楓さんの弟はクールで辛辣な紅葉くん   作:アルセス

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ナゴヤドームライブ参加したPの皆さんお疲れ様でした。
いずれ自分も参加したいですね!

今回は前話の通り前半は自己紹介回になります。
そしてデレステ風の選択肢を地の文につけました。
下が紅葉くんならではの選択肢、上はごく普通の主人公だった場合の選択肢になります。

こうやってみると、紅葉くんは人付き合いが苦手なだけで言いたいことははっきり言うし、知識も偏ってるけどあるし優秀ですね。
人の話を信じすぎていますが。

それと後半はナゴドに合わせて、いずれやる話のライブのセトリと楓さんの感想です。
どのライブかはわかる人にはわかるかな……
ネタバレになるかどうかは微妙。

最近真面目な楓さんばかりだったので、今回はいつものこの小説の楓さんに戻しました!


エクストラコミュ『自己紹介と帰ってきた我らが楓さん』

凛・未央・卯月の3人がバックダンサーを務めたライブ終了後、楽屋へと向かうプロジェクトメンバーと紅葉。

そんな中、李衣菜が突然紅葉に対して自己紹介を始めようと皆に声をかけた。

 

李衣菜「じゃあ私から改めて。多田李衣菜。

ロックでクールなカッコイイアイドル目指してます。

学年一緒だし私のことは李衣菜でいいよ」

 

 ロックなアイドルって?

 

→楽しみにしてる

 

紅葉「よろしく李衣菜。俺のことも紅葉で構わないぞ。

ロックでカッコイイ曲をテレビやライブで歌う李衣菜を楽しみにしてる」

 

李衣菜「うん♪期待しててよ」

 

きらり「にゃっほーい!きらりだよ☆よろしくにぃ~☆

かわいいものやハピハピなもの、だーい好き!

アイドルになってきらりのぱわーで皆を元気にさせるんだ♪」

 

 ハピ……げ、元気ですね

 

→よろしくお願いします

 

紅葉「よろしくお願いします。

確かにきらりさんと一緒だと元気をもらえそうですね」

 

きらり「うきゃ!みんなそうなったら嬉しいにぃ!

こちらこそよろしくおにゃーしゃー☆」

 

莉嘉「はいはーい!アタシも莉嘉でいいよカレシさん☆」

 

 え、俺が美嘉の彼氏?

 

→美嘉は友達だ

 

紅葉「さっきも言ったが俺は美嘉の彼氏じゃない。普通の友達だ」

 

莉嘉「えーつまんない。

お姉ちゃん男の人とか全然そんな話ないんだもん。

あ、見た目があやしくて普段はあまり近づきたくないっていう

自分のプロデューサーさんの話は聞くけどね」

 

紅葉「そうか、美嘉にもプロデューサーさんがいるんだな。

そっちも莉嘉たちみたいに大人数なのか?」

 

莉嘉「ううん。3人だけみたいだよ。

お姉ちゃんと、この先の控え室にいる茜ちゃんと、美穂ちゃん!」

 

みりあ「みりあも自己紹介するー!

みりあのことも、名前で呼んでね♪」

 

 よろしくね、みりあちゃん。

 

→よろしくみりあ

 

みりあ「赤城みりあです。

アイドルになってカワイイダンス踊ったり、カワイイ服を着たり♪

これからいろんなことやって楽しいことたくさんみつけたいです!」

 

紅葉「よろしくみりあ」

 

みりあ「えへへ!そうだ、お兄ちゃんはお姉ちゃんがいるんだよね?」

 

紅葉「ああ、みりあと同じく346プロダクションでアイドルをやってるよ」

 

みりあ「みりあもお姉ちゃんなんだよ!一緒だね!」

 

紅葉「そうだな。

同じ姉同士、一緒に仕事するときはうちの姉をよろしく頼む」

 

みりあ「うん!」

 

アーニャ「オーチニ プリヤートナ。

ミーニャ ザヴート アナスタシア」

 

 外国人?な、何語だろう

 

→困ったな。ロシア語は少ししか出来ないぞ

 

紅葉「ラズリシーチェ プリツターヴィッツァ、アナスタシア。

えっと……ミニャ ザヴート 紅葉」

 

アーニャ「ハラショー!モミジはロシア語、上手ですね」

 

紅葉「簡単な挨拶しか出来ませんが……ん?

