俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・ 作:ホタル火
翌日、
午前中で仕事が終わると分かっているから弁当はコレットとガラド達の分しか作らなかった、
ベルベット「おは・・・ヘクチッ!」
洋介「ベルベット、まだ猫の毛が落ちてたか?」
ベルベット「そう、ヘクチッ!みたい、ヘクチッ!」
重症だ、
昨日猫カフェから帰ってきた後、
ベルベットとジューダスが戻ってきた際ベルベットが盛大にくしゃみをしまくった、
原因は猫の毛、
ベルベットは猫アレルギーだ、
その事を忘れていた俺は急いでコロコロを持ってきてコハクとジュードとマオとリタの服の猫の毛を取った、
だがそれでも全部取りきれなかった、
洋介「マスクするか、調理担当がくしゃみしてたら風邪と思われる、」
ベルベット「おねが・・・ハクシュッ!」
大きのが出たな、
俺は仕舞ってあったマスクを探してベルベットに渡した、
父さんがベルベットとジューダスを連れて行き俺はジェイドを連れて行った、
ジェイドを送り職場に移動した、
そして何事もなく半日の仕事が終わった、
早いな、
雛鳥「先輩、今日はお暇ですか?」
雛鳥がやってきた、
洋介「そうだな、今日は予定がないから早く帰るって言ってしまったからな、明日でいいか?」
雛鳥「いいですよ!先輩と一緒に外食したいと思っていたので!明日楽しみにしていますね!」
そう言って早足で帰って行った、
元気っ子だよな〜、
俺は帰った、
家に帰ってもやる事がない、
洗濯はコハクがやり終えたあとだった、
コハク達を連れてどこか行くか?
いや、
リタを拉致って行くか、
そう考えたら有言実行!
コハク達に車で出かける事を伝えて引きこもりのリタの部屋を蹴破って(文字通り)俵のように抱えて車まで向かう、
途中β×ψ=√(ルドルフ)をされかけたため上に盛り上げてクルクル回した、
軽いから出来る芸当だ、
リタの悲鳴が俺の家の中に広がりスプラッターハウスのような感じになったな、
そうして俺らは車で出かけた、
目的地を考えてなかった、
どうしようか、
コハク「洋介、もしかして無計画?」
洋介「そうだな、何も考えてなかった、」
リタ「はぁ!?あんた!そんなんで私を部屋から出したの!?」
リタは激怒した(メロス風)、
そして本の角で殴ってくる、
めちゃくちゃ痛い、
ジュード「僕はこうやって外に出るのは好きだよ、」
リタ「暇人のあんたと天才の私では時間の重要性が違うのよ!」
ジュード「暇人って・・・」
否定ができないジュード、
ついでに俺も否定しにくい、
現在暇だからリタ達を連れ出したわけだし、
よし、
まずは薫の店に行くか、
メルディの仕事ぶりを見たいし、
着いた場所はマッチョパピヨン、
名前変えないのかなと思いつつ入る、
中には女性客でいっぱいだった、
ここの店の服は全部薫が仕入れたりしている、
更にたまに薫が作っている、
値段ははるが更にオーダーメイドだと0が1つ増えるくらいの値段になる場合がある、
更に薫が作ったというだけでオークションでは1着100万円以上いった時もある、
それだけ薫は世界に認められた男ということだ、
薫「いらっしゃいませ〜って洋ちゃん、いらっしゃい、」
語尾に❤️が付くくらいの声で話す薫、
女性客からはヒソヒソと話し声が聞こえる、
「あの男の人は薫様のアレかしら?」
「でも薫様はご結婚されていますよ、あの新しく入った店員さんも気に入ったからって理由で入れたのですからきっとおそらくあのお方も気に入ったという理由で交友があるのですよ、」
聞こえてるぞ〜、
俺と薫は友達だからな〜、
薫「今日はどうしたの?みんなを連れて、」
洋介「仕事が午前中に終わったからみんなでメルディの様子を見に来た、それとあの時の服代、」
俺はリタの服代を渡す、
薫「毎度あり〜、メルディちゃんは向こうでやってるわよ、」
メルディ「お客さん!お客さんにはこれが似合っている!」
「意外と地味ね、」
メルディ「お客さん!おそらく次のお休みにデートに行くネ!デートは派手な服だけじゃないよ!女は男を立てる!その逆も然り!これは薫の受け売り!」
「薫様の!?じゃあ買うわ!」
メルディ「毎度あり〜!」
言葉使い大丈夫か?
