チャンピオン
「ジーパ、でんじば」
「ジジジジジ!」
俺はレイ。
はがねタイプ使い、カガクニ地方のチャンピオンだ。
去年なったばっかだけど。
それでも実力は折り紙付き。
なんたってしっかりチャンピオンを倒してチャンピオンになったんだから。
「レヴニ!かえんほうしゃ!」
「グルオオオォォォォォォオォオオォ!」
分かると思うが、今バトル中だ。
チャンピオンとして初めての防衛戦。
だからなんだ。
本気でやれば良い。
だから。
『溜まった。準備OK』
『分かった!』
「ジーパ、レールガン」
「ジージージーーーー!ヴァジジジ!」
ピカッ!
ドッッッッッゴッッッッッッッッオオオオン!
ドス
「レヴ二!」
「後一体、どうするの?」
「ッツ!」
弱い。
弱過ぎる。
ここまで来るのにはとても苦労した。
何千、何万、何億と戦って。
ただひたすらに強い奴と戦いたくて。
けど。
ここまで来て、相手が俺に追いつけなくなった。
たった一回。
それだけチャージして、放つだけ。
それだけで全て倒せる。
倒せてしまう。
レールガンはでんきタイプの技。
だけど、これはじめんタイプでも貫通する。
たとえとか、ゲームではでも。
一撃で仕留められてしまう。
………楽しくなくなった。
そう思った瞬間だった。
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俺は転生者だ。
だからこそ、ポケモンの世界では有利だと思っていた。
けど違った。
ここはそもそも俺の知ってるポケモンの世界じゃ無かった。
確かにホウエンがある、シンオウがある、ジョウト、カロス、イッシュ、カントー、アローラ。
確かにあった。
けど。
良く考えてみればわかる。
明らかに設定されていない地方がある。
この世界は、俺の知らない世界に、変貌した。
ポケモンは2000種類以上、タイプも20種。
ゲームやアニメではまず有り得ない。
合体技、複合技、トレーナースキル、裏特性、アビリティ。
原作には元々無い設定。
楽しかった。
強くなるのが。
嬉しかった。
ポケモン達と喜びを分かち合えるのが。
なによりも。
この世界が楽しかった。
残念なのだ。
ここまで来れるトレーナーが少ないことが。
チャンピオンなんて、ただ座ってるだけ。
トレーナーが来ても弱い。
面白くない。
それが。
俺の思いだった。
***
ジーパ
種族:ジバコイル
特性:がんじょう
裏特性:チャージ
アビリティ:蓄電
レールガン
威力:450、命中:100
10ターンの間チャージして、放つ。
タイプ相性で無効化、半減されない。
レヴニ
種族:レヴニシア
特性:えんじょう
アビリティ:火炎燐
レヴニシア
タイプ:ドラゴン、ほのお
特性:もうか(えんじょう)
アビリティ:火炎燐
えんじょう
ほのおタイプの技が当たった時、高確率でやけどにする。
火炎燐
水、氷タイプを無効化する。
みずタイプにほのおタイプの技が「こうかばつぐん」になる。
アビリティ防火林によってほのおタイプの技が無効化されない。
書きたくて書いてみました。
勢いです。