楓さんの弟はクールで辛辣な紅葉くん   作:アルセス

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ここから先の章は本編とは別枠になっています。
ですので続きを期待していた方には申し訳ありません!

新たにデレステのイベントコミュ的な物にも挑戦したいと思ってました。
新しいライブや舞台、テレビ番組等の話ですね。

ここは本編と違う部分がいくつかあります。

1、更新は不定期(状況によってない場合もある)

2、時系列はアニデレ終了後。なのでまだ未登場のアイドル出演の可能性。

3、初期と同じ台本形式。

4、かなりゆるい感じ。

5、本編の内容や設定によって変わる場合もある。

アイドルの関係性は本編と同じです。
なので5のように本編で変わったらこちらも変わることがあります。
以上の内容を踏まえて、納得した方のみ読んだほうがいいかもしれません。


コミュ
イベントコミュ『Phantom Story』


みんな、こんにちは!神谷奈緒だ!

今度あたしたち346のアイドル皆で舞台劇をすることになったんだ。

 

シンデレラプロジェクトやクローネ。

色々あったけど、今は……ううん。今も同じプロダクションの大事な仲間だ。

ファンタジーものだっていうし、どんな話になるのかすっごく楽しみ!

 

って、おい!なんでお前もここにいるんだよ!

と、とにかく、あたしたちの舞台『Phantom Story』をよろしくな!

 

 

 

───会議室

10人以上のアイドルが一斉に集められており、全員その理由を聞かせられずに予定の時間がくるのを待っていた。

 

 

武内P「皆さん、お疲れ様です」

 

鈴科P「お、全員揃ってるね」

 

 

正面のホワイトボードの前に立つ2人のプロデューサー。

ほとんどが2人の担当アイドルだったため、緊張が少し解け和やかな雰囲気になっていた。

 

 

鈴科P「さて、君たちには舞台に出てもらう」

 

美嘉「あ、相変わらずいきなりだよねうちのプロデューサー」

 

奈緒「まあ、あたしもようやく慣れてきたけどな」

 

加蓮「諦めって言ったほうがいいんじゃない?」

 

鈴科P「ちょっとちょっと3人とも。今回は俺だけじゃなくタケや他の人も関わってるんだからね!」

 

武内P「……まずは、以前、"シン選組ガールズ"の映画に出られた皆さん。改めて、お疲れ様です」

 

未央「何々?もしかしてまた映画のオファー?」

 

美波「そういえばここにいるほとんどのメンバーは出演していますね」

 

武内P「いえ、今回は、映画ではありません。舞台に出演することになります」

 

凛「舞台……もしかしてミュージカルとか?」

 

鈴科P「残念だけど普通の舞台劇だよ。前回の映画が好評でね。歌以外に役者としての君たちの実力が評価されてきてるんだ」

 

乃々「うぅ……どうして森久保まで呼ばれたんですか?いぢめですか?たくさんの人が見ている前で演技するなんて、むーりぃー……」

 

凛「の、乃々。机の下に隠れようとしないで。ていうか、会議室の折りたたみ式の机じゃ隠れても見えるから!」

 

武内P「ま、まずは台本と資料を配ります」

 

鈴科P「全員に行き渡ったら内容を説明するね」

 

 

台本には『Phantom Story』と書かれており、次のページには登場人物と大まかなストーリーが記されていた。

 

蘭子「おお!悠久の幻想譚か!(おとぎ話みたいで面白そうです!)」

 

 

Phantom Story……かつて、この世界は1つの大陸だった。

人々は争うことなく1つの国として平和に暮らしていた。

 

だが4人の魔王が現れ、大陸を東西南北4つに分断し、それぞれを自分の国として支配するようになった。

 

魔王が率いる魔物の軍勢に日々怯える人々だったが、それを見かねた神々が素質あるものに力を与えた。

 

火、水、風、地、光…それぞれ1つの力を与えられた5人の勇者が、仲間を連れ苦難の末に見事4人の魔王を封印することに成功した。

 

数百年後、平和になり魔王の存在も忘れかけた東の大陸で、再び何かが起ころうとしていた。

 

奈緒「へぇ、ファンタジーものかぁ。ありきたりな内容だけど面白そうだな」

 

楓「ファンタジー……ファンタジー……」

 

瑞樹「か、楓ちゃん?」

 

武内P「いずれ、演出の先生も別に紹介します。今日は主に、キャストの発表になります」

 

鈴科P「状況によってはキャストも増えるかもね。じゃあまずは主人公……奈緒ちゃん!」

 

奈緒「え!?あ、あたし!?」

 

加蓮「へぇ、やったね奈緒」

 

凛「奈緒ならやれるよ」

 

