俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・ 作:ホタル火
少し怖いです、
自分でもあまり面白くないと思っているのに、
なんでだろう、
コハクside
時間は11時30分、
洋介のお弁当が出来た、
中身はお楽しみだよ、
薫「それじゃあ洋ちゃんの職場に行きましょうか、」
コハク「突然行って大丈夫かな?」
洋介、
向こうにあまり迷惑かけないように事前に連絡しているもん、
薫さんの時もそうだよ、
薫「大丈夫よ、洋ちゃんは自分に迷惑がかかるのはあまり気にしないのよ、もし迷惑だと思っているのならあなた達をこの家に住まわせないわよ、」
たしかに、
薫「それじゃあ私の車に乗って、」
コレット「車?」
薫「馬のない馬車と思えばいいわ、」
コレット「そんなのがあるんだ!すごいね!」
薫「さぁ、行くわよ、」
薫さんが玄関に向かった、
コレットもノリノリについて行く、
私は洋介に渡すお弁当を持って2人の後について行った、
薫さんの車は洋介のと違って四角い形に近い、
洋介曰く車にはいろんな種類があるんだって、
洋介も全部は知らないって言ってた、
薫「この車の方がいろんなものがいっぱい入るのよね、」
薫さんの言う通り、
洋介の物よりいっぱい入る、
薫さんが扉を開けてくれた、
私とコレットは順番に中に入って行く、
中は物凄い量の服、
薫「出張サービスはたまにしかしないのよ、洋ちゃんはと・く・べ・つ❤️」
コレット「これが全部お洋服なんだ!」
コレットは洋服を見てキラキラしている、
薫さんが洋介と同じところに座り、
薫「ゆっくりと行くわよ、」
車を動かした、
コレット「わわっ!?動いた!」
あぁ、
私も初めはこんな反応だったなー、
薫さんが車の速さを早くして行く、
コレット「すごーい!」
コレットは窓の外を見ている、
私と違って速くても大丈夫みたい、
私は慣れるまで4日かかったよ、
薫さんは鼻歌交じりで動かしている、
しばらくして、
薫「着いたわよ、ここが洋ちゃんの職場、」
私は窓の外を見た、
小さいビル、
薫「小さいけどそこそこの会社よ、コハクちゃんとコレットちゃんのやってたゲームを作っているのよ、」
初めて知った、
洋介ゲーム作ってるんだ、
薫さんが中に入って行く、
私らもその後に付いて行く、
中に入ると薫さんが女の人と話している、
薫「葉杉洋介さんに面会に来たのだけど、」
女性は顔を引きつっている、
私もそうだった、
薫「あぁ、紹介がまだだったわね、私はマッチョパピヨンの店長の剛田薫よ、」
薫はなにかを渡した、
そしたら女性は顔色を変えて、
「あのコーデのオトメの薫様ですか!?」
薫様!?
コレット「薫ちゃんってすごい人?」
コハク「洋介曰く有名な人みたい、」
そう話していると、
薫「そうよ、葉杉洋介さんとは友達なのよ、今日はちょっと用があってここに来たのよ、それで、彼に会えるかしら?」
「はい!ただいま案内します!」
女性は立ち上がり歩いて行った、
階段を上がり2階に上がる、
中は涼しくて、
そしていっぱい机があった、
女性の案内で部屋の中に入ると一斉に視線がこっちの来た、
思わず薫さんの後ろに隠れた、
「誰だよ、カマなんて連れてくるなんて、」
誰かがそんなことを言ったけど、
「もしかして・・・薫様?」
薫「そうよ、マッチョパピヨンの薫よ、」
その瞬間、
『キャァァァァァァァ!!!!』
黄色い声が室内に響いた、
コレット「女の人ってすごい声出せるんだね、」
コレットだけ平常運転だね、
「薫様よ!」
「お願いします!私をコーデしてください!」
「ずるい!私もしてもらいたい!」
すごい人気、
「みんな!薫様は葉杉さんに用があるんです!邪魔したらダメですよ!」
案内してくれた女性がそう言うと、
「葉杉だって、あいつオタクのくせにカマと知り合いかよ、」
「それにしても後ろも女はレベル高いな、」
「後で声をかけようぜ、」
何か男の人が変な事言ってる、
「葉杉さんならそこにいます、」
女性の1人が指差した、
そこには耳の何かを入れながら四角い何かの前で指を動かしている洋介がいた、
すごく集中している、
私達に気がついていない、
薫「イヤホンしながらパソコンなんて器用ね、コハクちゃん、洋ちゃんにお弁当渡して来て、」
薫さんは私にそう言ってくるけど視線が私達に来ていてなかなか動く度胸が無い、
薫「女は度胸よ、」
そう言うと薫さんは私を前に出した、
うわー、
視線が痛い、
私はゆっくりと歩く、
コレット「コハク!頑張ってね!」
コレット〜、
他人事だと思って〜、
私を見てくる視線が怖い、
「あの子スゲー可愛いな、」
「だがなぜ葉杉に?」
