俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・   作:ホタル火

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このおじさんの相手はしたくなかった、

「ぶらああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

洋介「ブフッ!?」

 

「ここはぁどこだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

洋介「ば、バルバトス・ゲーティア!?1番来て欲しくない奴が来た!」

 

バルバトス「お前はぁ英雄かぁ?」

 

洋介「違うから!」

 

バルバトス「だったらぁ死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!ジェノサイドブレイバーぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

コハク「洋介危ない!」

 

コハクは俺を担いで避けた、

 

コハク「行くよ!桜花戦乱の花吹雪!」

 

洋介「やめろ!それを使ったら!」

 

コハク「彼岸!霞!八重!枝垂!これが私の・・・殺劇舞攻拳!」

 

バルバトス「ぐはぁぁぁぁ!!!貴様に俺と戦う資格なんざねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」チープエリミネイト

 

コハク「キャァァァァァァァ!!!!!」

 

洋介「コハクゥゥゥゥ!!!」

 

バルバトス「こんな軟弱者しかいないところなんぞ消し飛べい!ワールド・・・」

 

洋介「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

バルバトス「デストロイヤー!!!!!!!」

 

洋介「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

※BGM 夢であるように

 

 

テイルズオブバルバトス、

 

12月中旬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洋介「発売するか!!!」

 

俺は夢から覚めた、

 

洋介「なんて言う嫌な夢!」

 

絶対にバルバトスだけは来て欲しくない!

 

しかし、

 

今日は月曜日、

 

もしかしたら今日は来るかもしれない、

 

楽しみ半分不安が半分、

 

洋介「マジで来るなよ、バルバトス、」

 

この世界を守る力はありません、

 

朝から嫌な夢を見た、

 

 

 

 

職場ではいつものようにゲームシナリオの原稿を読みながら声優による会話を聴いている、

 

台本に間違いが無いかもなぜか俺の仕事になっている、

 

意外と楽しい、

 

発売前のゲームの台本って楽しい、

 

ただ・・・

 

全く外の声は聞こえない、

 

だからこの前コハク達が来ても気がつかなかった、

 

さてと、

 

少し目が疲れたから休憩、

 

その時、

 

雛鳥「葉杉先輩!」

 

雛鳥がやって来た、

 

雛鳥「シナリオはどうでしたか!?」

 

シナリオが心配か、

 

そういえばこれは雛鳥が書いたんだったな、

 

ファンタジーゲーム、

 

魔物が蔓延る世界で主人公は学生、

 

その主人公には恋人がいたが殺されてその罪が主人公に来ている、

 

その世界には昔天使と悪魔が争っておりこの世界を取り合っていた、

 

だがこの世界はその門を壊す事で天使と悪魔の脅威は去った、

 

主人公は他の学生と一緒になぜ恋人が殺されたのか、

 

なぜ2つの世界は消えたのか、

 

それを探るために学園を出たと言う意外にも盛大なストーリーである、

 

洋介「シナリオ内容はいいと思う、ただ学生だということは年齢的に12歳から18歳の間、名前は俺らと一緒の日本語の名前、受けるかわからないぞ、」

 

雛鳥「学生にしたのは今までの作品は大体の年齢が16歳から28歳が多かったからです、しかも学生はいないで冒険者が多かったです、新しい事に挑戦したいと思ったからです、名前に関してはそっちの方が受けるかなって思ったからです、」

 

洋介「いい心構えだが一つ一つの作品が俺たちの会社を左右することを忘れないでくれ、」

 

ゲームが売れなければ会社的には赤字、

 

社員のモチベーションも下がる、

 

洋介「ストーリーはいい方だ、この子達の行動で世界の命運が変わるからな、」

 

仲間を増やして行く、

 

騎士から科学者、

 

パン屋の娘から野生児まで、

 

意外な展開までもある、

 

雛鳥「よかったです、先輩にストーリーを褒めてもらえて、よくあるストーリーなので先輩からしたら面白くないと思っていました、」

 

洋介「そんな事ない、ありがちなストーリーだがそれをどう面白くするかは雛鳥の仕事だ、それに生徒一人一人にも目標や夢などがある、この子は元忍びで村が滅ぼされて目の前の奴がその村を滅ぼした本人、この子は魔物と調和を取れる調教師の娘、でもその両親は殺されて言葉を話せない、一人一人いい話だ、」

 

雛鳥「ありがとうございます!」

 

素直に感想を言っただけだがそんなにも良かったか?

