インフィニット・ストラトス 転生者は双子の姉   作:夜光・陽炎

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第二話・転生から五年目

あ、どもども読者の皆さん。篠ノ之 凪紗(しののの なぎさ)です。え?誰かって?やだなー、前回見たじゃないですか。あ、そうだった、名前を言ってなかったんだ。まあ、神様によって転生した人ですよ

 

しかし、時は過ぎて私は五歳(精神年齢約二十歳)になりました(笑)

?なんでそんなに飛んだかって?何も無かったからだよ。投稿者的にも何を書けばいいのか分からなかったからね。仕方ないね。

 

で、現在私と双子(二卵性双生児)の妹、箒ちゃんが剣道をやるかどうか、し‥‥じゃなかった、父親の篠ノ之 柳韻(しののの りゅういん)が決めているところです。かなり悩んでいます。問題児の姉もいるところだしね。その姉は現在道場のドアの隙間からよだれたらしながらこちらを見ています。傍から見たら完全に変態です

中学生なのに何やってんだあんた

 

「うーむ‥‥どうするか‥‥束、こっちに来い」

 

「ひゃいっ!?」

 

どうやら、覗いているのがバレてあせっています。はぁはぁ言ってたらそりゃバレるよ

そして、ドアを開いてこちらにやってきます。そこで静かに正座

 

「束、お前は剣道をやるつもりは無い。そうだな?」

 

「う、うん‥‥だって、体動かすのは苦手だし‥‥」

 

勿論嘘。千冬さんに匹敵するほどの身体能力を持っているからね。単に面倒くさいだけなんじゃないかな?

それに、もうIS作る所かも?

 

「なら、この二人に剣道をやってもらうが、二人が拒否した場合はお前が継いでもらう」

 

「え!?そんな!」

 

どうやらかなり困っている様子。そりゃ、IS作る時間が減って、さらに剣道なんかやっていれば必ず限界もくるだろうしね。だけど、設定的には一年後にISが完成するけど、時系列が狂ったらどうなるのかな?

まあ、試すつもりもないので賺さずフォロー

 

「私、やるよ」

 

「ん?やってくれるのか凪紗?」

 

「うん。束お姉ちゃんにもやりたいことはあるだろうしさ。好きにさせたいなーって」

 

「あ、ありがとう凪ちゃん!(ダキッ)」

 

ぴょーんと跳ねて、背中に抱き付いてくる。暑苦しい&重い‥‥一応私の体重は二十キロ以下なんだよ?もやしっ子なんだよ?そこらへん考えてよ‥‥

 

「束お姉ちゃん、重いよ‥‥」

 

「あ、ごめんね!」

 

ばっと手を放し、元の場所に戻っていく。‥‥実はこの時点でもう性格に問題があったんだよねー‥‥他人を避けてるんだ。ほんと、いや、まだそんなにひどくないよ。ちょっと人が近づいてきたら距離を取るぐらい

 

「じゃ、じゃあ私も!」

 

「箒もか。いい事だ」

 

「ありがとう、箒ちゃん!よーし、私もがんばるぞー!」

 

ズンズン、と足音を立てながら道場を去っていく。元気だねー

 

「さて、お前ら二人は今日から晴れて門下生だ。今からがんばってもらうぞ」

 

「「はい!」」

 

こうして二人は、今日から篠ノ之流派の門下生になったのであった

 

 

 

                 ◆     ◆     ◆

 

 

 

あれから数日、篠ノ之道場の六級の二人は、道場で初の模擬戦をやっていた。

勿論、転生者の凪紗に適うはずも無く

 

「はああっ!」

 

「うっ‥‥!」

 

鍔迫り合いで箒が押し負け、竹刀ごと体を弾かれる、体勢を崩したところに容赦なく面打ちする

 

「メェェェェン!!」

 

パアァン!!と道場中に音が響き渡り、箒がへろへろとその場で崩れ落ちる

 

「ま、負けた‥‥」

 

「よし!」

 

ちなみに、父は今出かけているのでいません。模擬戦はビデオカメラで撮っておけといわれたので後で見るんじゃないかな

 

「今日はもうここまで。いい?」

 

「うん、わかったよ姉さん」

 

防具を脱いで、汗を拭きながら家‥‥って言うか神社に帰る。すぐ隣だから近いので苦労することも無い

玄関のドアを開き、元気良く叫んだ

 

「「ただいまー!」」

 

「あ、お帰り凪ちゃん、箒ちゃん」

 

「ただいま、束お姉ちゃん」

 

「二人は頑張り屋さんだね~、いっぱい汗かいてる」

 

「お姉ちゃんも、目にクマがついてるよ。ちゃんと寝てる?」

 

