俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・ 作:ホタル火
翌日、
会社に出社して仕事して退社する、
だが今日は簡単に帰れない、
雛鳥「先輩!ご飯行きましょう!」
昨日雛鳥と約束したからな、
洋介「わかった、どこに行く?」
雛鳥「先輩とならどこでも!って言いたいんですけどちょっと気になるお店があるんです!」
洋介「ならそこにするか、」
雛鳥「はい!」
どんな店なんだろうか?
雛鳥を助手席に乗せて雛鳥の気になる店に向けて出発した、
最近はジェイドやコハクを乗せることの多い助手席だったからか雛鳥が乗っていると新鮮に感じる、
雛鳥「先輩、次のゲームの企画はどんなんですかね?」
洋介「わからんよ、俺は結構下っ端だから、」
雛鳥「でも課長が今度先輩も会議に出席させないといけないかもって言ってましたよ、」
マジかよ、
できれば事前連絡をしてくれよー、
雛鳥「あそこです、あの店です!」
意外と近かったな、
俺は駐車場に車を止めた、
洋食のレストランか?
雛鳥「休みに日に行ってもよく満席だったから今日みたいな日じゃないと食べれないって思ったの、」
洋介「そんなに人気のあるレストランか?」
雛鳥「そう見たいですよ、一応はテレビの取材も来てたみたいです、」
結構有名なんだな、
テレビはマオがゲームをしているからなかなか見れない、
フォルスの訓練大丈夫か?
帰ったらユージーンの拳骨が待っているんじゃないか?
俺と雛鳥は店に入ると店員がやってきて人数確認と席の誘導をされた、
メニューを見ると絵は美味しそうだ、
まぁ不味そうな絵を出されると誰も食いたくないしな、
ただエスカルゴの丸焼きは載せない方がいいぞ、
見ただけでも食欲が落ちる、
雛鳥「先輩は決まりました?」
雛鳥がメニューから目を離して俺に聞いてくる、
ここはパスタでいいか、
洋介「ペペロンチーノと野菜サラダにするわ、」
雛鳥「私はエスカルゴの丸焼きとイカスミパスタにします、」
思わず目を見開いた、
ここに勇者がいた、
驚いている間に雛鳥はベルを鳴らした、
店員が来て俺と雛鳥は料理を言うと店員が目を見開いて雛鳥を見た、
俺と同じ反応だ、
俺と一緒なこと考えてる、
少しホッとした、
店員は注文の確認をしたがやはり間違っていないとわかり苦笑いをしながら奥に戻った、
雛鳥「美味しいんですよ!エスカルゴ!昔お父さんが買ってきた事があって初めはすごく!すごーーーーく抵抗があったけどいざ食べてみたら意外と美味しかったんです!」
原因は朱雀さんか、
洋介「まぁ食用のエスカルゴだから大丈夫だけど野生の奴は食うなよ、」
雛鳥「食べませんよ!」
そんな会話をしてくると先にエスカルゴの丸焼きが来た、
見てて食欲無くしてきた、
俺は見ないようにしていたが雛鳥が笑顔でエスカルゴの丸焼きを食べまくってる、
だめだ、
とりあえず俺はペペロンチーノが来るまで俺は外を見ていた、
昼食を食べ終えて俺は会社の駐車場に戻った、
雛鳥「先輩!今日はありがとうございます!」
洋介「気にするな、俺もあの店を知れてよかった、」
雛鳥「それじゃあまた明日です!」
暑い中走って自分の車に向かった、
元気だな〜、
エスカルゴパワーか?
目の前で美味しそうに食べていてもやっぱり無理だ、
喰わず嫌いと言われてもいい、
エスカルゴは無理、
そう思いながら車を発進させた、
DVDショップに立ち寄り何か借りるか考えているとジェイドはまだ見ていないような物を探す、
俺の好みになるがターミネーターにするか、
一応は1か2のどちらにするかあるいは両方か、
2から見ても問題はない、
やっぱり1と2を借りるか、
ついでにマーベルのマイティーソーも、
他は・・・ジェイソンか・・・
暑いしみんなで涼しくなるか、
ブラックパンサーが毎回レンタル中になっていて見れない、
早く見たいんだけど、
誰か知らない人に悪態をつけながら俺はレンタルして帰宅した、
家に帰る俺、
車を車庫に入れて家に入る、
洋介「ただいま〜、」
コハク「お帰り!」
コハクが出迎えてくれた、
習慣になっているな〜、
嬉しいから何も言わない、
洋介「特に何もなかった?」
コハク「うん、ジュードがちょっと分からない事があるって言ってくらいかな、」
ジュードが?
