俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・ 作:ホタル火
個人的には気に入ってるんだけど、
月曜日、
来週お盆なのにまだ来るのかと思ってしまう、
俺は寝起きの体を動かしてベッドから起き上がる、
俺の横にあるフェイトちゃん抱き枕は優しく微笑んでいる、
暑いから抱きつかないけど、
着替えを行い台所に向かう、
台所には誰もいなかった、
俺はとりあえず料理をする、
作らないと食えないし食えなかったら腹が減る、
火を使っているとベルベットがやってきた、
ベルベット「おはよう、洋介、」
洋介「おはよう、」
俺は野菜を切る、
ベルベット「手伝うよ、」
洋介「なら目玉焼きを作ってくれ、俺はこれを切り終わったらトーストを焼く、」
最近の朝食は作る人の気分で決まって来ている、
文句を言う人はいない、
美味しいから、
今日は朝から白米という気分になれなかった、
なんでだろうか?
俺はトースターで食パンを焼く、
ベルベット「・・・洋介、何か機嫌が悪い?」
洋介「そう見えるか?」
ベルベット「口数がいつも以上に少ないから、」
マジか、
俺はいつも通りだと思っていたんだが、
もしかしてあれか、
昨日先月の光熱費の請求が来た時の金額で頭を悩ませたことか、
共同で使用しているとはいえ今まで使っていなかった部屋の冷房を使っているし日中も家に誰かいるから横のリビングの冷房もつける、
結果数部屋の冷房がほぼ毎日つけっぱなしだったため光熱費が過去最高に達していた、
まさか数十万越えだと思わなかった、
やばい、
このまま人が増えると食費と光熱費が上がっていく、
だからってみんなが悪いわけじゃない、
教えていなかったからな、
どうしようかな?
洋介「少し考え事してた、その時になったら相談するから大丈夫だ、」
ベルベット「そう?あんまり悩まないでね、力になれることがあったらなんでも言ってね、」
頼もしいな姉さん、
俺はトーストを焼き続けた、
朝食を食べ終えて会社に向かった、
とりあえず来週お盆に入るから休日出勤はしたくない、
まずは先月の売り上げを確認しておかないと、
長谷川「おはよう葉杉、」
洋介「おはようございます、課長、」
課長がやってきた、
長谷川「どうした?今日は覇気がないぞ、」
課長にまで心配される、
正直に言うか、
洋介「実は・・・」
長谷川「なるほどな 、たしかにあの人達には光熱費という言葉を知らないな、」
洋介「はい、それを知ったらまずは働きたいと言うと思います、それはいいんですが働き先が思い浮かばないんです、あいつらの出自が特殊なためそこらへんの店に働かせるわけにはいかないんです、」
もしゲームから来たと分かったら周りが何をするか分からない、
そしたら働きにくくなる、
長谷川「俺の方で働き先を探してみよう、今いるメンバーを教えてくれ、」
洋介「いいんですか?」
長谷川「お前には色々と頑張ってもらっているんだ、この会社の方針を忘れたか?将来有望な若者の支援をすることだ、社長もこの話を聞いたら一緒に考えてくれるだろう、」
マジでこの会社のすげー、
ここまで社員部下の事を考える人なんていない、
やばい、
目に熱いものが込み上げてくる、
長谷川「泣くんじゃない、無表情で涙流されたらどう反応すればいいのかわからんだろ、」
泣いてたのか!?
俺!?
洋介「ないでまじぇん!」
長谷川「涙声だ、全く、これじゃあ俺がいじめたようじゃないか、」
鼻水まで出てきた!
長谷川「少し会議室で休んでこい、こんな顔で仕事するな、」
洋介「はい・・・」
お言葉に甘えて俺は会議室で休んだ、
いい上司を持ったと改めてわかった、
しばらく俺は会議室で涙が引くまで待った、
泣いたの久しぶりだな、
俺はオフィスに戻った、
雛鳥「先輩!おはようございます!」
いつのまにか雛鳥とその他の社員が出社していた、
洋介「おはよう、」
雛鳥「土曜日楽しかったです!また今度一緒に行きましょう!」
「飛鳥が積極的にデートに誘ってる!」
「そのまま2人がくっついちゃうのかな!?」
なにやら外野がうるさい、
洋介「そうだな、また機会があったらでいいか?」
雛鳥「はい!」
元気だな〜、
長谷川「葉杉、資料をしまってくれたか?」
課長がよくわからないこと言った、
まぁ意図はわかる、
俺が会議室で泣いていたことを隠すためなのは、
どうやって会話を乗り切ろうか、
洋介「はい、今年度の棚にしまいました、」
長谷川「ありがとう、仕事に戻ってくれ、」
俺はデスクに座り仕事の続きを開始した、
夕方、
俺はスーパーで食料を買って車を走らせる、
車の中でみんなの職について考えた、
一番厳しいのは最近来たメルディだな、
まだ文字を覚えている最中だ、
でも他のみんなに比べて勉強熱心だ、
1週間で中学生の漢字まで行ったぞ、
今のところ文字が最低限の読めて書ける人はコハクとジェイドとジューダスとウッドロウだ、
だけど複雑な漢字はまだ読めない、
例えば小鳥遊、
読み方はタカナシだけど絶対にコトリユウとかオチョウアソとか言いそうだ、
流石にカタナシとは言わないと思うが、
どこぞの北海道の17歳低身長のファミレス店員ではないか、
あれは面白かったな、
WORKING!!