薫「でもまだまだね、私の受け売りの言葉を言わないと買ってくれないなんてまだまだよ、」
言いたいことわかる、
有名人が買った物だから買う、
薫が言った言葉だから間に受けて買う、
薫「服選びのセンスはいいのよ、後は話術ね、どうやってお客様に買ってもらえるようにするかね、」
薫の話術は俺と出会った後に必死に身につけたものだ、
言っちゃ悪いがメルディには酷だと思う、
薫「まぁゆっくりとやって行ってもらうわよ、それにクイッキィーちゃんも商売のお手伝いしてくれているからね、」
クイッキィーが?
周りを見ると向こうの女性客がきゃあきゃあ言ってる、
「この子賢いわね、じゃあ私が今着たい服を持ってきて、」
クイッキィーが悩むそぶりをしているとおもむろに走り出した、
そして自分の何倍の大きさの服を頑張って持ってきた、
「すごい、買うわ、薫様!これをください!」
薫「多分メルディちゃんよりか話術は上手ね、」
あれは話術じゃねーぞ、
愛嬌だぞ、
薫はお客さんの所に向かった、
コハクはリタを巻き込んで服を見てマオとジュードはお姉様的な人に絡まれてしどろもどろになっている、
次に来たのは俺の母校に向かった、
アポ無しで行けるのか?
ダメだよな、
俺はどこかの駐車場に止まって連絡を入れる、
連絡を終えてからまた向かう、
学校に着いた俺らは受付に向かって行った、
一応は横川先生が来るはずだけど、
横河「葉杉、久しぶりだね、」
洋介「突然の訪問申し訳ございません、」
横河「それは大丈夫だよ、まずは要件を聞こうか?」
洋介「ウッドロウがどんな仕事をしているのか気になっただけなんですが、」
横河「ウッドロウさんですか、あの人は教えるのが上手いですね、それに女性部員には人気ですよ、」
イケメンだからな、
横河「後ろの人達もホームステイの人ですか?」
洋介「はい、そうです、」
はい嘘です、
横河「君の周りにはいろんな人を惹きつけるからね、昔も今も、」
昔って数年前の事ですよね?
一体どんな目で見られていたんだ?
横河「それでは行きましょう、」
横河先生はそう言って歩き出した、
俺はどこかにふらふらと行こうとするリタを抱きかかえて歩き出す、
リタの抵抗はすごく痛かった、
着いた場所は言わずとながら弓道場、
横河先生がゆっくりと扉を開けると、
ウッドロウ「君はそうだね、見た限りでは立ち方が乱れているね、長時間、ゆっくりと狙う競技だからずっと同じ姿勢は辛いかもしれないけどそれを直せば伸びしろはあるよ、」
「やっぱそうなんだ、ありがとうございます!」
ウッドロウ「あなたは矢を持つ手が震えているね、弦が硬いのかな?少し緩めてみるといいよ、手が震えると狙いが狂うからね、」
「弦が原因だったのか、ありがとうございます!ウッドロウさん!」
ちゃんと指導してんじゃん、
釘宮「ウッドロウさん!矢を持ってきました!」
ウッドロウ「ありがとう麻里くん、」
「いいな〜麻里は、ウッドロウさんに名前で呼んでもらえて、」
釘宮「いやいや!ただ呼ばれているだけですよ!」
ウッドロウ「皆さん、一度私が矢を射てみますね、」
ウッドロウが弓を構えて矢を射る、
「ウッドロウさんすごく綺麗、」
「惚れ惚れしてまうやろ〜、」
「俺、男なのになぜかときめいてしまった・・・」
最後の男!
今すぐウッドロウから離れろ!
洋介「ウッドロウ、おつかれ、」
「誰あの男?」
「ウッドロウさんに馴れ馴れしく話して、」
釘宮「葉杉さん、こんにちわ、」
洋介「こんにちわ、確か釘宮さんだっけ?」
釘宮「はい、ウッドロウさんを紹介していただきありがとうございます!」
「嘘!あの人がウッドロウさんを!」
「やばっ!私めっちゃ嫌な目で見てた!」
聞こえてるって、
最近の女性は人の目の前で陰口を言うのが好きなのか?
