻撃力もないから貴様に対する技は自爆しかないがな。頑張って避けるがいい。』

 

ダッ!!

地面を蹴り飛ばして彼がこちらに向かってきた。

正面に来たから軌道は読みやすい。

私は避けようとした…だけど…

 

ガシッ!!!!!!

 

体は動く事を諦めた。

彼が体に絡みついた。

そもそも避けようとは一瞬思ったけども辞めてしまった。

私が彼と共に死ぬと望もうが避けてしまおうが結局、後ろのシェルターの人間は殺されてしまう。

なら…

 

ガシィッッ!!

ダッ!!ダッ!!

シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン!!

私が彼を抱き返して持ち上げてそのまま私はジャジメント兵士達に向かっていった。

 

ブラック『これが最ご…』

 

ダキュン!!!ダキュン!!!ダキュン!!

ボンッ!!

パリッ!パリッ!!

キュルキュル!!キュルキュル!

 

 

囲まれていた集団に全身を撃ち抜かれる。

全弾が綺麗に私と彼の身体にめり込みそのままその場へと崩れ落ちた。

身体中から更に血が噴き出した。

…まだ…生きてる…まだ…

 

ジャジメント兵士『ほう、体はまだ動いているな、しかしもう立ち上がれまい…今、楽にしてやるぞ。』

 

ポチ

 

ジャジメント兵士がズボンのポケットに手を入れて7主の体の自爆スイッチのボタンを押した。

 

ピーピピピピピーピピピピ!

 

7主の体から音が鳴る。

このまま終わってもいいと私は思った…

 

でも…

 

まだ…

 

 

まだ…

 

 

終われない!!

 

ゲホアッ!!ゴホゴホゴホゴホ!エアッ!!

ガガガガガガガガガガガガガガガ

 

私は…やっぱり…諦めない…

 

ジャジメント兵士『なんだと…まだ立ち上がるのか…化け物め!何故だかわからんが構わん!撃ち続けろ!!』

 

立ち上がった私はギロリと目を見開いてジャジメント兵士を睨みつけた。

そして、ボロボロになった歯を無理やり動かした。

 

ブラック『だどえっ!!あだじが…しn4ってあだだまを許ぞなち!!!ゆつぎをだざかやくちゃ!願いは叶わない!!』

 

言ってやった…

 

ジャジメント兵士『ははははっ!よく聞こえなかった。まあいい、死ね。』

 

 

 

ダキュン!!!ダキュン!!!ダキュン!!

 

ああ…弾が飛んでくる…とてもゆっくりと来ているように見えてきた。

これが…死の瞬間か…でも…

死ぬかもしれない…けれど…

 

 

 

諦めない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 キャストオフ』

 

 

 

 

 

キャストオフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェンジビートル

 

 

 

 

 

不思議な機械音がした。

傷ついて潰れた右目は開けれなかったが、頭から流れる血で少し赤く見える左目を開けて見ると……

 

 

ディケイドカブト『久しぶりです、ブラックさん。今助けに参りました。』

 

仮面ライダーに変身した門矢士が現れた。

ハイパーカブトからカブトマスクドフォーム

となっていた彼の攻撃により周りの敵は吹き飛ばされていた。

 

ジャジメント兵士『な、ヒーローの仲間か…だが今更お前たちに何が出来る。』

 

ディケイドカブト『何が出来るじゃない…そこに今いるか重要だ。

そこにいて、愛する者のために戦い傷ついて倒れて身体をボロボロにしても最後の最後まで信念を貫いて戦い抜くこと…

それが俺にとって最高のヒーローだ!!』

 

ジャジメント兵士『な、何者だ!貴様は!』

 

変身を解除し、俺は姿を現わす。

 

士『通りすがりの仮面ライダーだ…覚えておけ!変身!』

 

カメンライド!ディケイド!!

 

カメンライド!!乾巧、天道総司、野上良太郎!!

