やはり彼女が帰ってくるのは間違いなくまちがっている   作:マッキーガイア

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先に謝らせてください
【すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!!】


12話:僕と俺…

リーラ・エルフェは記者会見に出ていた。

内容はもちろん結婚報告だ。

好きでもないむしろ嫌いな男と一緒に笑いながらカメラの前でマスコミたちにあることない事喋りながら媚びを売る。自分でやってて吐き気がする。

 

「付き合って何年くらいですか?」

 

「半年ですかね」

 

マスコミの質問にローマンはそう答えるがもちろん嘘だ。言い寄られたことがあっても付き合ったことは一度もない。はっきり言って外見だけの嘘だらけなこのイケメンは嫌いだ

じゃあ、なぜこんな男と結婚しなければならないのか、なぜ自分でこの男を選んでしまったのか

 

理由は彼女の家にあった。

 

元々彼女の家は裕福な家庭ではなかった。それに伴って彼女の事を道具としか見ない連中が多すぎたのだ。

もちろんハリウッド女優の経歴も彼女の意志ではない。家の人が勝手に応募して勝手に仕事を受けた結果である。

 

はっきり言ってエルフェ家にとって彼女“リーラ・エルフェ”は金の生る木なのだ・・・・・

 

この結婚も家の人間たちが自分の欲望を再現させるための茶番に過ぎない。

ローマン・ゴードンはイケメンと言われてるだけあってもかなり儲けている。それにこの男は大の女好きだ。

彼らはこれに付け込んで、ゴードンと娘を結婚させ自分たちが使える金を造ろうという魂胆だった。

 

(なんでこうなっちゃったんだろう・・・)

 

エルフェはこっちの気も知らず話しかけてくる記者たちに苛立ちを覚える。

昔からこういう連中は嫌いだったが、なかった好感度がさらに急下降していくのが感じられた。

 

(学校とかどうなるんだろう・・・奉仕部まだ続けたかったな・・・)

 

――――分かっている。

 

この男と結婚したらもうこの人生で心から笑って過ごせるような幸せというものは感じる事は無いと。

 

この男とは一緒にご飯を食べても、一緒に映画を見ても、一緒にお買い物に行っても・・・・・・・・・きっと楽しくない

それを裏付けるようにいやらしい目でこっちをチラチラ見てくる。

 

(その汚らしい目でこっちを見ないでよ・・・)

 

ローマンにとってエルフェは買ったばかりの愛玩具に過ぎないのだ。それは決して愛など無い。この結婚に愛なんてものは決して絶対に無い

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

「はぁ、・・はぁ、・・はぁ・・・・・」

 

比企谷八幡はひたすら走っていたどこに行くわけでもなく走っている。

息詰まりがして立ち止まった。

 

「はぁ、はぁ・・・何処だ・・・・ここは?」

 

見渡すと、そこはどこか見たことがあるような景色・・・

いや、確かに俺自身は来たことが無い場所だ

すると、話し声が聞こえてくる。

 

 

 

 

 

 

 

『ハチ君、大きくなったら私と結婚してよ!!約束だよ!!』

 

『僕なんかで良いの?』

 

『ハチ君だから良いんだよ。それに

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――私には貴方しかいないから。』

 

 

 

 

 

 

 

 

確かにまだ幼いがエルフェの声だ。

忘れていた記憶が蘇った?・・・・・いや違うな。

 

 

――――――これは俺じゃない。

 

 

 

――――――俺は、僕ではない。

 

 

 

――――――僕も俺じゃない。

 

 

 

その瞬間胸の奥から声が聞こえてきた気がした。

 

 

 

【―――――――――――――良く分かったね?】

 

 

 

俺の声のようだが、雰囲気が違う。好青年のような甘い声をしている。

それが問題じゃないこいつはきっと・・・

 

「ああ、こっちは初めましてだな“()()()()()”」

 

【そうだね~やぁ、僕♪】

 

 

挨拶を適当にかわす俺達。この仮説は正しかったか・・・

 

俺が立てた仮説、それは()()()()()()()()という可能性。

 

俺も最初は否定したが。よく考えたらおかしい。

すべての記憶がまるで人格が変わったように入れ替わったのだ。そんな事普通はあり得ない。

 

だから考え方を変えた()()()()()()可能性を

 

 

【・・・じゃあ、何か聞きたいことでもあるのかい?】

 

 

あっけらかんとそう言う自分に驚きながら質問をしてみることにした

 

「じゃあ、まず一つここでお前が出てきたってことは俺の人格は消えるのか?」

 

【さぁ、それは分からない。でも、どっちかが消える場合俺じゃなく僕の方が消えるだろうね】

 

「・・・何故そう思う?」

 

【実は、僕ここから動けないんだよ。】

 

「つまり俺と入れ替わることが出来ないと?」

 

【うん、そう。詰まるところ俺が消えちゃったら。僕はじっとこの体の中から動けなくなる。うん、植物人間の完成だね♪】

 

何気に怖い事を楽しそうに言う。

 

「わかった。今の所俺が消えることはは無いんだな?」

 

【そだね~♪】

 

こいつ自分が消えるかもしれないというのになんか楽しそうだな。

 

【あっ、あと君の心の声は僕に直で届いてるからね~】

 

「じゃ、喋るときは心の中でもいいと?」

 

【うん、そう!!】

 

俺に向かって指を立てながらそう言った。と思う。

 

 

 

【だけど~、お兄ちゃん感心しないな~】

 

「おい、いつからお前はお兄ちゃんになったんだよ?」

 

【うん?だって、この体の元の持ち主僕だもん♪君は精神年齢は僕より高いけど実年齢ハッキリ言って1歳だからね?】

 

「1歳!?・・・つまりあの事故の時俺が生まれたと?」

 

【そゆうこと~。まぁいいやでも、そろそろ不味いんじゃない?リューちゃん】

 

「って!そうだ!!行かないと!!・・・・・・ってどこに?」

 

【まったく・・・何も考えずに出るからそうなるんだよ・・・僕が言ったとおりに道を進んで】

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

―――――――――――――で?ここ何処だよ?」

 

言う通り進んだ先にはでっかいマンションが立っていた。

 

【うん、此処は八オリ親衛隊アース234支部だ】

 

なんかアースとか言ったけどナニソレオイシイノ?

 

【とりあえず入ればいいよ。君は八幡だから歓迎されるよ。僕はHACHIMANだから追い出されちゃうけどね。】

 

え?ちょっと発音違ったような

 

【とにかく入れ。アイツがきっと助けてくれるから。きっと】

 

「そいつは頼りになるのか?」

 

【うん、君も知ってるだろう?】

 

いまなんかニヤッと笑った気がしたが。少し貯めてから話始める

 

 

 

 

 

 

 

【―――――――――ニューちゃんここの三番隊隊長なんだ。】

 

 

 

 

 

 

 

なんか寒気がした。




出来心って怖いね・・・まぁ、二重人格は元からその設定だったけど。
ホントにあと付けじゃないよ?マジの大マジ

エピローグを書いた方が良い?

  • 描くよな?(威圧)
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