鈴科P「主人公は東の大陸最高の軍事力を持つアティラ王国。その国の騎士団長の息子で光の末裔だ」

 

奈緒「お、おう。ちょっと肩書き詰め込みすぎなような気がす……ん、息子?」

 

鈴科P「そ、息子」

 

未央「そっか、前の新選組の話みたいって考えればいいのかな?」

 

武内P「はい。ですので、セリフなどは原作とは違い皆さんに合わせてあります」

 

奈緒「な、なるほど。にしても主役かぁ。今から緊張してきた……」

 

鈴科P「はいはい、メンバー多いからじゃんじゃんいくよ。同じくアティラ王国の大臣の孫は……奏ちゃん!」

 

奏「あら、じゃあ奈緒とは最初から知り合いになるのかしら」

 

鈴科P「うん。奈緒ちゃんと奏ちゃん、そして次の2人の4人が旅立つところから始まるんだ」

 

奏「そういうことみたいだから、よろしくね主人公さん?」

 

奈緒「よ、よろしく」

 

鈴科P「次は2人同時に発表するね。アティラ騎士団1番隊、2番隊隊長の息子……卯月ちゃんと美嘉ちゃん!」

 

卯月「わ、私ですか?が、頑張ります!」

 

美嘉「騎士の息子ってよくわかんないけど、この3人が一緒ならとりあえず安心かな」

 

鈴科P「……まあすぐ1人と3人に別れるけどね」

 

奈緒「え?」

 

鈴科P「さあ次は今作のヒロインだ。碧い風を自在に操る風の末裔の少女は……凛ちゃん!」

 

凛「蒼い風……うん、私ならやれそう」

 

武内P「(何故か少し違うような気がしますが)」

 

奈緒「よろしくな凛!」

 

凛「うん、負けないよ奈緒」

 

鈴科P「凛ちゃんが最初に会う奈緒ちゃんはオルタ化してるけどね……」

 

凛「え?」

 

奈緒「おいプロデューサー!さっきから不吉なことばかりつぶやいてないか!?」

 

鈴科P「何のこと?俺にはさっぱりわからないよ」

 

奈緒「このプロデューサーは……」

 

加蓮「ほら落ち着いて奈緒。ところでプロデューサー。そろそろアタシの名前が出てきてもいいんじゃない?」

 

鈴科P「お、さすが加蓮ちゃん。次は加蓮ちゃんの役だよ」

 

加蓮「どんな役?」

 

鈴科P「魔王に一族を滅ぼされて復讐に燃える女冒険者」

 

加蓮「そ、そう……復讐かぁ。結構熱い役になりそう」

 

鈴科P「ちなみにこの役は主に奏ちゃんの役と行動するんだ。相方ってことになるかな」

 

加蓮「へぇ、奏とか。なら面白くなりそうかも」

 

奏「ふふ、お手柔らかにお願いするわ」

 

武内P「鈴科、渋谷さんの役の次に言うことが」

 

鈴科P「そうだった。凛ちゃんの役には妹がいるんだ。その役は乃々ちゃんよろしく!」

 

乃々「そ、そのまま忘れてくれていたほうがよかったんですけど……」

 

凛「乃々、私の妹じゃ嫌?」

 

乃々「べ、別にそんな意味では……」

 

凛「じゃあ一緒にがんばろう?」

 

乃々「うぅ……逃げられない……」

 

鈴科P「次は火の末裔で槍使いと妹の火の魔術師は美波ちゃんとアーニャちゃん!」

 

美波「槍使いですか。なぜか上手くできる気がします。よろしくね、アーニャちゃん!」

 

アーニャ「ダー。一緒にがんばりましょう、美波」

 

鈴科P「地の末裔の少女は未央ちゃん!」

 

未央「お、ついに未央ちゃんの登場ですな!ねえねえ、私の役ってどんな子?」

 

武内P「本田さんの役は、レジスタンスのリーダーで、銃の名手になります」

 

未央「ほほう、私もみなみんみたいに上手くやれそう。ばきゅーん!なんてね」

 

鈴科P「次の水の末裔は西大陸の王女。これは……ありすちゃん!」

 

ありす「名前で呼ばないでください!……でも王女様ですか。少し楽しみです」

 

鈴科P「あり……橘ちゃんの国の神官長。常に王女と一緒にいて彼女を守る役は……文香ちゃん!」

 

文香「……私、ですか?」

 

ありす「わぁ!文香さん、よろしくお願いします!」

 

文香「……ふふ。はい、よろしくお願いしますありすちゃん」

 

鈴科P「ここで一旦主人公側は終了。次は敵側だね」

 

李衣菜「う、呼ばれてないってことはそういうことかぁ」

 

みく「李衣菜チャンはともかく、みくも魔物役なんて……」

 

李衣菜「私ならともかくって何さ!」

 

