やはり彼女が帰ってくるのは間違いなくまちがっている 作:マッキーガイア
あと駄文でスイマセン
リーラ・エルフェは迷っていた。
昼休み“葉山隼人”によって真実を知った。彼が自分を犠牲にしてまで誰かを守っていたことも。彼がそれを行う事によって多くの人々が救われていたことも...
彼女にとって彼“比企谷八幡”は昔から特別な存在だった。もちろん今もだ。
しかしそんな存在の彼を自分はあろうことか否定してしまったのだ...
その真実は彼女に重くのしかかっていた。
「彼にも事情があっただろうに...何も聞かないで......ハハ、私最低だ...」
彼女は小さく呟く。
そのつぶやきは誰にも届かない。届いたとしてもきっとそこに自分の求める答えはない。
『きっと......私は彼の隣に居ちゃダメなんだ。』
自分に言い聞かせる。答えなど出やしない。むしろそれが答えかもしれない。彼にとっても彼女にとっても...
いく度も夢見た彼との幸せ。...それはきっと幻想なのだろう。
そんな未来は絶対に来ない...来てはいけない...
「もう...私......駄目かな?......」
諦めた目で彼女は近くにあったスマホを手に取り。ある人物に連絡を取る
相手は先日八幡に言い負かされた相手...“ローマン・ゴードン”だった。
☆☆☆
『ハリウッド俳優ローマン・ゴードンさんと女優リーラ・エルフェさんがご婚約を発表しました!!』
朝、比企谷八幡は朝ごはんを食べている時。たまたま見たニュース番組に呆気に取られていた。
通常の俳優の結婚予告などだったらあまり気にしていなかっただろう。しかし、テレビに映っていたのは学校のクラスメイトであり。自分で婚約者だと名乗った美少女リーラ・エルフェだった。しかも一緒に写っていた男は彼女が嫌っていたイケメン野郎。
「ねぇ?これどういう事なの?お兄ちゃん!?」
妹の小町がそういいはじめる
かなり焦っている様子だ
「知るか。」
「ねぇ、もしかしてお兄ちゃんお義姉ちゃんと何かあったの?喧嘩とか......」
小町はこちらをじっと睨め付けながら見つめる
「......何かあったんだね...」
小町がそう言う。
「さっさと学校行こうぜ?時間がヤバいだろ?」
俺は話をそらそうする
「お兄ちゃん!!!!!!!」
小町がかつて今までないほどの大声で怒鳴った。今までないほどに怒っている。それを感じさせるような姿勢でこちらをしっかり見定めている。
「お兄ちゃんはこれでいいの?このまま誰かもしれないような男とお姉ちゃんを結婚させて。私は嫌だよ」
「だ、だがな、これはエルフェ自身で決めた事なんだろ?俺たちが口を出すのもな「甘ったれてんじゃない!!!!」...」
彼女は本気で怒っている。今までのように茶化したりとかじゃない。本気だ。
答えは決められた。ここで俺が出して言い答えはただ一つ。
「......はぁ、わかった。白状するよ...」
俺は小町にあの事を話した。
―――――――――――で?まだ謝れてないと」
腕を組みながら小町はそう言う。うん、うちの妹は怒らせたら本気で怖い。それがはっきりとわかった気がした。
因みに俺は正座させられている。
「あ、ああ、そろそろ時間ヤバいんじゃないか?」
「そんなのどうでもいいよ!!.........で?これからどうするの?」
ふと小町が聞いてくる
「どうするって?」
「決まってるじゃん。お姉ちゃんだよ」
「......どうもできねえよ。アイツが自分で決めてしたことだ...」
俺はそう言う.........あれ?震えてる?俺が?
「お兄ちゃん......」
「分かったらさっさと支度しろ...」
そう言うと俺は鞄を持って自転車に向かって行った。
体に怠さが感じられる。苛立ちも感じられる。狂気も感じられる
ガシャーン!!
手元から力を失い鞄が地面に落ちたと同時に自転車が倒れる。
「...何だよ?......」
落とした鞄を拾おうと手を伸ばすが力が出ないため鞄が握れない。
「なんなんだよ!!!!本当にっ!!!!」
一人でただこの苛立ちを声に出す。はたから見るとただのヤバい人だ。しかしそれでも俺は続ける。
「お前は何がしたい!!?俺に何をさせたい!!?」
何度も何度も鞄に手を伸ばす。だが鞄を握りしめることが出来ない。苛立ちだけが募っていく。
「クソッ!!クソッ!!...」
ぬぐい切れない記憶。短い間だったがそれは決して消えない記憶。消したくない記憶。
「クソッ!!......」
自覚は無かった。自覚する勇気もなかった
「クソッ!!...」
これはきっと恋などではないかもしれない。
「クソッ!」
だが、どうしても知りたくなってきた。
「クソッ」
この気持ちは嘘であるかどうかを。
「くそ...」
きっと、俺は...彼女に惹かれたんだと思う。
彼女の純粋さに。
『あ、そういえばハチ君とは結婚の約束もしましたよね?』
真面目さに。
『これ結構重要なんですからね!?』
優しさに。
『ごめんね。寂しかったんだよね。』
強さに。
『彼が貴方ごときに劣っていると?』
昔俺は本物が欲しいと言ったことがある。
この気持ちは偽物だ。彼女もきっと昔の“比企谷八幡”を俺に重ね合わせただけの偽物...
偽物は本物にはなれない...だが偽物が本物に負ける道理があるのか?それは
☆☆☆
「お待たせ~おに...ちゃん?......」
小町が玄関から出てきたときそこに比企谷八幡の姿は無かった。あったのは落ちた鞄と倒れた自転車だけ。
だけど何故か小町は安心していた。
「はぁ~、...良かったね。お姉ちゃん......でも、お兄ちゃん可愛い妹を置いてくなんてポイント低いからね?」
エピローグを書いた方が良い?
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描くよな?(威圧)
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描かないよな?(威圧)