俺の家にテイルズキャラがやって来たのだが・・・   作:ホタル火

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あれ?

まだ10話も行ってないのにお気に入りが28?

バイオブレイクは40話こえてやっと40なのに、

なんでだろう?


洋介の過去1

コハクside

 

朝目が覚めると横にはコレットが寝ていた、

 

そっか、

 

昨日コレットが私と同じくやってきて一緒に寝たんだ、

 

プラチナブロンドの綺麗な長い髪の女の子、

 

洋介はもう起きてるかな?

 

私は私服に着替えて部屋を出た、

 

時間は7時、

 

明るいから朝の7時だね、

 

洋介は台所だね、

 

私は台所に向かう、

 

台所では洋介が料理を作っている、

 

朝から頑張っているね、

 

私もお料理はできるけどまだ洋介が危ないからとさせてくれない、

 

あのこんろっていうのは火の調節ができるんだよね、

 

村では竃で作ってたから火が調節出来るのってすごいよね、

 

コハク「洋介、おはよう、」

 

私が挨拶をすると洋介が手を止めて私の方を見て、

 

洋介「おはようコハク、まだかかるから待っててくれ、」

 

ぶっきらぼうに言うけど優しさが滲み出ている、

 

でも今回は引けない、

 

毎日私の料理を出してくれている、

 

今日はコレットの分も作っている、

 

私が手伝わないと洋介が大変になっちゃう!

 

コハク「私も手伝う!洋介が大変だもん!」

 

洋介「気持ちだけ受け取るよ、」

 

むむ!

 

ここで引かないもん!

 

コハク「家族は助け合うものだよ!洋介だけが負担したらダメだよ!」

 

お願い!

 

これで折れて!

 

洋介「そこまで言われたら手伝ってもらうか、包丁は使えるな、」

 

コハク「うん、」

 

洋介「火の担当は俺がするからコハクは野菜などを切ってくれ、」

 

やった!

 

洋介からお仕事貰えた!

 

私は目の前にある包丁と野菜達を見る、

 

包丁は私の家で使っている包丁より斬れ味ありそう、

 

私は包丁を持ち野菜を切った、

 

 

 

 

料理の盛り付けも終えて改めて見ると結構な量になってる、

 

3人前だもんね、

 

これからは私も手伝わないと!

 

洋介「ありがとう、少し時間ができたから仕事の準備をしてくる、」

 

洋介が自室に向かっていった、

 

まだこれから仕事をするんだ、

 

忙しいね、

 

それなのに私を毎晩車に乗せて街に出ているんだよね、

 

洋介のお休みっていつなんだろう、

 

私は料理をリビングに持って行った、

 

 

 

私はコレットを起こしに行った、

 

まだ寝てる、

 

気持ちよさそうに、

 

でもこのベットすごくフカフカで私もずっと寝ていたくなる、

 

コハク「コレット、朝だよ、」

 

私はコレットを揺さぶる、

 

コレットは少しモゾモゾ動いてゆっくりと身体を起こす、

 

コレット「おはようコハク、」

 

コハク「おはようコレット、ご飯できているよ、」

 

コレットは頷いた、

 

まだ眠たいのかな?

 

目がお船を漕いでいる、

 

私はコレットをゆっくりとベットから下ろして手を繋いで洗面台に連れて行った、

 

つい1週間前は私が洋介に教えてもらってたね、

 

蛇口を捻って冷水が出てきた、

 

少し冷たいからお湯を少し出してちょうどいい温度になった、

 

私がタオルを持って濡らしてコレットの顔を拭いた、

 

私がコレットの顔を拭く理由、

 

コレットが夜遅くに泣いていたから、

 

私も泣いていたからわかる、

 

その時は洋介が朝早くに温かいタオルを渡してくれた、

 

洋介「俺なりに帰れる方法を探すから我慢してほしい、」

 

そう言ってくれて私は前を向けた、

 

コレット「コハク、ありがとう、」

 

コレットが私を見てそう言ってくれた、

 

コレット「私、泣いてたの知ってたんだよね、ごめんね、心配かけて、」

 

コハク「大丈夫だよ、1週間前の私も泣いてたから、その時は洋介がタオルを渡してくれたの、」

 

コレット「洋介が?」

 

コハク「洋介ってああ見えてすごく優しいから、」

 

ぶっきらぼうだけど優しい、

 

それが洋介だもん、

 

 

 

 

リビングに行って少し冷めた朝食を私とコレットは食べた、

 

洋介はまだ準備しているのかな?

