俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・ 作:ホタル火
翌日、
俺はいつも通りに起きた、
コハクが来た当初は興奮で眠れなかった俺がガラドが来たあたりから慣れ始めて来た、
今ではどうやって説明しようかなと考える方が大変だ、
俺が着替えて部屋を出るとジューダスが立っていた、
洋介「おはよう、眠れたか、」
ジューダス「あぁ、久しぶりにベッドで眠った、」
シャルティエ「坊ちゃんはベッドに横になるとすぐに眠りましたからね、」
ジューダス「シャル、おしゃべりが過ぎるぞ、」
この平凡とした会話はいいな、
原作ではどちらかというとカイルとロニとハロルドに振り回されて苦労しているところがよくみられる、
洋介「俺は今から朝食作って仕事に行く準備をしないといけないからリビングで待っていてくれ、」
ジューダス「今は洋介に用があって来た、」
俺に用?
何だ?
ジューダス「外を案内して欲しい、」
洋介「外?だったらコハク達と一緒に昼間歩いたらどうだ?コハクは一番はじめにこの世界に来たから街のことからショッピングセンターの事まで大抵は覚えてるぞ、」
ジューダス「昼間はそうするつもりだ、夜に一緒に出て欲しい、」
夜に?
黒服、
黒髪、
夜、
ユーリ・ローウェル(唐突に浮かんだ)
この組み合わせなら確実に人を殺す組み合わせだな、
闇討ちか?
砂地獄に沈めるか?
洋介「いいけどそれだったら後2人一緒でいいか?」
流石に出会った翌日から2人っきりで行動できるほどの許容はないんだが、
コハクの時は2人っきりだったって?
あの時はテンション上がっていたからあまり気にしなかった、
ジューダス「構わない、僕は誰とでもいい、」
よし、
言質とった、
コハクとベルベットあたりでいいか、
最近コハクと出歩くこと無いしベルベットも夜の街は見せたことあまり無いからな、
久しぶりにいい機会が巡って来た、
洋介「ならまた夜な、今から朝食作らないといけないから、」
ジューダス「わかった、」
シャルティエ「洋介、イクティノスは知りませんか?」
洋介「イクティノスはジェイドの部屋にいると思うぞ、」
DVDを2人?で徹夜で鑑賞していた事だろう、
シャルティエ「ジェイドの所ですか?」
洋介「今晩あたり誘われるんじゃ無いか?」
ソーディアンズがDVDにハマる未来しかないんだが、
俺は朝食の準備に向かった、
コレット「薫ちゃんが今日来るから説明しておくね、」
何でだろう、
コレットに説明を任せると不安なんだが、
でも本人はやる気だ、
洋介「そうか、ジューダスの説明頼んだぞ、」
断れません!
俺は会社に向かった、
会社に着いた俺はデスクに向かい仕事を始める、
雛鳥の原稿を読みながらイヤホンをする、
内容は本当に面白い、
新作ゲームをするようにワクワクしながら会話を聞いていられる、
後は名前が受け入れられるかだな、
俺が発破をかけてしまったからそれを見届けるしかないか、
俺はそのまま仕事を始めた、
特に問題なく1日の仕事が終わり自分の家に帰宅する、
洋介「ただいま、」
扉を開けるとそこにいたのはジューダスだった、
なぜかげっそりしている、
洋介「何があったん?」
ジューダス「洋介、あの怪物は何だ?」
怪物?
そんなUMAなんて近所にいたか?
そこにやってきたのはベルベット、
ベルベット「薫よ、ジューダスを見た瞬間もう着せ替え人形だったわ、」
ジューダスが嫌な事を思い出したかのような顔をする、
そんなに激しかったん?
ジューダス「やめろ、思い出す、」
ん?
薫って女性物しか置いてなかったはず、
まさか・・・
想像したくない、
ジューダスがじょ・・・
その時俺の顔の横から風切り音が聞こえた、
ジューダス「洋介、もしもう一度そう思ったら斬る、」
俺の横にはシャルティエがある、
ジューダスの目はまじだ、
ベルベット「私も今回はジューダスに同情する、」
同じ着せ替え人形だったからか、
洋介「わかった、悪かった、」
俺は両手を上げてそう言うとジューダスがシャルティエを下ろす、
俺は靴を脱いで家に入る、
洋介「ジューダス、夕食食べたら外に出るぞ、」
ジューダス「わかった、」
洋介「ベルベット、悪いが一緒に来てくれるか?コハクも一緒だ、」
ベルベット「いいけどなんで私?」
洋介「夜の街なんて基本的には俺とじゃないと出ないからな、そしたらベルベットがまだ出たことないと思い出してな、」
ベルベット「そういえばそうだったね、」
洋介「それで誘ってみたんだがどうだ?」
ベルベット「そうね、行くわ、昼間とは違う街を見ておきたいから、」
洋介「よし、コハクにも声をかけておいてくれるか?」
ベルベット「いいわ、」
ベルベットがリビングに向かった、
ジューダス「同行者はコハクとベルベットか?」
洋介「誰でもいいって言ったのはジューダスだろ?」
その言葉を言うとジューダスは何も言わずに奥に向かった、
何だ?
