5つのルーン~想い繋ぎながら~   作:Crina

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今回はポピパが主体の話になります。


第2話 疑問

私は今、有咲の蔵で皆と一緒に昨日のライブの打ち上げをしています!!

というのも、昨日ちょっと思ったことがあったから皆にも聞こうかなと思って集まってもらったわけだけど...

「ん~、沙綾のとこのパンはおいしい~!!」

「分かる~、このチョココロネ本当においしいよ」

「ありがとう、まだまだたくさんあるからね」

まあ打ち上げは楽しいからいいんだけどね

「で、香澄、私達に話したいことって?」と有咲が香澄に聞く。

「あっ、そうだった...あのね、愛美さんのことなんだけどさ」

皆はいきなりのことできょとんとしていた。

「愛美さんってCiRCLEのスタッフだよね?」

「そうそう、昨日ちょっと話したんだけどさ、昔のことあまり話してくれなかったんだ~」

「そういえばそうだね、愛美さんの過去って私達どころか、まりなさんすらも知らないよね」

と沙綾がこれまでの愛美さんのことを思い浮かべて言った。

「あの手とリズムの正確さからして昔ギターしてるはずだよね」

とおたえが愛美さんの指のことを気にしていた。

「どうなんだろう、GBPやいろんなこととかで色々とお世話になったけど、確かに愛美さんのこと知らないもんね」

「香澄、他になんか愛美さん言ってなかったのか?」

「確か昔、バンドをしていたってことは言っていたけど、詳しくは話してくれなかったんだ~」

「愛美さんがなぁ、まあライブハウスのスタッフをしているってことは、音楽に何かしら携わっていたことは分かるけどな」

 

「びゃっくしょ~い!!!」

「どうしたの愛美さん?風邪?」

「いえ、誰かが私のことを噂しているのかも...」

「そろそろ友希那ちゃん達Roseliaの予約の時間だよ、機材とか大丈夫?」

「問題ないです」

 

ん~、一回でも愛美さんの演奏聴いてみたいな。あの左手からしてギターは確定、香澄も愛美さんが昔ギターを弾いていたことは聞いたし、問題はどのバンドでやっていたかということ。SPACEに来ていたバンドに愛美さんらしい人って確かいなかったな...てことは相当前のバンドということかな...

「おたえ?どうしたの?」

「え?ああ、ちょっと考え事、昔SPACEに来ていたかなって思って思い出していたんだ。でも愛美さんらしい人がいないんだよね」

「そうなんだ、てことはお姉ちゃんも知らないよね...」

「CHiSPAも知らないよね...」

「はあ、そう考えると本当に愛美さんの正体が謎に包まれすぎるぞ...」

「決めた!!」

いきなり香澄が声を上げて立ち上がった

「うわ、いきなりなんだよ!!」

「これからもう一度愛美さんに会ってくる、ダメモトで聞いてみるよ!!」

香澄らしい発言で皆は笑った。

「その前に、そろそろだよね二回目のGBPは」

「そうだったね、愛美さんから去年参加した25人全員を招待したグループにどのようにするか話し合ってねといってたもんね」

1ヵ月後には二回目のGBP(ガールズバンドパーティ)が開かれることが決まり、去年参加した私達Poppin’ Party、Afterglow、Patel*Palettes、Roselia、ハローハッピーワールド!はもちろん、他にもゆり先輩達Glitter*Greenや沙綾が昔いたバンドのCHiSPAも参加することが決まったんだって、それで今はそのGBPをどう盛り上げていくかを話していかないといけないみたいなんだ。

 

そういえばAスタジオの裏にある機材の調整したっけ?してないならしておかないと...

「Aスタジオの機材の調整してきますよ」

「Aスタジオって今Roseliaの皆がいるよね?」

もうすでにRoseliaの皆さんがスタジオ練習に来ており、Aスタジオをもう使っている。

「ええ、裏においてある機材のメンテナンスですからそこまで心配は要らないですよ」

「そう、そういえば明日って愛美さん夜って空いてるっけ?」

「空いてますけどどうして?」

「ふふ、一緒に飲みに行こうかなって思ってね」

まりなさん、考えてること丸見えですよ、まあ悪いことではないかもね...それにどうせ私の過去を知りたいだろうと思うし、いつかは話すから別にいいけど...

「構いませんよ」

私はそういってAスタジオへ自分のアコースティックギターを持って入り、機材のメンテを始めた。

 

「いらっしゃいませ、って久々だねイース」

「そっちもねべオーク」

彼女は昔からの顔なじみというか...まあ昔のクラスメートでバンドを一緒にしていたイースこと井住田 綾(いすみだ あや)、今まであまり連絡を取っていなかったが、エワズの結婚式以来5年ぶりに再会した。

「どうなんだ?モデルって」

「う~ん、楽しいといえば楽しいけど、辛くないといえば嘘になるかな」

「そう...で、何しに来たわけなんだ?」

 

久々の再会というのに冷たいなぁべオーク、いや、部原 麻久美(べはら おくみ)。彼女は昔、私やエワズ、ウルズ、ソエルと一緒にバンドを組んでキーボードをしていた奴で、今はこのように花屋の店主をしているというわけらしいのだ。昔から花とか植物が好きとは言っていたけど、本当に花屋をしているとは思わなかったけどねw

「いや、仕事終わりに寄っただけさ」

「なるほどね、で、何か買うのか?」

「ならこれからも頑張ってという時に渡せれる花束を頂戴」

「う~ん、リクエストがめんどい...まあそれならこれかな」

そういって渡してきたのはアイリスという花だった。意味は「希望」らしい。あいつにちょうど良い花だと思う。

「ありがとうな」

さてと、モデルからアイドルバンドのキーボードになったイヴに渡せれるな、あいつ頑張っているしモデルで一応先輩なんだし、これくらいしないとな...

 

「さてと、久々に会ったけど、あまり変わってなかったなアイツ、バンドか...何で親友ではなくてバンドが浮かぶのかね...」

その時、電話がなった。

「電話って、これはまた珍しいな、ソエルからだわ...今日は懐かしい連中と会ったりするな」

そう思って電話に出た。

「もしもしお久しぶりだね、ソエル」

『久しぶり、元気そうだねべオーク』

「ええ、ソエルも元気?」




香澄が疑問に思ったことをポピパのほかのメンバーに聞いてもらい、その疑問の答えを聞きに向かう
そして最後に登場した二人は重要なポジのキャラではあります。
次回はAfterglow編です。
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