俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・ 作:ホタル火
ベルベットが少し壊れます、
それ以前にカオスな状態です、
すいません、
ベルベットが来た翌日、
今日は早く起きた、
部屋を出るとコハクと鉢合わせになった、
手にはタオル、
コハク「ベルベットが夜中に・・・」
洋介「言わなくていい、俺は朝食を準備するから落ち着いたら一緒に降りてきてくれ、」
コハク「わかった、」
コハクは部屋に戻った、
やっぱり不安だよな、
弟やアーサーに会えないことが、
だがあれだけ俺はアーサーが弟を殺したと言ったから結構恨まれそうだ、
俺は朝食の準備に取り掛かった、
しばらくしてジェイドがやってきた、
ジェイド「おはようございます、」
洋介「おはよう、」
ジェイド「ベルベットはまだ部屋ですか?」
洋介「コハクとコレットがいるから大丈夫だと思うが・・・」
ジェイド「あれだけ取り乱したのです、心の整理が必要です、」
そうだな、
家主の俺を襲ったりしたからな、
ジェイド「しかし他に方法はなかったものでしょうか?」
洋介「俺は頭がいいわけじゃないんだ、あれ以外の方法は思いつかなかった、」
ジェイド「私はあなたの頭の良さは期待しておりません、」
ヒドッ!
そう言っているとガラドが来た、
ガラド「おはよう、相変わらず眩しい朝だ、」
洋介「なんで清々しい朝と言えないんだガラド?」
ガラド「夜遅くまで起きていたらそう言ってしまうんでな、」
それはただの夜更かしと飲み過ぎなだけだろ、
それでも二日酔いの様子はない、
相変わらず酒に強いな、
よし、
料理ができた、
俺はテーブルに持って行く、
ジェイドとガラドは先に食べ始めた、
俺は自分の弁当と昼食を作る頃にコハク達が降りてきた、
コレット「おはよ〜、」
ガラド「おう、おはようさん、」
コハク「洋介手伝うよ、ベルベットは席に着いて食べてて、」
ベルベット「わかったわ、」
ベルベットは少しスッキリしている、
昨日よりいい顔をしている、
その時外から車のエンジン音が聞こえて来た、
誰だ?
こんな朝に、
洋介「コレット、外を見て来てくれ、」
俺の言葉にコレットは玄関に向かった、
そして戻ってきて、
コレット「洋介、薫ちゃんが来たよ、」
洋介「薫が?」
朝っぱらからどうしたんだ?
ガラド「なんだ?洋介のこれか?」
小指を立てるガラド、
ジジくさいぞ、
ベルベット「恋人いたの?」
純粋に聞いてくるベルベット、
コハクがすごく複雑な顔をして苦笑いしている、
洋介「コハク、コレット、ちょっと行ってくるから作って待っててくれ、」
コレット「オッケ〜だよ、」
コハク「行ってらっしゃい、」
俺は玄関に向かった、
扉を開けるとワンピース姿の薫がいた、
薫「洋ちゃんおひさ、」
投げキッスとウィンクの組み合わせ、
俺以外なら扉を閉めているだろう、
まぁ先週会ってないから2週間ぶりだな、
洋介「どうしたんだ、朝早くに?」
薫「やぁねぇ忘れたの?火曜日をお休みにするって私言ったじゃない、先週は色々とやっていてこれなかったけど今日は色々な服を持って来たわよ、」
そう言えば休みを変えるって言っていたな、
好きでやっているって言っているけど俺のためなんだよな、
頭が上がらないな、
だが、
洋介「この2週間で来たのはガラドとベルベットだ、」
薫「あら、おじさまがいるのね、」
ガラドを知っているんか、
結構知られていないんだがな、
薫「それにベルベットちゃんまで、洋ちゃんはモテモテね、」
洋介「それをモテモテだなんて言わないんだがな、」
厄介ごとしか来ないんだが、
薫「家に入ってもいいかしら?」
洋介「いいぞ、」
薫「お邪魔しま〜す、」
薫をリビングに連れて行く、
ガラド「うぉ!?男が女物の服を着ている!?」
ベルベット「この世界はそんな人もいるの?」
驚く2人、
俺は簡単に説明する、
洋介「2人は初めてだな、薫だ、女性の服屋を営んでいるんだ、」
薫「はじめましてガラドおじさま、ベルベットちゃん、」
ガラド「俺らの事も知っているのか?」
ベルベット「初対面なのに向こうは知っているのね、不思議な感じね、」
まぁ初対面に名前で呼ばれたら誰だってそうだろう、
