インフィニット・ストラトス 転生者は双子の姉 作:夜光・陽炎
そんな中でもちゃくちゃくと作成
あと、書き溜めはしないほうですOTL‥‥疲れる
ん?あ、おっす!読者の皆さん!篠ノ之凪紗です!
あれから約一年、私とお姉ちゃんの作るISがほぼ完成に近くなりました。機体の設計図はほぼ完成していましたが、OSが一割程度しか完成していなかったので、束お姉ちゃんにはゆっくりと休んでもらって今は七割がた完成しています。元々知識もあったし結構楽だったよ。あ、もちろん父からも剣術を教えてもらったよ。迅速一刀流って居合抜刀術の一種らしくて、ほとんどの型が実戦向きらしいです。コンセプトは『一回抜いて数回攻撃』つまり目に見えないほどの速さで攻撃する事を前提としているんですね。しかし、この体ではそんなものお茶の子さいさいだったので、もう第四の型まで全部覚えてしまいましたよ。父の柳韻もかなり驚いていました。ついでに、迅速一刀流は全部で第十三の型まであるらしいです。意外と多かったよ。
しかし、体が持つわけもなく―――なんてことがあるはずも無く、もう修行のせいで夜十一時に寝て朝四時に起きる習慣ができてしまったよ。眠くないかって?眠くないよ。なんでだろうね
と言うわけで、現在午前九時。今日は新しい門下生が入ることになりました。しかも二名。
‥‥?一人は一夏として‥‥もう一人は誰?
そういえば、私が来た事で因果率が少し狂ってしまったらしく、最近ひょんなことがおきています。まあ、設定が少し狂ったぐらいですけど。
さーて、新門下生は誰かなー
そう思いながら鍛錬の続きをする。少し離れた所では箒ちゃんがこちらを見ている。どうやら、私の動きを見て学習するつもりらしい。心構えはよし、後はそれに見合った実力かな
さーて、さっとくお披露目しちゃうゾ☆
目標は対峙している訓練用のカカシ。私が手に持っているのは真剣。
「―――迅速一刀流・第二の型一番・『
名のごとく疾風のように突進し、すれ違い様に神速の三連撃をお見舞いする技だ。一撃一撃が誰にも目に見えないほどの速さを誇り、第二の型中最速の斬撃を繰り出す。
―――キイィィィィィン!!!
高周波のような音がし、箒の視点では一瞬の間に消え、次の瞬間カカシの後にいたと思っているであろう。その瞳は驚愕に満ちていた。当たり前だと思う。だって、技を見せるのはこれが初めてだし
「ん~。ちょっとしくじったかなー?」
「え!?どこが!?」
訓練用のカカシを見てみると、切れ目どころか斬れてさえもいない。
「は、はずした?」
「いや、ちょーっと違うんだよね~ぇ‥‥‥」
刹那、ポトポトとカカシの残骸が崩れてきた。その身体は、綺麗に六等分になっている。
「うーん‥‥やっぱり少しずれたかなー」
首を狙ったつもりか、胴体に照準がずれてしまった。実は、誰の目にも見えない、ということは『自分にも見えない』ということだ。私は少し見えているが、それでもなんとか認識できるレベルだ。正直に言ってしまうと、初代の篠ノ之師範は転生者どころか千冬さんおも越えるバケモノだったのかもしれない。恐ろしや
「姉さん、すごい‥‥」
「そうかな?」
「うん!私も姉さんを見習わないと!」
あはは、
「おーい、凪紗、箒、来たぞ」
「あ、お父さん」
その時、丁度父が帰ってきた。三人の人物を引き連れて。
「今日から門下生になる二人だ、仲良くしろよ」
『二人』という言葉に少し気になった。一体誰かな‥‥‥
「―――――!??!?!?」
「始めまして、
「は、始めまして、
「プゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!」
思いっきり吹いた。それはもう思いっきり、盛大に。え?なんで?どうして?な、なんで亡国企業が‥‥‥?
「二人は私の弟と妹だ、二人とも仲良くしてくれ」
千冬さんがお辞儀してくる。さすがブラコン‥‥いや、シスコン?どっちで呼べばいいんだ?
「は、はい‥‥」
「はい」
「ほら、一夏、あいさつしろ」
一夏が頭を掴まれ、頭を下げられる。
「よろしくお願いします」
それに比べて‥‥円夏は礼儀正しかった。‥‥‥敵がいきなり味方なった時の気持ちってこんな感じ?