俺はジュードの元に向かった、
洋介「ジュード、コハクが何かわからない事があるって言ってたけど、」
ジュード「洋介、実はさっきのテレビで医学の話を聞いたけど向こうとは全然違うから・・・父さんのような治療の仕方に似てて、」
医学か・・・
ジュードのいる世界のリーゼ・マクシアは精霊術によって傷の手当てをしている、
だがエレンピオスにはそれがない、
そのかわりジンを使った治療を行う、
だがジュードの父親はおそらく切開手術などもしているんだろうな、
俺の住んでいる世界はおそらくエレンピオスの技術に近いな・・・多分、
洋介「医学は俺は知らないからなんとも言えないけどここはリーゼ・マクシアじゃない、精霊術もない、だからここの人たちは医学の発展を常に行なっている、遠い未来に精霊術に近い飲むとすぐに治る薬などが開発されると思う、」
思うだけで本当かどうかわからない、
バイオのように初めは治療薬のような物を作るが結局はゾンビになるウイルスだったってオチもある、
そんな未来は俺にはわからない、
ジュード「医学の発展・・・精霊術が無いんだよね、もし精霊術が無くなったら僕はこの治療法をしないといけないんだよね?」
洋介「そうだな、抵抗あるか?」
ジュード「うん、だって切って中を見るんだよね?」
洋介「だな、俺も手術シーンを見て血がダバダバ出ているとゾッとしてしまうからな、」
内臓とかはモザイク処理はされているけど血の流れる所まではモザイク処理はされていない、
意外とゾッとする、
それでもジェイソンやフレディなど見るけどな、
ジュードも少し青ざめているような気がする、
洋介「失敗して死ぬこともある、成功しても副作用や後遺症で歩けなくなったり声が出せなくなったりする場合がある、」
ミラが動けなくなった時に医療ジンテクスをつけたときにかなりの痛みがあったはず、
痛みがあるがそのおかげで歩けるようになった、
その後は定期的にジュードがメンテしていたけど、
ジュード「怖いね、」
洋介「怖いさ、手術する人はどれだけ最善を尽くしても救えない命がある、それを治すためにまた研究をする、それの繰り返しだ、」
いろんな犠牲があって今の医学の進歩がある、
洋介「ジュード、ディラック・マティスだって毎回手術が成功しているわけじゃない、どれだけ天才的と呼ばれようとディラック・マティスの原点はただの医学生だ、そこからいろんな失敗をしてきた、多分助けることのできなかった命だってある、その度に更に研究をしたんだと思い、」
そんな描写なかったからな、
俺の想像だ、
洋介「ジュード、完璧な人間なんていない、完璧に近づくだけしかできない、この話を聞いてお前から見てディラック・マティスはどんな人間だ?」
ジュード「・・・ちょっと言葉にできないかな?だっていつも患者さんのことしか考えていない父さんが本当は失敗をしていたなんて、でもそう考えると父さんも完璧な人間じゃないってわかった、」
洋介「そうだな、それとジュード、行動には責任がつきものだ、よく言われていなかったか?」
ジュード「うん、父さんがそれに近い言葉をよく言ってた、」
洋介「ジュードの行動一つ一つに意味はないかもそれない、まだそんな大きなことをするような冒険をしていないからな、だけどディラック・マティスはどうだ?あの人は人の命を助けるという大きなことをしている、その分大きな責任が伴う、失敗したら家族に恨まれる、患者に恨まれる、医者をやめないといけない、もしかしたら親族に殺されるかもしれない、そんな責任を背負いながらあの人は毎日患者を見ている、あの人が医者だからだ、」
ジュード「・・・」
考えろジュード、
考えて自分なりの答えを出せ、
ジュード「父さんはそれが言いたかったんかな?ずっと分からなかった、医学を学べば父さんに認めてもらえると勘違いしてたかもしれない、本当は父さん、責任が取れるようになって欲しかったんかな?」
洋介「そんなの本人に聞くんだ、」
ジュード「少しわかった気がする、ありがとう洋介、」
本当は原作で自分で気づくものだが・・・俺がそれを教えていいのか?
まっ、
いいか、
ジュードに医療関係の本でも渡すか?
