川島さんのアドバイス
「姉さん、流石に遅いな。仕事は終わったと思うんだが」
時刻は深夜0時過ぎ。
先に寝ていろとは言われたが、聞きたいことがあったし連休中なので帰りを待っているが中々姉さんは帰ってこない。
いつもは遅くなる時に連絡はしてくるし、基本遅くならなくても連絡はくれる。だが今日は逆にこっちからかけてみても反応が全くない。
まさか帰宅途中で何かあったのでは?と少し心配になってきたので、周辺を探してみるかと着替えてドアに手をかけた時にチャイムが鳴った。
確認のためにドアのレンズから向こう側を覗く。安心した俺はそのまま鍵を開けてチャイムを鳴らした相手に挨拶をした。
「こんばんは川島さん。度々姉さんがすみません」
ドアの先では自分より身長のある姉さんに肩を貸したまま、川島さんが若干疲れた様子で笑っていた。
「こんばんは弟くん。遅くなってごめんね。楓ちゃんには最初に連絡するように言ったんだけど全然聞いてくれなくて」
「ちょうどマンション周辺に探しに行くところでした。こちらから連絡しても反応が全くなかったので」
「もう、高校生がこんな遅くに出歩こうとするなんてダメじゃない!って言いたいところだけどそんな状況じゃないか」
姉さんの方を見ると、川島さんに肩を貸してもらっている状態だが2本の足でしっかりと立っている。が、うなだれていて寝ているのか起きているのかわからない状態だ。
俺は反対の腕を持ち、川島さんと交換するように姉さんに肩を貸して部屋に入ることにした。
「今日の楓ちゃんは初めから飛ばしてたのよね。こんな状態になるまで飲むなんてことも初めてよ」
「そうですか?いつも飲んで帰ってきた姉さんはこんな感じだったと思いますけど」
家に着くとすぐに俺に抱きついてきてリビングまで運ばせるからな。
「え?だっていつもは・・・ああ、そういうことか」
どういうことだろうか。姉さんを優しげな表情で見たあと、川島さんは急に真面目な表情になって俺に話しかけた。
「弟くん、楓ちゃんをお願いね」
「はい、あまり迷惑をかけないようしっかり言い聞かせます」
「ううん、そうじゃないの。楓ちゃんの気持ち、ちゃんと聞いてあげて。たぶん、それを聞けるのは弟くんだけだと思うから」
「どういうことですか?姉さんはあまり自分のこと話しませんけど」
「ふふふ、やっぱりあなたたち姉弟なのね。変なところも似てるんだから」
何故か笑われてしまった。そういえばラジオを聞く限り、川島さんは実は姉さんよりも年上らしい。
通りで今まで酔った姉さんをここまで送ってくれたわけだ。
そうなると最初の自己紹介の年齢はただの冗談だったということか?
この件に関して姉さんを叱ったこともあったが、そこはきちんと謝らないといけないな。
「さて、タクシーも待たせてあるからもう帰るわね」
「はい、今日もありがとうございました。明日姉さんから話を聞いてみます」
「・・・弟くん。それだけじゃなくて、ちゃんと自分の考えも伝えるのよ?クールなのもいいけど、たまには熱くなったって構わないんだから」
「?」
「あなたがお姉さんを大事にしているのは傍から見るとわかるわ。でも、楓ちゃん本人がどう思ってるかどうかは別。思いは、想いは言葉にしないと伝わらない時もある。アナウンサーとして色々と経験してきたお姉さんからのアドバイスよ」
「思い・・・」
「それじゃまったね~。弟くんが二十歳になったら楓ちゃんと3人で飲みましょう♪」
「・・・はい」
そう言って後ろ向きで手を振りながら去っていく川島さんの言葉の意味を考えながら、いつも通りに姉さんを運ぶことにした。
楓さんの思い、紅葉くんの思い
「姉さん起きてる?」
「んん・・・まだ、飲めます、よ~」
夢の中でも飲んでるのか。今回は本当に眠ってるようだな。とりあえず靴を脱がせて玄関からリビングへ行こうとすると、その動きの影響か姉さんが身動ぎし始めた。
「ううん・・・あれ、紅くん?」
「おはよう姉さん。もう家に着いたぞ。川島さんが送ってくれたんだ」
「わあ、紅くんだぁ♪」
「ちょ・・・」
肩を貸していただけの姉さんが急に抱きついてきたせいで体勢を崩してしまいそうになる。
なんとか持ちこたえようとしたが、フローリングに靴下という組み合わせのせいで滑ってしまった。
俺はなんとか姉さんに怪我のないよう頭を抱え仰向けに倒れる。
「痛っ・・・ね、姉さん怪我はないか?」
「紅く~ん。お姉ちゃんは頑張ってるわよぉ」
少しまだ背中が痛むが姉さんの方は無事のようだ。
今は倒れた俺の上に姉さんが抱きつきながら同じように倒れているんだが・・・軽いな。昔から細い人だったが、身長が伸びでも体重はあまり増えてないんじゃないだろうか?
