陽だまりと歌姫の恋   作:穂乃果ちゃん推し

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今回はいよいよ始業式へと突入しますよ〜!あっ、モチのロンですが……友希那ちゃんとリサちゃんも登場しますよ!そして中盤辺りに、あの娘も……?なんてね!



それでは『転入初日』始まりますよ!


転入初日

一晩立っても、友希那に食べさせられた激辛カレーの味がまだ口の中に残っている冬也。今日は始業式という事もあり、早起きをして準備をしている。

 

 

冬也「花咲川の制服は……これか。ここでもネクタイ式は変わらないんだな……なんてな。前通ってた所がブレザーだったから、少し新鮮かもしれないな」

 

 

そう言って冬也は準備を進める。するとLINEにメッセージが届く!送信相手は友希那とリサだ。

 

 

友希那『冬也、おはよう。今日は始業式でしょう?途中まで一緒に行きましょう』

 

リサ『ごめんねー。友希那が『どうしても一緒に行く』って聞かなくてさ〜、途中までは同じ道だし、一緒に行ってあげて?』

 

冬也『わかった、準備が出来たら俺の家の前で待っててくれ。』

 

 

そう送って冬也はスマホを閉じる。そしてしばらくした頃、家のインターホンが来客を告げた。

 

 

冬也「おはよう」

 

リサ「おはよう!」

 

友希那「おはよう、冬也」

 

冬也「それじゃぁ……行こっか!」

 

 

その掛け声と共に、3人は学校への通学路を歩き始める。

 

 

リサ「へぇ〜、それが花咲川の男子の制服?」

 

冬也「まあな」

 

友希那「イイじゃない、似合ってるわ」

 

冬也「ありがとな。そういう2人こそ、似合ってる」

 

リサ「……もぅ、ズルいよ///」

 

友希那「……///」

 

 

冬也が2人の制服について褒めると、リサは小声で何かを呟きながら顔を赤らめていた。友希那は声も出ない程に顔を紅潮させていた。そんなやり取りを続けていると、羽丘女子学園と花咲川学園の道の分岐点に差し掛かった。

 

 

リサ「それじゃぁ……またバンドでね!」

 

友希那「頑張りなさいよ」

 

冬也「ああ」

 

 

そう言って冬也は友希那とリサと別れる。別れてから少しした時……。

 

 

冬也「しかし……やはり元女子校だからか、女の子が多いな……」

 

?「す、すみません!道を空けてくださ〜い!」

 

冬也「え?……うわっ!」

 

?「きゃっ!」

 

 

冬也は一人の女の子とぶつかってしまう!その少女は後ろに倒れてしまった為、冬也はその少女に手を差し伸べる。

 

 

冬也「ごめんな、大丈夫か?」

 

?「あっ、はい、大丈夫です。ごめんなさい」

 

冬也「別に気にしてないよ、大した怪我にはなってないし」

 

?「こら、香澄〜!だから走るなって言っただろ〜!」

 

 

香澄と呼ばれた少女を、追いかけて来たもう1人の少女は短く窘める。香澄はその少女の名前を呼び、軽く謝罪をする。

 

 

香澄「ごめんごめん、それより早く行こう有咲〜!」

 

有咲「だから走るなっての〜!……すみませんでした、失礼します」

 

 

有咲と呼ばれた少女は冬也に軽く謝罪をすると、香澄を追いかけて行った。それを見て冬也は呟いた。

 

 

冬也「元気な子たちだな……あの娘たちも花咲川の生徒かな?」

 

 

そう呟いて冬也は花咲川学園へと通じる通学路を歩いて行った。始業時刻である8時30分に間に合って校舎に着くことが出来た。

 

 

冬也「……え、ええっと……俺のクラスは……」

 

?「あら?冬也じゃない」

 

冬也「おっ……紗夜か。おはよう、お前もここの生徒だったんだな」

 

紗夜「ええ。……そういう冬也こそ、どうして?」

 

冬也「実は昨日、理事長に会って来たんだよ。そして……まあ、ここへの編入を認められたって所かな」

 

 

冬也は紗夜に軽く事情を説明する。まだあの事は話せないと踏んだ冬也は、その事を隠しながら紗夜に説明する。

 

 

紗夜「成程……これからよろしく」

 

冬也「ああ」

 

 

