陽だまりと歌姫の恋   作:穂乃果ちゃん推し

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今回は友希那ちゃん生誕祭記念回を描きたいと思います!……まずは活動報告でも言いましたが、10月17日は本当に申し訳ありませんでした!この遅れは何処かで必ずや挽回致します!

それでは気を取り直して……それでは、今回は友希那ちゃん生誕祭記念回です!それではスタートです!


【誕生日回】銀色歌姫の生まれた日

〔10月26日 金曜日〕

 

冬也「よし!今日はここまでだ!」

 

友希那「ありがとう、冬也。どうだったかしら、久しぶりに聞いてみて」

 

冬也「ああ。全員レベルアップしてる、この調子を維持すれば大丈夫だ」

 

友希那「そう……」

 

 

冬也は久しぶりにRoseliaの練習に顔を出していた。今日もRoseliaのマネージャーとして、良いアドバイスが出来たと自分を誇っている。

 

そしてRoseliaの練習後、冬也が帰り支度をしていると……友希那が声を掛けて来た。

 

 

友希那「冬也」

 

冬也「友希那、どうした?」

 

友希那「今日の事……お、覚えてるわよね?」

 

冬也「今日?」

 

 

助けを求めるように、冬也は近くに居たリサに目を向ける。すると、リサは既に『友希那の誕生日』と書かれた紙をチラッと見せていた。

 

 

冬也「友希那の誕生日だろ?」

 

友希那「ええ、そうよ」

 

冬也「あ、でもごめん……プレゼントは今は無いんだ」

 

友希那「そんな事、分かっているわ。だから……その……あ、明日、一緒に……出掛けましょ」

 

冬也「え?でも、明日はもう……」

 

 

冬也は翌日になると、友希那の誕生日が終わる事を言おうとしたのだが……友希那がそれを遮る。

 

 

友希那「良いのよ。今日は平日で、バンド練習もあったし……仕方無かったもの。だから今日の代わりに明日、一緒に祝って欲しいの」

 

冬也「ああ、分かった」

 

 

そう交わしてライブハウスを後にする。そして今日はリサが冬也と一緒に帰っていた。そして、翌日を迎えた……。

 

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【翌日】

 

友希那「おはよう、冬也」

 

冬也「お、おはよう……友希那」

 

友希那「さ、行くわよ」

 

 

そう言って友希那と冬也が訪れたのは、2人で過去に行った事のある『猫カフェ』だった。

 

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【猫カフェ:店内】

 

友希那「ふふっ、可愛い……にゃん♪」

 

冬也「(友希那のこんなに笑ってる顔を見るのは……久しぶりだな)」

 

 

結論から行けば……猫カフェの中に入るなり、猫をこれでもかと友希那は撫で回していた。それを見た冬也は、軽く口許に笑みを浮かべていた。

 

 

友希那「?どうかしたかしら?」

 

冬也「……!な、何でもない……」

 

友希那「そう。……にゃん♪」

 

 

暫く友希那は猫の傍から離れる事は無く、冬也が頼んだ2人分の紅茶は冬也の分を除いて、すっかり冷めきっていた。

 

 

友希那「ふふっ……今日は連れて来てくれてありがと、お陰でとても楽しいわ」

 

冬也「お、お安い御用さ……」

 

友希那「……この後、私たちで何処かに、行ってみない?」

 

冬也「どうした?急に」

 

友希那「彼処に行きたいの……お願い」

 

 

意を決した冬也は、お会計を済ませて猫カフェを後にした。そして……2人の思い出の地へと足を運んだ。

 

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【河川敷】

 

友希那「……懐かしいわね、ここ」

 

冬也「そうだな」

 

友希那「覚えてるかしら、私と冬也がここに来る様になった切っ掛け」

 

冬也「ああ……あの頃は、確か……」

 

 

実は冬也と友希那は、二人揃って家出をしていた時期があり、その時ふと通り掛かった河川敷に、仲良く腰を下ろしていたのだった。(これは後に2人の親から、愚痴られた事であったのだが)

 

 

冬也「……そんな事もあったな」

 

友希那「あの頃がきっかけで、私たちは仲良くなれた……それは変えようの無い真実よ」

 

冬也「……行くか」

 

友希那「ええ……、待って!冬也、彼処!」

 

 

突然友希那が立ち止まり、ある方向へと指を指した。するとそこには……橙色に輝く、綺麗な夕陽が上がっていたのだ!

 

 

友希那「……キレイね……」

 

冬也「ああ……」

 

友希那「冬也」

 

冬也「なんだ?」

 

友希那「……1度しか言わないから、よく聞いてなさい」

 

冬也「お、おう」

 

 

少し紅潮した顔を俯かせて、そう宣言する友希那。互いの心臓の鼓動だけが、この空間を支配していた。……そして意を決した友希那が、言葉を紡ぐ。

 

 

友希那「わ、私と……つ、付き合って……」

 

冬也「……」

 

友希那「この言葉、凄く恥ずかしいの……何か言って欲しいわね」

 

 

友希那が紅潮した頬を隠さずに言う。冬也は後頭部を少し掻くと、こう答えた。

 

 

冬也「ま、まさか……気持ちが通じ合うなんてな」

 

友希那「そ、それって……!」

 

冬也「俺の方こそ、お願いするよ……友希那じゃなきゃ、ダメなんだ」

 

友希那「ありがとう……これからは、二人の時間を大切にして行きましょ。勿論、バンド活動に支障のない範囲で」

 

冬也「そうだな」

 

 

そう言って2人はその場を後にする。その時、2人の門出を祝福するかの様に……夕陽がさらに輝いた様な気がするのだった。




今回はここまでです!如何でしたか?今回は全体的に短めとなってしまいました……ですが、友希那ちゃんへのお祝いの気持ちは、この中に確りと込めましたので、後悔はありません!


改めて……友希那ちゃん、お誕生日おめでとう!『Roselia』の頼れるリーダーとして、これからも頑張ってね!応援してます!
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