やはり彼女が帰ってくるのは間違いなくまちがっている   作:マッキーガイア

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こんにちはマッキーマンです。
リメイク版、実はpixivで投稿していたのですが。
こちらでの投稿をしていませんでした。理由としては4回投稿に失敗してイラついたからです。どーみても自分のインターネット空間が悪いのですがね…
まぁ、兎にも角にも!一応投稿途中ですが、最新までは投稿したいと思います。あと、リメイク前もそのうち続きを描きたいと思います。


やはり彼女が帰ってくるのは間違っている!!Re:make!!!
Re:make!!1話:間違えてる。


いったいどこで間違えたのだろうか。

 

「は~ち~く~ん!!!」

 

そう言いながら抱き着いてくる白髪の美少女の声を聴きながら天を仰ぐ。

教室はこの少女の気迫に飲まれ静かに動揺を示す。とある者は嫉妬の炎を燃やし。とある者は妄想を膨らます。人とは清純であるべきである。

今日は別段特に何もない日だったはず。何も起こる訳の無い平凡な夏だったはずなのに......

 

 

俺は一体どこで間違えたのだろうか

 

 

――――それは1時間ほど前に遡る

 

 

「おにぃーちゃーん!!!お兄ちゃん!!!」

 

7時30分俺はいつもと同じ時間に同じように小町に起こされる。窓からは日が差し込み鳥のさえずりが聞こえてくる。良き朝である。

 

「お兄ちゃん、朝ですよ~起きて。もう、小町の愛情たっぷりの朝ごはんが覚めちゃうでしょ?」

 

いつも通り愚痴りながら小町は俺の顔を覗く。

何気ない仕草に少しドキッとしてしまったが。妹だからと思うと流石に冷めた。

 

「ああ、おはよ。」

 

俺がそう呟くと小町もニッコリと笑っておはようと言う。なんとも幸せ空間なのだろう。いつまでもこの時間が続けばいいのに...いや待てそれフラグだな

 

「早く下に降りてね。ご飯冷めちゃうから」

 

「わ~たよ。着替えたら下に行く」

 

小町の問いに俺がそう返すと小町は下へ降りて行った。

別段何もない日こそ幸せなものは無い。中二の夢はもう覚めた。

近くに掛けてあった学生服に身を包み。鞄と自転車カギを持って下へ降りる。そこにはいつも通り自分の席に座ってもきゅもきゅ朝ごはんを頬張っている小町が居た

 

「おっは~。八幡降りるの遅かったね。小町ちゃんが起こしにいってからもう十分ぐらい経ったんじゃない?」

 

ソファーの方から声が聞こえてくる。誰だろうと顔を向けると

そこにはいつもはこの時間帯には居ないはずの母がソファーでゆったりとコーヒーを飲みながらテレビを見ていた

 

「母さん?なんで居るんだ?今日も出張だったはずだろ?」

 

俺がそう尋ねると母はあっけらかんとした口調で答える。

 

「いや~ね?私もそのつもりだったんだけどさ。なんかその出張が無くなっちゃってさ。どうやら海外の大きな会社に取られちゃったみたいでさ」

 

そう母は答えたが。実態が分からない状態で俺は「はあ?」と答えるしかなかった。

すると母はテレビを指さす

 

「それよりねぇ、八幡。これ知ってる?」

 

「あ?ハリウッド女優引退?なんで日本のテレビがそんな事特集してんだ?」

 

「いや、そんな事はどうでもいいとしてこのハリウッド女優の子の事覚えてる?」

 

「は?覚えてるって?」

 

そう言った瞬間母はニヤケ出した。不気味なほどに

 

「ふ~ん、そうかそうか。覚えてないか...じゃあこれは楽しいことになりそうだねぇ?」

 

完全に何か企んでいる顔である。

 

「おい、かあちゃ「お兄ちゃん!!時間時間!!」」

 

小町に途中で話を途切れさせられる。

時計を見ると8時ちょうど。はっきり言うと...かなりやヴぁい時間である。

 

「やべっ!!小町行くぞ!!じゃあ行ってくる母ちゃん!!」

 

「うんじゃあね~小町ちゃん。八幡...フフ」

 

母の最期の笑い声になんか嫌な予感を感じながら玄関を出て自転車にまたがる。

すると小町が俺の自転車の後ろにいきなりまたがり指を前に刺す。

 

「じゃあ出発シンコー」

 

「お前乗るんだ...仕方ないな...」

 

そうため息をつきながら自転車をこぎ始める。

 

 

☆☆☆

 

 

「あ、じゃあここでいいよー」

 

小町は俺に止まる場所を指示する。時間にはまだ余裕がありそうだ

 

「じゃあ。行ってくるでありまーす!!」

 

そう敬礼して小町は校門に走っていく。すると男子たちは小町を前にしてニヤケ出す。おっと、野郎ども。小町に近ずいてみろ...即死刑だぞゴラァ?