そういえば、あまり姉さんが飲み以外で間食をしているのを見たことがない。
俺が姉さんのことを心配していたのだが、当の本人は抱きついたまま顔を埋めて離そうとしない。これだけ近くにいるのに不思議と酒の匂いはせず、かすかに優しい香りだけがする。
「わかってるよ。姉さんはアイドルとして頑張ってるよ」
「・・・」
俺の言葉のあと静寂が訪れる。また寝てしまったのだろうかと確認しようとしたところ急に俺の首元に抱きついている姉さんの腕の力が強くなり、少し震えだした。
「・・・・・・い」
「え?」
「・・・じゃない」
「姉さん?」
「全然わかってないじゃない!!」
「!?」
突然姉さんが顔を上げ腕の力が弱くなったかと思うと、今度は覆いかぶさるような体勢になり床に大きく音を鳴らしながら手をつき叫んだ。
今までとは違う大きな声の出し方に驚きながら真上にある姉さんの顔を見ると、悲しそうな悔しそうな顔をして両目には涙がうっすらと浮かんでいる。
そして今にも俺の方に落ちてきそうだった。
「アイドルになる前だってずっと私なりに頑張ってた!紅くんの笑顔を見るためだったら何でも出来た!紅くんがテレビを見て笑顔になったのは物凄く悔しかったけど、私がアイドルになったらすごく喜んでくれて嬉しかった!」
「・・・・・・」
「けど、けど!別に私じゃなくてもいいのよ!紅くんが笑顔になれるのは私が歌わなくても踊らなくても、モデルで活躍しなくてもいいのよ!他の輝いてる子がいれば私なんかいなくたって・・・」
・・・何だって?姉さんが急に思っていることを吐き出そうとしていたのでそのまま黙って聞こうとしていた。
が、やめろ、それ以上言うな。そんな言葉をそんな悲しそうな姉さんの口から聞きたくない。
「別に私なんかがいなくたって紅くんは楽しく生きていけるのよ!」
「そんなわけないだろ!!」
「!?こ、紅くん?」
思いは、想いは言葉にしないと伝わらない時がある。川島さんの言葉を知ってか知らずかそのまま表しているのが今の姉さんだろう。
確かに姉さんのわからない部分がわかったが、俺は生まれて初めて心がモヤモヤとして思わず叫んでしまった。
自分の感情に驚いているがそれは姉さんも同じようだ。これは怒り…もしくは悲しいという思いだ。
だがここで終わらせるつもりはない。どうせなら言いたい事を言ってしまおう。
「私なんかいなくたってだって?冗談でも笑えない、いつものダジャレよりひどいぞ。俺は姉さんがいたから今までやってこれた。子供の頃からどれだけ感謝していたか。姉さんにどれだけ助けられていたかわからないだろ!」
「わ、わかるわけないじゃない!紅くんは何も言ってくれないもの!」
「なら聞けばいいじゃないか!俺がそういう嘘や冗談を言わないの知ってるだろ!」
「聞けるわけないわよ!もし私のことだってどうでもいいなんて思われてたらって考えたら怖くて聞けないわよ!」
「姉さんに対してそんなこと思うわけないだろ!」
「わからない!わからないわよ!本当の紅くんの気持ちなんて全然わからない!」
「なっ・・・」
「何よ!高校生になって一緒に住めるのが嬉しいと思ってたのに、最近は美嘉ちゃんや奈緒ちゃんの話ばっかり!」
「姉さんだって俺に友達が出来るように昔から何かしてたじゃないか」
「で、でもでも!よりにもよって女の子ばっかりじゃない!しかもいつの間にか他のアイドルの子達とも仲良くなっちゃって!」