「そう言えば先週SNSで葉杉と美少女が一緒にいたと書いてあったな、まさかあの子か?」
「葉杉先輩のお知り合いでしょうか?」
私は洋介の席まで来た、
洋介は私に気付いていない、
どうしようかな〜、
そうだ、
私は後ろからそっと洋介のメガネを外した、
洋介は驚いて耳にしているものを外して、
洋介「誰だ、いたずらする奴は、」
そう言って振り返った、
もう一回見てもすごくカッコいい、
でも洋介は私が見えていないんだよね、
洋介「悪いけどメガネを返してくれないか?」
コハク「洋介、私だよ、」
洋介「コハク!?」
私は洋介にメガネを返した、
洋介はメガネをかけて、
洋介「なんでいるの!?」
コハク「お弁当届けに来たよ、」
私は弁当箱を洋介に渡す、
洋介「弁当?火は?」
薫「洋ちゃ〜ん、」
洋介がすぐに薫さんの所を向く、
洋介「薫!なんで連れて来た!」
コレット「私もいるよ洋介!」
薫「何よ、嬉しくないの?コハクちゃんとコレットちゃんの手作りのお弁当、」
洋介は言葉を詰まらせる、
薫「洋ちゃん、私に文句を言う前にコハクちゃんとコレットちゃんに言うことがあるでしょ?」
薫さんが洋介を笑顔で見る、
洋介は私とコレットを見て、
洋介「ありがとう、コハク、コレット、」
私とコレットにそう言った、
コレット「コハクが張り切ってたよ、洋介の好きなの何かな〜って言ってたよ、」
コハク「コレット!それは言わないで!」
恥ずかしいよ、
洋介「俺は基本嫌いなものないから、」
あれ!?私の恥ずかしいことスルーですか?
「葉杉、お前恋人いたのか?」
こ、恋人!?
洋介「いや、いないけど、」
「だったらその可愛い子は誰なんだ!キモオタのお前に女の子がいるのはおかしい、」
洋介「別にキモオタでも仲のいい人ならいてもいいだろう、」
「生意気を言うな!」
洋介「だいたいなんで絡んでくるんだ?それが不思議でならないんだが?」
「お前がいつもヒナちゃんとイチャイチャしているからだろう!」
洋介「していないから、ただの後輩と先輩の会話だろ?俺より目が悪いのか?」
「その澄ました顔が腹たつんだ!」
男の人が洋介の頬を叩いた、
洋介のメガネが吹き飛ぶ、
「葉杉先輩に何するんですか!」
「うるせえ!だいたいヒナちゃんもそうだ!こんなキモオタに媚び売りやがって!」
「媚びなんて売ってません!先輩のこと尊敬しているんです!」
許せない、
洋介「雛鳥、いいんだ、」
洋介が男の人の前に出る、
洋介「俺のことをどれだけ罵ろうが構わないが関係ない雛鳥のことまで何か言おうとするのなら許さない、」
洋介が怒ってる、
初めてだ、
「気取るんじゃねぇ!お前がいなけれ・・・お前誰だ!」
洋介「はっ?本当に目が悪いのか?さっきまで罵っていた葉杉だ、」
「先輩・・・すごくカッコいい、」
コレット「うわ〜、洋介かっこいいね、」
薫「そうなのよ、メガネが邪魔であの顔を見られないのよね、」
「葉杉さんってあんなにイケメンなんだ、」
「私、オタクって言ってバカにしてた、」
「今度食事に誘ってみようかな?」
それぞれがそんな反応を見せる、
「ふざけるな!何がかっこいいだ!所詮キモオタだろうが!」
また殴る男の人、
洋介はそれを片手で受け止めて膝裏を蹴りバランスを崩させて一気に男の人の体を地面に倒す、
「ガッ!?」
綺麗な一連の動作に思わず見とれてしまった、
洋介って格闘できるんだ、
薫「相手が悪かったのよ、洋ちゃんのおじいちゃん自衛隊員なのよね、その2人から子供の頃から手ほどきされていたのよ、こう言っちゃ悪いけど素人相手にどうにかできるもんじゃないのよ、ついでにこの情報は酔った洋ちゃんが言ったのよ、」
洋介「あの時のことよく覚えていたな薫、」
コレット「自衛隊って何?」
薫「地震とかで怪我した人々を助ける人達の事よ、」
コレット「そうなんだ、」
私はそれより洋介が強くてびっくりだよ、
そんな時、
「なんだこの状況は!」
ちょっとぽっちゃりした人が薫さんの後ろに来ていた、
洋介はメガネをかけていた、
薫「ごめんなさいね、葉杉さんにお弁当を持ってきたら男性社員の人が羨ましがって葉杉さんを殴っちゃって、もう1発殴ろうとしたところ葉杉さんに抑えられたのよ、ちなみに私の名前は剛田薫って言うのよ、」
「説明感謝する、俺は長谷川雄一、ここの課長だ、それで、そこで伸びているバカが原因か、みんなすまない、作業に戻ってくれ、」
そう言うとみんなは机に座ったけどこちらを見ている、
洋介「ご迷惑をかけてすいません、」
長谷川「気にするな、こちらのコーデのオトメが言うにはこいつが悪い、暴行で警察に来てもらう、それより葉杉、そちらの3人もこちらに来てくれないか、」
私達も?
