俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・   作:ホタル火

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洋介の交友関係は異常かも・・・

ジェイドが来て4日目、

 

特に問題ない、

 

問題は起きて欲しくない、

 

そう思っていました、

 

はい、

 

でも問題は起きます、

 

特に職場で、

 

いつものようにパソコンと睨み合ってゲームの売り上げを確認している、

 

するといきなり、

 

「葉杉、お前はいいよな、こんな文章を見るだけで1日が終わるんだからな、」

 

あの時俺を殴った職場の人が俺にいちゃもんをつけて来た、

 

いいけどこの仕事あんたの給料にも響くんだけど、

 

売り上げの確認を間違えるとあんたの給料も下がる場合があるんだが、

 

「俺は毎日雑用とイラストの確認、一度でいいからそんな楽な仕事をしたいな〜、」

 

わざとか、

 

課長がいないからってそれはわざとなのか?

 

俺はそれ以外にもシナリオの確認からゲームのテストプレイ、

 

売り上げの帳簿作り、

 

次のゲームの企画など以外にもやることあるんだが、

 

あれ?

 

雑務書類仕事から地味に昇格していない?

 

「そんな仕事して家に帰るとあの可愛い子と一緒なんだろ、社会を舐めてるだろ?」

 

あんたが舐めてるだろ、

 

イラストの確認は絵のタッチや配色ミス、

 

そのほかにもどの場面に使われるか確認するためにするんだろ、

 

それに雑用をしてくれるからみんなは他の事に気を取られないで仕事ができる、

 

地味に見えて実は縁の下の力持ち的な仕事だ、

 

それを嫌そうにされると雑務を任せられない、

 

その前に俺の仕事を楽そうに見えるやつはいるのだろうか?

 

なぜか課長もまだ半人前の俺にゲームの企画など持ちかけるけどそんなに楽そうな仕事に見えるのか?

 

「俺も楽な仕事がしたいな〜、」

 

完全に無視しよう、

 

一応は課長に報告しておくか、

 

「シカトかよ、テメェなんかクビにできるんだぜ!?」

 

あんた何様?

 

少々学生気分抜けていないのでは?

 

何俺の親は偉いんだって感じの顔は、

 

あんたの親が総理大臣とかでもあんたは偉くないだろ、

 

親の偉大だからってお前は偉大ではないだろう、

 

それ以前にあんたの親はどれだけすごいか知らないんだけど、

 

「俺の親はな〇〇っていう大手企業の副社長なんだぜ、」

 

だから・・・ん?

 

〇〇って確か、

 

俺はスマホをとって電話帳を確認、

 

「その会社の子会社がここなんだ!だからお前なんて俺の一言でクビに出来るんだ!」

 

えーと、

 

あったあった、

 

俺はそこに電話をかけた、

 

数コールで、

 

洋介「突然のお電話すいません、わたくし〇〇社の葉杉と言います、アポイントは無いのですがそちらの香原(コウハラ)社長をお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

突然の俺の電話にみんなが俺を見る、

 

「おい!人の話を聞いているのか!?」

 

無視無視、

 

すると、

 

香原「葉杉くん!すまないね遅くなって、それでどうしたのかい?」

 

社長登場、

 

俺はスマホのスピーカー機能をオンにした、

 

洋介「お忙しい中すいません、大切な会議とかあったのでは無いでしょうか?」

 

香原「いやいや、葉杉くんを待たせる訳にはいかないからね、それでどうされたのかね?」

 

皆が少し驚いている、

 

俺が大手企業の社長と面識があることに、

 

俺は何回かあって仕事の話をしている、

 

しかも社長もゲーム好き、

 

アーケードのインベーダーが日本に来てから自分もゲームを作ろうという夢を持っている、

 

香原さんの企業は雑貨とおもちゃが主流になっている、

 

このゲーム会社は香原さんが唯一ひとつだけ立ち上げたゲーム会社、

 

課長と香原さんは親戚同士のため課長は今の課長になった、

 

俺は祖父の知り合いだったため何回か会う機会があって更にこの会社の株主でもある、

 

久しぶりに確認したら株価が凄いことに、

 

更に言うならゲームの企画も俺を含めた課長と香原さんと数名で話している、

 

未だに右肩上がりのこの会社、

 

赤字というものをまだ知らない、

 

別に隠しているわけでは無かったし自慢できるものでも無い、

 

俺からしたら香原さんはゲーム友達だから、

 

あれ?

 

俺も学生気分が抜けていないのか?