アナスタシアさん、日本語を話せるんですか?」

 

アーニャ「アーニャと呼んでください。ニックネームです。

私は北海道で生まれて、ロシアで育ったハーフですね」

 

紅葉「なるほど。なら改めてよろしく、アーニャ」

 

アーニャ「ダー。よろしく、モミジ」

 

かな子「ロシア語が話せるなんてすごいですね。

あ、三村かな子です。皆にと思ってクッキー焼いてきたんですけど、

よかったら高垣くんもどうぞ」

 

紅葉「いただきます」

 

 美味しい!

 

→俺はケーキしか作れませんが……

 

紅葉「このバタークッキー美味しいですね。かすかに感じるアーモンドの風味も絶妙です。

俺はケーキしか作ったことありませんが、三村さんはお菓子全般得意そうですね」

 

かな子「喜んでもらえて良かった。お菓子作りは趣味なんです。

でも男の子で同年代なのに、ケーキ作れる高垣くんはすごいね。

本当なんでもできそう」

 

紅葉「それは……いえ、何でもありません」

 

かな子「?」

 

紅葉「(何もできない姉さんがいるから俺がやらなきゃいけない状況になった。

なんてことはさすがにここでは言えないだろう)」

 

智絵里「あの、えっと……」

 

紅葉「(名乗るタイミングを伺っているのだろうか。

無理に名乗らなくてもいいが、本人がその気なら逆に俺から話しかけてみるか)」

 

 会話が続かない……

 

→会話が続かない……

 

紅葉「あの……」

 

智絵里「ひゃっ!?あ、ごめんなさい。急に大きな声を出したりして」

 

紅葉「いえ、こちらこそすみません。

高垣紅葉です。よろしくお願いします」

 

智絵里「は、はい。えっと、緒方智絵里……です」

 

紅葉「……」

 

智絵里「……」

 

紅葉「(一瞬で会話が終わってしまった。

緒方さんもどうしていいかわからない様子でちらちらとこちらを見ている。

凛の時以上にどうすればいいか俺もわからないな。

このまま、まだ話をしていない子に俺から挨拶すべきか)」

 

???「ハーッハッハッハ!」

 

紅葉「!?」

 

蘭子「我が名はブリュンヒルデ!

堕天使たちの世界に舞い降りし漆黒の翼!

(アイドルになってこれから精一杯頑張ります!)」

 

 何て言ったんだろう……

 

→なるほど、この人も外国から来たのか

 

紅葉「ブリュンヒルデさんは名前から言って北欧の方ですか?

知り合いの魚屋の人もそうですが、日本語が上手ですね」

 

蘭子「え!?あう……ええと」

 

紅葉「その人はアイルランド出身なんですが、今度会ってみませんか?

同じ北欧出身同士、会話が弾むかもしれませんよ」

 

蘭子「うぅ……ら、蘭子!蘭子でいい……です」

 

紅葉「(蘭子でいい?どういうことだ?どっちが本当の名前なんだ?)」

 

きらり「ほら杏ちゃん!

次は杏ちゃんがおにゃーしゃーって!」

 

杏「えー、杏は別にいいよ」

 

きらり「ダーメ!皆で仲良くなってハピハピになるにぃ☆」

 

杏「はぁ……わかったよ。

双葉杏。今年17歳。好きな言葉は"不労所得"と"印税生活"。

嫌いなのは働くこと。

とりあえずアイドルになって印税生活で一生楽するのが夢。以上」

 

きらり「もう、杏ちゃん!」

 

 ど、どこまでが本気なんだ?

 

→尊敬します

 

紅葉「なるほど、同い年ですでにそこまで先の未来の目標があるなんて尊敬しますね」

 

杏「……へ?何冗談言ってるの?」

 

紅葉「いえ、すみませんが冗談は苦手で……

双葉さんが将来印税で生活できることを俺も応援します」

 

杏「……うへぇ。杏この人苦手かも」

 

紅葉「(これでライブ前に何故か俺を先輩と呼んだ少女以外との

自己紹介が終了した。ふぅ……大変だったが何とかなったか。

そしてこちらも相変わらずの新田さん。ずっと笑顔なんだが俺は恐怖を感じている)」

 

 

 

────────────────────────

 

数ヵ月後のとある日。

楓はマンションの自室で次に行われる大規模なライブのセットリストを眺めていた。

 

346プロダクションライブセットリスト一部抜粋

 

とどけ!アイドル

歌:全員

 

アップルパイ・プリンセス

歌:十時愛梨

 

エヴリデイドリーム

歌:佐久間まゆ

 

To my darling…

歌:輿水幸子

 

花簪HANAKANZASHI

歌:小早川紗枝

 

NUDIE

歌:城ヶ崎美嘉

 

Hotel Moonside

歌:速水奏

 

Nebula Sky

歌:アナスタシア

 

ヴィーナスシンドローム

歌:新田美波

 

Wonder goes on!!