洋介は黙ってついて行っちゃった、
薫「コハクちゃん、行くわよ、」
薫さんが私を呼ぶ、
私はついて行った、
どこかの個室に入った、
長谷川「さて、葉杉、なんでコレットとコハクのコスプレイヤーがいるんだ?しかも私服で、」
コスプレイヤー?
なにそれ?
コレット「コスプレイヤーって何?」
薫「ゲームで主人公が着ている服を作って着る事よ、コレットちゃんの場合はロイドくんの服を着てロイドくんの髪を真似した人と思った方がいいかな?」
コレット「なるほど〜、」
そう言う意味なんだ、
でも私とコレットのこと知ってたんだ、
コハク「私とコレットのこと知っているんですか?」
長谷川「あぁ、あんたはコハク・ハーツ、ハーツのヒロイン、そっちはコレット・ブルーネル、シンフォニアのヒロインだ、」
洋介は頭を抑えている、
悩んでいるんだ、
薫「洋ちゃん、洋ちゃんの好きなように説明すればいいわよ、」
洋介「いいのか?それが2人を苦しめたりしたら、」
薫「洋ちゃん、2人に洋ちゃんの過去を話したわ、私との出会いもね、あの時の洋ちゃんが私の手を取ってくれたように今度は私が洋ちゃんの力になるわ、」
コハク「洋介、私は大丈夫だよ、洋介の好きなようにして、」
コレット「そうだよ、洋介、」
洋介「・・・ありがとう、わかりました、」
洋介は長谷川さんに説明した、
長谷川「にわかに信じられないが先ほどの映像を見たら信じざるおえないわけだな、まさかテイルズのキャラが来るなんて、」
薫「私もよ、でも来たところが洋ちゃんの家で良かったと私は思うわ、」
長谷川「全くだ、他の男なら危ないところだったな、」
なんの話をしてるんだろう?
洋介「課長、出来れば他言は無用でお願いします、」
長谷川「言えるわけないだろ、ゲームの世界から来ましたなんて言ったら俺の頭がおかしくなったと思われる、」
洋介「そうですね、」
長谷川「それで、帰る方法は見つかったのか?」
洋介「まだです、手がかりは何もなくて困っています、」
長谷川「まだ1週間だ、焦らなくてもいい、」
薫「そうよ、私もお洋服を用意しておくわよ、」
洋介「ありがとうございます、」
薫「さぁ、ついでに休憩にしちゃいなさいよ、2人のお弁当を食べてあげなさい、」
長谷川「葉杉、もしあの人達がきたら合わせてくれないか?」
洋介「・・・あぁ、わかりました、」
なんの会話だろう?
長谷川さんは部屋を出て行って残ったのは私達、
洋介がお弁当を開ける、
洋介「・・・味噌?」
コレット「うん、コハクが頑張って作ったんだよ、私は少しお手伝いしただけだよ、」
私が作ったのは味噌かけご飯に味噌きゅうに味噌の豚肉炒めに味噌唐揚げに味噌の野菜炒め、
洋介「味噌・・・」
薫「洋ちゃん、ちゃんと食べないとダメよ、」
洋介「わかっている、いただきます、」
洋介が箸を持って私とコレットの2人で作ったお弁当を食べた、
ドキドキする、
洋介の口にあったかな?
洋介「・・・美味しいよ、2人とも、」
やったー!
コレット「良かったねコハク!」
コハク「うん!」
思わず手を繋いで喜んじゃった!
薫「良かったわね、2人とも、」
コハク「はい!」
洋介は黙々と食べている、
少しして洋介はご飯を全部食べた、
洋介「ご馳走さま、美味しかった、」
洋介がお弁当箱を私に渡した、
洋介「帰ったら洗っておいてくれるか?」
まともにお願いされたの初めてだ、
コハク「うん!いいよ!」
薫さんとコレットと一緒に洋介と別れると、
「あの!」
女の子から声をかけられた、
「私!雛鳥飛鳥と言います!コハクさん!」
えっ?
私?
雛鳥「私、負けませんから!」
そう言い残して行っちゃった、
薫「あらあら、コハクちゃんにライバル出現かしら?」
コハク「えっ?ライバル?」
薫「わからなくてもいいわよ、洋ちゃんはモテモテね、」
コハク「?」
結局最後までわからなかった、
19人目ゼスティリアからの参加キャラ
-
アリーシャ
-
エドナ
-
ミボ(ミクリオ坊や)
-
ライラ
-
ロゼ