「それは姉さんがアイドルだからその関係でなったと思うんだが」
「くっ・・・ど、どうせ紅くんは私といるよりも他の子といるほうが楽しいのよ!そ、そのほうが・・・グスっ・・・そ、そのほうが・・・」
「そのほうが・・・何だよ」
「私よりも奈緒ちゃんたちと一緒にいるほうが笑顔でいられるのよ!」
「まだそれを言うのかよ!」
「ええ、言うわ!言いますとも!・・・悔しかった。紅くんが良い方向に変わって嬉しかったけど、変えたのは私じゃなかった。私はあの時奈緒ちゃんに嫉妬したわ。私は紅くんの態度を叱って、それで紅くんに嫌われたらどうしようっていつも自分のことばかり考えてた」
「・・・・・・」
「私に出来なかったことを奈緒ちゃんは簡単にやってみせた!だから私がいなくたって紅くんは!」
姉さんの様子がおかしかったのはそれが原因だったのか。こんな簡単なことだったのか・・・だったら。
「俺が変わろうと思ったのは、俺自身のためじゃない。姉さんのためだ」
「え?」
「これから先姉さんはアイドルとしてもっと人気者になって上を目指していくだろう。そうなると俺も今までを考えるとアイドル関係者に会う機会も増えてくる。その時に毎回失礼な態度を取っていたんじゃ、姉さんにまで迷惑をかけてしまう」
「紅くん?」
「だから変わろうと思ったんだ。でも今回の件で、俺の周りの影響で姉さんがこんな悲しい顔をするんだったら・・・やめてやる」
「なに・・・を・・・?」
「奈緒たちと友達になるのをもうやめるっていってるんだ!それならね・・・」
「バカ!!」
「!?」
突然の大きな音と共に、右の頬に痛みが走った。それと同時に少し冷静になる。俺はとんでもないことを言ってしまったようだな。
左手を掲げている姉さんは俺を少し睨みながら相変わらず涙を浮かべている。姉さんに叩かれるなんて、初めてのことだ。
「せっかく出来たお友達じゃないの!そんなこと言わないでよ!私のために紅くんが悲しい思いをするなんて嫌よ!」
「それは俺だって同じだ!」
「いいえ!私の方が嫌です!」
「俺の方が姉さんの!」
「お姉ちゃんの方が嫌で・す!」
「・・・くっ、ふふ」
「ふふ・・・紅くん、こんな時に何笑ってるのよ・・・ふふふ」
「姉さんこそ笑ってるじゃないか」
「だって・・・ふふふ。私たちって」
「ああ、そうだな」
どうやら川島さんの言ったことは正しかったようだ。俺たち姉弟は根本的なところで似ていた。
互いが互いを思いやるあまり、全然見当違いの誤解で状況を悪くしていたんだな。
「紅くん、ぶったりしてごめんなさい。痛かったでしょう?」
「いや大丈夫。あれは俺が悪かった。ごめん姉さん」
心配そうに俺の頬を撫でる姉さんの手は暖かくて、痛みが少し引いていくようだった。
この暖かさは何かを思い出させるようだった。…そうだ、物心つく前だったはずなので曖昧にしか覚えてない、もしくは全部夢だったのかもしれないがあることを思い出した。
「姉さんはさっき俺がテレビを見て笑顔になったって言ったの、アイドルの歌番組だよね?」
「え、ええ」
「たぶんそれ違うよ。いや、違わないけどきっかけが違うと思う」
「どういうこと?」
2、3歳の頃だったと思う。俺は夢を見ていた。真っ暗で何もない、どこまで歩いてもなにも見えない夢。
とても怖かった。叫ぼうとしても声は出ず、徐々に動けなくなっていっても夢は覚めない。
