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大学生のいい所は自分の授業を自分で決められる事だ。まあ単位が足りないとそんな呑気な事は言えないのだが……僕の場合はまあそこそこの成績を取っているので大丈夫だ。
そんなわけで今日僕は土曜の午後からバイトに勤しむ事になっている。
テレビの天気予報ではここら一体が晴れであることを示していた。
その晴れマークが、僕にはどうも不気味に見えた。
◆
「こんにちはー!まりなさん、今日も麗しいですね!」
「はいはいこんにちは想君。じゃあ今日もお願いね」
「はーい!」
午後からのバイトは丸1日バイトをする時とは違い、仮面をつけて行かなければならない。何故なら―
「あっ!影山さーん!こんにちはー!」
「宇田川ちゃーん!こんにちは!今日も元気いっぱいだねー!」
そう、こんな風に練習しに来ている顔見知りの少女達と会ってしまうからだ。
宇田川は僕を見つけると僕の所まで走って来た。それと同じ様に白金も今井もやって来た。湊と氷川の2人は最初に宇田川が叫んだ時にチラッと目をやっただけで後は視線を向けようとしてないです。
丁度練習に区切りがついた所だったのか、3人とも少し汗をかいている。
「こ、こんにちは…影山さん」
「影山さんこんにちはー♪」
「こんにちは、二人とも。今日も可愛いねー。ああ…俺の荒んだ心が癒されていくよ…!」
僕の言葉に今井と白金は苦笑いするが、宇田川は目を輝かせて「何それ、カッコイイー!」と言っている。相変わらず宇田川のセンスはよく分かんないな。
「休憩中だったのかな?」
「はいっ!丁度休憩に入ったところなんです!」
「そうかそうか、真面目に取り組んでて偉いねー…よしっ!そんな宇田川ちゃんにはこの体力も魔力の両方を回復させるオレンジ味の飴を上げよう!」
「うわぁー!ありがとうございます!あ!えっと、えっーと、我が闇の眷属よ!その破邪の供物、有難く頂くとしよう!」
「ははー、ありがたき幸せ!」
僕は跪いて宇田川に飴を渡す。それを受け取った宇田川は先程より更に目を輝かせて「おおー…太陽のキャンディー!」と言っている。
「はい2人もどうぞ」
僕は袋に入った飴を今井と白金にも渡す。
「え?私達も貰っていいの?」
「いや当たり前でしょ。宇田川ちゃんに上げて今井ちゃんと白金ちゃんに上げないとか俺そんな酷いことしないよー?」
「あ、ありがとうございます……」
2人の手に飴を1つずつ乗っける。そして湊と氷川の方へ行き、飴を見せる。
「湊ちゃんと氷川ちゃんもどう?これ結構喉にいいらしいんどけど」
「遠慮しておきます」
「結構です」
「うーんそっかぁ…じゃ、楽器の整備でもしてくるかなー」
2階に行く前に今井の所に戻り飴を渡す。
「後で今井ちゃんの方から上げといてくれないかな?やっぱり俺じゃダメみたいだからさ」
「はーい、任せて下さいよ♪」
「頼んだよー」
今井にそう言って僕は2階へ上がった。
◆
あの人が楽器を整備する為に2階へ向かって行ったのを見て私は息を吐く。
「友ー希那っ!」
「キャッ!…ちょっとリサ、急に抱きつかないでちょうだい」
「ゴメンゴメン。そんな事より、はい飴。ダメだよー友希那?人からの好意はちゃんと受け取らないとー。ほら紗夜も」
「ですから今井さん、私はいらないと…」
「そんな事言っちゃダメだよー?はい、素直に受け取りなって!友希那も!」
そう言ってリサは私と紗夜に飴を握らせようとしてくる。
「ちょ、ちょっと今井さん!?」
「はぁ…紗夜、ここは貰っておきましょう」
私は諦めてリサから飴を受け取る。あの人から貰った物だと思うとほんの少し嫌悪感を覚えるが受け取らないとリサが止まりそうにないので大人しく受け取る。
私が飴を受け取ったのを見て紗夜も諦めたのか大人しく受け取る。
「もー、前から思ってるけど二人共影山さんのこと敵視しすぎじゃない?確かに軽い態度取ってるけどそんな悪い人じゃないよ?」
リサが腰に手を当てて不満げな表情で話す。
その光景に何だか「不思議だ」と言う言葉が頭に思い浮かぶ。
「何だか珍しいわね、リサがそんなふうに男の人の肩を持つのは」
「まさかリサ姉、影山さんのこと好きだったりするのー?」
「え!?いやいやいや!そういう事じゃないから!あこも茶化さないでよー!」
「はーい、ゴメンなさーい!」
茶化しに入ったあこをリサが「コラー!」と言いながら頭をわしわしと撫でる。それにあこは「きゃー!」と叫びながらも抵抗しないでそのまま撫でられている。