「いやぁ~まあね。えへへ‥‥」

 

たぶん、IS作るのに手一杯なんでしょう。あとで様子をみて、手伝えるんなら手伝いますか。神様から知識全部貰ってるし

 

あ、ついでに私は幼稚園なんか通っていません。だって面倒だし

 

「いっつもなにやってるの?毎日部屋にこもっていたら体壊すよ?」

 

「心配ないよ~。完成したらぐっすり寝るから」

 

「‥‥寝てないんだね」

 

「スルースルー」

 

目が泳ぎすぎている。子供だからってごまかせるって思っているんでしょう

 

「あんまり無理しないでね。倒れたらこっちが世話するんだから」

 

「うん、わかった」

 

そして、バタバタと部屋に戻る。ちゃんと休んだ方がいいと思うけどね‥‥‥

 

「じゃ、箒ちゃん、行こ」

 

「うん」

 

台所へと向かい、母に帰りを告げるのであった

 

「「ただいまー」」

 

 

 

 

数分後

 

 

私は束お姉ちゃんの部屋の前に立っています。ご飯ができたから呼んできてと母に頼まれたからです。

そして、お姉ちゃんの部屋のドアを二回ほどノックする。でも、返事は無かった

 

「お姉ちゃん?ご飯できたよー?」

 

声を掛けても返事は無い。まさか、寝たのではないか?と思いながらドアを開ける。

その中は、元々畳部屋だったのがわからないほど機械類が並んでいて、照明も付けられていないせいでかなり暗くなっていた。その部屋の中でも機材のランプが点滅しているのがはっきりとわかるほどに暗かった。唯一の光源はパソコンのディスプレイの明かりだけだった。束はそのパソコンのキーボードにうつぶせになっており、ピピピピピピピピとパソコンから音が鳴っている。どうやら十字キーがホールドされているようだ

その本人はぐっすりと寝ており、起きる様子が無い。仕方ないので体をゆすぶってあげる

 

「お姉ちゃん?ご飯だよー?」

 

「‥‥うん‥‥?ふぇ?」

 

パチッと目が開き、パソコンの音に気がついたようで、急いで修正している

 

「はぁ‥‥よかった、十字キーで‥‥あれ?凪ちゃん?」

 

「ご飯だよ」

 

「ああ、うん、すぐ行くよ。待ってて」

 

そういいながら、キーボードをガチャガチャといじっている。パソコンの画面を覗くと、なにかの設計図と数字やら文字やらがいっぱいだった

 

「これは‥‥なにかの設計図?で、これはOS(Operating System)(オペレーティングシステム)かな?」

 

「え!?わかるの!?」

 

「まあ、うん、ちょっとだけね‥‥あ、ここ間違ってる」

 

「あ、ほんとだ‥‥凄い凪ちゃん!」

 

そして、またまた抱きついてくる、苦しい。同時に頭もナデナデされている。これはちょっと気持ちいいかも

 

「えへへ、そう?」

 

「うん、凄い」

 

「ん?そういえばご飯できたんだった。行こ?」

 

「うん!早く食べて続きやんなきゃ」

 

まだまだ懲りていない様子。まあ、これで私もIS作りをちょくちょく手伝わされることになった

 

 

 

                ◆    ◆    ◆

 

 

翌日、父が帰って来ました。そして、昨日見たビデオを見て、私だけ道場に呼び出されました。何かな?

そして、道場に着き、畳の上に正座する。正面には父の柳韻。真剣な顔を見るにかなり大事らしい

 

「凪紗。お前を呼び出したのは他でもない。篠ノ之流派・迅速一刀流の『技』を受け継いでもらいたい」

 

「迅速一刀流?」

 

「そうだ。先代から代々受け継がれた技を、お前に託したいと言っているのだ」

 

えーと‥‥こんな設定あったっけ?食い違いかなぁ‥‥

 

「模擬戦を見せてもらったが、お前は箒よりも強い。だから、『業』を受け継ぐ資格がある」

 

「それってつまり‥‥」

 

「そうだ、少々時間を削ることになる。それでもいいか?」

 

「う~ん‥‥‥」

 

ISを作る時間がかなり削られることになる。といっても、束お姉ちゃん一人でもなんとかできるかもしれないが‥‥‥断ったら断ったで、矛先が箒に向けられるし‥‥仕方ない

 

「わかりました。やります」

 

「‥‥そうか。すまんな」

 

「いえ、いいんですよ。そんなに気を使わなくて」

 

「‥‥本当に、すまん。お前に期待を押し付けてしまって‥‥」

 

 

 

こうして、忙しい日々が始まるのであった

 

 

 




個人的に時系列がよくわからなかったので、勝手に年齢とか変わっているかもしれません。

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