あとは五月雨、
サミダレをゴツキアメと言うかな、
藤林すずの声優さんも初めは漢字が読めなくてゴツキアメと呼んだってビバ!テイルズオブのアップルグミ編で言ってたな、
まぁあまりそんな名前や言葉は言わないと思う・・・いた、
俺の元カノのあいつ、
小鳥遊由花(タカナシ・ユイカ)
思い出しただけで吐きそう、
今頃化粧けばけばで胸を大きくする手術をして男に言い寄って金づるを探しているだろう、
俺には関係ないか、
話が一気にずれた、
職の話だ、
他のメンバーは平仮名を覚え終えたばかりだ、
コレットとベルベットはかなり時間かかった、
そうなるとこの2人は文字を書かない職の方が今はいいだろう、
あまりそんな都合のいい職なんてないだろうけど、
考えていると家に着いた、
さて、
今日は誰がくるかな?
俺は車を止めて荷物を下ろす、
多い、
節約考えようかな、
といっても俺やベルベットは結構節約しているんだよな、
捨てるところは無いようにしているし、
コレットとウッドロウは今月入って庭で野菜を作り出した、
まだ芽が出たばかりだが将来的には俺の家計を助けてくれるだろう、
ついでに作っているのは秋頃収穫できるな人参とジャガイモ、
後は適当に株とほうれん草を買った、
うまく育てばいいんだが、
俺は荷物を持ちながら扉を開ける、
洋介「ただいま〜、」
俺の声に、
コハク「お帰り、今回も来てるよ、」
洋介「どんな人だ?」
一番はそこだけどコハクの今の状態を見る限り無害そうだな、
コハク「マオだよ、」
自己紹介済みなのか、
いつもは俺が来て名前を言ってから今回はかなり友好的だな、
そういえば10回目で今更だがいつ頃来ているんだろう?
洋介「コハク、コレット達が来る時間って何時だった?」
コハクは荷物を持ちながら俺の方を向いた、
コハク「どういう意味?」
言い方が悪かったか、
洋介「すまん、言い方が悪かった、みんなが俺の家に来た時の時間帯って何時くらいだった?」
コハク「そうだね・・・だいたい洋介が来る少し前かな、今では誰かが来た時はその少し後に洋介が帰って来るかなって考えになったかな、」
俺が帰ってくる少し前?
時間まちまちだな、
俺は寄り道もするからな、
まぁ月曜日はすぐに帰ってくるけど、
俺は車の荷物を玄関に移して車を車庫に入れた、
荷物をリビングに持っていくと、
マオ「ジューダスってなんでそんなに無愛想なの?」
ジューダス「別に無愛想ではない、笑う時に笑うし泣く時に泣く、」
マオ「それって普段は笑わないし泣かないと言ってるようなものだヨ、」
ジューダス「そう言っているんだ、」
マオ「それって寂しくない?」
ジューダス「余計なお世話だ、」
なにこのヘビーな話!
今頃マオ流の即曲を歌っていると思っていたんだけど!
マオ「コレットって太陽って感じだよネ、」
話題が180度変わった!
ベルベット「それ言えてる、いつも笑顔だからね、」
ウッドロウ「それにコレットさんには人を惹きつける不思議な感覚がありますからね、」
コレット「えへへ、ありがと、」
マオ「そんなコレットの歌を考えました!」
コレット「どんなの?聞かせて聞かせて!」
マオ「でわでわ〜、」
あれ?
俺登場できない雰囲気!?
今ここで声かけたらKY!?
