過去を全て話し、翌日の思い出巡りをしてからその翌日からガールズバンドパーティーの準備に取り掛かり始めた。その夕方にまりなさんから話したいことがあるからライブステージに来てほしいと言われて行くことにした。
「まりなさん、何か用ですか?」
「ん?ちょっとしたことだよ、私達ってこのライブステージから始まったよね」
そう、私とまりなさんはこのライブステージの準備から仲が良くなっていた。というのも、CiRCLEに入社してすぐにライブがあって、その準備と音響などの裏方仕事を私とまりなさんの二人でやったことがすべての始まりだった。
CiRCLEに入社して翌日、私はCiRCLEであるRoseliaのライブの用意をしていた。ライブハウス自体は前にいたStandに非常によく似ていたからからか仕事の行動自体はとくに問題なくできていたのだが、入社してすぐにライブがあることをまりなさんから伝えれられ、私はライブステージの用意と始めていた。
「さて、そのRoseliaというバンドが来る前にできることをしましょう。まりなさん、Roseliaってどんなイメージのバンドですか?」
「え?ああRoseliaというバンドは重厚感が魅せる本格的なガールズバンドで、ボーカルの湊 友希那がメンバーを集めてできたバンドでさ、すっごく存在感があるバンドなんだ」
「へえ、となると照明は暗めでやって、セトリに合わせて照明も変えないとね。セトリってありますか?」
「ええ、それとその曲たちの音源がこれよ」
「では聴いてきます。まりなさんはそれ以外でできるものをお願いしてよろしいですか?」
「分かったわ」
そうして私は音源を聴くためにライブステージを後にした。
「要領がいいわね、元ライブハウス店長というのは伊達ではないのかもね」
音源を聴いてある程度照明の感じが分かったので、次は機材確認をすることにした。すしたらベースアンプがショートしていることが分かったので急いで修理をすることにした。一人では時間がかかるのでまりなさんに頼んで一緒にやることにした。
「一通り終わった。テストしたいのでベース持ってきてもらえますか?」
「分かったわ」
まりなさんがベースを持ってきてくれるまで照明のテストをすることにした。
「うん、悪くないかな。ならベースアンプの確認をしてからリハして終わりだね」
そうしたらまりなさんが戻ってきたのでアンプのテストでベースを弾いてから問題がなかったのでRoseliaが来るのを待っていた。そしてRoseliaが来て私は驚いた。なぜならそこには私を助けてもらったリサさんがいたからだ。
「あれ?愛美さん?ここで就職したとは聞いていたけど本当に仕事をしてるんだね」
「ええ、Roseliaのリハあるんでしょ?ステージは準備できてるよ」
「分かったよ、それじゃあ今日はよろしくね☆」
そしてRoseliaのリハが始まって照明の最終段階が終わったのでまりなさんにライブの打ち合わせをすることにした。話し合った結果、最終調整でできた形で進めていくとになり、私は音響を担当し、まりなさんは照明を担当することになった。
「Roselia...私達Loonとよく似ているバンドですね、音楽性も本当によく似ている。湊 友希那...まさかね...リサさんはこう見ているとベースの成長が凄いね。スランプがあるとしても高い実力を持っているわけね。ギターの氷川 紗夜は相当実力が高いですね。入ってきたときに見えた右手を見て多分相当の努力をしてきたんだな...。ドラムの宇田川 あこは中学生...にしてもあの演奏はその域を平気で超えてるか...キーボードの白金 燐子はこれはクラシック経験者だね。でなければここまでの高い演奏はいかないのかもしれないわね。いい面でいうと高い演奏技術、悪く言うなればメンバーとの繋がりがあまりにも薄いね。メンバーとの繋がりが高くなれば絶対に私達を超えれるわね...見つけたよ、私たちの後を継ぐことのできるバンドが...」
そう思いながらライブのバックの仕事をつづけ、終わってからまりなさんと一緒にカフェテリアでコーヒーを飲んでライブの仕事っぷりを話すことにした。まだCiRCLEに来て間もないからということもあってか、まだまだ分からないところが多かったのでそこのところとかを教えてもらうことにした。
「本当に要領の良さがいいとは思っていたのよね。Standだっけ?そのライブハウスと動き方がよく似ているとはいえあそこまで馴染めて仕事できるのは流石だと思うよ」
「買い被りですよまりなさん、でも、私はこれでいいんですよ。今はRoseliaやポピパ、あの娘達に私の...いえ、私達の意思を継いで最高のライブ、私達の想いである夢を打ち破る者であるということを想い繋いでほしいだけですから」
「そっか、だったら私達CiRCLEのスタッフも次の第2回ガールズバンドパーティーの成功させるために頑張ろう!」
私とまりなさんは同じ元バンドマンでギターであるということ、そして私は元メンバーと再び集まりLoonとして新しい時代を渡っていく子達の背中を推せる存在であり続けることを見つけた。やり方は違えども私とまりなさんは同じベクトルを持ってCiRCLEのスタッフをしている。ウルズ、エワズ、イース、ベオーク、皆がいて私がいる。Loonはこれまでもこれからも変わらない。ただ皆が一緒にいて最高のバンドとしているということ、そして後輩たちに私達の想いBang Dream!というのを受け継いでいってほしい。
「「Bang Dream!の名のもとに!!」」
ということで長かった2章はこれで終わりです。次回から最終章の3章に入ります。3章からは1章の後の話になるので香澄達と愛美との話に戻りますよ。あとはあのバンドのメンバーたちもちらちらと出てきていったりします。
次回3章...第2回ガールズバンドパーティー開催