やはり彼女が帰ってくるのは間違いなくまちがっている   作:マッキーガイア

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Re:make!!5話:曰く

部活も終わり。片付けも一通り終わった。言っても俺は何もしていないが...

鍵を閉め。帰路に着こうと玄関に向かう。

 

「じゃあ、私は先生にカギを返しに行くから。さようなら」

 

雪ノ下がカギを持って言う。

 

「ああ、じゃあな」

 

「はい、さようなら」

 

各自で雪ノ下に挨拶を言い。自身の帰路に向かおうと玄関に立った時だった。

暫くしてエルフェがポケットに入っていた紙を見せて言う。

 

「すみませんハチ君。ここ、わかりますか?なんでも、この住所の場所がホームステイ先だそうなので。」

 

「ホームステイ?お前引っ越してきたんじゃないのか?」

 

「いやぁ、ほんの少しの間なんですけど。私一応留学生ってことになってるらしくて...」

 

へ~そうなんだ。うなずきながらメモを覗き見る。どこかで見た住所だ。しかし、思い出せない。

自身の住所ですら分からない俺だぞ?他人の住所なんかわかるかよ。(どうやって高校行ったんだよ...)

ちと、愚痴りながらその書かれている方を向く。

 

「はぁ......仕方ないか...俺が連れてってやるよ。」

 

溜息をつきながら言う。本当にめんどくさいが...本とぅに!!めんどくさいが

 

「ホントですか!!??ありがとうございます!!」

 

またもや感謝のあまり手を握る。止めろよ、エルフェ。勘違いするだろ?

ふと悪態を着くと。俺は手を向ける。

 

「じゃあ、ついてこい。まぁ、言うて俺も分からんがな。」

 

そう言うと俺は、あまり自身なさげに自転車を片手に持ちながら歩き出す。校門を抜け信号を渡りメモ通り歩き進める。その間二人とも何も言わないし何も喋る気配もない。

するとエルフェは真面目にメモを見る俺に対して質問をする。

 

「ねぇハチ君。どうしてそこまでしてくれるんですか?」

 

「ああ...?仮にも頼まれた身だからな。それをないがしろにしたら後々気持ち悪いくなるのは俺だからな。まあ、自己満足って奴だ。気にすんな。」

 

俺がそう言うとエルフェは不思議そうに俺の顔を覗き見る。

 

「.........」

 

「な、なんだよ?」

 

「いえ、ただ何となく。やっぱりハチ君だなぁって」

 

「ああ?何だよそれ...」

 

するとエルフェはフフと笑い。また歩き出す。なにか知らんが嬉しそうだな。そして俺はメモに目を戻す。

 

そう言えば、この道どこかで...いや、そんなことが...

一瞬頭によぎった可能性を否定する。いや、したい。

 

「にしても、まだ付かないんですか?」

 

「ああ、もう少しのはずなんだがな......ん?」

 

やはり違和感。周りには見慣れた景色が広がっている。

住所まんまの場所には見覚えのある青っぽい屋根。見覚えってか覚えがあり過ぎるいわく表札。とても普通で何もないはずの一軒家に目が映る。

 

「うん?どうしたんですか...?」

 

エルフェは何も知らずに俺に質問をする。此処は何処なのだと...

まさか、まさかと思っていたが...まさか...

 

「あれぇ~?お兄ちゃん今日帰るの早くない?てか、隣の人だれ?」

 

聞き覚えのある声が聞こえてくる。

 

「こ、小町...」

 

ふと、呼び主名前を言う。

すると、エルフェは気になったように俺に話しかけてきた。

 

「......ハチ君の妹さんですか?」

 

「え?ああ、妹の小町だ。小町、転校生のリーラ・エルフェだ。」

 

俺がそう紹介すると小町は目を大きくして驚く。

 

「り、り、り、リーラ・エルフェさんって!!ゆ、有名なハリウッド女優じゃん!!な、なんで此処に!!??」

 

大げさな程にビビってる。

そう言えば、コイツが見てる映画って大体海外映画だったな。

 

「り、リーラ・エルフェさん!!ファンです!!特に『リア充爆発しろ』は最高でした!!」

 

何!?そんな映画あんの?

あまりの映画のネーミングセンスの悪さに流石の俺もビビる......いや、ああそうか、日本のネーミングセンスの悪さは国内でも評判だからな...とりあえず、スパ〇ダーマンはああならなくてよかった。

 

「え?あ、ありがとうございます。それは私の初主演の映画ですね。ちょっとすぐに出てこなくて...すいません」

 

「いえいえ、仕方ない事ですよ。」

 

小町は笑いながらそう返す。

 

「そういえばお兄ちゃんどうしたの?こんなところに突っ立ってて」

 

さっきまでエルフェと仲良く話していたのに急にこっちを見る。小町。

 

「いやな、エルフェのホームステイ場所探してるんだが...なんか歩いてたら此処に着いちまってな」

 

「ああ、そう言えば。今朝お母さんがホームステイの子が今日来るって言ってたけど。」

 

「え、そんな話聞いてない。」

 

「あぁ~............(∀`*ゞ)テヘッ」

 

ホント、イラつくなこのマセガキ。

 

「とりあえず入ろうよ、ほら、リーラさんも。」

 

「え、あ、はい」

 

はぁ、仕方ない...あれ?もしかして朝の母さんのあれって...

 

梅雨もないような事を考える八幡だった。後にこれをリーラの咆哮と呼ばれるとは誰にも予想できなかったという。まぁ嘘なんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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