夕食後、
俺は車の準備をしている、
汚いわけじゃないが久しぶりに後部座席に人を乗せるから、
コハク「洋介、準備できた?」
コハクが先に来たようだ、
洋介「一応は、綺麗にしてただけだ、いつでも行ける、」
コハク「それじゃあ2人を呼んで来るね、」
コハクが戻って行った、
ぶっちゃけると可愛い、
だけどなんだろうか、
今の気持ちは憧れの芸能人と一緒に住んでいて始めは緊張していたが今は慣れて家族の一員みたいな感じだな、
始めは興奮してまじでヒャッハー!していたけど今では可愛い同居人に家族になってる、
だんだん増えていくと慣れてしまった、
慣れって怖いね!
車のエンジンをかけて冷房をつけていると、
コハク「連れて来たよー、」
コハクがジューダスとベルベットを連れてきた、
ジューダス「これは・・・自動走行車みたいなものか?」
洋介「自動車、燃料を入れればその分走る機械だな、飛空挺より性能は低いがな、」
ジューダス「ハロルド・ベルセリオスが作った飛空挺より高性能なものなんてないだろう、」
ごもっともです、
ハロルドの作った発明品に対抗できるのはリタぐらいか?
洋介「ジューダス、俺の隣に座ってくれ、コハクとベルベットは後ろで頼む、」
コハク「いいよ、ベルベット、いこ、」
ベルベット「わかった、洋介、先に乗ってるから、」
2人は先に後部座席に座った、
ジューダス「僕も乗ればいいのか?」
洋介「そうだな、とりあえず行きたい場所はあるのか?」
ジューダス「適当に見て回りたい、どこかに止まって降りて軽く歩ければいい、」
洋介「わかった、先に乗ってくれ、こっちだ、」
俺は助手席の扉を開けた、
ジューダスは戸惑いもなく乗る、
コハクの初めての時が懐かしい、
何事にもビクビクして可愛かったけど今では普通になんでもするから・・・慣れてしまったね〜、
洋介「こいつを右腰あたりにある穴に差し込んで、」
俺はシートベルトの金具を渡して引っ張って見せる、
それをジューダスに渡すと差込口を探して取り付ける、
洋介「大丈夫だ、ここではこれをしないと怒られてしまうからな、」
今では後部座席に座る人もしないといけないからな、
でも安全のためだから、
それにコハク達を怪我させないようにしないといけないから、
俺は運転席に座りシートベルトをつける、
洋介「それじゃあ人が多いところに行くから、」
コハク「いいよ、ゴー!」
癒されるね〜、
俺は車を走らせた、
向かう場所は人通りの多い場所、
ジューダス「灯りが眩しいな、昼間とは大違いだ、」
コハク「私とおんなじこと言ってるね、」
ジューダス「それと人が昼間より多い気がする、」
洋介「ほとんどが若者だからな、ここには夏休みがあってな、1ヶ月教育機関が休みを生徒に与えるんだ、生徒はその間出された課題をやって休みを過ごす、そんな人達は夜更かししたり普段いけないところを行くからな、だから多いんだ、」
そろそろお盆も迎えるしな、
線香の準備するか、
ベルベット「学校あるんだ・・・ラフィーを連れて行かせたかったな、」
やば!?
ベルベットの地雷みたいなのを踏んだ!
話題を変えないと!
洋介「それと中旬にお盆といって先祖の霊を祀る風習があってな、その際遠くに行った家族も一度は故郷に戻ってくる事もある、」
コハク「家族・・・お兄ちゃんとおばさん、元気かな・・・」
今度はコハクが!?
どうすればいいんだ!?
ジューダス「だったら洋介は家族の元に一度帰るのか?」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
いや・・・帰るんじゃなくて・・・来るんだよ、
父と母と父の母と母の母と母の父、
更に父の弟とその奥さんに子供、
来るんだよ、
俺のあの家に、
お墓は別の所にあるけど・・・集まる場所が俺の家って、
しかも片付けは全部俺、
子供は高校生、
俺の影響でかゲーム好きになってしまった、
だけど俺とは違うところはあいつは戦争ゲーム、
バトルフィールドやコールオブビューティをメインにやっている、
俺も一緒にやってたまに一緒に、
「援護射撃!」
「死ねや雑魚どもが!」
「えーせーへー!」
「爆発はゲージュツだー!」
「味方まで巻き込むなや!」
「サーチアンドデストロイ!サーチアンドデストロイ!」
「ヘルシング!?」
「貴様らの血は何色だーーーーーーーー!!!」
父「貴様らうるさいぞ!」
思い出したくない、
普段は俺とは違いイケメン、
成績もいい、
それなのに・・・
なんでゲームをすると人が変わるんだ?