 

俺は仮面ライダーに変身した後ライダーの三人を召喚した。

555.カブト.電王それぞれの変身前の姿を出せるようにも俺はなっていた。

 

野上良太郎『僕がここにいるのは君が頑張ってこれたからこそなんだよ、真央ちゃん。』

 

乾巧『まあ、お前はその男を助けたかったことも人々を救いたいと思って頑張った。

でも、それでも足りない…わかっていてそれをやり遂げたのは凄い。

だから今度は俺たちがその足りない部分を補ってやる。』

 

天道総司『お婆ちゃんが言っていた…男がやってはいけない事が二つある…食べ物を粗末にする事と…女の子を泣かせる事だ。』

 

ブラック『ありがと…』

 

彼女はゆっくりと疲れた様にその場に寝転がり、彼を抱きしめたまま眠りについた。

 

彼女は今、死んだ。

確実にこの場で死んでしまったが満足な表情で彼を抱きしめながら死んでいた。

そして、彼も彼女に続くように息を引き取った。

衰弱死だった

彼は彼女に抱き締められたためにその暖かさにふれて最後の抵抗として身体を弱らせて爆発をさせなかったのだろう。

多分、彼女を寂しくさせないために一緒にあの世に行きたいと願った結果だと思いたい。

 

死んだ二人の顔はとても満足気な笑顔だった

 

士『こんな二人の様な笑顔を世界に取り戻してみせる、みなさん、行きます!』

 

巧と良太郎がベルトを取り付け、巧は携帯を取り出して555と入力

 

野上良太郎『行くよ、モモタロス。』

 

シュン

 

M野上良太郎『待ちくたびれちまったぜ!俺、参上。覚悟しなジャジメント…俺は最初から最後までクライマックスだぜ!』

 

野上良太郎に仲間のイマジンのモモタロスを体に憑依させる。

 

天道総司は天空から来たカブトゼクターを構える。

 

乾巧・野上良太郎・天道総司『変身!』

 

complete

 

sword form

 

henshin

 

カブトマスクドフォーム『キャストオフ』

 

castof change beetle

 

はああああああああああああ!!

 

カメンライド!カメンライド!カメンライド!カメンライド!カメンライド!カメンライド!カメンライド!カメンライド!

 

 

大量のライダーと門矢士はジャジメントへと向かって行った。

 

 

結果は当然、ジャジメントの大敗北であった。

いつも通りのことだが今回ばかりは違っていた。

 

士『これでよし…これで残った3つの世界を全て救えた…そして、時間よ!戻れ!!』

 

リセット!!!

 

俺は仮面ライダークロノスのリセットを使って残っていた3つの和那の世界をジャジメントから解放し、ついに和那の世界群に平和な世界を取り戻した。

 

 

エピローグ

 

全く、お前はびっくりするようなことばかりするなぁ

 

でも、もうやっと一緒におれるんやからええやん?

 

なぁカズ?

 

それもうやめよ

 

は?

 

折角ウチの名前知ってるんなら和那ってよんで欲しいよ

 

でもカズが慣れてるし・・・

 

う・・・・

 

こんなことで泣かないでくれよ・・・。ちゃんと呼んでやるから

 

ホンマに???

 

あぁ・・・・・・なぁ和那

 

どうしたん?あ・な・た?

 

あなたぁ!?

 

エヘヘ、新婚旅行を満喫中〜♪

 

なんかなぁ・・・。まあいっか、でもこれからは"パパ"とも呼んでくれよな…"ママ"♪

 

おっけい!それまではダーリンでもあなたでも呼んだるなぁ。

 

こいつぅ!!

 

きゃあっ♡もぅ…馬鹿なんやから、あなた♡

 

 

 

この世界群の和那はバッドエンドを乗り越えてハッピーエンドに辿り着いた。

消えた生命の輝きは彼女へと宿り今、二人に会うのを待ち遠しくしている。

この愛は二人がいる限り終わる事はない。

 

ハッピーウエディング!!

 

by 蘭花・フランボワーズ

 

ランファ『さてと、これを頑張ってる最原君達に送ってやるぞ〜』

 

ピピ

 

ランファ『あ、丁度いい所に、ねぇねぇ最原君、実はさ…』

 

最原『大変です!ランファさん!』

 

ランファ『何?今、折角ラブラブなカップルの濃密な新婚旅行の夜の前を見てきたところに何のニュース。』

最原『ジャジメントの兵器開発に携わっていた存在が財団だという証拠が出てきました。』

 

ランファ『!!やったわ!よぉし、行くわよ。私もしっかり幸せ掴んでやるんだからねぇ〜あんたは引き続きダブルの力の適合者を探すのよ。』

 

最原『それについてはほとんどわかりました、あとは見つけるだけです。』

 

ランファ『ナイス!じゃあ、頑張ってね。』

 

蘭花・フランボワーズ、彼女の幸せはまだ遠いが確実に前進し続けていた、そしていつか二人に負けないカップルになるべく紋章機に乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

第2章 和那の章 完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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