「で、でもあこちゃんの言ってることもわかるかも…リサさんが影山さんと話している時、私達と話す時とは違って声のトーンが少し高くなってるんですよ」
「え、ええ…!?そうなの?」
燐子の言葉にリサはあこを撫でる手を止めて驚く。
確かに思い返してみれば少し高いかもしれない。それにあの人と話す時のリサはどこか嬉しそうな表情をしている。
「確かにそうね。リサが気付いているか知らないけどあの人と話している時のリサ、楽しそう…というか嬉しそうに顔を綻ばせてるわよ」
「えええ!?」
再び声を上げてリサは驚く。但し、先程とは違いその顔は赤く染っていた。
「リサ、熱でもあるの?顔が赤いわよ」
「な、何でもないよ。いやー、自分では気付かないけど周りから見るとそんな風になってるんだねアタシって」
「あはは」と照れくさそうに笑う。その笑顔に少し違和感を覚えるが、まあいいかと直ぐに興味を失う。
時計を見ると休憩を始めてから15分程立っていた。それを見てそろそろ練習を再開させようかと考える。
「…そろそろ休憩を終わりにして練習を再開させましょうか。皆、準備を――」
「ああー!友希那先輩だー!!」
私の言葉を遮り、店内に私を呼ぶ声が響く。
声のした方を見るとそこには私達と同じガールズバンド、『Poppin' Party』のメンバーがいた。
「奇遇ですね友希那先輩!」
「ええ、そうね。戸山さん達も練習にここへ?」
「はい!友希那先輩達は休憩中ですか?」
「ええ、と言っても今から練習を再開させようとしていた所なのだけどね」
私が戸山さんと話している中、リサ達もPoppin' Partyのメンバーと話していた。
なんでも戸山さん達は近々、学校でライブイベントがあるらしくそれに参加するために新曲を練習しに来たらしい。
それから数分話し込んでしまい、時間を取られてしまった。
私は戸山さんにそろそろ練習に向かおう事を話す。
「戸山さん、そろそろ私達練習に行こうかと思――」
しかしまたもや遮られてしまう。
「まりなさん、休憩貰いま〜す」
私が嫌っているあの人の声により。
◆
Roseliaのメンバーともう5人、見知らぬ少女達がいた。
「まりなさん、休憩貰いま〜す。っと見かけない顔だね。そこの美少女達、君達は一体だれだい!」
バーンと効果音が出そうなポーズを取ってそう言うと5人のうち4人はポカーンとして1人は「わーすごーい」と呑気な事を言っている。Roseliaの方では宇田川が「おおー!カッコイイー!」と言っており、白金と今井は苦笑いしている。湊は僕の事を睨みつけており、氷川はそもそもこちらを見ていない。
すると呆気に取られている状態からいち早く立ち直った猫耳っぽい髪型の女の子が反応した。
「えっと、私達Poppin' Party って言うガールズバンドを組んでいて、私は戸山香澄って言います!」
「戸山ちゃんねー!おっけー覚えたよ!そっちの子達は?」
僕が目を向けるとポニーテールの女の子が「あ、そうですね」と言って自己紹介を始めた。
「私は山吹沙綾って言います。バンドではドラム担当してます。商店街で山吹ベーカリーって言うパン屋をしているので良かったら来てみて下さい」
「山吹ベーカリー?それって青葉ちゃんが良くパンを買っているって言うパン屋か!」
山吹が「はいそうです」と笑顔で言うとツインテールの女の子に「ほら私達がいったんだから有咲もいいなよー」と言ってせかしてる。
「わ、わーったよ。い、市ヶ谷有咲だ…です。一応、ポピパではキーボードやってる…ます」
「有咲変なのー!」
「う、うるーせー香澄!!っておい!くっつくな!」
戸山が市ヶ谷に抱きついてじゃれあっている。なんと百合百合しい事か。
残る2人の中で、オドオドしている女子に視線を向けるとその子は慌てて自己紹介をしてくれた。
「あ!えっと、牛込りみです。ベースを担当させて貰ってます…」
「私は花園たえ。リードギターやってます。皆からはおたえって呼ばれてるよ。いい名前でしょ、香澄が付けてくれたんだ」
牛込と花園が自己紹介をしてくれた。牛込は見た目通り気弱そうで何だか見てて心配になってくるような子だ。花園の方は見た目と違い不思議ちゃんオーラを出している。青葉と似たような感じの子だ。
「うんうん。市ヶ谷ちゃんに牛込ちゃんに花園ちゃんね!おっけー速攻で覚えたよ!俺可愛い子のことは一瞬で覚えられる特技があるからねー!」