鈴科P「ほら2人とも落ち着いて。敵って言ってもチョイ役みたいなのはいないんだから」

 

武内P「残りの皆さんには、それぞれ魔王役をやってもらいます」

 

蘭子「魔王!!」

 

鈴科P「ら、蘭子ちゃんの食い付きがすごいね。蘭子ちゃんは西の魔王。みくちゃんと李衣菜ちゃんはそれぞれ南と北の魔王。

瑞樹さんには東の魔王をやってもらいます」

 

みく「じゃあじゃあ、みくの役は可愛い猫の魔王だったり?」

 

鈴科P「ううん、普通の魔王」

 

みく「ぐぬぬぬぬ……」

 

李衣菜「魔王に普通ってあるのかな。でも魔王って結構ロックかも!」

 

瑞樹「つまり私は一番先に奈緒ちゃんたちに会うかもしれないわけね」

 

鈴科P「最初……まあ、そうですね」

 

瑞樹「魔王瑞樹じゅ…28歳!まだまだ若い子には負けないから覚悟してね!」

 

奈緒「よ、よろしくお願いします」

 

奏「魔王の方が明るいわね…あら、プロデューサー」

 

鈴科P「どうしたの?」

 

奏「楓さんの役がまだよ」

 

楓「ふぁんた……ふぁんとむ……ふぁんしー?」

 

瑞樹「楓ちゃんまだ考えてたのね……」

 

鈴科P「うん、楓さんには瑞樹さんの側近2人のうちの1人、堕天使の役をやってもらいます」

 

蘭子「世紀末堕天使!」

 

楓「あ、はい。じゃあ瑞樹さんと一緒に行動することになりそうですね。普段から瑞樹様って呼んだ方がいいかしら♪」

 

瑞樹「……それは何か誤解されそうだからやめてちょうだい」

 

美嘉「2人のうちの1人って、もう1人はまだ決まってないの?」

 

鈴科P「ううん、もう決まってるよ」

 

加蓮「これで全員呼ばれたよね?今日休みの子?」

 

鈴科P「いや、休みじゃないよ。というか実はアイドルでもないんだ」

 

卯月「アイドルじゃない?」

 

鈴科P「と言っても皆が知ってる子だから安心して。しかも美城専務のお墨付きだ。俺もタケも賛成してる」

 

武内P「はい。本人の了承を得るのには、苦労しましたが」

 

奈緒「あの専務が納得するアイドル以外の子?」

 

??「失礼します」

 

全員『!!!!!』

 

鈴科P「一応紹介するよ。堕天使で瑞樹さんの側近である楓さんの役の弟。同じく側近の……紅葉くんだ!」

 

紅葉「高垣紅葉です。まだよくわかっていない状況ですが、よろしくお願いします」

 

楓「こ、紅くん!?私聞いてないわよ!?」

 

紅葉「秘密にしろって言われてたからね」

 

楓「と、とにかく姉弟役なら安心よね。わからないことがあったら何でもお姉ちゃんに聞くのよ」

 

紅葉「ああ」

 

鈴科P「楓さんの役は冷静沈着で失敗をしない優秀な側近です」

 

紅葉「……姉さん、わからないことがあったら協力するよ」

 

楓「なっ!?」

 

鈴科P「そして紅葉くんの役は主人公の奈緒ちゃんのライバル役だよ」

 

奈緒「へ?あたし!?」

 

紅葉「よろしくな奈緒」

 

奈緒「よ、よろしく紅葉……」

 

奏「なら私は奈緒に協力して、楓おね……楓さんのために紅葉を倒せばいいわけね」

 

紅葉「お前は姉さんとも敵だろう」

 

加蓮「ふぅん、面白くなってきた!じゃあ凛と紅葉先輩は奈緒を賭けて戦うんだ」

 

奈緒「なっ!?」

 

凛「それはそれとして、役は完璧にこなしてみせるから。奈緒は渡さないよ紅葉」

 

紅葉「どうしてそうなるんだ?」

 

奈緒「お、落ち着け2人とも!いや、紅葉は落ち着いてるか。ああ、もう!どうなるんだよこれ!」

 

未央「違う違う。かみやん、こういう時は『私のために争わないで!』だよ」

 

奈緒「そ、そうか!あ、あたしのため……って言えるかーーー!」

 

武内P「(話の内容が変わってきましたね)」

 

鈴科P「うんうん!楽しくなってきたね。じゃあ舞台を成功させるために皆で頑張ろう!」

 

美嘉「楽しんでるのはプロデューサーだけだよね……」

 

続く?

 




いかがだったでしょうか?

需要があれば今後もやっていきたいですが、あくまでサブ的なものなので、その場合本編に影響ないように進めていきます。
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