俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・   作:ホタル火

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ツアーじゃなくてショッピングにしようかな?


コハクと歩く現代ツアー1

コハクside

 

ガラドが来た翌日、

 

リビングは汚かったです、

 

理由はガラドとマリクがいっぱいお酒を飲んだからです、

 

せめて片付けをしてほしい、

 

洋介もそう思ってるはず、

 

その2人はソファで寝てる、

 

よっぽど美味しかったのかな?

 

私はゴミ袋を広げて散らかったゴミを入れていった、

 

燃えるゴミ燃えないゴミと分けるの初めは面倒だったけど今ではちゃんと分別できるようになった、

 

もう少しで2ヶ月経つかな?

 

ゲームの中の私はイネスが仲間になったところまでは行ったけど全然進まないな、

 

コレットのお手伝いしかしてない、

 

コレットはテセアラという場所でヴォルトを倒したところ、

 

ベルベットはライフィセットを仲間にしたところ、

 

ジェイドとガラドは一緒にゲームできないからどこまで行ってるかわからない、

 

ウッドロウさんは外出しかしてないから全然進めてないと言ってた、

 

一番頑張ってるのコレットだね、

 

2つのゴミ袋が半分ほど膨らんでゴミがなくなった、

 

ベルベット「コハク、おはよう、」

 

ベルベットが起きてきた、

 

コハク「おはよう、」

 

ベルベット「今から朝食作るの?」

 

今では日課となっている朝食作り、

 

洋介が早起きしない時は特に作ってる、

 

昨日の宴会で少し遅くまでいっしょにいたから眠たいよね、

 

コハク「うん、でももう少し片付けしてからかな?」

 

ベルベット「あの2人は何時まで飲んでたんだろう?テーブルは私が拭いておくからコハクは朝食を作って、」

 

コハク「うん、ありがとう、」

 

私はキッチンに向かった、

 

今日は何を作ろうかな?

 

味噌焼きおにぎり、

 

味噌の焼き魚、

 

お味噌汁、

 

ベルベット「コハク、味噌づくしは洋介以外食べないからダメだよ、」

 

ベルベットから釘を刺された、

 

味噌・・・

 

私は普通に朝食を作った、

 

 

 

 

洋介達が起きてきた、

 

洋介は眠たそうに顔を洗いに行った、

 

マリク「遅くまでつまみとか作らせてしまったからな、」

 

マリクは眠たそうに欠伸をした、

 

ガラドは元気そう、

 

何で遅くまで起きていて起きていられるんだろう?

 

ジェイドとイクティノスはまだ来ていない、

 

ウッドロウ曰くジェイドの部屋で遅くまでDVDを見ていたと言ってた、

 

イクティノスはジェイドに付き合って見ていると、

 

私はすごく確か・・・らっしゅあわーっていうDVDを見てすごく戦いに役に立った、

 

近くにある道具も武器になってる、

 

今度ガラドに試さないと、

 

未だにガラドにかけないもん!

 

ウッドロウ「今日はどうしますか?」

 

コレット「私は今日はお散歩かな?ウッドロウも来る?」

 

ウッドロウ「ではうまくエスコート出来るように努力しましょう、」

 

コレット「よろしく〜、」

 

コレットとウッドロウは散歩に行くみたい、

 

洋介「薫が今日来るから誰か家に残ってもらっていいか?」

 

ベルベット「ジェイドが残っていると思うからジェイドでいいと思うよ、」

 

たしかに、

 

未だに起きてこない、

 

イクティノスも来てない、

 

起こしてこようかな?

 

ガラド「まぁ寝かせておけ、どうせ今夜もDVDを見るためにずっと起きてるだろうから、」

 

ウッドロウ「そうですね、コレットくん、出発はいつ頃にしますか?」

 

コレット「9時でいい?」

 

ウッドロウ「構いませんよ、」

 

コレット「決まりだね!」

 

悩むことのないコレット、

 

マリク「俺も外に出たいがこの辺りの地理に詳しくないんだが、」

 

ガラド「だったらコハクに案内してもらったらどうだ?一番この辺りの地理に詳しいのは洋介を抜いてコハクだからな、」

 

コハク「私?」

 

いきなり名前を呼ばれて驚いちゃう私、

 

ベルベット「そうだね、洋介以外じゃ一番詳しいのはコハクだもんね、」

 

マリク「コハク、いいか?」

 

コハク「断る理由はないよ、9時でいい?」

 

マリク「感謝する、」

 

洋介「俺忘れられてる?」

 

 

 

 

 

洋介が仕事に行って私とベルベットは食器を洗う、

 

ベルベット「本当に便利だよね、井戸から水を持ってこなくて済むし、」

 