そう言って2人はクラスを確認する。クラスは二人とも2年B組だった。確認した2人は靴を靴箱に入れ、教室へと上履きを履いて向かう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[花咲川学園:2年B組教室]

 

中に入ると、一部の生徒が自分の席を見つけて座っていた。2人もそれに倣って席に座る。

 

 

紗夜「まさか……貴方の後ろとはね」

 

冬也「俺は一番前だ……しかも真ん中」

 

紗夜「よろしくね」

 

冬也「ああ」

 

 

紗夜と冬也は軽く挨拶を交わす。そして教卓から見て冬也の右隣に座っていた女の子が声を掛ける。

 

 

?「あ、あれ?……冬也……くん?」

 

冬也「もしかして……燐子?」

 

燐子「そうだよ……よろしくね、冬也くん」

 

冬也「よろしくな」

 

 

燐子とも軽く挨拶を交わす。そしてその後に担任の先生が入って来た。

 

 

?「え〜……皆さん、おはようございます」

 

生徒全員『おはようございます』

 

?「私は今年度2年B組の担任となりました……宮野華音(みやのかな)と言います、1年間どうぞよろしくお願いします」

 

 

その声を皮切りに、生徒全員から拍手が巻き起こる。それを見た華音先生は手を叩いて指示を出す。

 

 

華音「はい!……私としては、皆さんの名前を早く覚えるために自己紹介をしてもらいたいのですが、先ずは始業式に出て貰います。それでは廊下に並んでください!……あっ、私の目の前にいる君は教室に残っててね?」

 

冬也「分かりました。」

 

 

冬也を除く生徒全員は廊下に並び、列を乱すこと無く体育館へと向かって行く。それを見届けた華音先生は冬也に目を向ける。

 

 

華音「君には私と一緒に来て貰います、始業式で皆の前で挨拶をして貰うわ」

 

冬也「分かりました。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[花咲川学園:体育館]

 

始業式は滞り無くプログラム通り進み、理事長であるあかりの声で幕が下ろされようとしている。

 

 

あかり「ではこれにて始業式を閉式致します……と言いたい所ですが、重要なお知らせを致します。……入場して頂きましょう、大空冬也くん」

 

冬也「はい」

 

 

舞台袖でスタンバイをしていた冬也が花咲川学園全校生徒の前に出る。少し緊張しながらも、冬也は言葉を発し始める。

 

 

冬也「皆さん、おはようございます。私はこの度、花咲川学園の共学化への第一歩……即ち、男子生徒第一号に任命されました、大空冬也です。2年間という短い期間ですが、仲良くして頂けると嬉しいです。どうかよろしくお願いします」

 

 

そう言った途端、周りから黄色い歓声が上がった。紗夜と燐子に関しては、ただただ微笑んでいたのだと言う。その微笑みには何か裏がありそうだと、気付くのはまた別の話である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

教室に戻った冬也たちは、クラスで自己紹介を行なっていた。そしてしばらくした頃……とんでもない生徒の名前を聞くことに!

 

 

華音「次の人……どうぞ」

 

?「はい!私は、花咲晴海と言います!皆さん、よろしくお願いします!」

 

 

明るく微笑むこの少女が、冬也の生活に波乱を巻き起こすことになる事をまだ誰も知らない。




今回はここまでです!如何ですか?最後にオリキャラの紹介をして置きます。今回は冬也くんのイメージ容姿と花咲晴海ちゃんについてです!


大空冬也《おおぞらとうや》
容姿イメージ:『IS〈インフィニット・ストラトス〉』の織斑一夏

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花咲晴海《はなさきはるみ》
性別:女の子/年齢:16
誕生日:4月20日
設定:理事長である花咲あかりを母に持つ。冬也のもう1人の幼馴染。料理は得意だが、裁縫や洗濯などが苦手で、よくドジを踏んでしまう。だがその分だけ、とても面倒見が良くて天真爛漫。
好きな食べ物:ゴーヤチャンプルー
苦手な食べ物:渋い物
趣味:歌う事,ピアノ
容姿イメージ:『アイドルマスターシンデレラガールズ』の本田未央
イメージCV:平野綾


如何ですか?それではまた次回です!
感想に高評価ありがとうございます!まだされていない人は是非是非お願いします!小説執筆の際のやる気に繋がります!
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