少しでも父親がどんなことをするのか教えるために、
ジェイドが帰ってきた後ジェイソンをみんなで鑑賞した、
案の定コハクとコレットとベルベットとリタが俺に泣きながら抱きついてきた、
メルディは、
メルディ「おぉ!ボウガンが目玉にグサーってなった!」
マオは、
マオ「こんだけ攻撃されても死なないなんて怖いネ、」
ジューダスは、
ジューダス「こんな化け物いるわけがない、」
ウッドロウは、
ウッドロウ「少々露出が激しいのでは?年頃の女性としては破廉恥すぎる、」
マリクは、
マリク「いい感じに殺してくれてこれはこれで面白いな、」
ジュードは、
ジュード「内臓はこんな感じなんだ、流石にこれだと死んじゃうよね、でもあれをこうすれば・・・」
ジェイドは、
ジェイド「いやー、こんな作り物に皆さんなんで怖がるのでしょうかー、」
とさまざまな反応をしていた、
ターミネーターは次でいいか、
夜、
パソコンを終えて寝ようと思った時にドアがノックされた、
コハク「洋介?起きてる?」
少し震えているような声、
俺が扉を開けると枕を持ったコハクがいた、
洋介「・・・一応は聞くがどうした?」
コハク「怖くて眠れない、」
子供か!
洋介「コレット達は?」
コハク「この前はコレットとベルベットと3人で抱き合って寝てたけど今回はリタが2人の間に入ったから・・・」
俺の想像ではリタがベルベットの胸に埋もれて青い顔をしている気がする、
更に後ろからコレットがベルベットと抱き合うからサンドイッチ状態、
俺からしたら羨ましいが女性の胸で死にたくない、
コハク「それで1人だと・・・来そうだから・・・」
洋介「ジェイソンが?」
コハクが頷く、
来ないから、
あんな奴が現代日本にいてたまるか、
来るなら貞子か伽倻子だろ?
だけど本人はマジだ、
仕方ない、
洋介「少し待ってろ、」
俺は部屋に戻って片付けをした、
特にエッチな本をしまうために、
読まないけど出しっぱだから、
そしてコハクを招き入れる、
洋介「ベッドを使え、俺は床で寝る、」
コハク「洋介、一緒に寝てくれないの?」
なんで涙目で上目遣い!?
洋介「俺は男、コハクは女だからだ、」
コハク「私とじゃいや?」
わざとか?
わざとなんだな!
俺が手を出さなければいいんだけど、
10%くらい自分の理性が信用できない、
仕方ない、
洋介「わかった、だけど俺は向こう向いてるから、それがダメなら一緒に寝ない、」
コハク「それでいいよ、ありがとう、」
礼をいうのは俺なんだが、
コハクが先に俺の布団に潜る、
俺はベッドの端ギリギリの所に潜る、
寝相はいい方じゃないから多分落ちるな、
コハク「えへへ、洋介と一緒のベッド、」
ちょ!
コハクさん!
心臓がすげー高鳴るからやめて!
寝れるか?
俺?
そう思っていると後ろから寝息が聞こえてきた、
寝たのか?
寝顔を見たいが我慢だ、
俺も寝るか、
俺は目を瞑って寝ようとしたら、
コハク「えへへ〜、よーすけー、」
後ろから抱きついてきた!
ちょっ!?
胸が当たってる!
夏用にパジャマだから薄いんだって!
コハク「好き〜、」
・・・
その好きはどういう意味かは分かってる、
鈍感主人公じゃないんだから、
正直すごく嬉しいしこのまま抱きしめてキスをしたい、
だけどダメだ、
コハク達は元の世界に帰る、
そうなると二度と会えない、
最後に絶対別れるのに付き合うなんてできない、
意外と辛いな、
全く、
なんで俺なんかを好きになったんだか、
洋介「好きと言えないのは辛いな、」
ラブコメ漫画や映画の主人公ヒロインの気持ちが少しわかるよ、
俺に出来ることはこの気持ちをひたすら隠して最後に笑顔で見送る事、
俺は主人公じゃない、
たまたま俺の家にコハク達が来るだけであってそれ以外はただの会社員だ、
そう考えながら頑張って眠りについた、
「言ってもいいよ、」
意識が無くなる前にそう聞こえた気がした、
称号
ジュード
父の背中を見て、
僕は父さんの気持ちを知れるかな?
異世界医療術
切ったり縫ったりとやる事多いね、
次回グレイセスのキャラを出そうと思いますが現在シェリア2票、パスカル1票となっています、
どちらが来ても物語を書くことに支障が無いため皆様に決めていただきたいです、
とりあえず1週間くらい待ってみます、
感想に書いていただけると嬉しいです、
追記、
アンケートにも書きました、
気軽に投票してください、
19人目ゼスティリアからの参加キャラ
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アリーシャ
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エドナ
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ミボ(ミクリオ坊や)
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ライラ
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ロゼ