インフィニット・ストラトス 転生者は双子の姉 作:夜光・陽炎
ういっしょっと、どうも、詩織です。
今日から中学生になりました。はい、かなり飛びましたね。
本当は途中の事も書くつもりでしたけど、それだと途切れ途切れになってやりにくいので、あとがきにチョコチョコ載せようと思います。
さて、メタい話もここまでにして、さっさと学校に行きますか。
自分用のタンスを開けると―――
男子用の制服があった。
「いやぁ~、やっぱりスーツみたいで正装って感じが‥‥‥って、え?」
いや、私女なんですけど、なんで男性用になってるの?
「ちょっとー、千冬さーん!なんで私の制服が男物になってるんですか!」
そういうと、すぐに黒のTシャツと灰色の半ズボンを着た千冬さんが私の部屋にドアを開けて入ってきた。
「ああ、間違って一つ余計に注文してしまってだな、もったいないのでお前に使って貰う事にしたぞ」
「んな勝手な‥‥‥」
まあ、そんなに問題は無いのだが、女子が男子の制服着るって、学校でなんて言われるか‥‥‥
「とりあえず、それ着ていけ。そんなに問題は無いのだろう?」
「無いですけど‥‥はぁ‥‥」
仕方なく、男子用の制服を着る事になった。これがまた似合っているのが悔しい。
でも胸のところがちょっとキツイかな‥‥‥
「お前、いいのか?一夏たちはもう行ったぞ?」
「え!?」
腕時計を見てみると、入学式まであと十分。ヤバイ、急がないと
机に置いてあったハイパーセンサー内臓カラーコンタクトを急いで目に付け、黒い腕輪を付けたら即刻行ってきます。
ダッシュなら約三分。まあ、これなら間に合うかな。
‥‥しかし、スカートじゃなくて良かったと思っている。今の速さ(時速40キロ)ではスカートはなびいて下着が見えていただろう。だがしかし、今はスラックスなので、その心配は無し。
この速度でもハイパーセンサーが視界を捉えてくれているので、視界はいたって鮮明。視力は測定不能の状態である。
◆ ◆ ◆
結果
入学式はギリギリセーフ。
今は自分のクラスにいますよ。勿論、一夏たちとは一緒のクラスです。
まあ、そんな感じで自分の席に座っていると、誰かが話しかけてきましたよ
「おい、アンタ。これ落としたぞ」
「ん?あれ?私の生徒手帳?」
胸のポケットを探ってみると、生徒手帳がなくなっていることに気が付いた。どこかで落としたのかな‥‥
「ありがとう。礼を言うよ」
「ああ、いってことよ。俺は
そう言って握手をしてくる。たしか‥‥一夏の中学からの悪友だっけ?
「えーと、お前、男子なのに髪長いんだな。声も高いし」
「あー、私女子なんだ」
「え?だって男子の制服‥‥」
「うちの姉が一個余分に注文しちゃって、それを着る事になったんだよ」
「そ、そうか、災難だったな」
そんなところで話しを終えて。今度は一夏が近づいてきた
「おお、なぎ――じゃない。詩織、お前どうして男子の制服なんだ?」
「ああ、かくかくしかじか」
「おうおう、わかった」
わかったのかよ。別にいいが
そこに円夏もやってきて。またまたかくかくしかじか
「‥‥しかし、無駄に似合っているのがまた‥‥」
「だよねぇ~‥‥後で先生に話しておくよ」
そうそう、なぜか私、同姓にも惚れられた事あるのだ。GLかよ
全く、なんでだろうね
「やっほー、三人とも。相変わらずつるんでるわねー」
「あ、鈴」
昔馴染みの親友、鈴の登場だ。
こちらもまたかくかくしかじか
「千冬さん、適当すぎるんじゃない?まあ、似合っているからいいけど」
また言われたよ畜生。
「っていうか、みんな同じクラスなんだね」
「そうそう、変な偶然もあるもんだね」
一夏の方をチラチッラ見ながらそう言う鈴。やはり惚れているらしい
「ん?どうした?顔になんかついてんのか?」
「ち、違うわよっ!‥‥まったく、わざとなのか無意識なのか‥‥」
「ほんと、お兄ちゃん鈍感だよねぇ~」
全く持って同感。少しは気づけこのバカ
「くっそ、なんで俺だけ‥‥‥」
「お前がバカだからだよ」
そんな会話をしていたら、いつの間にか先生が入ってきた
「皆さん席に座ってください。えーと、わたしは―――」
まあ、とりあえずは退屈しなさそうだ
おまけその一
小学の頃
「なあ、お前、目つき悪いよな」
「え?」
円夏は、男子生徒にいきなりそんな事を言われて戸惑った
「目つきこぇーわ、こっち見んなよ」
「え?ええ?」
いや、見るなと言われても‥‥‥
「おいてめえ」
「あ?」
そのとき、男子生徒の後ろからいきなり兄の一夏が現れ、生徒の襟首を掴み上げた。兄の筋力は色々とんでもない事になっていて、男子は宙ぶらりんの状態に
「てめえ、円夏の悪口言うんじゃねーよ」
「ちょ!?はなせてめえ!」
「大体なぁ‥‥人の悪口いう奴はろくでもないやつだってきいたけどな、昔そういう奴らがいてなぁ?三人ぐらいだったけど、全員二、三年病院生活をさせたよ。この意味がわかるか?」
「ま、待ってくれ!ゆ、ゆるしてよぉ‥‥‥」
「少なくともなぁ、人の悪口いうなら、その人から殴られる覚悟ぐらいもって―――グヘッ!?」
兄の頭がパアン!と音を立て、その場で手を離し、蹲った。
「おおおおっ‥‥‥!何すんだよテメエ!」
「あァン?だーれに向かってその口きいてんだこら?」
「ちょっ‥‥‥なぎ-―じゃなかった、詩織かよ!?なんで止めるんだ!?」
そう、篠ノ之凪紗‥‥もとい改め、藍更詩織がいた。
彼女は私たちの師匠でもあり、世界を混乱させた『IS』の開発者でもある。
三月から織斑家に居候している。そして、この学校にいる理由は―――
「前にも言ったでしょ?お前が面倒事を起こさないように『監視』してんの」
「だからってなぁ‥‥‥」
「はぁ‥‥学習能力の無い奴だな。あなた、これに懲りたらもう人の悪口とかいわないでよね」
「あ、ああ、わかったよ‥‥‥」
床に尻餅をついていた生徒が立ち上がり、自分の席に戻っていった。
「こういう短気なところがあるから私が頼まれるんだよ全く‥‥‥」
「えーと、なんか、ごめん‥‥‥」
ただ、いつもと変わらない兄であった
こんな感じでたまーに短編入れていくつもりです。
あるときもあるし、無いときもあるというのがまあ‥‥