ウッドロウ「洋介さん、今日はどうしたんだい?」
洋介「ウッドロウがどんな感じで仕事してるか確認しに来た、でも大丈夫そうだな、」
ウッドロウ「みなさんがまじめに覚えるからこちらもつい色々と教えてしまいます、師もこのような感じで私はチェルシーに教えていたのですね、」
どうだろうな?
そこは分からん、
「後ろの子って可愛い子だな、」
「あの赤い髪の子可愛い!持って帰りたい!」
ここにもマダム風の女性がいるのか?
長居は無用だな、
洋介「横河先生、あまりいると練習の邪魔になるので帰ります、」
横河「いやいや、別に邪魔では無いよ、」
洋介「ですが素人がここにいると気が散ると思われますので帰ります、コハク、リタはどこ?」
いつの間にか行方不明になっているリタの所在を聞いた、
コハク「え?さっきまでここにいたよ?」
遠くに行って無いな、
俺はコハク達に車に戻るように伝えてリタを探しに行った、
なぜかボイラー室の中にいたため抱え上げて戻った、
その際に本の角で殴られまくって体の一部が赤くなった、
次に向かった先は香原家、
アポを取ったら来ても大丈夫だと言われた、
香原家に向かい中に入ると、
ジューダス「いらっしゃいませ、」
ジューダスのお出迎えがあった、
しかも執事服見たいな服着て、
リタ「何してるのよ、」
ジューダス「仕事だ、」
似合いすぎて驚いている俺、
ジューダス「応接間に案内します、」
ジューダスのデスマス調に慣れない俺、
コハク「ジューダスすごいね、私はこんな風に綺麗なお辞儀や挨拶出来ないよ、」
ジューダス「お褒めのお言葉ありがとうございます、」
そう言って退室した、
ジュード「家で見るのとお仕事で会うのと違うね、」
洋介「そうだろうな、家ならともかくここはジューダスの仕事場で雇い主の家だからな、接客が悪ければそれは雇い主である香原さんの評価が下がる、それを知っているからなジューダスは、」
ミタヨ「その通りでございます、」
いつのまにかパーフェクト家政婦のミタヨさんとその横にメイド服見たいな服を着ているベルベットがいた、
まだマスクしてるんだ、
ベルベット「冷たい麦茶をお持ちしました、」
コハク「ベルベットも敬語なんだね、」
ミタヨ「私達使用人の1人1人の行動は旦那様や大旦那様の評判に繋がります、例え親しいご友人でもここではお客様として最上級のおもてなしをさせていただきます、」
そう言って一礼をするミタヨ、
ベルベットも麦茶を出し終えると一礼をして退室した、
ミタヨ「・・・」
ジュード「えっと・・・どうしましたか?」
ミタヨさんがジュードを見て固まっている、
エクシリアのローエンファンのミタヨさんが、
ミタヨ「失礼ですがあなたのお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
ジュード「僕ですか?ジュード・マティスです、」
ミタヨ「ジュード・・・様・・・葉杉様・・・いえ、余計な詮索はしないでおきます、」
きっと気づいたな、
ジュードがエクシリアの世界から来たことは、
もしローエンが来たらミタヨさんに紹介しようか、
来たらだけど、
香原「おまたせ葉杉くん、それと皆様も、いらっしゃい、」
洋介「突然のご訪問申し訳ありません、」
香原「これくらいで怒ることはないよ、それにしてもジュードくんとリタくんか、また家族が増えていくね、」
リタ「別に、私は家族だと思ってないから、」
香原「はははっ、まぁ、葉杉くんが勝手に思っているだけだと思うよ、」
香原さん的には孫が増えた感じか?