でもその時急に何かが聞こえた。たぶん、歌だったと思う。
決して上手ではなかったけど、暖かく心が落ち着く歌。
俺はその時に初めて歌というものを知ったのだろう。だから、同じことをしているテレビの向こうの人を見てすごいと思ったんだ。
「紅くん・・・覚えていてくれたのね・・・」
「え?」
「ありがとう紅くん。お姉ちゃん元気が出たわ!ちょっと気持ち悪い気もするけど全然大丈夫!」
「・・・それは飲み過ぎだからだろう」
「う・・・そ、そうよ紅くん!今日は久しぶりに一緒に寝ましょう!」
「久しぶり?一緒に寝たことなんてあった?」
「くっ・・・それはそれ!これはこれよ!」
「どれなんだ・・・」
そう言った姉さんは倒れたままの俺を起こし、無理やり自分の部屋に引っ張っていった。
初めて入った姉さんの部屋は、同じような優しい香りがしたと同時に見たこともない冷蔵庫や酒が転がっていた。が、今日は見なかったことにしよう。
「紅くん、おやすみなさい」
「おやすみ、姉さん」
シングルのベッドに大きな2人が寝るには多少狭かったが、姉さんと手を繋いで寝ると不思議と安心できてすぐ眠りにつくことができた・・・
動き出す時計
いつもよりも少し早い起床。多少の眠気と戦いながら、俺は2人分の朝飯を作っていた。
昨日、いや今日か。すぐ眠りにつくことはできたはいいが、結局最終的には目が覚めたあと中々眠りにつくことができずに今に至る。
原因は当然姉さんだ。
「全く、困った姉さんだな」
脇腹をさすりながら食事を作っているのは、姉さんの寝相が悪すぎたせいだ。
これならケンカの時の平手打ちの方がマシだったかもしれない。
「ケンカ、したんだな」
あれがたぶん姉弟喧嘩なのだろう。初めてのことだが不思議と嫌な気分じゃない。自分たちの言いたい事を良い合えたし、むしろ継続的に行うべきか?
「ふあぁぁ。おはよう紅くん」
「おはよう姉さん。随分早いね」
欠伸をしながらやってきた姉さんはいつも通り寝ぐせが凄く、そしていつもより顔色が悪かった。
「だって目が覚めたら紅くんがいないんだもの。それに、うう・・・頭が」
「だから飲み過ぎなんだよ。川島さんにちゃんと礼を言うんだぞ。ここまで運んでくれたんだから」
「はぁい」
『いただきます』
いつも通りテレビのニュースを流しながら2人で朝食を食べる。
すると姉さんが突然箸を置いて話始めた。
「決めたわ」
「ん?」
「紅くんのお願い、私叶えるわ」
「何のことだ?」
「ほら、昨日の楽屋での話よ。私とユニットを組むなら誰がいいかって、紅くん話していたじゃない」
姉さんが言うのは部長さんに聞かれたあの話か?確かにあの時しゅがはさんと組むと面白そうだと思ったが。
「佐藤心さんだったわね。私はまだ会ったことないけど、プロデューサーに相談して何とかしてみるわよ」
「そんなこと出来るのか?」
「ふっふっふー。紅くん、お姉ちゃんを甘く見たらダメよ?これでも346ではそれなりに発言出来る立場にあるんだから!」
「いや、知ってるけど」
「う・・・そ、そう?とにかく、高垣楓と佐藤心。ユニット名は何がいいかしら?紅くんしゅがはさんって言ってたわね。なら、メープルシュガーとか?」
「・・・甘そうだな」
その後、本当にユニットを結成することが決まり、話が次々進んでいったらしい。何でも、数ヵ月後のサマーフェスとやらに間に合わせるのだとか。