 

まぁ雛鳥が喜んでくれたならいいか、

 

俺は休むために社内コーヒーを買いに行った、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事が終わり自宅に戻る、

 

すげー不安なんだが、

 

マジで来るなよ、

 

バルバトス、

 

朝にも言ったな、

 

だがめんどくさい奴だけは来て欲しくない、

 

俺は家のドアを開ける、

 

うん、

 

静かだ、

 

コレットの時と同じだな、

 

俺はリビングに行くと、

 

「おや?人が来る気配が来ていましたが男の人でしたか、」

 

うん、

 

聞き覚えのある声、

 

否、

 

聞きたくない声、

 

洋介「ジェイド・カーティス、」

 

ジェイド「おやまぁ、私はあなたのことなんて知らないのになんであなたは私のことを知っているのでしょうか?」

 

この重圧、

 

間違いない、

 

死霊使い、

 

ネクロマンサー、

 

ジェイド・カーティス大佐、

 

会いたくなかった、

 

どうしようか、

 

コハク達は隅で警戒をしている、

 

2人にも感じているようだ、

 

このプレッシャーを、

 

ジェイド「だんまりですか、致し方ありません、少し強引に口を割ってもらうしかありませんね、」

 

洋介「待ってくれ、もし俺を殺すなら1つ聞かせてくれないか?」

 

コハク「洋介!?」

 

俺はコハクに待てと言わんばかりに手を伸ばしてコハクの動きを制する、

 

ジェイド「おや?私があなたを殺す決定ですか?嫌ですね、私はあなたを殺す気なんてありませんよ、」

 

洋介「それで、いいのか?」

 

ジェイド「いいですよ、1つだけなら、」

 

洋介「ゲルダ・ネビリムを死なせてしまいレプリカを作ったのは今でも後悔しているか?」

 

それを言った瞬間ジェイドの手には槍が握られていて俺の喉にあてがわれてた、

 

コレット「洋介!」

 

洋介「コレット!来るな!」

 

ジェイド「どうしてあなたがその事を知っているのですか?」

 

洋介「あんたの口から聞いた・・・それしか言えない、それで、俺の質問の答えは?」

 

ジェイドは冷めた目で俺を見ている、

 

そして、

 

ジェイド「後悔しています、それでいいでしょうか?」

 

洋介「いいぜ、サフィールの幼馴染、」

 

ジェイド「ディストのことまで知っているのですか?」

 

洋介「俺だけ質問に答えるのは卑怯じゃない?」

 

ジェイド「この状況でそんな事を言えるのですね、」

 

洋介「この中で1番俺は弱いからな、少しでも強気でいない漏らしそうでな、それにあの子らの前で漏らしたくないからだ、」

 

正直すげ〜ビビってる、

 

しばらく睨み合って、

 

ジェイドが槍を下ろした、

 

ジェイド「どうやらあなたは色々知っているようですね、あなたから情報を貰わないといけないようですね、」

 

洋介「それから俺を殺すのか?」

 

ジェイド「状況次第では・・・ですかね、」

 

とりあえず俺は生きているみたいだ、

 

心臓に悪い、

 

とりあえず説明をした、

 

ジェイド「信じられませんね、」

 

洋介「だろうな、実際にやるか?」

 

ジェイド「そのゲームをですか?」

 

洋介「そうだ、取って来るけど待てるか?」

 

ジェイド「私がそれを許すと思いますか?これでも軍人ですよ?」

 

そうだよな、

 

知り合いでもないやつが席を立ったら警戒するわな、

 

それが軍人なら尚更、

 

しかもジェイドは俺を何一つ信用していない、

 

現段階でジェイドがゲームから来た事を示すことはできない、

 

コハク「それじゃあどうすればいいの?このままだったら証明することできないよ、」

 

ジェイド「そうですね〜、でしたらこの世界の技術やこちらにしか無いものを見せればいいのでは?」

 

洋介「文化の差、科学力の差、ついでに利用できそうなら利用する気だな、」

 

ジェイド「そうですね、利用できるものは利用するだけですよ?」

 

軍人だな、

 

俺はテレビをつけた、

 

いきなりのことにジェイドは警戒したが俺は気にしなかった、

 

今は天気予報か、

 

もうそろそろ夏だからな、

 

暑い暑い、

 

気温が29度か、

 

ジェイド「これは・・・雲の動き・・・ですか?」

 

洋介「今の技術では遥かに遠い空から雲の動きを見ることができる、そこから雲はどのように動いて雨が降るのか気温が上がるのかわかるんだ、」

 

ジェイド「・・・これはすごい技術ですね、それに地形が違いますね、」

 

洋介「気がついたか、地形が違うことが別の世界だという証明なんだが、」

 

正直不安だな、

 

作り物と言われたらそれまでだ、

 

俺の首が飛ぶ、

 

ジェイド「いいでしょう、あなたの言葉を信じましょう、」

 

洋介「いいのか?軍人として俺の言葉を簡単に信じることは・・・」

 

ジェイド「私の感でしょうか?貴方なら信じてみようと思います、」

 

洋介「ジェイドが感なんて言葉を使うなんて思わなかった、」

 

ジェイド「私は軍人ですが人間ですよ、感を信じることはあります、それと今は軍人ではなくただのジェイド・カーティスとして接してください、」

 

洋介「わかった、俺は葉杉洋介、洋介と呼んでくれ、」

 

ジェイド「いいでしょう、洋介、しばらくの間よろしくお願いします、」

 

こうして同居人が増えた、

19人目ゼスティリアからの参加キャラ

  • アリーシャ
  • エドナ
  • ミボ(ミクリオ坊や)
  • ライラ
  • ロゼ

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