インフィニット・ストラトス 転生者は双子の姉   作:夜光・陽炎

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ドイツといえば、某サイボーグを思い出しますね。

???「ドイツの医学薬学は世界一ィィィィィィィィィィ!!!できん事はないィィィィィィ!!」


第十話・日本の科学は世界一ィィィィィィィィィ!!ISの技術を基準にィィィィィ!このコンタクトは作られておるのだァァァァァァ!

「で、もう行っちまうのか?」

 

「うん、千冬さんも一緒に行くし、なんとかなるでしょ」

 

あ、ちわー、凪紗です。

現在空港にいます。理由は当然、千冬さんがドイツから情報提供してもらった変わりに、向こうで教官として一年間働かされる条件だったので、責任を感じ私も同行することになりました。

そして、隣には鈴ちゃんがいます。たしか帰国するって言ってましたよ

 

「あたしは向こうで色々がんばるからね。あたしに負けんじゃないわよ、一夏」

 

「負けるって、何に負ければいいんだ?」

 

「そ、それはその‥‥色々よ!」

 

自分の発言で取り返しがつかなくなる人の図だよ。どうでもいいけど

 

「おい、何をしている。早く行くぞ」

 

「ちょ、ちゃんと別れぐらい言わせてくださいよ千冬さん!」

 

「だまれツインテール。一夏は私のものだ。誰にも渡さん」

 

ちょっと待て、いますんごい事口にしなかったか?

 

「お、お姉ちゃん、寂しいだろうけど、がんばってね」

 

「ああ、円夏。一年もお前に会えないなんて‥‥電話は掛ける。一日三回」

 

「それ掛けすぎだよ」

 

鋭い突っ込みが入ったところで、放送が鳴って飛行機に乗る順番が来たことがわかった。

っていうか、キャラ崩壊してないか?

 

「じゃあね一夏!また会いに来るからねー!」

 

鈴は元気良く走って行く。まあ、一年後にまた再会するのが楽しみだ。さて、私たちはっと‥‥‥

 

「ほら、千冬さん、行きますよ」

 

「うううっ、せめて、せめて抱きしめさせてくれ!」

 

そう言って、一夏と円夏をギューッと抱きしめる千冬さん。公共の場でやるとかマジパネェ

まあ、ブラコン&シスコンが暴走し、別れを告げながら飛行機に乗る

 

「ああ、恋しい。二人の天使が恋しい‥‥‥」

 

「どんだけ会いたいんですか」

 

「ずっと!一分一秒ずっとだ!一秒でも離れたら私が維持できない!ううっ、私の愛しい弟&妹よ‥‥‥ッ!」

 

もうやだこの人。完全に崩壊してるよ。どうすんの?しかも周りから注目浴びてるよ。視線が痛い

 

 

 

離陸してから数時間後

 

 

 

「‥‥‥で、私たちが担当する部隊の名前、わかっているんですか?」

 

「ああ、《シュヴァルツェ・ハーゼ》ドイツのIS配備特殊部隊だろう?」

 

まあ、そこはちゃんと知っているようだった。やっぱり、こっちのキリッとした千冬さんの方がいい。あれは気持ち悪かった。

 

「んじゃ、もっと詳しく教えますよ。シュヴァルツェ・ハーゼ、通称「黒ウサギ隊」。部隊章は眼帯をした黒ウサギ。ドイツ国内にある10機のISのうち3機を保有している名実ともに最強の部隊です。まあ、これはそんなに重要なことじゃないんですけどね」

 

「十分重要だと思うが‥‥」

 

うーん、最近感覚が狂ってきたかな?まあいいや、続き続き

 

「これが一番重要なんですけど、隊長をはじめ全員が肉眼へのIS用補佐ナノマシン移植者らしいんです。ドイツはどうも人道的な事を外すのが趣味らしいですね」

 

「IS用補佐ナノマシン?なんだそれは?」

 

「えーと、要するに疑似ハイパーセンサーですよ。IS適合性の向上のための処置の一環で、脳への視覚信号の伝達速度の飛躍的な高速化と、超高速戦闘下での動体反射を向上させる物らしいです。それでも未完成の《出来損ない》らしいんですけどね。私が作ったものの方がよっぽど安全ですよ」

 

「‥‥作ったのか」

 

今自分が失言したのに気が付き「コホン」と咳払いをして話を逸らす

 

「まあ、私の中にあるナノマシンはちょっと違います。自己再生力増加と一時的な脳の限定解除(リミットブレイク)。あとは思考速度の任意調節に全毒素分解用のナノマシンです。そんなに変わらないんですけどね」

 

そういいながら、目につけてあるハイパーセンサー内臓のコンタクトを見せる。

 

「これが私の《ハイパーセンサー》ですよ」

 

「このコンタクトが?どうやって‥‥」

 

「二年間ずっと研究してできた作品です。あくまでハイパーセンサーの一部機能が搭載されただけなんですけど」

 

「なるほど、機能は劣るが安全性は上か」

 

「その通り。すぐに付け替え可能ですし、まだマシですよ。ナノマシンなんて適正なかったらお終いですし。摘出が無理なんですから」

 

まあ、発明品の自慢は終わりにして、もう夜十一時なので寝ることにした。到着は明日の四時か。

 

 

 

 

千冬さんが寝言で「一夏と円夏たちは私の嫁ぇぇぇぇぇ‥‥‥‥と言ったのは気のせいだ。

 

‥‥‥気のせいであって欲しい

 

 

 

                ◆     ◆     ◆

 

 

 

 

ドイツ到着だあああああ!