コハク「でも戻ったらまた井戸から水を汲まないといけないよ、」

 

ベルベット「うぅ、ラフィの事も気になるけどこんな便利なの覚えたら向こうで生活戻れないね、」

 

私もあの井戸から重い水を汲むんだね、

 

戻りたくないな、

 

でもお兄ちゃん達に会いたいな、

 

でも洋介忙しい中必死で私達を帰す方法を見つけてるんだよね、

 

申し訳ないな、

 

 

 

 

9時、

 

私はマリクとベルベット、

 

そしてガラドと一緒に玄関に来た、

 

コレットとウッドロウは先に出たみたい、

 

コハク「街中はすごく人が多いから私達から離れたらダメだよ、」

 

マリク「そんなにか、わかった、」

 

コハク「それと早く動く乗り物がいっぱいだから近づいたらダメだからね、」

 

マリク「馬車よりもか?」

 

コハク「そう、洋介曰く当たったら大怪我を負うって、」

 

マリク「なるほど、たしかにものすごく早く投げた石は凶器になる、それと同じようなものか、」

 

例えがすごいね、

 

ベルベット「コハク、今日は外で食べるの?」

 

コハク「そうだね、洋介からお金預かってるしそうしようかな?」

 

マリク「外食まで、高いだろ?」

 

ガラド「まぁ安くないな、だがそこまで高いと言うほどではない、」

 

コハク「洋介曰くまだ良心的な値段だって、」

 

ベルベット「高いところは高いって言ったから、1皿1万越えのところもあるって、」

 

マリク「まじか!」

 

香原さんと行ったお店がそうなんだよね、

 

コハク「そろそろ行こう、」

 

ガラド「そうだな、」

 

私達は外に出た、

 

 

 

 

マリク「・・・これは・・・絶景だな、」

 

マリクは外の景色に驚きを隠せていない、

 

私もそうだったな〜、

 

マリク「向こうに見えているのが街か?」

 

ガラド「そうだ、俺たちの知っている街より大きく広い、人口も比べ物にならないくらいにな、」

 

マリク「魔物がいないと増えるのは人口か、」

 

ガラド「そうだな、だが洋介曰く、戦争は無くなっていなようだ、」

 

マリク「戦争はどこの世界に行ってもあるんだな、」

 

元軍人だからかな、

 

マリクの目は悲しそうな目をしていた、

 

ベルベット「出発しようか、ここにいても街の凄さなんてわからないから、」

 

ガラド「そうだな、コハク、案内を頼んだぞ、」

 

コハク「うん!任せてよ!」

 

私達は歩き出した、

 

 

 

 

 

 

街まで歩いた私達、

 

マリク「建物・・・であっているのか?」

 

マリクはビルを見て驚いてる、

 

私もこれは壁だと思ってたから、

 

コハク「そうだよ、ビルって言ってこの中でお仕事してるんだって、」

 

マリク「興味深いな、中に入ってみたい、」

 

コハク「勝手に入ると怒られるからダメ、」

 

マリクが落ち込んだ、

 

入りたかったんだ、

 

ベルベット「それにしても暑いわね〜、」

 

ベルベットが服の胸元をパタパタとした、

 

コハク「ベルベット!女の子なんだからそんなことしたらダメだよ!」

 

ただでさえ大きな胸が見えそうだよ!

 

ベルベット「仕方ないじゃない、暑いもん、」

 

洋介も暑くなってくるって言ってた、

 

マリク「ここは気候がこんなに暑いところなのか?」

 

コハク「季節があるみたい、今の時期は暑いんだって、」

 

ガラド「季節なんて俺らにはあまり関係ないからな、」

 

私もそうだな〜、

 

1年のほとんど雪が降ってるから、

 

そんなお話をしながら歩いていると初めの目的地が見えてきた、

 

コハク「マリク、ここはコンビニ、」

 

マリク「こんびに?」

 

ガラド「何でも屋みたいなところだ、」

 

ベルベット「でも専門的な物無いのよね、私はフライパンみたいな調理器具がみたいのに、」

 

ガラド「酒もあるけど味は落ちるんだよな、」

 

マリク「入ってもいいのか?」

 

コハク「そのつもりで来たんだよ、」

 

私を先頭にコンビニに入った、

 

「いらっしゃいませ、」

 

店員さんの挨拶がくる、

 

ベルベット「生き返る〜、」

 

ベルベットがだらしない声をあげてる、

 

ガラド「涼しいな、」

 

マリク「この棚の中の奴全部商品なのか?」

 

コハク「そうだよ、ゆっくり見て行こうか、」

 

みんながそれぞれの場所に向かった、

 

ベルベットは調味料のところ、

 

