やはり彼女が帰ってくるのは間違いなくまちがっている 作:マッキーガイア
はぁ、次作すぐ作ります
5分ほど前。
最近始めた某スマホゲーでせっせと集めた宝石を全部ガチャに回しました。
ただおっぱいが大きくて可愛い女の子が欲しかっただけなのに
大爆死しました。
これだけでも死にたいのに
その時にエルフェが来て「ふぇ!?どうしたんですか!!目が目がいつも以上に腐ってますよ!!え、キモっ」と言われ。
妹には「何?ガチャで爆死した?何狙ってたの?…………え?キモっ」と言われました。
なんか心も体も限界らしいです。
「いやぁ〜お兄ちゃんがそんなゲームにハマるなんてねぇ。」
小町が言う。
「そうですね〜、まさかこんなに死んだ目してどんな悩み抱えてるんだろうと思ったらこれですからね」
エルフェが言う。
もう辞めてぇ!八幡のライフはもうゼロよん!!
「にしてもどうしてそんなロリコンじみたゲーム始めたの?」
小町はどーでも良さそうに聞く。
そして俺は言う。
「始めは、材木座に勧められたからです。
『八幡!!これ神ゲーだからやってみ、!まじハマるから!!』
って、その時の材木座は目が澄んでいてさ、いつもの中二病も抜けていた。
いや、俺だってこんなゲーム、最初はハマるなんて思わなかったさ。ただただ金をむしり取るだけの糞ゲーだろって正直そう思ってた。
なんとなく開いてみたら気づいたら総プレイ数20時間を切っていた。昨日入れたばっかなのにもかかわらず。」
死んだ目で言う。
「ガチャも全員俺好みの可愛い子が揃っていて。
強さ弱さ関係なく楽しんでいたしbgmも映える物ばかり絵も綺麗だし作り込みが半端じゃなかった。
ストーリーも感動爆笑喜怒哀楽が俺の中で区別しやすくて楽しかったさ。
一つミッションをクリアすると次をやりたい次をやりたいって言う欲求にかられ
一つキャラが増えると次のレベルに上げたい次のレベルに上げたいって
いつの間にか泥沼状態片足どころか半水浴してました。
もうダメだやめようって思ってもスマホが手から離れてくれないんです。苦しくて苦しくて。
段々、ガチャの確定演出が出る時の感覚が忘れられなくて次に次にって」
「後半言ってることなんかやばいのやってる人みたい。」
「気づいたらこんな状態。
はっ、自分が惨めになってくるよ」
「大丈夫だよ!そんな惨めなお兄ちゃんでも小町絶対見捨てないから!
あ、今の小町的にポイント高い〜☆」
惨めって、そこ認めちゃうんだ。
あとお兄ちゃん的にはポイント低いぞーそれ
「でも、このキャラほんとうにおっぱいが異常にでっかいねぇ。ほんとバケモノ級」
こら小町ちゃん!?何、人の推しキャラバケモノ呼ばわりしてるんですか!?ほらエルフェだって自分の胸見て意気消沈しちゃってるじゃない!辞めなさい!
「うぅ、ヘンタイ!」
「あぁーお兄ちゃんがリーラおねーちゃんを泣かせたー、いーけないんだーいけないんだーお母さんに言っちゃおー」
「辞めてぇ!!マジで俺死ぬかも知れないからぁ!!」
嗚呼、今日も家は賑やかです。
☆☆☆
『青春とは嘘であり悪である。』
そんな言葉から始まる作文が俺の元に帰ってきた。
これが俺が奉仕部に入ったキッカケでありこれが俺の苦労の始まりだったと思う。
書き直した作文には特に変な事は書かなかった、と思う。先生にガン見されたけど。
まぁ、一応思い出の品だし保存して置こう。
そう思いポケットに作文を詰め込む。なんだかぐしゃぐしゃになりそうだがこの作文が皆んなに見られる程恥ずかしい事はない。
しっかり隠さなくては
「あら?比企谷くんどうしたのかしら?気持ち悪い笑みを浮かべて…気持ち悪いわ」
雪ノ下?雪ノ下!?
「ゆ、雪ノ下こそどうしたんだ?職員室に用なんて」
「?普通に部室の鍵を取りにきたのだけれども。」
やばいこいつにだけは見られたく無い。絶対に後で罵倒のネタにされる!!