香原「コレットさんは元気かな?」
洋介「はい、アルバイト先のペットショップで楽しそうに仕事をしています、」
香原「そうか、もしよければまたここで夕食を共にしたいのだがコレットさんの都合を聞いてくれないか?」
洋介「わかりました、聞いておきます、」
コレット的にも嬉しいだろし、
その後は少し話をして俺たちは香原家を出た、
次に来たのはペットショップ、
コレットとガラドの様子を見に来た、
店に入るとコレットが数匹の犬をリードに繋いでいた、
コレット「いらっしゃいませ〜、あ、ヨースケ!コハク達も!」
洋介「よう、今から散歩か?」
コレット「うん!お外の公園でワンちゃん達と一緒に遊んでくるんだ〜、」
リタ「ふんふん、あの子が来てから快適な生活が出来ていると、へぇいつもど天然だけどここでは本領発揮って事ね、」
リタが犬と会話してる、
ラピードの言葉を通訳するくらいだからな、
レイヴンもできていたな、
コレット「リタってワンちゃんとおはなしできるの?」
リタ「これくらい簡単よ、」
コレット「今度教えて〜!」
コレットの真剣な顔にリタがたじろぐ、
犬達もリタの方を向いてじっと見る、
リタ「うっ、わ、わかったわよ、今日帰ってきたら教えるから、」
コレット「うん!ありがとー、それじゃあ行ってくるね、」
コレットは笑顔で犬の散歩に行った、
それと入れ違いにガラドがやってきた、
ガラド「洋介か?どうした?」
洋介「ちょっと様子を見に来ただけ、」
ガラド「そうか、」
リタ「あんた、あそこの犬がご飯足りないって言ってる、」
ガラド「えっ?あぁあそこか、わかった、あんがとなリタ、」
ガラドもちゃんと働いているようだな、
邪魔したら悪いな、
俺らは車に乗って次に向かった、
マリクの働いている場所はバーだったな、
流石に未成年のこの子達を連れていけないな、
一度家に戻ってコハク達を下ろした、
コハク「遅くなるの?」
洋介「時間的にマリクの様子を見に行ってからジェイドを迎えに行くから、」
コハク「わかった、気をつけてね、」
コハクにそう言われると気をつけて運転しないとな、
俺は車を走らせた、
マリクの働いているバーは小さいバーだった、
薫の知り合いって誰だろうな、
そう思いながら入る、
「いらっしゃいませ、お客様、本日はまだ開店はされておりません、」
洋介「突然入りまして申し訳ございません、こちらにマリクが働いていると思うのですが、」
「マリクの知り合いで?」
洋介「マリクを家に居候させているので、今日は仕事の様子を伺いに来ました、」
「なるほど、申し遅れました、私はここのバーのマスターです、もしやあなた様は薫の言っていました洋ちゃんさんですか?」
薫、
俺の事をマスターの前で洋ちゃんと言ったのか?
洋介「はい、葉杉洋介です、」
マスター「そうでしたか、薫によくしてくれてありがとうございます、」
洋介「マスターは薫のご友人で?」
マスター「はい、彼とは前の職場まで一緒にいました、薫が前の職場を辞めるまでは一緒にいました、」
そう言えば薫の前の仕事は知らない、
聞いてみるか?
洋介「薫の前の職場ってどこですか?」
マスター「薫から何も聞いていないのであれば私から言うことは何もございません、ただ一言だけ言うのであれば墓場まで秘密にしなければいけない仕事です、」
あー、
はいはい、
そう言うことね、
薫そんなすごい職を辞めてまであの店を構えたのか?
そういえばあいつの携帯に奥さんと子供との2ショット写真なんかなかったな、
家族を守るためみたいだしな、
マリク「マスター、掃除が終わりました、洋介か?」
洋介「マリク、様子を見に来た、」
マリク「参ったな、まだ開店前だ、」
マスター「マリク、次はグラスを10個冷やしてください、ロックで注文されるお客様もいますので、」
マリク「わかりました、じゃあな洋介、」
マリクはカウンターに向かった、
仕事しているな〜、
マスター「マリクはよくしていますよ、私が保証します、」
洋介「そうですか、マリクのことお願いします、」
マスター「えぇ、」
俺は店を出た、
夜、
コレットに予定を聞いたら来週の水曜日なら空いていると言われたためその事を香原さんに伝えた、
称号
ベルベット
猫アレルギー
マスクをしてもなかなかくしゃみが止まらない、
マリク
見習いに戻って
まさか昔のように指示されるなんて思っていなかった、
ウッドロウ
外部講師
男女ともに人気なようです、
19人目ゼスティリアからの参加キャラ
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アリーシャ
-
エドナ
-
ミボ(ミクリオ坊や)
-
ライラ
-
ロゼ