その後は、父柳韻と千冬さんが話し始めたので、こっちはこっちで話し始めた
「えーと、私は篠ノ之 凪紗。よろしくね」
「私は篠ノ之 箒だ。よろしくな二人とも」
「よろしくなー」
「よ‥‥よろしく‥‥」
ふむ、どうやら円夏ちゃんは気弱そうだな。これはいじめの対象になりそうだ。守れよ、一夏
「なあ」
「ん?なに?」
「二人は双子なんだよな」
「うん。そうだよ」
勿論正真正銘の双子だ。
「でも、似てないよな」
「まあ、二卵性双生児ってやつみたいだからね」
「にらんせいそうせいじ?」
「双子だけど、似てないってこと」
「へ~。俺たちもそうなのかな円夏?」
「うん‥‥そうなんじゃない‥‥かな?」
どうやら双子だったらしい。どうりで
「四人とも、今日は稽古をして、四日後に実力を見るぞ!」
話が終わったようで、父が声を掛けてきた
門下生になってすぐに実力点検って‥‥どんだけ
◆ ◆ ◆
「よし!勝ち」
「負けたぁ‥‥くそう」
「‥‥凪紗さん、強い‥‥」
「姉さん、手加減してたよね?」
「え?マジかよ!?」
というわけで、四日後。四人の実力こんな感じだった
1・凪紗
2・箒
3・円夏
4・一夏
「あー、まさか円夏にも負けるとは‥‥」
「いや、最後思いっきり自爆だったよ」
一夏の敗因。自分から突っ込んで、さらに運悪く躓いて円夏の面打ちを喰らったところである。まさに自爆w
しかし、手加減したと言うのは本当であるが(しなかったら死ぬよ)まさか見抜かれるとは思わなかった
「さーて、もう練習の時間だよ」
「うわ~きちーな‥‥」
「文句言わない。まだ楽なほうなんだから」
一夏と夏華は完全に疲れ果てていた。まあ、箒はちょっと汗をかいているだけだったが。
‥‥私にいたっては汗どころか『疲れ』自体が感じられない。二十四時間全力疾走しなければ疲れ果てないからね。ほんと、人間じゃないよね
◆ ◆ ◆
「ただいまー」
二時間早く稽古を終わらせた私は、すぐに家に戻った。
ちょっと都合があるので、父には理由をつけて早めに帰らせてもらっている。そもそも、午前四時から午後五時までぶっ通しで練習をしている、計十三時間も練習しているのだから文句は言われなかった。
さて、ここから作業に移るわけですけどね‥‥作業とは勿論―――
「おかえりー、凪ちゃん!さあ、早くやっちゃおう!」
勿論ISの作成作業だ。これを夜の十一時までやる事になる。遅いときは最低午前二時ぐらいかな?
作成といっても、設計図の見直し&修正、OSの作成(エネルギー分配とかパワー調節とか)などなど。実機を作るわけではないのでまだ簡単な方だと思うが、これを『二人』でやるとなるとかなり時間が掛かる。そもそも、システム自体も完全オリジナルを一からやっているのだからさらに大変。社会人の苦労をわかった気がするよ
「はぁ‥‥‥こっちの苦労が倍になってるよ全く‥‥」
しぶしびコーヒーを飲みながら―――六歳でコーヒー飲む奴っていないよね―――パソコンの前に座る。
「えー‥‥スラスターの平均出力‥‥機体重量によって変更するように設定。(ガタガタガタ)搭乗者最適化のシステムも未完成か‥‥仕事が増える‥‥装甲の動かし方をチェック‥‥補助電力での絶対防御限界調整、予備のジェネレーターの出力でどれだけ動かせるかシミュレーションテスト‥‥ふむ、稼動限界は十五分。もう少し燃費を良くするか。機体全体に回す電力で無駄なエネルギーを減らす‥‥右足に行き過ぎてる。調整‥‥あー、主動力の発電量が多すぎる、無駄を省いてメインジェネレーターの平均出力をギリギリまで軽減」
「こっちも準備OK♪飛行用のOSを組み上げ中。あ、バランサーが狂ってる。調整っと、ふむ、機動アシスト+でもこれか‥‥量子倉庫の容量の自動管理とシステムアシストでの武装展開サポート。こりゃあ後数ヶ月は必要かなー」
「約三ヶ月で仕上げる」
「無茶言い過ぎだよー‥‥ま、別にいいんだけどね☆」
こうして、二人の至難はまだまだ続くのであった
はい、チートで天才の凪紗ちゃんでしたノシ
もうここから人格がおかしくなりそうだなほんと(冗談‥‥かも?)
ついでに、マドカは適当に漢字決めました。「夏入っていればOKかなー」と思い、もうあれです。
あと、マドカさん、こちらのSSでは「ただの妹」という設定になっております。いやーっはははは。