陽だまりと歌姫の恋   作:穂乃果ちゃん推し

15 / 20
バンド名を決めろ!

お昼を済ませた冬也たち5人は、午後の授業に臨んでいた。……そして暫くした後……。

 

[花咲川学園:2年B組 教室]

 

華音「今後の日程は、前に掲示している通りです。このクラスとしての最初の行事は《文化祭》になります!皆さん、楽しい文化祭になる様に精一杯頑張りましょう!それでは……学級委員長、号令をお願いします」

 

紗夜「起立」

 

 

学級委員長である紗夜の号令を受けて、挨拶を済ませる。そして放課後になった途端、晴海が声を掛ける。

 

 

晴海「活動を始めるよ!冬くん!」

 

冬也「わかった。……すまないな、紗夜。先に《Circle》へと行っててくれるか?多分友希那たちが来てると思うから」

 

紗夜「……分かりました、ではまた後で。私は先ず弓道部の方に顔を出して来ます」

 

 

そう言って紗夜は教室から出て行く。それを見た燐子は、紗夜の後に続いて行く。

 

 

冬也「さてと……場所を少し移そうか」

 

晴海「うん!……その前にルカちゃんを呼んでくるね〜!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[花咲川学園:音楽室]

 

晴海「連れて来たよ〜!」

 

ルカ「よろしくお願いします!」

 

冬也「おう。待ってたぞ?」

 

 

3人は空いてる椅子に腰を掛ける。それを見計らって、晴海が話し始める。

 

 

晴海「では改めて!これより……バンド活動を始めます!」

 

ルカ「わーい!」パチパチパチ

 

冬也「単刀直入に聞くが……バンド活動をするに中って、目標はどうする?」

 

ルカ「それは勿論……全てのバンドの、頂点に立つ事ですよね!」

 

冬也「そうだな。次にバンド名だが……考えてあるのか、晴海?」

 

 

バンド名を考えてあるのかという問いを晴海に投げ掛ける冬也。……すると、少しの感覚を空けて、晴海が明後日の方向を向きだした。

 

 

冬也「お、おいおい……まさか……」

 

晴海「……てへっ」コツン

 

冬也/ルカ『はぁーーーーーーーー……』

 

 

晴海が『ごめんね?』と言わんばかりの顔をして、拳を頭に軽く当てたので、それを見た冬也とルカは盛大に溜息を吐いたのだった。

 

 

冬也「仕方ない……今日はバンド名を決めるぞ」

 

晴海/ルカ『賛成!』

 

冬也「先ずは……『これっ!』って言うキーワードは無いか?」

 

 

少しのキーワードを探す為に、頭を抱えてしまう3人であった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〔暫くして……〕

 

晴海「うわぁーん……何も思いつかないよぉー!どうしてこういう時に、何にも思いつかないのぉー!」

 

ルカ「……はっ!私、寝落ちしそうでした!」

 

冬也「まあ……簡単には思いつかないわな」

 

 

3人揃いも揃って、思い付いていないのであった。

 

 

?「すみません……そろそろ最終下校時刻ですよ」

 

冬也「あっ……すみません。ほら、行くぞ」

 

晴海「わかった〜……すみません」

 

?「こんなに一生懸命……何かするんですか?」

 

 

不意に現れた女性に質問された冬也は、順序を立てて1から説明する。

 

 

?「へぇ〜……バンドを結成するんですね。頑張ってくださいね。……自己紹介がまだでしたね、私は鰐部七菜(わにべななな)と言います。よろしくお願いします」

 

冬也「ご丁寧にどうも……俺は大空冬也です」

 

七菜「よろしくお願いします。それじゃあ……鍵を閉めちゃいますね」

 

冬也「ほら!早く出るぞ!」

 

2人「すみませんでした〜!」

 

 

七菜が音楽室の鍵を閉めようとしたら、冬也は2人に声を掛けて外へと向かって行った。その様子を茫然とした様子で見ていた七菜はと言うと。

 

 

七菜「(大空冬也……あの『Symphony(シンフォニー)』のギタリスト……まさか、こんな所で会えるなんて……)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[花咲川学園:校庭]

 

ルカ「それじゃあ……私はこっちなので!」

 

晴海「またね〜!」

 

冬也「気を付けて帰れよ〜?」

 

 

ルカは冬也たちとは反対方向へと走って行った。それを見届けた冬也と晴海は歩き出す。

 

 

晴海「今日中には決まらなかったね……」

 

冬也「仕方ないさ、また日を改めて考えよう」

 

 

そう言い合いながら通学路を歩いて行く2人。少しした後、ライブハウスから出てくる人と鉢合わせする事に!

 

 

?「あら?冬也じゃない」

 

冬也「友希那……まだ練習してたのか?」

 

友希那「いいえ、今終わった所よ」

 

 

友希那は視線を背後に促す。すると、そこにはギターやベースをケースに戻してアンプなどの機材を返却しようとしているRoseliaのメンバーがいた。

 

 

リサ「おっ、冬也ー!」

 

冬也「よう、リサ」

 

紗夜「遅かったですね……何かあったのですか?」

 

 

紗夜から遅れた理由を聞かれた冬也は、先程まで七菜にしていた説明を紗夜にも行なった。……すると、紗夜はこう答えた。

 

 

紗夜「でしたら……私もお手伝いします。勿論、バンドが本格的に動き出すまでですが」

 

冬也「ありがとな、紗夜」

 

紗夜「い、いえ……これくらいはお安い御用です」

 

 

冬也が紗夜にお礼を言うと、少し口篭りながらも紗夜は答える。その顔は少し紅くなっていたが……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[大空家:冬也の部屋]

 

冬也「どうするかな……」

 

 

冬也は自室で1人、バンド名を何にするのか深刻に考えていた。結局その日は何も思いつかず、布団へと意識を預けた。

 

ーーーーーーー

[花咲家:リビング]

 

晴海「ねぇねぇお母さ〜ん」

 

あかり「どうしたの?」

 

晴海「バンド名……どうしたらいいかな〜?」

 

あかり「うーん……そうね〜……『花』をモチーフにしてみるのはどうかしら?」

 

晴海「『花』……かぁ〜」

 

 

冬也とルカの知らないところで、晴海が凄く考え込んでいたのはまた別の話……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[花咲川学園:正面玄関]〔翌日〕

 

冬也/ルカ『おぉー』

 

晴海「ねっ!良いでしょ?」

 

 

晴海が自信満々に掲げている紙には『Flowlight』と描かれていた。それを見せた晴海は由来を語り出す。

 

 

晴海「このバンド名には……『花』と『喜び』という意味があって〜、冬くんが再びバンドを始める事の喜びと私の名前にある『花』から取ったんだけど……どう?」

 

冬也「それで文句は無い……ルカはどうだ?」

 

ルカ「問題ありません!」

 

晴海「よし!じゃあ……これから私たちは、『Flowlight(フロウライト)』だ!活動開始だよ!」




今回はここまでです!如何でしたか?短めになってすみません……しかも前書き無しです。まだまだオリキャラは募集してるので、よろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。