ちなみに姉さん考案のメープルシュガーはしゅがはさんに却下された。彼女曰く、自分だけ苗字なのは全然スウィーティーじゃないとのこと。
どう考えても甘いような気がするんだが・・・
決まったユニット名はどちらの名前も取った"プルート"。デビュー曲は"Pluto"で、こちらは冥王星の方らしい。
意味も一応あるようで、冥王星は実際に存在するが太陽系の惑星から除外された存在。あるのにないことにされた惑星だ。
姉さんとしゅがはさんのプルートは逆に、元々なかったけど俺の発言が原因であることになったユニット。それを掛けたそうだ。
何でも、冥王星が地球へ自分の存在を主張する歌になるということだが、俺はまだ曲を聴いていない。
そして、美嘉のバックダンサーをした凛たちと、応援に来ていた新田さんたちには同じような出来事が待ち受けていた。
トライアドプリムスの出会い
(まだまだ先の話ですが、紅葉くん不参加のイベントのため先に作りました)
加蓮「渋谷凛・・・ちゃん、だよね?」
凛「?」
加蓮「北条加蓮。中学一緒だったんだけど。クラスは違ったけどね」
凛「北条・・・加蓮・・・加蓮?」
加蓮「高垣紅葉、って言ったらわかるよね」キラン
凛「・・・そう、あの加蓮なんだ」ギロ
奈緒「な、なあ。どうしていきなり険悪なんだよ」オロオロ
加蓮「こっちは神谷奈緒」
奈緒「ど、どうも」
凛「・・・」ペコリ
加蓮「ちなみに紅葉先輩が名前覚えるようになったのは奈緒のお陰だよ」ニヤリ
奈緒「ちょ、お、おい加蓮!」アタフタ
凛「・・・ふーん。アンタがね」ギロリ
奈緒「(めっちゃ睨まれてる!)」
加蓮「アタシたち一応346プロ所属のアイドルなんだ。先輩も賛成してくれてね」ドヤァ
奈緒「やめろよ加蓮!これ以上火に油注ぐな!」
凛「へぇそうなんだ・・・」ジーッ
奈緒「あ、あははは(なんであたしの方だけ睨むんだよ!)」
加蓮「とりあえずアイドルとしては目標ってことで、よろしくね♪」
凛「・・・」
奈緒「お、お前ら!いい加減にしろよな!これから仲間になるんだからさ!」
加蓮「ん?どうしたの奈緒?アタシ達別にケンカなんかしてないよ?」
凛「そうだね。今はまだ、ね」
奈緒「もう!これ以上言い争うならあたしにも考えがあるぞ!」
凛「考え?」
奈緒「いいか!2人がこれ以上あたしも巻き込んでケンカするっていうなら・・・」
加蓮「・・・いうなら?」
奈緒「・・・泣くぞ」
凛「は?」
加蓮「!?」
奈緒「あたしが泣くぞ!本気だぞ!」
凛「アンタ、一体何言って・・・」
加蓮「ま、待って奈緒!ごめん、もうしないから!ほら、あなたも早く謝って!」
凛「え?何で?」
加蓮「いいから早く!奈緒が泣いたら大変なんだから!」
奈緒「・・・グスっ」
加蓮「わあああ!待って奈緒!ほら早く!」
凛「う、うん。ご、ごめん、なさい」
奈緒「・・・もう言い争わないか?」
加蓮「はい!奈緒先輩!」
奈緒「仲良くするか?」
凛「す、するよ」
奈緒「そうか!よかった!」ニコッ
凛・加蓮『(守りたい、この笑顔)』
続く!
「久しぶりね紅葉」
「お前は・・・」
商店街で偶然会った金色の瞳の少女。
彼女は一体何者なのか!?
次回、「紅葉くんとフライングな少女」他。お楽しみに!
わかりにくい表現ですが、ケンカ中楓さんは床ドンしています。
楓さんに床ドンされて冷静でいられるのは世界中探しても紅葉くんだけでしょう。