 

そう考えていると、

 

思い出した、

 

私とコレットのお昼の分がまだだった、

 

洋介は毎日作り置きしてくれた、

 

そんな時、

 

洋介「コハク、コレット、昼食を冷蔵庫に入れておいた、コハクがわかっているからコハクに聞いて一緒に食べてくれ、」

 

遅かった、

 

いつのまにか洋介が作っていた、

 

洋介「すまんが今から仕事だからもう出る、」

 

コハク「いってらっしゃい、」

 

コレット「お仕事頑張ってね、」

 

洋介は私らに見送られながら出ていった、

 

コレット「洋介頑張ってるね、」

 

コハク「うん、」

 

洋介すごいな、

 

なんでもそつなくこなしてる、

 

 

 

 

 

時計が10時を指した時に、

 

ピンポンと音がなった、

 

私は玄関の扉を開けると、

 

薫「はあ〜い、コハクちゃんおはよう、」

 

薫さんだ、

 

ちょっと苦手だな、

 

薫「洋ちゃんからコレットちゃんのお洋服を持ってきたわよ〜ん、」

 

そう言って大きなカバンを軽々と持ちながら入ってくる、

 

リビングに連れてくるとコレットが、

 

コレット「わぁ〜大きな人、」

 

薫「初めましてコレットちゃん、私は剛田薫、薫ちゃんと呼んでちょうだい、」

 

コレット「うん!薫ちゃん!」

 

薫「いい子ね、」

 

コレットはすぐに仲良くなった、

 

 

 

 

コレット用の服はすごく似合ってた、

 

スカートから短いズボン、

 

下着も可愛い、

 

薫さん男の人なのになんでこんなにも女の子の服に詳しいのかな?

 

薫「知りたいからよコハクちゃん、」

 

私の心を読んだかのように返事が返ってきた、

 

薫「私ね、洋ちゃんと出会う前は普通に男の服を着て普通にお仕事してたの、私ね、昔から女の子になりたかったの、可愛い服を着てメイクをして綺麗になりたかったの、でもね、成長するに連れてこんなに男らしくなっちゃって、」

 

そんな人いるんだ、

 

お兄ちゃんがもし女になりたいと言ったら私蹴り上げちゃうな、

 

薫「でも我慢できなくなっちゃってワンピース着てお化粧してみたの、結果はこうよ、私でもわかるくらい女の子らしくないでしょ、コハクちゃんもドン引きしてるのわかるわよ、」

 

コハク「うぅ、ごめんなさい、」

 

気付いてたの、

 

薫「いいのよ、それでそれを私に親に見つかってね、そしたら言われたの、気持ち悪い事するな、そんなことをさせるために育てていない、って、私はその格好のまま家を飛び出しちゃって公園で泣いてたの、女の子のように、」

 

真剣に話す薫さんはいつもと違う、

 

薫「前を通る人は汚物を見るような目で私を見て行ったわ、中には男の面汚しって言われたわ、柄の悪い男に絡まれて服もメイクもボロボロになった時に洋ちゃんが来たの、」

 

ここで洋介が登場したんだ、

 

薫「洋ちゃんね、柄の悪い人を投げ飛ばして追い払って私に向かって大丈夫と言ってきたの、こんな人を心配してくれてた、思いっきり泣いちゃった、」

 

洋介は昔も優しかったんだね、

 

薫「そして私は洋ちゃんに悩みを打ち明けたの、そしたら洋ちゃんね、こんなこと言ったの、女の子のことを知ればいいって、はじめはどういう意味かわからなかったけどね、説明してくれたの、女の子の好きな服から流行りの服、メイクの仕方、なんでも知ればいいって、誰にも負けず誰にも反論なんて言わせないくらい、そして認めてもらい絶対に口出しできないくらいに知ればいいって、その言葉で私は勉強したわ、周りは白い目で見てきたけど洋ちゃんが何度も助けてくれた、そして誰も文句言わせないくらい知識をつけたの、自分でお店を開いてお洋服も買い揃えたの、はじめはお客さんは来なかったわ、でも洋ちゃんが洋ちゃんのお母さんに頼んで私のお店を雑誌に掲載してくれたの、はじめは小さい記事だったけどそれが良かったのよ、少しずつお客さんが来て実績を積んで今があるの、洋ちゃんに出会わなかったら私はいなかったわ、」

 

洋介すごい、

 

薫「洋ちゃんは私の恩人なのよ、だから洋ちゃんの頼み事は断れないの、それに洋ちゃんの周りには楽しいことがいっぱいだから、」

 

薫さんは私を見てそんなことを言ってきた、

 

コハク「洋介はその時からあの眼鏡をつけてたの?」

 

薫「洋ちゃんの眼鏡?そうね、つけてたわよ、瓶底眼鏡、」

 

コハク「洋介はカッコいいですよね、」

 

薫「あらコハクちゃん、洋ちゃんの眼鏡なしの顔みたの?超激レアよそれ、」

 

激レアはよくわからないけどかなり珍しいんだね、

 

薫「洋ちゃんすごくイケメンだけどその代わりあの眼鏡を掛けないと私生活に影響を及ぼすほど目が悪いのよ、アラレちゃん並みなのよ、」

 

コハク「アラレちゃん?」

 

誰だろう?