僕がそう言うと戸山や山吹、牛込などは少しだけ照れた素振りを見せたが市ヶ谷は警戒しているのか訝しげな表情をする。花園は表情変わらないから分からないけど。
「あ、俺の自己紹介がまだだったね!俺はここでバイトをさせてもらっている影山って言います。すぐ近くの大学に通っている二年生だよ。よろしくねー!」
「すぐ近くって言うと…まさか相俣大学ですか!?」
「うんそうだよ。外国語学部に通ってるよ」
相俣大学とはCiRCLEと駅の間にある大学で駅から近く、金がそこまでかからない大学だ。僕の場合はそれが理由で通っている。
「マジかよ……こんなチャラチャラした奴が…?」
「どういうこと有咲?」
「相俣大学ってスゲー偏差値高いんだよ。確か75くらいあった筈だ」
「惜しいっ!76だよ!」
「76……それって凄いの?」
どうやら戸山は学力が残念な子みたいだ。戸山のセリフを聞いてガクッと肩を落とす。それを見て苦笑いをしている山吹がフォローに入る。
「簡単に言うと物凄く頭のいい大学に影山さんは通っているんだよ」
「へー!影山さんすっごいんですね!!」
「いやーそれ程でもあるけどね!」
「いや謙遜しねーのかよ」
そう言って市ヶ谷はジト目で僕を睨んでくる。
「あははは!まあね。と言うか市ヶ谷ちゃんはやっぱりそっちの方が素なんだね。最初は隠そうとしてたみたいだけど本音が出ちゃってるよ」
「え、いや、その…だああ!香澄のせいだぞ!!」
「えー!?なんで私のせいになるのー!」
ワーキャーと言い争い…と言うかじゃれあいをする戸山と市ヶ谷。
その光景を周りは生暖かい目で見守っている。
「あっはっはっ!戸山ちゃんと市ヶ谷ちゃんは仲がイイねぇ」
「はい!私達仲良しですから!ねっ、有咲!」
「ああー!分かったから引っ付くなー!鬱陶しい!」
戸山に抱きつかれている市ヶ谷がそう言うが、僕にはそれが嘘であるのが分かった。まあ多少なり引っ付かれて暑苦しいとは思ってるようだが戸山に抱きつかれてること自体は別段嫌とは思ってない様だ。むしろもっと抱きついてきてもいいと思っているみたいだ。
逆に戸山の方は本当のことしか言っていない。仲がいいと思っているのも本音だろうし、抱きつくのも親愛表現だと思っている。
本当に、戸山はびっくりするぐらい真っ直ぐだ。
僕とは大違いだ。
「嬉しいからもっとくっついてだって、香澄」
僕が戸山と自分を比較していると突然、花園がそんなことを言ってきた。
それを聞いて市ヶ谷は驚き、戸山は目を輝かせている。
「おたえ!?」
「有咲ー!!!!」
「わああ!くっつくなー!!!」
先程の抱きつきは何だったのかと言わんばかりの勢いで市ヶ谷を抱きしめる戸山。流石に今回は本気で止めてほしそうだ。それを感じたのか山吹が仲介に入る。
「はいはい香澄、それくらいにしないと有咲が倒れちゃうよ」
「わわわっ!ゴメン有咲!大丈夫?」
「大丈夫じゃねえ……おたえ、後で覚えてろよ……」
「?私は有咲が思っている事を言っただけだよ?」
花園の言葉に頭を抱える市ヶ谷。それをキョトンとしながら見ている花園。
……これは本当に悪気がないな。
「ははは…花園ちゃんって素直なんだねー」
少しだけ皮肉を込めて話す。これは僕の本音でもあるのだろう。
何でも素直に話せる花園が、かつての自分のようで苛ついてしまったから。
少し露骨だったかな?と、僕がフォローする言葉を考えていると花園が僕の方を向いて口を開いた。
「おたえだよ」
不意に言われたその名前に対して、僕は―――
「へ?」
間の抜けた返事しか返せなかった。
「私、自己紹介した時に言ったよね?おたえって呼んでって。何で呼ばないの?さっきも花園って苗字でよんでたよね?」
「え?えっと、それは、ほら!初対面なのにいきなり女の子の事を名前で呼ぶなんてちょっとデリカシーに欠けるでしょ?」
メキ……
「私が呼んでって言ったんだよ?嫌がるわけないよ」
花園の尤もな正論に思わず言葉が詰まってしまう。
「それと、私以外の人も名前で呼んでないけどさ。Roseliaの人達とは結構仲良さそうに見えるよ?そうでしょ?リサさん」
「へ?アタシ?えっと、確かに影山さんとは知り合ってから半年くらいは経つけど……」
メキ……
「…確かに、影山さんから名前で呼ばれたことは無いかも」
花園の問いに今井は少し考える素振りを見せた後、僕の顔を見てそう言ってきた。その目には「なんで?」と言う疑問の感情が浮かんでいた。
「ねぇ、どうして名前で呼ばないの?何で?」