 

と、朝っぱらからハイテンションの私は、街を見渡していた。

 

「うわああ。さすがに近代的だな」

 

まあ、色々と見取られながら、近くの迎えに来た人が話しかけてきた

 

「Mir tut es leid」

 

「あ、ドイツ語か。オホン、Was ist es?」

 

ここからめんどうなので日本語翻訳

 

「そろそろ出発します。ご同行願えますか?」

 

「は、はい。今行きます」

 

超豪華そうなリムジンに乗ると、窓にはシャッターが付けられていた。たぶん、位置を覚らせないようにするためだろう

 

 

 

二時間後

 

 

 

「Begrüßen Sie!Zu meiner Basis 」

 

日本語でOK

 

「ようこそ!我が基地へ」

 

リムジンを降りると、さっそく女性のお出迎えが現れた

 

「あなたがミス・篠ノ之ですね!歓迎します!」

 

あー、やっぱ本名ばれてたか。実は千冬さんが情報を漏らしちゃったみたいでね~。

 

「さっそくご案内します。付いて来てください」

 

早速飾り気の無い廊下をずっと歩いていく。妙に肌寒いのは気のせいか?

 

「こちらです。どうぞ」

 

ドアを開けて私たちを部屋に入れると、すたすたと立ち去ってしまった。

部屋の奥には、長い銀髪で、硬めに眼帯をしている女の子がいた。たぶん、ラウラ・ボーデヴィッヒだろう

こちらに気がついたようで―――

 

「―――誰だ!」

 

ナイフを投擲してくる。賺さず指で挟みガード。

 

「いきなり攻撃とは‥‥まともな挨拶もしないのか、この国は?」

 

指で挟んだナイフを放り捨て、ラウラに近づく。

 

「今日からお前たちの教官になる。織斑千冬と―――」

 

「篠ノ之凪紗だよ」

 

「え!?」

 

部屋の周りにいた者たちが集まってくる。さすがに「篠ノ之」と「織斑」という苗字に気がついたのだろう。

まあ、初代世界最強と原初IS開発者がきたらそんなリアクションするよね

 

「‥‥ほう、面白い。世界最強と最悪の開発者が教官か」

 

「何か文句でも?」

 

「いや、ただ単に面白いと思っただけだ。だが、私を《教育》できるかな?」

 

「やる、やらないの問題ではない。『やらせる』だ。異論は認めん」

 

「なら――――力ずくでやってみせろ!」

 

サバイバルナイフを抜き、まっすぐに突き立てて突っ込んでくる。だが無意味だ。

触れる寸前、ナイフが空中で止まった。千冬さんがナイフの腹を掴み取ったのだ。まあ、私から見れば、あれはハエの止まるスピードだね。

 

「な‥‥ッ!?」

 

「頼みでは無い。『命令』だ。強くなりたければ素直に従え。いいな?」

 

千冬さんから少し殺気を感じた。それに応えてラウラが一歩引く。

だが温い。まだまだ生温い。

 

「千冬さん。やるならこうですよ‥‥‥――――――――(解読不能?)」

 

顔は笑っていた、だが、肝心の目が笑っていなかった。その目はまるで『支配者』の目。この場にいる全員(二人を除き)が一瞬自分は死んだかと思ったほどである。そして、喉から発せられた声は感情のひとかけらも無い。無慈悲というものさえないような、『機械の声』だった。そして、狂気に満ちていた。矛盾しているが、これでしか表せない。

 

「ひ、あっ‥‥‥」

 

さすがにこたえたようで、シュヴァルツェ・ハーゼ隊全員がその場で尻餅をつく。まあ、当然か

 

「やりすぎだ凪紗。程ほどにしとけよ」

 

「りょーかい。あ、私は指摘ぐらいしかしないので実戦のほうは頼みましたよー」

 

そう言い放ち、ドアから出て行く凪紗。

シュヴァルツェ・ハーゼ隊全員がその光景を眺めていた。

そして思い知った。篠ノ之凪紗と言う者は、計り知れなく危険だという事を

 

 

 

 

 




千冬さんマジキャラ崩壊!さすがにやりすぎたか‥‥‥
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