ガラドはお酒、

 

マリクは私と一緒に色々見て回っている、

 

マリク「これはペンか?」

 

コハク「そうだよ、インクが最初から入ってるからつけずに書けるんだよ、」

 

マリク「持ち運びもできる、見たところ他の色もある、画期的だ、」

 

ジェイドもそう言ってたね、

 

マリク「これはなんだ?」

 

コハク「お酒のおつまみ、」

 

マリク「なるほど、簡単な物なら作らずに買えばいい言い訳だ、」

 

コハク「私も少し食べたけど美味しかったよ、」

 

マリク「そうか、ならこれを買っていいか?」

 

コハク「いいよ、」

 

私はおつまみを1つ手に取った、

 

それから、

 

ガラドはお酒を2本だけ持ってきた、

 

ガラド「ここの奴は大体飲み干してしまった、」

 

いつのまに!?

 

私もまだ味噌13個目だよ!

 

それなのにコンビニのあの量のお酒を全部飲んでいたなんて!

 

ガラド「っ!?なんだ!?殺気を感じる!?」

 

ガラドが辺りを見渡した、

 

私はそんなガラドをよそに会計に向かった、

 

お金を払う際、

 

「あの、いつもの子は今日は来ていないんですか?」

 

コハク「いつもの子?」

 

「ほら、金髪の可愛い子、」

 

コハク「コレット?」

 

「そうそう、あの子に会ったら新作にアイスが届いたから買いに来てって伝えてくれるかな?あの子のアイスを食べる顔が可愛くて、このコンビニ店員皆が密かに楽しみにしてるんだよ、」

 

コレット、

 

常連さんなんだ、

 

店員にまで顔を覚えられて、

 

それよりいつのまにアイスクリームを制覇しようとしてるのかな?

 

私はお金を払ってみんなと一緒にコンビニを出た、

 

 

 

 

次に来た場所はコンビニより大きな場所、

 

コハク「ここはショッピングモール、コンビニより大きな買い物する場所、」

 

マリク「コンビニの上位互換か?」

 

ガラド「そうだな、」

 

私達は中に入った、

 

大勢の人と音楽が私達を出迎えてくれた、

 

マリク「圧巻だな、本当に人でいっぱいだな、」

 

私もそう思う、

 

何度来てもこの人混みにはなれないな、

 

コハク「色々見て回ろう、めぼしいものあると思うから、」

 

私も洋介と一緒に来ることはあったけど中をそこまで見たことないから、

 

歩いていると、

 

ベルベット「これ調理器具?」

 

ベルベットが色々と手にとって見比べ始めた、

 

ベルベット「これは何?」

 

ベルベットの視線の先の箱を見た、

 

えっと、

 

ミキサー?

 

私は箱を手に取って箱を見回した、

 

コハク「これは中に食べ物入れてスイッチを押すと粉々になる調理器具見たい、」

 

ベルベット「へぇ、便利だね〜、こっちは?」

 

ベルベットが次の箱を手に取った、

 

コハク「絵を見た感じかき氷を作る機械だね、」

 

ベルベット「かき氷?」

 

コハク「洋介と一回だけ食べたことあるから、氷を粉状まで砕いてその上に果物の味のするシロップをかけて食べるの、」

 

ベルベット「美味しそう、」

 

ガラド「聞いてた俺らも食いたくなって来たな、」

 

マリク「特に今日みたいに暑い日はなおさらな、」

 

コハク「洋介の家にあるかな?」

 

ベルベット「無いと思うよ、台所はひと通り見たけど無かったから、」

 

流石料理上手のベルベット、

 

抜かりないね、

 

ベルベットがいると私って何が取り柄だろう?

 

料理も洗濯も掃除もベルベットに負けてる、

 

自分で思ってて悲しくなってきた、

 

ガラド「コハク、何考えてるかわからないがそんな顔するな、今は楽しく買い物をしようぜ、」

 

ベルベット「そうだよ、コハクがそんな顔したらダメだよ、」

 

私そんな顔してたの?

 

マリク「そうだな、コハク、続きを頼んでいいか?」

 

そうだよね、

 

今は楽しいお買い物だよね、

 

コハク「うん!次行こう!」

 

 

 

 

食品売り場に来た私達、

 

マリク「ふと思ったんだが洋介の好物ってなんだ?」

 

マリクの一言に私は固まった、

 

洋介の好み?

 

そういえば洋介、

 

何が好きなんだろう?

 

聞いてみようかな?