洋介「それで、なんで来たんだ?」
薫「何ってベルベットちゃんのお洋服を持って来たのよ、特注品よ、サイズが合う服少ないのよね、」
薫の言葉にコハクとコレットが石化したように固まった、
薫「まぁベルベットちゃんじゃなくても女性のお洋服は洋ちゃんじゃ役に立たないからよ、」
まぁそうだな、
薫「おじさまは先週洋ちゃんが洋服を買ったと思うけどベルベットちゃんは買えないでしょ、だから私が来たのよ、すぐに必要、いつまでも着た切り雀は女としてどうかと思うわ、」
ベルベット「私は気にしないわよ、」
薫「そんなわけには行かないわよ、そういうことで洋ちゃん、領収書は置いておくからね♩」
薫はベルベットの腕を掴んで外に向かった、
あぁ、
今回はベルベットが着せ替え人形か、
テイルズにヒロインが薫の着せ替え人形にされて行く、
まぁ本人達も喜んでいるし、
ガラド「それで、洋介、あいつはお前のこれなのか?」
そう言って小指を立てるガラド、
洋介「違うからな、」
そう言ってキッチンに戻った、
食後直ぐに会社に向かった、
後は薫に任せておくか、
会社に向かうと課長以外出勤していない、
長谷川「よぉ、おはよう、」
洋介「おはようございます、」
親しげに声をかけられても相手は俺の上司、
ちゃんと敬語で話さないといけない、
長谷川「今回は誰が来たんだ?」
真っ先に聞いてくるにはそれかい!
課長も内心楽しみにしているんだな、
洋介「課長の好みの人ですよ、」
長谷川「でかいのか!?」
めっちゃ食いついて来た!
いつもの課長じゃない!
長谷川「誰が来たんだ!教えてくれ!」
鼻息荒いんですけど!
暑い夏にぽっちゃり体型が迫ってくると暑いんですけど!
洋介「ベルベットです!ベルセリアの主人公のベルベット・クラウです!」
すまんベルベット、
お前を売るわ、
課長は見るからに喜んでいるし、
今にも勝利の舞みたいなものを踊りそうなんだけど、
あっ、
どこからかつけ髭を出してヒゲダンスしてる、
古っ!
そんなに嬉しいのか!
長谷川「近々会わせてくれ!」
つけ髭した課長が再び迫ってくる!
ダンス後だから余計に暑い!
洋介「わかりました、いつ頃会いますか?」
長谷川「いつでもいい!」
洋介「では明日外食しませんか?コハク達も誘って、」
長谷川「わかった!代金は俺が奢る!約束だ!」
めちゃくちゃ興奮してる、
教えなきゃよかったかも、
すまんベルベット、
最低限汗だくの手の握手だけは我慢してくれ、
それ以上するようなら沈めるから、
意識を、
その後他の社員も出勤して来た、
雛鳥「葉杉先輩、課長、すごく機嫌いいですね、」
まぁ、
巨乳キャラに明日会えるからな、
まぁ俺の仲介がなければ危ない事をする中年男性になってしまう、
それくらいのテンションだからな、
洋介「いい事あったんだよ、」
とりあえず誤魔化した、
ただ・・・
課長、
髭は外してください、
見ていて面白いから何も言わないけど、
家に帰ると薫の車がまだあった、
まさか一日中ファッションショーもとい着せ替え人形をしていたのか?
洋介「ただいま、」
俺が玄関の扉を開けると出迎えて来たのはガラドだった、
ガラド「お帰り、とりあえずベルベットが疲れ切っているから助けてやってくれ、」
何があった!?
薫!
何をした!?
俺は早足でリビングに向かうと、
ベルベットがソファでグッタリしている、
マジではじめて見たぞ、
あんなベルベット、
髪型が三つ編みからツインテールになっているんだが、
服が村人衣装からあれは・・・ホットパンツとタンクトップ、
似合って・・・いるのか?
ベルベット「もう勘弁して、疲れた、」
薫「ダメよ、もっと着替えてもらうわよ、」
ベルベットが涙目で薫から逃げている、
こんなベルベットはじめてだ、
あのまま何もなく過ごせばこんな風になるのか?
そしてコハクとコレットはなんであんなに沈んでいるんだ?
コハク「コレット、揺れたよね、たゆんって、」
コレット「うん、私らはあんなにないから揺れないよね・・・」
いつまで引きずっているんだ?
ジェイドは隣の部屋で3DSのアビスをやっている、
ガラドもいつのまにかVitaのハーツRをしている、
逃げたな、
俺に全部押し付けたな、
こんちくしょう!