「そ、そうかぁ。ま、まぁ俺も後で向かうよ、じゃあな!」
「へ?あ。わかったわ?」
俺は教室に走った。
しばらく一本道を走っていると廊下を走らないでという張り紙があったので歩き出す。さてここで抜ければもう少しで教室だ!
「あれ?ヒッキー?どうしたの?」
ーー俺は走り出した。
あれれぇ?おっかしいぞぉ〜?なんか偽な恋のヒロインみたいな声が聞こえたけど気の所為だよね〜、いっけね☆
「な、なんで無視するしぃぃ!!」
後ろから由比ヶ浜が追いかけてくる。
ッチ(舌打ち)
騙されなかったか…
「なんか舌打ちされたし!」
「はぁ、分かったよ。何の用だ?」
「無視の上に質問系!?こっちが質問したんだけど!」
「いいからいいからTime is the moneyだぞ」
「た、たいむいずざまねー?」
「あ、すまん日本語で時は金なりな」
「なんで日本語で言わないしぃー」
いや普通に分かるだろ…大丈夫かなホント
そんなことを思っていると忘れた事を思い出す。
「まぁ、あれだ。ただただ教室に用があるんだよ、」
「あ、そっかーごめんね?取り押さえて」
「あ、うん、じゃな!」
俺は教室に走った。
ただ作文を片付けたいが為に。
「あっれぇ〜せんぱーい?」
ぐっ!また面倒いのが!こちらに気が付いた一色が走ってくる。
「せんぱい、なんでこんなところにいるんですか〜?まさか私のストーカーとか?」
「な訳ねーだろ。教室がここの目の前なの!わかる?パーデゥン?」
「うわ、ウッザ。そんなんだとモテませんよ。」
「モテなくて結構。俺は目が無ければ顔は整ってるし結構高スペックなんだよ」
「なんなんですか?この自信はどこからでるんでしょうね」
「うっせ」
「ま、いいや。で、それなんですか?」
一色は作文が入っているポケットを指差した。
いつもより少し浮いてるスボンに違和感を覚えたのだろう。……いやそこまでじゃなくね?
「え、、えっと、、これはだなぁ、、、」
「まさかエッチな何かだったり?」
何を言い出してるんだろうこの子は。
煩悩たいさーん
「な訳ねーだろ」
「怪しいなぁ、見せてください」
「嫌だね。俺の存亡に関わる」
「なおさら見せてくださいよー、気になって夜も眠れませんよ」
「いーやーだー、絶対!」
「えー、いいじゃないですかケチィー」
「ちょっ……やめっ!!」
次の瞬間だった。なにかが俺の前を通り、いつのまにか一色が倒れていた。
「おい!大丈夫か!!」
一色を抱き抱えると息はあった。
が、何かが飛んできた方向からやばいオーラを感じる。
「フー…フー…やっと見つけましたよぉ会長」ゴゴ
俺はひっと小さく悲鳴を上げた。
ふ、副会長?こわっ!?
鬼の形相で一色を睨みつけていたのでついに俺は一色を手放した。
すると副会長は一色を引きずって生徒会室に向かって行った。
アディオス、生徒会長。
さて俺もそろそろ行きますか。
俺は教室のドアをあけ席に着きカバンを開ける。
カバンの中にファイルが見つからないので
とりあえずプリントをいつも誰もいないとなりの席におきカバンを探る。
本当に次の瞬間だった。
「えっと、
『青春とは嘘であり、悪である。
青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺き自らを取り巻く環境
を肯定的にとらえる。
彼らは青春の二文字の前ならば、どんな一般的な解釈も社会通念も
捻じ曲げてみせる。
彼らにかかれば嘘も秘密も罪科も失敗さえも、青春のスパイスでし
かないのだ。
仮に失敗することが青春の証であるのなら友達作りに失敗した人間
もまた青春のド真ん中でなければおかしいではないか。
しかし、彼らはそれを認めないだろう。
すべては彼らのご都合主義でしかない。結論を言おう。
青春を楽しむ愚か者ども、
砕け散れ。』
…………何これ?」
そう、エルフェに音読された。
そうだったとなりの席今はエルフェがいるんでした忘れてた。完全なる自分のミスに恥ずかしくなってくる。
周りのみんなこれを聞いて肩をピクピクと揺らしながら笑うのを堪えている。
やばい恥っずい。
明日から不登校になろうかガチで考えた瞬間だった。