 

洋介「そちらに〇〇副社長は今出社されておりますか?」

 

香原「えぇおりますよ、」

 

洋介「実はお話したい事がございます、もしかしたらわたくしのクビが飛ぶかもしれないので、」

 

香原「それは物騒な話だね、わかった、私としては有能な部下が居なくなるのは心許ない、すぐに呼んでこよう、」

 

香原さんが内線電話をかけている声が聞こえる、

 

俺を罵っていた男は震え上がっている、

 

そして、

 

「失礼します、社長、お呼びでしょうか?」

 

香原「うむ、実は貴方と話がしたいというものがいてね、電話越しだが私の友人でゲーム友達の葉杉くんと話をして欲しい、」

 

「社長がよく言っていらっしゃる葉杉洋介さんですね、確か彼のおじいさまが社長と親しい仲だと聞いていますが、」

 

香原「あやつは死んだのだよ、あいつとは今だにドンキーコングで勝ったことはない、勝ち逃げされたんだよ、」

 

初めて知った、

 

俺は今だに香原さんにインベーダーやメビウス、

 

ドンキーコングで勝てたことはない、

 

そんな香原さんが俺の祖父に負けたとは・・・

 

香原「そんな昔話はプライベートの時にしよう、いいかね、」

 

「はい、もしもし、〇〇です、」

 

洋介「お忙しい中突然のお電話申し訳ありません、葉杉と言います、」

 

「それで本日はそのような事で?」

 

洋介「実は〇〇様の息子様は〇〇会社にお勤めしていますが自分もその〇〇会社に勤めております、」

 

「ほうほう、息子が世話になっております、」

 

洋介「いえいえ、それで息子様が先程わたくしに俺の親はここの親会社の副社長だからお前なんてクビにできるんだと言われまして、自分はそのような大きなミスをしたわけではないので不思議と思いまして香原社長に突然のお電話をさせていただきました、」

 

「なんと!こちらこそ不出来な息子がそのような事を・・・」

 

洋介「それで副社長様、わたくしは息子様の言う通りクビでしょうか?」

 

「いえ、葉杉さんが会社を辞めなくても大丈夫です、私の息子を辞めさせて一から教育をさせていただきます、」

 

「と、父さん!?」

 

「今からそちらの向かいます、そこでまた正式な謝罪をさせてください、」

 

洋介「わかりました、」

 

香原「葉杉くん、災難だったね、」

 

洋介「香原さん、この際ですからひとつ言ってもいいでしょうか?」

 

香原「何かね、」

 

洋介「もしわたくしが香原さんの会社に不利益な事を起こしたりしたらすぐに切ってください、そこには友達というものではなく部下と上司としてお願いします、」

 

香原「そのつもりだ、君と私はゲーム友達だがそれを会社にまでは持ち込まないよ、だが職探しは手伝おう、」

 

洋介「ありがとうございます、」

 

香原「今副社長が向かっているから後の事は大丈夫だね、」

 

洋介「大丈夫です、」

 

香原「それとだが久しぶりに今晩食べに行かないかね、君と長谷川くんと私で、」

 

久しぶりにそのお誘いがきたな、

 

だがコハク達を残してはおけないな、

 

洋介「お誘いありがとうございます、ですが失礼ながら辞退させていただきます、家で待っている人がいますので、」

 

香原「連れて来ればいい、今回は私が払おう、副社長の息子が迷惑をかけたお詫びとしてな、」

 

すごく有難いがいいのか?

 

でもここまでご好意を頂いているんだ、

 

洋介「わかりました、では場所はどちらに?」

 

香原「そうだな、如月堂は知っているか?」

 

洋介「はい、和食を出しているお店だと記憶しています、」

 

かなり有名でテレビや雑誌に取り上げられているほどの名店、

 

たまに課長と香原さんと食べに行くとこの店が多い、

 

香原「そうだ、そこに19時集合でいいだろう、長谷川くんには私から連絡しておこう、」

 

洋介「わかりました、」

 

そう言って電話終了、

 

後は仕事をしながら副社長を待つか、

 

副社長が来る間男は青い顔をしながら震えていた、

 

雛鳥「葉杉先輩・・・交友関係広いです、」

 

洋介「たまたまだ、それにプライベートでは香原さんはただのレトロゲームマニアだから、」

 

雛鳥「社長をさん付けできる時点で凄いです、」

 

なぜか尊敬の眼差しを向ける雛鳥であった、

 

 

 

 

副社長が来て俺に土下座の謝罪、

 

流石に気が引けた、

 

悪いのはあっちの息子なのにそこまでしなくても、

 

俺は顔を上げてもらうように説得するのが大変だった、

 

そして男は今回の件と前回の暴行事件で見事にクビになった、

 

前回厳重注意をされたはずなのに、

 

俺はそう思いながら仕事を行った、

 

 

 

 

 

 

家に帰りコハク達に外食に行く事を伝える、

 

そういえばあの店ってフォークあったっけ?