 

薫「気にしないで、それで本人は眼鏡を外して鏡の前で見ても見えないから自分の顔がどれだけイケメンなのかわかっていないのよ、」

 

それだとあれだけカッコいいと言ってもいい返事がないわけだ、

 

薫「それにね、洋ちゃん17歳の時に恋人がいたのよ、」

 

私は驚いた、

 

それは初耳だった、

 

薫「でも洋ちゃんが言ってたけど嬉しくなかったって、」

 

コハク「なんで?」

 

少なからず私は嬉しい、

 

薫「その女はね、」

 

薫さんが女の子じゃなくて女って言った、

 

それほど憎いんだ、

 

薫「女同士の集まりをしてある遊びをしたんだって、そして負けたら洋ちゃんに告白するってやつ、当時の洋ちゃん学校ではキモいやつと煙たがられていたから、男友達はいたけどそれほど多くないんだって、」

 

あの洋介が、

 

信じられない、

 

薫「洋ちゃんはその女同士の会話を聞いていたから嬉しくなかったって、」

 

私も嬉しくないよ、

 

そんな遊び感覚で告白するなんて、

 

薫「洋ちゃんその女の告白はOKしたけど入れ込まなかったの、だって好きじゃなく遊びで告白されたもの、少しして女の方から一方的に別れたって、あなたみたいな気持ち悪い男に夢を見させてあげたんだから感謝しなさい、少しくらい貢ぎなさいって逆ギレされながら別れたの、洋ちゃんはわかりきっていたからなんとも思ってないけどそれが原因みたいでかっこいいと言われてもお世辞としか思えなくなったって、」

 

コハク「酷いよ、洋介をそんなに、」

 

薫「コハクちゃんの所はどうかわからないけどここではそれが当たり前なのよ、覚えておいたほうがいいわ、」

 

洋介、

 

薫「コハクちゃん、洋ちゃんをお願いね、コハクちゃんになら洋ちゃんを任せられるわ、洋ちゃんのために悩んでくれているんですもの、」

 

薫がそう言ってくれるけど私はできるかな?

 

コレット「おまたせ、これどう?」

 

コレットが着替えてやって来た、結構かかったね、」

 

薫「似合っているわよ、でもコレットちゃん、盗み聞きは感心しないわね、私が持って来ているお洋服はどれも着やすい物よ、初心者でも簡単に着れるものなのよ、」

 

えっ?

 

コレット盗み聞きしてたの、

 

コレット「えへへ、ごめんね、2人ともすごく真剣に話し込んでたから出るに出れなかったの、」

 

薫「もう〜、許しちゃう、」

 

コレット「やった〜、」

 

この会話絶対に盗み聞きした人の会話じゃないよね、

 

私は時間を確認した、

 

11時、

 

私はお昼の準備、

 

と言っても洋介の作った料理を温めるだけだけどね、

 

薫「コハクちゃん、洋ちゃんってお弁当派なのよ、」

 

突然薫さんがそんなことを言ってきた、

 

薫「私達でお弁当作ってみない?」

 

コハク「私達?」

 

薫「そうよ、コハクちゃんは洋ちゃんの役に立ちたい、コレットちゃんもそう思っているわよ、」

 

でも洋介はまだ私に火の使い方を教えてもらってない、

 

薫「火は私が一緒に見るわ、洋ちゃんの事だもん、危ないと言って火の周りの事はまだ教えていないわよね、」

 

コハク「うん、なんでわかったの?」

 

薫「洋ちゃんの事だもん、」

 

薫さん、

 

洋介の事すごく知ってる、

 

もしかして薫さん、

 

洋介の事好きなのかな?

 

薫「先に言っておくわよ、コハクちゃん、」

 

薫さんが真剣な顔をして私に声をかけた、

 

薫「私、結婚しているわよ、」

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

コハク「えっ?」

 

私はへんな声を出しちゃった、

 

コレット「薫ちゃん結婚してるの?」

 

薫「そうよ、これが私のマイハニーよ、」

 

薫さんが結婚している、

 

私は薫さんの携帯を見せてもらった、

 

すごく綺麗な女性が薫さんと一緒に写っている、

 

それに赤ちゃんも、

 

薫「3年前に結婚して去年子供が産まれたのよね、マイハニーの名前はアケミ、マイサンは男の子でヨウタロウよ、」

 

コハク「ヨウタロウ?」

 

薫「そうよ、洋ちゃんから貰ったのよ、本当は洋ちゃんに名付け親になって欲しかったのよね、でも洋ちゃんがはじめての子供にはちゃんと2人で考えなさいって怒られちゃったのよ、」

 

薫さんがあははと笑っている、

 

私は洋介から貰った名前より結婚していることが驚きであまり頭が追いついていない、

 

薫「さぁ、お料理するわよ、」

 

コレット「おー!」

 

私をよそに2人はキッチンに向かった、

19人目ゼスティリアからの参加キャラ

  • アリーシャ
  • エドナ
  • ミボ(ミクリオ坊や)
  • ライラ
  • ロゼ

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