暫くして自転車を再び出発させようとハンドルに手を差し伸べると籠に黒いものが見えてきた。特徴ある小さめの丸い箱...あれ?......弁当

 

「おっにいちゃーん!!」

 

 

 

 

 

「......バカ」

 

俺は小さく呟いた。

 

 

 

暫くして俺も学校に着き。自転車を駐輪場に置き教室に行くいつも通りの毎日。

だが、今日は何かが違った。教室がいつもより少しうるさい。賑やかがクラスの特徴であるこのクラスでもこの賑わいは異常である。

 

すると近くに座っていた由比ヶ浜が声を掛けてきた何か知ってるようだ。

 

「おはよ!!ヒッキー!!なんかね。今日転校生が来るんだって!!それでみんな盛り上がっちゃってるんだよね~」

 

「ほう転校生ねぇ...だからこんなに賑やかなのか...」

 

合点が行った。そうか転校生か...そりゃあ一世一代の大盛り上がりになる訳だ。

 

「その転校生、女の子らしいよ。しかもかなり美人!!」

 

「その情報はいらないが...女かぁ~...嫌な予感しかしない...」

 

俺は項垂れながら机に突っ伏す。別に意味など無い。ただ眠いだけだよ。

 

「でも、ヒッキーなんかみんなと違うね?何も期待してないっていう感じがさ...」

 

「そりゃあそうだろ。もし来た時その子が残念な子だったらどうする?」

 

あ、残念っていうのは顔だけじゃないぞ?性格もろもろを刺しているが...やばい、これ以上は墓穴を掘っている気がする。

 

「ヒッキー。いつも通りひねくれてるねぇ」

 

「うっせ。こりゃあ俺のアイデンティティーだ」

 

「あいでんててぇ~?」

 

「あ、ごめん難しい言葉を使ちゃって。」

 

バカにするなし―とか言っている由比ヶ浜を尻目に俺は眠りに入る。

転校生と言ってもどうせ俺とは関係ないだろうし...寝てもいいよね?

 

 

「あ、ヒッキー!!平塚先生来たよ早く起きて!!」

 

 

――――――――――って!!待て、何故平塚先生なんだ!?うちの担任じゃないはずだぞ!!??

 

 

「全員静かにしろ。ホームルームの時間だぞ。あと比企谷後で職員室な」

 

何☆故☆に☆!!??

 

扉が開く音とともに甲高い大人の女性っていう感じの声が聞こえてくる。ついでに死刑宣告された。

さすが進学校だけあって先生の声を聴いた瞬間一気に教室の喋り声と言う雑音が消える。

 

「冗談はともかくとして。今回のホームルームは担任の先生が出張でいないので私が担当する。よろしく」

 

よろしくお願いしますと皆が言う。

だが、今一番気になっているのはそんな事ではなかった。担任の先生が変わるというのは一年に一回は必ずある事。はっきり言ってどーでもいいのだ。

 

「あ~、知っている者も多いだろうが。今日転校生が来ることとなった。」

 

一気にざわっと盛り上がる。

 

「やはりな流石高校生...情報が早い。まぁ良い入れ」

 

平塚先生は扉に向かって手を促す。

扉の外に転校生がいるのだろう。よくあるパターンだな。俺はひっそりとそう思う。そして入ってくるのを待っていた。

......しかし、誰も入ってくる気配はなかった。

 

「あ、あれ......?入ってこーい。」

 

平塚先生は柄にもなく焦っている様子だ。手を必死に振っている

 

 

 

「---は---くーー」

 

 

 

後ろの方から気配と小さな声が聞こえてきた。

冷汗が流れ出しついでに涙も出てくる。

何かに怯えてる?いや違う歓喜の涙だろう...しかし何故...

お前は誰だ?

俺は振り返る

 

 

「は~ち~く~ん!!!」

 

 

腰のあたりに衝撃が迸り。

俺は天を仰いだ。

 

 

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