 

ナイフやスプーンも・・・

 

無いな、

 

俺はナイフとスプーンとフォークを3セット入れ物に入れてカバンに入れる、

 

箸はコハクが練習しているがまだ上手く使えていない、

 

3人は既に行く準備を終えている、

 

車を用意して3人が乗った事確認すると如月堂に向かった、

 

 

 

 

 

街で唯一罵詈雑言が聞こえない一角、

 

そこに如月堂があった、

 

静かでゆっくりと食事を楽しむことができる、

 

それがこの場所だ、

 

車を駐車場に止めて俺らは降りる、

 

時間は18時半、

 

大丈夫だな、

 

コレット「静かだね、夜の街は行くけどここまで静かじゃ無いもん、」

 

ジェイド「えぇ、ここだけ別の世界に来たようです、」

 

そう言われてもおかしく無いくらい静かだからな、

 

俺はそう思いながら如月堂に向かう、

 

如月堂の入り口を潜ると竹で作られた鳴子がなる、

 

そして定員の女性がやって来る、

 

まぁこういった店は大抵着物を着つけている、

 

「ご来店ありがとうございます、」

 

そう言いお辞儀、

 

洋介「香原さんに呼ばれて来ました、」

 

「香原様のお連れ様ですね、香原様は先に来ております、」

 

俺は靴を脱いで靴下で歩く、

 

コハク達もそれに見習い靴を脱ぐ、

 

「こちらです、」

 

女性が先導を行う、

 

俺達はその後に続く、

 

少し歩きある襖の所まで来た、

 

「香原様、お連れ様方がお着きになられました、」

 

香原「そうか、入って来てもらいなさい、」

 

「失礼します、」

 

女性が襖を開ける、

 

中には香原さんと課長がいた、

 

洋介「失礼します、」

 

俺が先に入る、

 

コハク「し、失礼します、」

 

コレット「失礼します、」

 

ジェイド「失礼します、」

 

俺に習って3人が真似をする、

 

香原さんと課長の向かい側に俺、コハク、コレット、ジェイドの順に座る、

 

「お料理を順番に持って来ます、その間にお飲物をお伺いします、」

 

香原「生で、」

 

長谷川「ノンアルコールカクテル、」

 

2人はすぐに決めた、

 

俺はメニュー表を見ながら何があるか3人に言う、

 

洋介「オレンジジュース2つとノンアルコールレモンサワー1つ、カクテル1つお願いします、」

 

俺が運転しないといけないからノンアルで、

 

コハクとコレットは未成年、

 

ジェイドは珍しいからという理由で頼んだ、

 

香原さん、

 

もしかして課長と一緒に来たのか?

 

女性はお辞儀をして退室、

 

香原「ふむ、君らが葉杉くんの親しい人だね、名前を教えて来れないか?」

 

香原さんの言葉に1番初めに反応したのはコハクだった、

 

コハク「はい!コハク・ハーツです!」

 

コレット「コレット・ブルーネルです、」

 

ジェイド「ジェイド・カーティスと言います、」

 

香原さんは3人の名前を聞いて何かを考えている、

 

香原「・・・コスプレイヤーではなさそうだね、」

 

バレてら、

 

香原「声に体型、髪の色までそっくりとは、葉杉くん、何があったか聞いてもいいかね?」

 

俺は今までのことを説明してコハクが来た時の映像を見せた、

 

香原「まさかゲームのキャラクターが現実世界に来るとは、」

 

長谷川「私も見て驚きました、それと同時に表沙汰にはできないとわかりました、」

 

香原「当たり前だ、そんなことをしたらただの妄言者、もし信じられたらこの子達は実験材料になってしまう、」

 

ジェイド「やはりですか、この世界の音素が感じられません、譜術の発動は簡単に出来ないと思いますがもし時間があるのでしたら譜術は使えるでしょう、」

 

ぶっ放すなよ、

 

ジェイド「ですがここでは使いません、使ってもろくな結末じゃないでしょう、」

 

香原「そうだな、ジェイドさんが生きているかわかりませんね、最悪兵器として扱われる可能性もあります、」

 