「ちょ、ちょっとおたえ。影山さんが困ってるでしょ」
花園がしつこく聞いてくるのを見て、山吹が止めに入る。
メキ……
僕の仮面には乾いた笑みが張り付いている。
いや……辛うじて張り付いている、と言った方が正しいか。
「私はただ聞いているだけだよ。何で名前で呼ばないのか、それだけなのに何で答えられないの?」
仮面の周りにヒビが入っていく。
ミシッ……
いや、もう―――
限界だった。
トサッ――
僕の顔から仮面が剥がれ落ちる。
そして―――
「煩いな」
外では雷が鳴り、雨が降り始めた。
◆
目の前にいる人は、アタシが普段会っている
影山さんはまるで笑顔を忘れたかのように無表情になり、アタシ達の事を興味の無い目で見ている。
普段の明るい声と優しい目は一変し、無機質な声と無関心な目になっている。
「か、影山……さん?」
アタシは震えそうになる声を何とか絞り出して声をかける。
いつもみたいに周りを和ませるような明るい声音で「嘘だよー!びっくりしたかな?」と、返してくると思って。
しかし、それは返ってこなかった。
「なに」
たった、たった一言、だがその一言には明確な拒絶の意思が纏われていた。
その現実にショックを受けて声を出せずにいるアタシの代わりに影山さんに声を掛けてくれてのは友希那だった。
「ねえ、貴方…それは一体どういう事かしら?」
「何が」
「さっきまで…と言うより私達が初めて会った時からのあの癪に障る態度とは全く違うじゃない。今までの貴方のは偽っていたと言うことかしら?」
「…それを説明する必要も答える必要も僕には無い」
影山さんはそれだけ言うと苦い顔をしているまりなさんの所へ歩いて行く。
「気分悪いから今日は上がらせて貰います……」
「想君…この子達は優しい子だよ?この子達、ううん…他のバンドの子達も優しい子ばっかりだよ。この子達なら話してもいいんじゃ―」
「まりなさん」
強く、重く、それは小さな声だったが、ハッキリとした『怒り』が現れていた。
「……それを決めるのは僕だ。まりなさんじゃない」
「…うん、ゴメンね………」
「…いえ、こっちこそすみません。じゃあ――お疲れ様でした」
それだけ言うと影山さんはCiRCLEを後にした。
その背中を、誰も呼び止めることは出来なかった。
Roseliaのメンバーも、Poppin' Partyのメンバーも、誰も。まりなさんでさえも。
声を出すことが出来なかった。
それからアタシ達がCiRCLEで影山さんと会うことは無かった。
◆
壊れたのか?いや、外れただけだ。まだ使える筈だ。
でもヒビが入ってるかも知れない。弦巻のせいで付いた傷がやっと治ってきたと思った矢先にこれだ。
本当、嫌になる。
彼女たちは容赦なく僕の仮面を無遠慮に傷つけて、砕いて、剥がそうとしてくる。まるで僕の
1人は仮面の僕を見て好感を持ち、
1人は仮面の僕を絆そうとしてきて、
1人は僕の仮面を見破り嫌い、
1人は僕の本性を無意識に暴いて、
1人は仮面を剥がし、僕を追い詰める。
一体、何なのだろうか。
何故、彼女達は僕の仮面を剥がそうとして来るのか。何故、知られてしまうのか。
僕にはあの5人の考えがわからない。
昔、他人の考えがわかる事で忌み嫌われたのに。こんな事が分からないなんて。
なんて僕はくだらないんだろう。
小さく自虐の笑みを浮かべて、暗雲を見上げた。
暴雨が、体を打ち付ける。
目に浮かぶ雫は、雨か、涙か、それは自分でも分からなかった。
はい、という訳で『嘘の仮面』5話でした。いかがでしたか?これからどうやって物語が進んで行くのか…それは私でも分かりません……。(忘れている人もいるかも知れませんがあらすじで書いているように行き当たりばったりですからね?)
でも完結はさせるつもりなので待っててくれると嬉しいです。
あと影山さんが通っている相俣大学は適当に考えた名前なので深い意味はありません。
☆9を評価してくださった『榛東』様、『うたたね。』様、『甲子エノキ』様、『逆立ちバナナテキーラ添え』様。
高評価ありがとうございます!
そして4話に感想をつけてくださった『かずもん』様、『河江ケイ』様、『穂乃果ちゃん推し』様。
感想ありがとうございます!
今月末から大抵の人は『夏休み』と言う長期休暇に入ると思うのですが予定は決まってますか?夏休みの間に終われるかなぁ…?
ガルパはペルソナコラボはよ!モカちゃんを!モカちゃんの排出率を上げてください運営様あああ!!!