月とウサギ   作:沙香月 雪音

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あー…最初に比べてウサギと彼女もなんか性格変わってる気がする…そして話のテンポとか流れもちょっと重いというか暗いというか…そんな事を思いながら書いてます。雪音でございます。

さて、もうすぐ最終回になるわけですが…今回話に関係するのは【十四】だけです。【幕間】はちょっとこんなオチもアリかなと書いたもので…白状すると最終話とその1つ前は1話ずつ行きたくてここに幕間入れましたゴメンナサイ

それでも仕方ないから見てやろうという方いらっしゃいましたら【十四】、【幕間】お楽しみください


もうすぐ

【十四】

「ここを…こっちに…」

「ウサギ君また変な付け方しようとしてないよね?」

「し、してないよ。もちろん」

 

動力部分を模型の通りにする為にウサギは頑張っている。因みに今に至るまでに2度付け方を変え彼女に怒られている。ウサギは彼女に尻に敷かれる運命なのだ。きっと。

 

「よし、出来た!」

「あっ…ホントだ…」

「『あっ』て僕疑われてたの⁉︎」

「ちゃんと2回も変な付け方した事実を認識したうえで言ってる?」

「うぐっ…スイマセン」

 

ウサギは言い返せないので素直に謝る。

 

「ま、まぁとりあえずは飛行テストしなくちゃ」

「ちゃんと飛べそう?」

「それを確かめるのも飛行テストだよ」

「それもそうだね」

「それにこの翼なら絶対に飛べるよ。きっとこれまでよりもずっと高く」

 

そう言ってウサギは飛ぶ準備をする。ゆっくり深呼吸をする。《この翼なら行ける》飛ぶ前からウサギはその確信があった。

踏み込む。飛ぶ。これまでとは違う軽さがあった。

 

(ずっと近くにあったのに…他の方が良いかもしれないって遠回りしてた…)

 

ウサギは新しいから、自分がそんな気がするから、ただ漠然とそんな判断材料にすらならない判断材料で近道に見えた遠回りをしていた。

 

(でも今は飛べる…これなら届く!月に行ける!)

 

今の翼は前の翼を超えた。ウサギは雲を超えた。下から見るだけだった、今まで来れなかった、もう何物にも月を隠されない場所へ。

 

「あは、あはははは!ようやく届く!」

 

もうすぐ月に行ける。長い間待ち望んでいた。でもまだ今は地上に戻ろう。やる事は残っているのだから。

 

 

 

 

 

【幕間】

もう月に届く。準備も出来た。ウサギは月を見上げる。長い間目指した月だ。それにもうすぐ手が届く。

 

「手段は出来た。後は向かうだけだ…」

「長かったねぇ…」

「うん…長かった」

 

ウサギは翼に乗り込み身体を固定する。もう慣れた手つきだ。

 

「じゃあ、いってきます」

「お土産は月の石でいいよ」

「ん、わかった」

 

ウサギは笑いながらその『翼』で月に向かって飛んでいった

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「っての書いてみたんだけど…どうかな?」

「登場人物少なくない…?というか『彼女』の名前は⁉︎」

「………て、てへ?」

「てへ?じゃないよ…ラビットもハーゼも兎の他国語じゃん!」

「名前考えるのめんどくさかったんだよね」

「ならもう書かなきゃいいじゃん!」

「もう完だから!書かないよ!」

「あ、そっか」

「うん」

「で?彼女の名前は?」

「それは…いや、辞めとこ」

「思いつかなかったの?」

「いや、ちゃんと考えたよ」

「じゃあ教えてよ〜」

「いーやーだー」

「けーちー!」

「ケチで結構!」(名前借りた本人に言えるわけないじゃんか…)

「ねー、うー君〜」

「その呼び方恥ずかしいからやめてって言ったじゃん…恥ずかしい…」

「じゃあちゃんとウサギ君って呼ぶから教えてよ〜」

「ちゃんと呼んでくれるのはいいけどやっぱり教えれない!はい、この話おしまい!」




ウサギ「雪音!なんで【幕間】で僕が書いてることになってるの!」
ん?あー…ホントはウサギでも誰でも無い名無しの予定だったんだけどね〜ウサギの名前借りて「らぶこめちっく」?にしてみた
ウサギ「なんか納得いかない…」
そうね〜ウサギは好きな子いるもんね〜幼稚園の時はハーゼ先生だっけ?
ウサギ「な、なんで知って…っていうかラビットおじさんの笑顔がちょっと怖いんだけど⁉︎」
素敵な愛妻家じゃないの。さて、そろそろ締めるかな
ウサギ(あ、逃げる気だ)

それでは皆様、御機嫌よう
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