……粗筋はこんな感じでいいですかね。今回は冬也くん視点で全てお届けします!
それでは『再会……そして』始まりますよ!
[前回のBanG Dream!]〔ver.冬也〕
始業式での挨拶を終えた俺は、他の生徒と共に教室へと戻って簡単なLHRを受けている。先ず最初に行なわれたのは、担任の華音先生の強い要望から自己紹介を行なう事となった。……そしてしばらくした頃、俺はとんでもない生徒の名前を聞くことに!
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華音「では、次の人どうぞ!」
?「はい!私は、花咲晴海(はなさきはるみ)と言います!好きな食べ物はゴーヤチャンプルーで、趣味は歌う事とピアノです!よろしくお願いします!」
元気よく自己紹介を終えた晴海は、作法良く席に着く。……そして後から気づいた事なのだが、なんと晴海は教卓から見て俺の左隣の人物だったのだ!俺の内心に驚きを隠せないまま、自己紹介が終わり……華音先生から簡単な連絡事項を伝えられたあと、俺たちは解散となった。
晴海「あっ、遅くなっちゃったけど……久しぶり!冬くん!」
冬也「お、おう……相変わらず元気だな、晴海は」
晴海「元気が無いよ〜?……まあいいや、これからは一緒だね!よろしくね!」
冬也「おう……」
俺が返答に困っていると、背後から突き刺さる様な眼差しが2つ入って来た。……小説を読んでくれている人は分かるだろうが、この視線は紗夜と燐子だ。
紗夜「冬也?」
燐子「こ、この人は……?」
冬也「紹介するな。俺のもう1人の幼馴染で……理事長であるあかり姉さんの娘の花咲晴海だ。」
紗夜/燐子『り、理事長の……娘!?』
俺が晴海の簡単な自己紹介をした時、紗夜と燐子の驚いた声が校舎中に木霊した。……二人ともバンドで鍛えてるからか、とてもうるさい……!
晴海「お、大袈裟だよ〜……でも、よろしくね?」
紗夜「ええ、こちらこそ」
燐子「よ、よろしくお願いします……」
晴海は紗夜と燐子と手を取り、固い握手を交わす。……そして何を思ったのか、晴海が俺に聞いてくる。
晴海「そう言えば……冬くん、今でもバンドはやってるの?」
冬也「ああ……その事か。いや、やってないが」
晴海「そうなんだ……」
冬也「あのバンドは俺が引っ越す際に、メンバー同士で考えて解散したんだ。……今でもギターは続けてるが、バンドはやってないな」
晴海「……好きだったんだけどな、冬くんのギター」
晴海が突然そのような言葉を発したので、紗夜と燐子がそれに食いつくかの様に晴海に詰め寄った!
紗夜「どういう事!?」
燐子「……ど、どういう事ですか?」
晴海「冬くんはね、一時期……あるバンドを組んでいたの。そのバンドを組んでいたメンバーは、当時の同級生達だった。……その名は『Symphony』」
紗夜/燐子「!?」
晴海から俺が以前組んでいたバンドの名前が挙げられた時、紗夜と燐子は驚いてお互いに顔を見合わせていた。少し落ち着いた頃に、俺の方へと目を向けた!紗夜に関しては羨望の眼差しで……燐子に関しては驚愕の眼差しが突き刺さった。
紗夜「……私、知ってるわ。『Symphony』……それは同学校のメンバー、しかも同級生で組まれた5人組のロックバンド。彼らはその圧倒的なパフォーマンスで、世間を魅了していた……でもある日を境に解散したという噂が立つようになった……」
燐子「さ、紗夜……さん?」
紗夜「やはり……そういう事だったのね。これで全て合点が言ったわ。」
晴海「うん……紗夜っちの憧れたギタリストが、そこにいる……冬くんって事」
晴海が説明を終えると、紗夜は納得した様な顔で俺を見る。……もうその瞳には羨望の眼差しでは無く、真剣そのものの眼差しが俺に向けられた。
紗夜「この事を踏まえた上でお願いするわ……私に、ギターを教えてくれないかしら」
冬也「す、既にお前は俺の弟子だろう?……な、何故今更?」
紗夜「……私には、双子の妹がいるの。」
晴海「それって……日菜ちゃんの事?」
紗夜「ええ」
俺は紗夜から伝えられた言葉を一つ一つ聞き逃さない様にする。……簡単に纏めると、紗夜はずっと前からギターを始めたにも関わらず、妹の日菜は天賦の才能を活かして、姉である紗夜を軽々と越えてしまった……という事らしい。
紗夜「……だから、日菜には負けたくないの。勿論、他のバンドに負けるつもりは毛頭ないわ……でも日菜にはそれ以上に負けたくないの!」
冬也「お、お前……そんな事が……」
紗夜「引き受けてくれないかしら……」
冬也「……わ、わかった。もう一度言うけど、俺が過去に積み上げて来たもの全てをお前に叩き込む!やるからには全力だ!いいな!」
紗夜「ええ!」
俺がそう言うと紗夜は元気よく返事を返した。それを見ていた晴海は声を発する。
晴海「ちょーっといい?」
冬也「何だ?」
晴海「……わ、私とバンドを組まない?」
今回はここまでです!如何ですか?最後は謎展開になりましたが、次はこの理由も一緒に明かして行きますよ!それではまた次回です!
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