マオ「いつもニコニコ〜、それは〜ポ〜カポカの〜たい〜よ〜、」
コレット「すごいすごい!」
マオ「君の〜え〜がお〜が〜まぶしいよ〜、」
ガラド「コレットのイメージにぴったりじゃないか、」
クィッキー「クィッキー!クィッキー!」
流石に即曲の天才、
ヒルダも天才と称した即曲を生で聴けるなんて思わなかった、
コレット「マオ!ありがと!」
マオ「これくらいお安い御用だヨ!」
親指を立ててサムズアップするマオ、
流石に物語の序盤のムードメーカー、
ティトレイが来てから更に騒がしくなるけど、
メルディ「ヨースケ!お帰り!」
やっと声がかかった、
洋介「ただいま、なんか楽しそうだったから静かにしてた、」
マオ「こんばんは!僕はマオだヨ!」
洋介「どうも記憶喪失の元王の盾さん、俺は洋介、今はスールズに行く途中か?」
マオ「わぉ!本当になんでも知ってる!」
猫猫(マオマオ)・・・間違えた、
マオと言うと猫猫言いたくなる、
薬屋のひとり言の主人公の名前だけど全然性格真逆だし、
洋介「口笛は吹けるか?」
マオ「僕?残念ながら吹けないヨ!」
まさかここまで・・・声優さんが吹けないからゲームでは吹いていないけど声優関係ない現実でも吹けないなんて・・・
マオ「それでここはどこ?みんなからはヨースケが来るまで待っていて欲しいって言われたけど、」
自己紹介だけは終わっているんだな、
なら説明するか、
洋介「わかった、だけど夕食作ってからでいいか?食べながら説明しよう、」
マオ「いいよ、僕はどうすればいいかな?」
洋介「ここで待っていてくれ、できたら持っていく、」
俺はそう言って料理の準備を始めた、
料理が出来て持っていき俺らは食べながら説明を行った、
マオ「へ〜、みんな別々の世界から来たんだ、そんなことあるんだね、」
洋介「そうだな、それでマオ、一回ゲームしてみる?」
マオ「その僕達のこれからを物語にしたものだよね、ヨースケは全部終わっているんだよね、」
洋介「ゲームか?そうだな、あの時のラドラスの落日の真実からマオの正体、そしてユージーンがなんで王の盾を追放されたのか、」
マオ「僕の正体まで知ってるんだ、」
洋介「気になるか?」
意味のない聞き方だな、
マオなら絶対にあぁ言うのにな、
マオ「気にならないよ、僕は僕だよ、例え記憶が戻っても僕は僕!」
ほらね、
前向きだからな、
マオ「それにそのげえむをするなら初めからしたいな、終わりだけ知っていてもつまらないよ、」
その気持ち分かるわ〜、
終わりだやっても面白くないし、
ゲームはやっぱり最初からプレイしないと、
コレット「マオ、一緒にゲームしよ、」
マオ「うんいいよ!」
コレットは即曲が嬉しかったんだな、
もう遊びに誘ってる、
マオとコレットは一緒にシンフォニアをやり始めた、
一番進んでいるような気がする、
だってアリシアのエクスフィアを砕いた所だぞ、
サブイベントを回収していきながらだから進みは悪いけどこのメンバーで一番進んでいるのはコレットのシンフォニアだ、
ジェイド「洋介、マオが向こうに行ったから聞きますがマオの正体はなんですか?」
イクティノス「気になるな、教えてくれるか?」
洋介「本人には言うなよ、マオの本当の名前はオルセルグ、マオの世界の聖獣が人の世界を観察するために産み出した存在なんだ、記憶喪失じゃないくて元々記憶がない状態なんだ、ジェイド、レプリカも記憶を持たないで作られるだろ?それと似たようなものだ、」
ジェイド「そうですか、まさか作られた命ですか?」
洋介「マオとレプリカの唯一の違いはマオを産み出した聖獣はマオの事を愛していることだ、マオは捨てられた訳じゃない、」
マリク「なるほどな、だがゲームをさせると自分の存在に気付くだろう、いいのかそれで、」
洋介「その時はその時だろう、それにマオなら問題ないだろうから、あの顔を見ろよ、」
俺はコレットと一緒にゲームをしているマオを見る、
一緒に笑って驚いてムキになって勝利を喜んでいる、
洋介「今が幸せならなんでもいいんだよ、たとえ自分が誰であってもマオはマオだ、」
マリク「・・・だな、」
こうしてマオが家族になった、
称号
コレット
太陽のような笑顔
マオだけじゃないよ、みんながそう思っているんだよ、
マオ
歌は世界を超える!
目指せ!銀河の歌君!(即曲の)
変わらないよ、
僕は僕だよ!記憶が戻っても僕は僕だよ!
マオの即曲で1時間使った、
意外と難しい、
ついでにYouTubeでマオ 歌で調べるとリバースのマオの歌が検索で出ます、
次回、就職orアルバイトになります、
一応はまだ受け付けていますので、
コハクとジェイドとウッドロウの就職先、アルバイト先がまだ本決まりではないので何かありましたら教えてください、
19人目ゼスティリアからの参加キャラ
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アリーシャ
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エドナ
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ミボ(ミクリオ坊や)
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ライラ
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ロゼ