洋介「薫、そこまでにしておけ、」
ベルベット「洋介〜!」
ベルベットが涙目で俺のところまで逃げてくる、
あぁ、
ベルベット姐さんのイメージが壊れる、
原作では「他人の不幸は蜜の味」とニヤリと笑ったクールな姐さんが目の前では涙目でゴリマッチョでワンピースを来た男に着せ替え人形にされている、
ベルベット「助けて〜!」
なぜ俺の後ろに回る!
コハクの視線が怖い!
なんでそんなに睨むの!
ジェイド「いや〜朴念仁はこれだから嫌ですね〜、」
ガラド「全くだな、」
何言ってるのそこ!
ジェイドも久し振りに話しているのに何言ってるの!
薫「洋ちゃん!ベルベットちゃんをそのままでお願い!」
薫!
なぜそんなに必死なんだ!
洋介「やめておけ、本人が嫌がることをするな、無理矢理服を着せてもいい思い出にならないだろ、」
薫「でも〜、」
洋介「でももへったくれもない、薫、親にもし今無理矢理男性服を着せられたら嫌だろ?」
薫「・・・そうね、ごめんなさい、目の前にスタイルのいい子がいると綺麗にしたくなるのよ、私の悪い癖ね、」
薫は大きなため息を吐いた、
薫「ベルベットちゃん、ごめんなさいね、もうしないわ、」
ベルベット「本当?」
俺の背後から顔を覗かせるベルベット、
薫「本当よ、お詫びに数着タダであげるわ、迷惑料として今後も着てね、」
かなり反省しているようだな、
今回の出来事はいい薬のようだ、
薫「それにベルベットちゃんならいい宣伝になるもの、」
ちゃっかり宣伝にしてやがる、
ガラド「終わったようだな、」
ジェイド「いや〜やっと終わりましたか〜、」
逃げた奴らが何を言ってやがる、
コハクは・・・なぜかまだ睨んでる、
マジで怖い、
洋介「薫、飯食ってけ、こんな時間までありがとな、」
薫「もぉ、気にしないで、私と洋ちゃんの中なのよ、どうしてもって言うなら今晩ベッドで・・・」
コハク「ダメーーーーーー!!!」
まさかのコハクがこっちに走って来て俺と薫の間に入った、
コハク「洋介にへんな事しないで!」
薫「あら、私は洋ちゃんのマッサージをしてもらおうと思ったのよ、前にも言ったけど私にはマイハニーとマイサンがいるから浮気は洋ちゃん以外とはしないわよ、」
俺とはするのか!?
ガラド「結婚してたのか!」
ジェイド「気がつかなかったのですか?左手の薬指に指輪をはめていますのでガラドは気がついているものかと、」
薫「洋ちゃんのマッサージ軍医直伝のマッサージだから結構効くのよね〜、コハクちゃん、あなたも受けてみたら?その夜は熱い夜になるわよ〜、」
コハクは顔を真っ赤にさせている、
からかいすぎだ、
コレット「洋介〜、私にマッサージして〜、」
いつのまにか復帰しているコレットが俺にマッサージの依頼をして来た、
洋介「いいけど俺の部屋でするか?それともコレットのベッドでするか?」
コレット「私のベッドでいいよ、」
洋介「なら風呂上がって服を着たら俺を呼んでくれ、」
コハクはムーーーと言いながら俺を見る、
膨れっ面が可愛い、
洋介「コハクもするか?」
コハク「いいの?」
洋介「コハクがしたいなら、」
コハク「じゃあして、」
洋介「わかった、コレットが終わったらな、」
ジェイド「おや、私も参加しましょうか、部屋で待ってますよ、洋介、」
ガラド「最近腰が痛いからな、洋介、頼むは、」
薫「あら〜、私が初めに言い出したのに〜、洋ちゃん、お願いね、」
1人が言い出すと全員がせがんできた、
ベルベットは出遅れたみたいだ、
俺は今晩何時に寝れるのか、
俺はそう思いながら食事の準備を始めた、
洋介のスペックが無駄にいいんだが、
お金持ち、
自衛隊の格闘術できる、
料理洗濯掃除できる、
コンピューターに少し強い、
メガネを外せばイケメン、
メガネをかければキモオタ化、
クールな皮を被っている、
中身はハッチャケている、
交友関係がゲーム関係で意外と広い、
更にマッサージまで、
当初はここまで無駄スペックにする予定ではないのだが、
少しスペック落とそうかな?
称号
ジェイド
他人任せ、
に〜げ〜た〜な〜、
ガラド
マッサージの虜、
翌日スキップしながら階段を降りていた、
ベルベット
薫が天敵、
猫に引き続き薫も天敵になりました、
19人目ゼスティリアからの参加キャラ
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アリーシャ
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エドナ
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ミボ(ミクリオ坊や)
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ライラ
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ロゼ