 

コハク「ちょっと待ってて今聞いてくる、」

 

ベルベット「聞いてくるって洋介の仕事場まで行くの?」

 

そうか、

 

ベルベットにまだ教えてなかった、

 

ガラド「あぁあれか、何だったっけ?デンワ?」

 

コハク「そうそう、電話、ここにあると思うし探してくる、」

 

マリク「だったら俺らも行った方がいいだろう、そのデンワとやらも気になる、」

 

どうしよう、

 

でも教えておいた方がいいよね、

 

コハク「わかった、少し歩くね、」

 

私達は電話を探すために歩いた、

 

 

 

 

少し歩いて、

 

見つけた、

 

コハク「これだよ、」

 

私は電話の方に向かって歩いた、

 

ベルベット「これがデンワ?」

 

ベルベットが電話を触る、

 

コハク「えっと、お金を入れて特定の番号を押せば電話同士で会話ができるんだって、」

 

マリク「それはかなりの距離離れていてもか?」

 

コハク「今のところどこでも洋介には繋がったよ、」

 

マリク「便利だな、」

 

私は10円玉を数枚出した、

 

ベルベット「確か10円玉だよね?」

 

コハク「うん、1枚1分くらい話せるよ、」

 

ガラド「安いのか高いのか分からないな、」

 

私は安いと思うよ、

 

私は10円玉を電話に入れて受話器を取って番号の書いてある紙を出して番号を押す、

 

マリク「押す番号が多いな、覚えていないと不便だ、」

 

番号を全て押して少し待つ、

 

「はい、葉杉です、」

 

繋がった、

 

コハク「洋介、私、」

 

「・・・一応は名前を言ってくれるか?」

 

むっ、

 

最近テレビで言ってたオレオレサギって奴に警戒してる、

 

コハク「コハク、これでいい?」

 

洋介「合格、いきなり私と言われたら誰としか思えない、コハクは声でわかったからいいけど、」

 

それは少し嬉しい、

 

私は10円玉を1枚入れた、

 

洋介「それで、どうした?」

 

コハク「洋介って食べ物何が好きなの?」

 

洋介「炒飯、」

 

コハク「えっ?」

 

ちゃーはん?

 

カーチャン?

 

お母さん?

 

洋介「炒飯、ちゃ・あ・は・ん、」

 

よかった、

 

でもちゃーはんってなんだろう?

 

洋介「焼き飯だな、肉と野菜と卵とお米に塩胡椒を少し入れて炒めたご飯だ、死んだ祖父がよく作ってくれてな、」

 

10円玉をもう1枚入れた、

 

洋介「祖父曰く白ごはんに山や川や海で取れた適当な物で作る焼き飯をよく遠征で食ったって言ってた、俺も夏休みと冬休みの時に2週間その遠征について行ってその時山で採れた山菜を適当に入れて食べた炒飯が美味かった、後で毒キノコ入っていて隊員全員腹痛で次の日死にかけてたが、」

 

毒キノコ食べてよく平気だったね、

 

洋介「まぁそれが軍隊式の炒飯だ、その場で取れた物で作ること、家庭用では冷蔵庫の中身で決めるんだ、肉も豚肉からハム、ソーセージでもいい、野菜も白菜でも大根でももやしでも人参でも相性が良さそうなものを入れればいい、そこに卵を溶いて入れて炒めれば出来上がり、注意点は水分多いとシャバシャバしていてまずい、それだけ、」

 

私は10円玉を1枚入れる、

 

洋介「何でそんなこと聞いた?」

 

コハク「私達って洋介の好きな物知らないからつい、」

 

洋介「そうか、コハク、今日は楽しみにしてるから、」

 

えっ?

 

そう言って電話が切られた、

 

楽しみって・・・もしかして、

 

ベルベット「コハク、私は手伝わないから、」

 

ガラド「まぁ頑張れ、コハクならできる、」

 

マリク「一度こいつをバラしていいか?」

 

そういうことだよね、

 

自然と顔が熱くなってきた、

 

帰ったら作ろう、

 

後ろからニヤニヤとした視線が私に突き刺さる、

 

材料どうしよう、

 

 

 

 

 

その夜、

 

味噌たっぷりの味噌炒飯を作って洋介が食べた、

 

一言、

 

味噌が多くてしょっぱいと言われた、

 

次も頑張ろう!




称号

コレット

アイスマスター

目指せ!全てのコンビニアイス!



ガラド

お酒を飲み尽くした者

コンビニの次はスーパーに行こう




追伸、

キャラクターのセリフの違和感指摘ありました、

報告ありがとうございます、

改善前
ベルベット「へぇ、便利だな〜、

改善後
ベルベット「へぇ、便利だね〜、

変更しました、

19人目ゼスティリアからの参加キャラ

  • アリーシャ
  • エドナ
  • ミボ(ミクリオ坊や)
  • ライラ
  • ロゼ

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