誰だよあいつ・・・
洋介「う・・・うぅ・・・」
なぜか涙が!
ジューダス「今度はお前か・・・」
そんなこんなで目的地についた、
有料駐車場に車を止めて俺らは車を出た、
ジューダス「ここからどこに行く?」
洋介「そこらへんをブラブラと歩く、目的なんてないから、気になる店に入って物色して帰ろうと思う、」
コハク「いろんなお店があって楽しいよ、」
洋介「コハクが来た頃はこの辺りも歩いたからな、」
ベルベット「へぇ、そうなんだ、」
ベルベット、
少しくらい女の子らしくはしゃごうよ、
ベルベット「でも美味しそうな匂い、この近くに何あるの?」
コハク「小さいお店がいっぱいだよ、」
正確には居酒屋が多いな、
それと今週は屋台も数店舗出ている、
夏祭り中だからな、
洋介「少し歩こう、」
ジューダス「そうだな、歩いた先に食べ物があるならそれを食べればいい、」
ベルベット「買い食いだね!」
まさかの食事に走るベルベット、
赤城さんにならんといてや、
そうして歩く俺ら、
真っ先に見つけた小さい屋台に走るコハクとベルベット、
俺とジューダスは歩きながら後を追いかける、
ただ、
「あの子かっこいいわね、」
「誰か声かけてよ、一緒に声かけるから、」
「それにしても横の男邪魔ね〜、」
「あの子も友達を選ぶべきよね〜、」
「あれよ、舎弟よ、」
ヤクザじゃねーよ!
俺をディスられるの慣れてるけど舎弟じゃねーよ!
ジューダス「気にするな、所詮外野からの声だ、」
すげーなジューダスさん、
慣れてらっしゃる、
尊敬しますぜ、
コハクとベルベットは屋台を見ている、
目立つな、
可愛い子が屋台にいると男どもがジロジロ見るわな、
ジューダス「あれを買うのか?」
洋介「そうだな、買いたいなら買ってやるか、ジューダスは食べるか?」
ジューダス「・・・1つ貰おう、」
洋介「了解、」
俺は屋台に向かいたい焼きを3つ買った、
「やだ、たい焼きを食べるイケメン・・・ギャップ萌えっていうのね!」
「片手でクールに食べてるわね、」
「さすが舎弟、ちゃんとパシリしてるわね、」
コハク「・・・えいっ!」
コハクが唐突に俺のメガネを外した、
洋介「コハク、」
俺はコハクからメガネを取り返そうとしたけど、
コハク「洋介、私がエスコートするからそのままで、」
どうやらこのまま歩けと、
まじか、
実際視界がぼやけて何があるかわからない、
人がいることしか認識できない
看板の文字も見えない、
その時手を握られた、
コハク「私と一緒に歩こうよ、」
まじですか、
俺の心臓が保たないんですけど、
ベルベット「うわー、コハク大胆、こんな所本でしか見たことないよ、」小声
ジューダス「あの2人は恋人ではないのか?」小声
ちょちょちょちょちょっと何言ってるんですかジューダスさん!?
コハクには聞こえていないけど俺らそんな関係じゃないからな!
ベルベット「残念ながら違うのよね、コハクが初めにここに来たからその分息が合ってるみたいなのよ、」
ジューダス「まじか、」
何が残念だ!
確かにコハクと恋人になれないしなれたとしても帰ってしまうから悲しくなるだけだけどそこまでいう必要無いんじゃないかな!?
コハク「2人とも行くよ!」
コハクが俺を引っ張る、
ちょ!?
怖い!
視界がぼやけていて怖い!
「やだ!あの子メガネないとあんなにカッコイイなんて・・・不覚!」
「でも恋人いるんだ、だったらあっちのクール系男子にロックオンね、」
ジューダス「ベルベット、僕らも行くか、」
ベルベット「そうね、でもあの2人より少し後ろを歩こうか?」
ジューダス「そうだな、他人のふりをするか、」
コハクがどんどん俺を引っ張る、
俺はただコハクに引っ張られるまま夜の街を散策した、
称号
コハク
ゴーインガール
洋介の悪口は言われたくないかな、
ジューダス
夜の帝王
仮面がなければイケメン!女性たちの視線を釘付けに!
今年最後の投稿です、
ぶっちゃけますとバイオブレイクの投稿全然できていません、
なぜかこっちの方が書いてて楽しい、
この後登場してほしいキャラ一覧を活動コメントに載せておきます、
それでは皆様、
良いお年を、
明日から数日仕事なので投稿は遅れます、
すいません、
19人目ゼスティリアからの参加キャラ
-
アリーシャ
-
エドナ
-
ミボ(ミクリオ坊や)
-
ライラ
-
ロゼ