ジェイド「軍人として生きていくと決めてから兵器扱いは慣れています、」

 

長谷川「流石ネクロマンサー、」

 

そう口々に話している年長者達、

 

俺とコハクとコレットは聞いているだけ、

 

特に2人はあまり会話がわかっていないようだ、

 

そう話していると飲み物と前菜が来た、

 

香原「難しい話は終わりにしよう、今日は私の奢りだ、飲んで食べてくれ、乾杯しよう!」

 

香原さんがジョッキを持つ、

 

俺らはグラスやワイングラスを片手に持ち、

 

香原「奇跡の出会いと今後の生活を祝ってかんぱーい!」

 

「「「「「乾杯!」」」」」

 

皆がそれぞれ食事を始めた、

 

次々に運ばれて来る料理、

 

俺はコハク達にスプーンとかが入っている入れ物を渡す、

 

コレットは香原さんと話しながら食事をしている、

 

香原さんからしたら孫みたいなものか、

 

コレットも頼れるおじいちゃん的な香原さんに笑顔で話している、

 

課長とジェイドは何やら真剣な表情で話している、

 

初対面だよな?

 

どんな話か気になるんだが、

 

コハク「こんなお店があるなんて知らなかったよ、」

 

洋介「ここ値段が高いからな、俺自身誘われないと来ないからな、」

 

コハク「そうなんだ、お金大丈夫?」

 

洋介「香原さんが奢ってくれるから大丈夫だろう、」

 

香原さんの懐が心配だけど、

 

コハク「洋介のそれはお酒なの?」

 

洋介「その分類になるな、俺は車を運転しないといけないから飲めなくてな、お酒飲むとすごくフラフラになるだろう、その状態で車に乗るとダメなんだ、牢屋に入れられる、」

 

コハク「洋介、飲んで大丈夫なの?」

 

洋介「フラフラになる理由はアルコールという奴が原因でなこいつにはそれが入っていない、だが飲みすぎるといけないからこの1杯だけ飲んで後はジュースにするつもりだ、」

 

家で少し飲み直すか、

 

コハク「どんな味?」

 

洋介「飲んでみるか?」

 

コハクが頷くと俺はレモンサワーをコハクに渡した、

 

コハクはそれを少し飲んでみた、

 

苦い顔をしている、

 

洋介「酒の美味しさはまだ知らなくていいよ、」

 

コハクは自分のジュースを飲んで口直しをしている、

 

俺はレモンサワーを返してもらい少し飲む,

 

ん?

 

これってコハクとのかんせ・・・

 

気にしないでおこう、

 

幸いコハクは料理に舌鼓している、

 

もし知ったら俺に蹴りが来るかもしれない、

 

俺はそう思いながらレモンサワーを飲んだ、

 

 

 

 

 

 

食事は深夜まで行われた、

 

コハクとコレットは椅子の上で肩を寄せ合いながら寝ている、

 

香原「さて、そろそろお開きにしますかな、」

 

長谷川「そうですね、明日休みなのが幸いですね、」

 

ジェイド「そうしますか、香原さん、本日はありがとうございます、」

 

香原「いやいや、こちらも貴重な体験させてもらって感謝するよ、」

 

ジェイド「そう言っていただけると光栄です、」

 

ジェイドが礼をしている、

 

上下関係はっきりしている軍人だからな、

 

そうなるか、

 

ジェイド「洋介、私はコレットを運びます、洋介はコハクをお願いします、」

 

洋介「わかった、」

 

俺はコハクをおんぶする、

 

ジェイドは軽々とお姫様抱っこ、

 

課長と香原さんは入り口を開けてくれる、

 

ありがたいです、

 

車のキーは課長に渡してあるから車の鍵を外してくれる、

 

俺とジェイドはコハクとコレットを後部座席に座らせてシートベルトをする、

 

洋介「香原さん、ありがとうございます、」

 

香原「こちらこそ葉杉くん、いい経験をさせてもらったよ、また飲みに行こう、」

 

長谷川「俺もだ、ジェイドとはいい話ができた、」

 

俺的にはどんな話をしたのか気になるんだが、

 

ジェイド「もしよければ個人的に今後ともお付き合いをお願いします、元の世界に帰れるまでは、」

 

マジで気になるんですが!?

 

俺とジェイドも車に乗り自宅に向かった、

19人目ゼスティリアからの参加キャラ

  • アリーシャ
  • エドナ
  • ミボ(ミクリオ坊や)
  • ライラ
  • ロゼ
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