歌:前川みく、多田李衣菜、安部菜々、木村夏樹

 

私色ギフト

歌:城ヶ崎莉嘉、諸星きらり、赤城みりあ

 

Heart Voice

歌:双葉杏、三村かな子、緒方智絵里

 

Trancing Pulse

歌:渋谷凛、神谷奈緒、北条加蓮

 

ラブレター

歌:島村卯月、小日向美穂、五十嵐響子

 

情熱ファンファンファーレ

歌:本田未央、日野茜、高森藍子

 

Queens Territory

歌:速水奏、塩見周子、宮本フレデリカ

  鷺沢文香、大槻唯、橘ありす

  アナスタシア、渋谷凛、神谷奈緒、北条加蓮

 

光輝の幻想譚

歌:鷺沢文香、橘ありす

 

君の知らない物語

歌:神谷奈緒

 

蛍火

歌:北条加蓮

 

Never say never

歌:渋谷凛

 

こいかぜ

歌:高垣楓

 

Installation

歌:高垣楓

 

Nocturne

歌:高垣楓、川島瑞樹

 

Pluto

歌:高垣楓、佐藤心

 

お願い!シンデレラ

歌:全員

 

アンコール

 

 

 

楓「…………………え?」

 

楓「ちょ、ちょっと待って。え?何?どういうこと?私何も聞いてないわよ!?

常務の威光のある今回の定例ライブでトリを飾ることが出来るのは光栄なことよ?

あの時ちょっと言い過ぎたなぁって少しだけ反省してるし。若干常務が涙目になってた気がしたし……」

 

楓「でもさすがにこれはないんじゃないかしら。5曲よ!?私だけ5曲連続で歌い続けるの!?

しかもこいかぜの後に知らない曲まであるんだけど!

……ああ、なるほどわかりました。お願い!シンデレラの全員に私だけ入れないつもりね。

休ませるとみせかけて1人だけ除け者にする常務のささやかな嫌がらせなのねこれ……ってそんなはずないじゃない!」

 

楓「はぁ……はぁ……うん。少し落ち着きましょう。深呼吸してお酒を飲んで……よし。

きっと見間違……えてないわよね。あら?落ち着いたら見てはいけないものが見えてしまった気がするわ。

アンコール……また増えたじゃない!ほんと何なのよ!私の体力をバカにしてるの!?」

 

紅葉「姉さん、珍しく部屋からの声がもれてるけど大丈夫?」

 

楓「あ、こ、紅くん。え、ええ大丈夫よ。次のライブのことでちょっと気持ちが高揚したみたい。紅くんの名前が紅葉(こうよう)って読めるだけに、ふふふ……ふふ」

 

紅葉「とりあえず2点」

 

楓「ぐふっ!日に日に厳しくなっていく紅くんの採点が若干嬉しくもある私が怖いわ」

 

紅葉「そうだ姉さん」

 

楓「どうしたの紅くん?ちなみに別にドア越しじゃなく中に入ってもいいのよ?」

 

紅葉「ライブ、姉さんは特に大変だろうけど頑張ってね。俺も裏方のバイトで出来ることは協力するから」

 

楓「ありが……え?裏方?紅くん、一体何を知ってるの?もしかしてこのリストに紅くんも関わってるの!?」

 

紅葉「……ごめん、常務さんに口止めされてるから詳しくは。じゃあ、夕飯の買い物に行ってくる」

 

楓「待って、ねえ待って紅くん!せめて新曲の話だけは詳しく!お姉ちゃん何も知らないのよ!

うぅ……あの常務、私と紅くんの夢(思い込み)であるデビューライブ会場での再ライブをなしにしようとしただけじゃなく、私の大事な紅くんまで誑かすなんて!こうなったら久々に絶対に許さないリストの封印を解く時が来たようね。覚えてなさい!」

 

続……くのだろうかこれ

 




自己紹介回をやったので、今後きらりは『諸星さん』ではなく『きらりさん』呼びになります。

それと後半の話、なぜこんなハードになったか理由は当然ありますが、それを更に書くとかなり後の話になるのでこれもネタバレになるかと思い省略しました。

なので一応アンケートを取るので、過程も先に書いたほうがいいかどうか案を聞かせてください。

ちなみに過程ですが、現状でこうなるかな?って感じなので、書いていくうちに変更するかもしれません。
そして、アンケートで必要ないという意見が多かった場合、亀更新なのでこのライブの話はだいぶ後になると思います。
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